定時制だより

定時制だより

租税教室

 今日は税理士の大根田先生をお招きして、租税教室を実施しました。アルバイトをしている人は、すでに給与明細書を受け取っていると思いますが、そこに示された様々な数字の意味や、源泉徴収票の意味、税金の使われ方などを教えてくださいました。

 ところで、皆さんは1年間に高校生一人あたりの教育費として、どの程度の税金が使われていると思いますか。令和2年度版『とちぎ教育のしおり』(栃木県教育委員会)によると、定時制高等学校では(平成30年度:一人あたり)1674千円だそうです。1か月当たりにすると14万円弱ですね。そのほとんどが県費からの支出、つまり、栃木県民の皆さんや県内にある企業から税金として納められたお金です。授業料以外にも、このような税金によって皆さんの学校生活が支えられているのですね。この数字を通して、なぜ税金を納めなければならないのかということについて、ちょっとだけ考えてほしいと思います。
 

進路ガイダンス

 今日はライセンスアカデミー様から講師を招き、今年度2回目の「進路ガイダンス」を開催しました。前半は、分野別の10講座から興味のあるもの選択して聴きました。後半は、視聴覚室に集合して「フューチャーライブ」を実施しました。コミカルな劇を通して、“職業”ということばの“職種”と“業種”の違いや、フリーターと正社員では具体的にどのように違うか、などについて分かりやすく教えていただきました。これを機会に、自分の将来や可能性について考えを深めるとともに、学習の意義や必要性などについても再認識して、今後の高校生活を有意義に過ごすための意欲を新たにしてほしいと思います。


 

卒業式

 うららかな春の日差しに包まれた本日、令和2年度卒業式が厳かに挙行されました。全日制の274名とともに、定時制20名の卒業生が旅立ちました。今年度は、さまざまな点において、いつもとは違う1年でした。今日の卒業式も、本来であれば在校生諸君や、より多くの保護者の方・来賓の方をお呼びして盛大にお祝いをしたいところでしたが、昨年同様、最小限度の式となりました。しかしその分、校長先生の式辞をはじめ、2名の来賓の方からの祝辞、在校生の送辞、そして2名の卒業生の答辞、その一つ一つにとても気持ちが込められていたように感じました。これらの言葉と、これまでお世話になった保護者をはじめとする方々への感謝の気持ちを忘れずに、これからの人生を力強く歩んでいってほしいと思います。いま旅立つ卒業生諸君の前途に輝かしい未来が拓けることを心から祈ります。今日は本当におめでとうございます。
      

定時制表彰式・卒業式予行 そして・・・

 今日は久しぶりに卒年次生も登校しました。まず、体育館に入場して表彰式が行われました。これまでの努力が認められて様々な賞が贈られた人もいましたね。本当におめでとう。続いて、定時制だけの卒業式予行を行いました。卒業生一人一人が、しっかりとした顔つきで、もう社会人への一歩を歩み始めた風格を感じました。本当であれば在校生も式に出席してお祝いしたいところだと思いますが、今年度も卒業生だけの式となるため、在校生にとっては本日がお別れの日となります。

 ところで、今日の給食はいかがでしたか? 卒業生にとっては、最後の給食となります。そこで、今日は豪華に「栃木県産黒毛和牛」を使ったメニューでした。超高級食材ですが県からの無償提供ということで実現しました。これから旅立つ卒業生諸君へのちょっとした「はなむけ」です。
  

卒業生を送る会

 卒業生の皆さん! 楽しんでいただけましたか? 卒業までもうあとわずかですね。新しい生徒会役員の皆さんを中心に、在校生一同、そして教職員一同が、皆さんの門出をお祝いするために、たくさんたくさん準備をして頑張りました。心のこもった手作りの「送る会」だったのではないでしょうか。本校最後の楽しい思い出としていただけたら幸いです。そして、これから始まる新しい生活に向けて、準備を始めるステップにしてほしいと思います。栄えある卒業生諸君の未来に幸あれ!

