日誌

自然いっぱいコーナー

教科書を持って観察しました。

 11月29日(金)算数の教科書を片手に、
校庭にやって来た小学部のH君、
「先生、このお家みたいのはなーに? 」と、
算数の教科書に載っているイラストを見て、
先生に質問しました。

「それと、カエルが乗ってるのは、テーブル ?」
次々に疑問が浮かびます。

 前回、御紹介した焼き芋の疑問も、
素朴でしたね。
 「その疑問が大切なことなんですよ」と、
あべんじろう先生が言っているとか、いないとか。
 「科学する心」なんですね。いいぞ、H君。

 先生に連れられて、校庭で観察しました。
 なるほど、納得のH君でした。
 (正解は、写真の中に・・・みんなで見つけよう! 」


なぜ? 焼き芋は黄色いの!

 11月18日(月) 院内学級の生活単元学習に、
ちょっとお邪魔しました。
 「季節を味わう・秋」の2回目は、
いも掘りに続いて「焼き芋集会」が開かれていました。
 例年、ドラム缶に石を敷き詰めて焼く、本格派!
小学部のH君がやって来ました。

 おすそ分けの焼き芋を食べながら、

「どうして、薪(たきぎ)はパチパチ音がするの?」

「サツマイモは、焼く前は白っぽいのに、
 焼くとどうして黄色くなるの?」

 さすがH君! なんとも素朴な疑問!
 いろんな先生に聞いてみました。

 そして、自分でもいろいろと調べてみました。

 そして翌日のこと、
 「あべんじろう先生」と名乗る手紙が届きました。

 その手紙には、「木がパチパチとなるのは、木の中の水が・・・」
 「焼くと黄色になるのは、デンプンという栄養とかが・・・」と、
書いてありました。

 これから、自分でも、その「デンプンという栄養とか?!」について、
詳しく調べてみることにします。
 「あべんじろう先生」、ありがとうございました。

花いっぱい大沼田

 11月1日(金)秋晴れの空の下、中根自治会福寿会の皆様にご協力いただき「花いっぱい大沼田」を行いました。
 事前に児童生徒にパンジーの色とバリアフリー花壇で育てたい花のアンケートをとりました。その結果、18基のプランターにピンク・黄・青の3色のパンジーを、バリアフリー花壇には、ノースポールを植えました。

 パンジーを植えたプランターは、学校の正面玄関前階段と、あしかがの森足利病院の正面玄関付近に置かせていただきました。
 美しい花がたくさん咲くよう、児童生徒と職員みんなで大切に育てていきたいと思います。
 来校された際には是非、観察してみてください。

     

モスラがサナギになった!

 10月1日(火) 小学部の昆虫博士の報告によると、
あのモスラ? がサナギになったとのこと・・・。

 教室の掲示板には、観察記録が次々に発表されていた。
 なんと、アオムシの名前は、「キャタピー」だった。
 カタツムリの「かきのたね」に比べると、
 洋風になっていた。「はらぺこキャタピー」
 たくさん食べたけど、(ピクルスも食べたのだろうか?)
どうやらお腹はこわしていなかったようだ。

 無事サナギになったキャタピー。でも、全く動かない!
担任の先生は、「だいじょうぶかなー」と、すごく心配している。
 「早く、ちょうちょになーれ!」と昆虫博士は、熱心に
観察を継続している。

校庭のミカンの葉っぱにモスラ !

 小学部の昆虫博士の報告によると、
校庭の温州ミカンの葉っぱで、モスラを発見!したとのこと。

 さっそく、図鑑で調べることにした。すると、このモスラの正体は ?

 なんと、クロアゲハの幼虫だった。
 とても食欲旺盛なのは、そろそろサナギになる準備をしていたのだ。
 あまりにもミカンの葉っぱを食べて、たくさん′フンをするので、
昆虫博士は、幼虫のフンの仕方まで研究することになった。

 そして今日、9月26日(木) ついに口から糸を吐きながら、
サナギになっていったのだ。

 数日は成虫になるために休むだろう。
 しかし、昆虫博士の観察は続けられる。
 「はたして、何日で蝶の姿になるんだろう?」
 興味は尽きることはないのである。