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2023年3月の記事一覧

附属中2年生 立志の集い・総合的な学習の時間発表会

附属中2年生 立志の集い・総合的な学習の時間発表会

日時 2023年3月6日(月)

場所 東雲ホール

13:05〜13:45 立志の集い

13:55〜14:40 総合的な学習の時間発表会

 

【立志の集い】

まず、校長先生よりご挨拶をいただきました。校歌の歌詞の一部「胸に理想の灯をともし」、儒学者の佐藤一斎先生の「一灯をさげて暗夜を行く」を引用され、「一灯とは自分自身の強い志を意味します。どんなに先が見えないつらい時でも、強い志を持って前へ歩んでください」と生徒のみなさんに話されました。

次に、実行委員長から挨拶がありました。「2年前、新型コロナの影響下で入学し、希望と共に不安がありました。不慣れなことばかりでした。来年度から最上級の学年になり、矢板東附属中学校を支える存在になります。今日は決意や感謝を伝えたいです」と話されていました。

栃木県知事から「一期一会を大切にし、これからの世界について考えていってほしい」とメッセージをいただきました。

 最後に、生徒一人ひとりの立志の決意表明をしました。緊張しながらも、堂々と胸を張って発表する姿が素晴らしかったです。自分がどんな人間になりたいか?どんな夢を叶えたいか?どんな仕事に就き世の中に貢献したいか?自分の言葉でしっかりと伝えていました。責任感のある人、感謝を伝えられる人、多角的に物事を捉えられる人、コミュニケーション能力の高い人、誰からも信頼される人、挑戦できる人、努力し続けられる人…。具体的に職業名や職種名をあげている生徒もいて、今まさに、その子の「道」が作られる瞬間を目撃した、そんな気持ちになりました。そして、保護者一人ひとりのところへ、立志の決意を綴った原稿と素敵な手紙をプレゼントしてくれました。

 

 

【総合的な学習の時間発表会】

 職業探究について代表生徒の発表、イングリッシュ・キャンプ、イングリッシュ・ディベートについて活動報告がありました。

職業探究は、社会とのつながりを意識し自分自身の適性を見つめ、社会を構成する人々の知恵や生き方を学び、将来の生き方を考えることを目標としています。イングリッシュ・コミュニケーション学習は、英語によるコミュニケーション能力・論理的思考を高め、今後の英語の学習の意欲向上をねらっています。代表の生徒がパワーポイントを使い分かりやすい言葉で発表をしてくれたことで、自分の子もクラスの子も学年全体でこんなことを頑張っていたんだと感動しました。これらに必要な自己の理解を深める作業、それを伝える資料作りをたった10ヶ月程度で成し遂げた子供たちに、たくさんの拍手を送りたい気持ちになりました。子供たちの成長をひしひしと感じました。指導してくださいました先生方、本当にありがとうございました。

第4回総務運営委員会(議事録)

2023年2月20日(月)今年度第4回目の総務運営委員会を下記内容で開催しました。

 

第4回総務運営委員会(議事録)

 

1.開会

2.会長挨拶 今後も新体制のPTAをよろしくお願いします。

3.校長先挨拶 行事の協力をしていただき、ありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。

4.議事

(1)令和4年度事業報告(案)及び令和4年度決算見込み報告について

7月・8月実施の高P連大会は、オンライン参加している。PTAだより「銀杏」は年一回の発行なので、3月の発刊の記載は削除とする。

(2)令和5年度事業(案)及び令和5年度予算(案)について

・7月7〜8日に第69回関東高P連大会栃木大会を開催。割り当てられる業務については今後アナウンスされる。

・PTAだより「銀杏」第110号の発刊は7月20日を予定。

・各会費は例年通りとする。

(3)PTA会則の改正について

内容の確認を行なった。

(4)令和5年度PTA4役案について

(5)各部より(事業報告・反省・来年度申し送り事項等)

①企画部…中学進路ワークショップの日程調整を早めに決めていく。

②情報部…各学年部が中心となりワンデーボランティアの方に協力いただき、ホームページに掲載する記事がスムーズにできた。今後も広報活動への協力をお願いしたい。情報部専用のUSB購入を検討したい。→購入可となる。

③各学年部

中1…2月25日に土曜補講参観と進路講話がある。ホームページの記事を作成していく。

中2…3月6日に立志の集い・総合的な学習の時間発表会がある。ホームページの記事を作成していく。

中3…12月1日に進路説明会を開催。

高1…3月1日に感謝式を執り行う。

高2…12月3日に進路説明会を開催。

(6)その他

多くの方からのPTAワンイヤーボランティアの登録をよろしくお願いします。

 

【感想】

私はこの一年間、情報部の部長として活動をさせていただきました。思い出を少し記したいと思います。さまざまなイベントに参加させていただきました。スマホと一眼レフカメラを片手に。記録はスマホのメモ帳、情報部のみなさんと共有したいことはSlackというアプリを活用して、リアルタイムでやりとりをしました。普段は仕事をしているので、イベントのときは休暇を取り参加していました。学校に来てPTAの一員として活動する中で、中学・高校や学年を超えて保護者の方と仲良くなることができ、また、先生方と話す機会が増えていきました。イベントでは仲間と協力し誰よりも面白がっている子供たち、子供たちを温かく導いてくださる先生方の姿を見届けました。その度、わたしは得した気分になっていました。