 
 

卒業予定者による進路講演会

 もうすぐ卒業を迎える本校の4年次生及び三修生の生徒代表が、進路決定の様子や心構えなどを後輩たちに語る「進路講演会」が開催されました。就職や進学の内定をいただいた9人の代表生徒は、それぞれ自分の苦労した話や、後輩に伝えたいことを生の言葉として話してくれました。履歴書を何度も書き直したり、面接の練習を何度も繰り返したり・・・。それぞれに苦労があって、その成果が実を結んだのですね。中でも、「きちんと学校に来て授業を受けることがとても大切だと感じた」という言葉が印象に残りました。

 講話をしてくれた先輩たち、本当にありがとう。そして、話を聞いた後輩たちも、先輩たちに続いて頑張れ!

   

第3学期始業式

 この冬休み中は、不要不急の外出を控えるよう呼びかけられたので、いつもとは違う年越しとなったのではないかと思います。でも、新年を迎えると何となく気持ちも引き締まりますね。

さて、今日から3学期が始まりました。「1月は往く、2月は逃げる、3月は去る」という言葉を校長先生が紹介されていましたが、年度末に向けてあっという間に時の流れが速まるのがこの時期です。忙しさに流されずに、それぞれの次のステップ(4月からの新しい生活)に向けて、しっかりと準備をしてほしいと思います。

 ところで、始業式に先立って行われた、表彰式では全商ビジネス文書実務検定1級合格者が表彰されました。2名の生徒に混ざって2人の先生も入っていましたね。合格された4人の方々おめでとうございます。また、生徒会の新役員の任命式もありました。新役員の皆さん、これから1年間よろしくお願いします。

 この数日間、栃木県内でも新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が爆発的に増加しています。それぞれが自覚を持って感染拡大防止に努めることが重要です。引き続き、マスクの着用やこまめな手洗い・消毒等に努めてください。また、週明け12日(火)には、降雪の予報も出ています。登校時には十分に留意してください。

第2学期終業式

 今日で2学期も終わりです。まだ残暑厳しい8月に始まり、生活体験発表会、バス遠足、宇商祭、黄ぶな清掃活動、各種講演会、そして校内球技大会など様々な行事がありました。また、通常どおりの授業ができて、中間・期末のテストも無事に実施できたことは、何よりうれしく思っています。その結果を伝える通知表が今日渡されましたが、今日の校長先生の式辞にあったように、「たゆまぬ努力の積み重ね」が大切です。「残心」の気持ちをもって、次の新しい学期、新しい年、を迎えてほしいと思います。

 どうか、来年が皆さんにとって良い年となりますように。
 

校内球技大会

 昨日(12/21)、本日(12/22)と2日間にわたり、校内球技大会が開催されました。外は凍てつく寒さでしたが、体育館の中は皆さんの熱気がみなぎっていました。

 男子は、チーム「フレディーズ」

女子は、チーム「イリエタ・ソウシャル・ディ・スタレナイ」

がそれぞれ全勝優勝を飾りました。(おめでとう!!)

 上位には4年次・3年次のチームが目立ちました。さすが先輩ですね。

 生徒会の皆さんにとっては、現執行部で最後の運営行事ということでしたが、すばらしい運営でした。本当にご苦労様でした。

 
 

薬物乱用防止講座

 今日は、栃木県警察宇都宮中央警察署から講師を招いて、薬物乱用防止講座を実施しました。最近では麻薬・覚醒剤・危険ドラッグなどの違法薬物が特に大学生などの間で広がって社会問題になっています。ビデオ教材にもあったように、友達からの誘いや興味本位ではじめて、最初のうちは「いつでもやめられそう」という感覚があったのに、気付いたときにはどっぷりと薬漬けになってやめられないそうです。一度でも手を出すと、体や心、だけでなく自分の人生や家族までもが破壊される違法薬物は「だめ!ゼッタイ!!」です。