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2024年10月の記事一覧
【PTA】第2回 第1学年保護者進路説明会・講演会が開催されました。
2024年9月28日(土)第2回第1学年保護者進路説明会及び講演会が開催されました。
初めに、校長先生のご挨拶および学年部長からの挨拶がございました。校長先生より、「9月19日(木)に生徒会選挙を実施しました。これをもちまして大体の大きなイベントは終了しました。いよいよ3年生は大学入学共通テストの出願時期になりました。文武両道・授業第一主義の教育方針に基づき、これからも学校は生徒一人ひとりの成長を支え後押ししていきます。」と、ご挨拶をいただきました。学年部長からは、「矢東祭は子どもたちも私たち保護者も楽しく過ごすことができました。その様子は、ホームページを見て大変伝わってきました。みなさん、子どもたちに配布されているオレンジ色の表紙の冊子〈進路資料〉をご覧になりましたか。進路指導をされている先生方の熱意が込められており感動しています。先生方に支えられて本当にありがたいです。今日は最新の入試情報を共有しましょう。」と挨拶がありました。
続いて、学年状況について学年主任の三森先生よりお話をいただきました。学習習慣や生活態度、矢東祭の活動の様子、GST(ジェネリックスキルテスト)の振り返り、ベネッセの進路講演会、文理選択の流れについて詳細に説明していただきました。特に、文理選択については、担任の先生・教科担任の先生・進路担当の先生とよく相談し、納得をした上で決定していきましょうとのことでした。
次に、進路部長の山木先生より「保護者の皆様は、日本の将来推計人口をご存知ですか?」という投げかけがあり、国立社会保障・人口問題研究所が出している日本の人口ピラミッドの推移を見せていただきました。デジタル・トランスフォーメーション(DX)、グリーン・トランスフォーメーション(GX)、ライフシフト、スクールシフトについて列挙し、わたしたち親の世代が生きている世界と、子どもたちが生きていく世界は全然違うということ、これからの時代はマルチステージに対応していくためにリスキリングが当たり前になり、今まで培ったものは通用しなくなる時代に突入していると理解しました。文理選択をするにあたり、学びに向き合う「姿勢」や「態度」は大丈夫ですかと問われ、続けてGSTについて、リテラシーとコンピテンシーを伸ばすためにどうしたらよいかご教示いただきました。ジェネリックスキルは、社会で求められる汎用的な能力・態度のことです。具体的には、知識を活用する力、創造性、思考力・判断力・表現力、生涯を通じ学び続ける力、意欲・態度等を指します。見通しを立て、行動して、振り返る。このサイクルを何度も繰り返すことで育てられます。
『いろいろやってみる、失敗と成功を繰り返す、その中でできることを増やしていく。』
『うまくいけば「自信」になる、うまくいかなくても「経験」になる』
『振り返りが大切』
山木先生から素敵な言葉をたくさんいただきました。ありがとうございました。親であるわたしが励まされた思いです。これからも「今」を大切に、子どもに向き合いたいと思います。
最後に、河合塾の山内先生による進路講演会で、大学入試のポイント、社会で求められるチカラ、子供との関わり方についてお話を聴かせていただきました。わたしがお話を伺っていて強く印象に残った内容は、子どもたちが活躍する社会は知識基盤社会(ビッグデータ、IoT、AI)であり、決められた正解に向けて早く正確に辿り着くパズル型の学力ではなく、目標や課題を自ら設定して新しい正解を生み出すレゴ型の学力が求められている、社会の変化に伴い求められるチカラも変化しているということです。将来予測の難しい社会の中では、その変化に柔軟に対応できる資質や能力が必要とのことでした。進路部長の山木先生のお話とリンクしており、驚きました。貴重なお話をありがとうございました。
●PTAボランティアの方々が活躍しました!
学年部長の挨拶、司会、受付、駐車場誘導、写真撮影にご協力いただきました保護者の皆様、快く引き受けてくださり、ありがとうございました。おかげで、スムーズに保護者会を開催することができました。これからも、みんなで「つくる」保護者会にしていきたいです。今後とも引き続きよろしくお願いします。
●先生方へ
1学年を担当される先生方、いつも子どもたちを第一に考えてきめ細やかに指導してくださり、ありがとうございます。子どもからは先生方のことをよく聞いています。楽しそうに、時には真面目に、先生方から聞いたことを話す子どもの表情を見て、先生方への信頼の高さや好きな気持ちを日々感じています。これからも子どもたちをよろしくお願いします。