新体制のPTAになって2年目が終わろうとしています。前年踏襲ではないので、エネルギーが必要ですが、だからこそいろんなアイディアを試すことができます。会議ではリラックスした雰囲気の中で誰でも気軽に意見でき、わたしたち保護者の声を先生方にお伝えすることができています。次年度も私たちPTAは、子供たちと共に成長し続けていきたいと思っています。

 

附属中1年 土曜補講参観並びに進路講話報告

2023年2月25日(土)に、附属中1学年の土曜補講参観および進路講話が行われました。

 

【土曜補講】

1組:1時限目 社会科、2時限目 伝統文化教室

2組:1時限目 数学科、2時限目 社会科

 

私は2組の補講を参観させていただきました。数学科では公務員試験に挑戦していました。社会科では少ないヒントから国名を当てるゲーム、逆に国名を当てるヒント作りに挑戦していました。子供たちはグループで楽しそうに学んでいました。

保護者が土曜補講を参観するのは今回が初めてとのことでした。

貴重な機会をありがとうございました。

 

【進路講話】

 12月に開催された保護者会では時間の都合上、進路講話をほとんどお聞きすることが出来ませんでした。今回改めて時間を設けていただきまして、山木先生をはじめ諸先生方ありがとうございます。

50分間、目から鱗の内容でした。私なりにレポートさせていただきます。初めて聞くような言葉もたくさんあり、間違いがあるかもしれませんがご勘弁ください。

 

〈山木先生の講話より〉

 先生は、矢板東高校に来て8年目、進路担当は5年目だそうです。進路講話のネタがたくさんあり、今回は2つに絞ってお話をしてくださいました。

 

①     世界の潮流とそれをふまえた日本の動き

②     矢板東高校でやっていること

 

①     についてです。世界ではウクライナ情勢、コロナ問題、カーボンニュートラル(2050年までに温室効果ガスゼロ目標)、SDGs、AI、OECDによるEducation2030(汎用的能力、コンピテンシーが必要)などが取りざたされています。

日本では文部科学省をはじめその他の機関より、人間力、社会的基礎力(行動、考える力、チームワーク)が求められているそうです。学びを人生や社会に生かそうとする力が求められています。

勉学の基礎力だけではなく、コミュニケーション能力、リーダーシップ能力が求められています。

②     についてです。矢板東高校でこの4年間で始めたことは、

・     社会で求められる汎用的な能力・態度・志向をはかるために、GST(ジェネリックスキルテスト)の導入

・     ケンブリッジ英検4技能CBT導入(導入経緯については、山木先生にお問い合わせくださいとのことです)

・     専用手帳(矢東仕様で市販されていません)

・     東大金曜講座

この講座は、東大に入学された先輩の働きかけが大きいようです。中学生も受講可能ですので、希望者は山木先生にお問い合わせください。

・     医学科セミナー(高校2年生対象)

中高一貫校になってから、医学部希望者が増えたそうです。

・     外部プログラムへの参加奨励

「チャレンジすることが大事、うまくいけば自信がつく。ダメなら振り返りをすれば良い」

 

 では、附属中で導入していることは、

・     みらいPASSジュニア(県内では唯一の導入校)

・     パーソナルキャリア「“はたらく”を考えるワークショップ」

・     英語の学習アプリ

・     リンガスキル(中学3年生)

・     進路講話ワークショップへの賛助

 来年度入学生からは、AI搭載6教科ICT教材の導入が始まります。

 

キーワードは、「汎用的能力」と「コンピテンシー」です。

「全国に目を向けています。栃木県内にとどまっていようとは思っていません」と強く仰ってくださいました。

また、私達保護者も勉強をして頭の中を常にアップデートしていくことが大事です。

そして、ぜひ保護者が学んでいる姿を子供たちに見せてあげてください。

「言葉ではないメッセージが伝わるはずです」とお話を結んでいただきました。

 

【感想】

土曜補講では、通常の授業参観とは違った子供たちの様子を垣間見ることが出来ました。

土曜補講だからこそ実施出来る内容を考えていただきありがとうございます。今後も可能でしたら、土曜補講を参観出来たら良いなぁと思っています。

 

進路講話では、山木先生の熱意がたくさん伝わってきました。中学1年生の間に、このような最新の進路のお話を聞けることは大変ありがたく、矢板東高校附属中学校に在籍しているからこそだと実感しました。

今後とも山木先生がお持ちのネタを少しずつ、私達保護者にアップデートさせてください。

 

12月にお話しされていた「私はその辺に落ちているような話はしません」は本当でした。

 

今回の進路講話並びに土曜補講参観、誠にありがとうございました。

 

※先日学校より頂いた「矢東高同窓会報」に、山木先生の文章が掲載されております。また、進路部HPでは、山木先生の「進路室ノート」が見られます。ぜひご確認ください。