校長室の窓から

2025年7月の記事一覧

第1学期終業式

 1学期が終了しました。4月、新学期を迎え緊張していた児童生徒たちも、日々の学習や行事の中でたくさんの笑顔を見せるようになりました。運動会、修学旅行などの大きな行事も無事に終了することができました。保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の閔様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

 18日の終業式では、1学期の行事等を振り返った後、夏休みに向けて次の5つのことを話しました。

 ①いろいろなことに挑戦しよう。

 ②健康に過ごそう。(バランスの良い食事、運動、早寝早起き)

 ③熱中症に気を付けよう。

 ④挨拶をしよう。

 ⑤自分でできることを増やそう。

 44日間の長い夏休みとなります。事故、怪我、病気等なく、楽しく元気に有意義に過ごしてほしいと思います。

 児童生徒の皆さんと2学期に元気に会えることを楽しみにしています。写真は中学部3年生が4月に種をまき、丹精込めて育てた「オクラ」です。児童生徒と同じように、1学期で大きく成長しました。

 

 

チーム国特のアイテム

 夏になると「木」の図案が入ったポロシャツを着る教員が増えてきます。これは、美術の教員が本校のシンボルツリーである「なんじゃもんじゃ」の木をモチーフにデザインしてくれたものです。よく見ると、枝が「KOKUTOKU」となっています。運動会や学校祭では、教員全員がこのポロシャツ(紺色)を着て指導支援に当たります。このポロシャツは、教員の気持ちを一つにしてくれるアイテムとなっています。

白鷗大学生のボランティア受入

 本校では、毎年ボランティアを希望している白鷗大学教育学部の学生を受け入れています。今年も6月から3年生の学生1名が毎週月曜日と金曜日の午前中に小学部に入ってくれています。児童たちは学生さんが来るとすぐに駆け寄り、一緒に楽しく遊んだり、学習したりしています。「子供たちはとてもかわいいし、楽しいです」と話す学生さん。ボランティア活動で特別支援学校の魅力を感じ、特別支援学校の教員を目指して頑張ってほしいと思います。

弘済会贈呈式

 今年度、日本教育公務員弘済会栃木支部様より研究指定を受け、7月16日に助成金の贈呈式が行われました。

 頂いた助成金を十分に活用し、児童生徒たちの安全な学校生活のために実践研究を行ってまいりたいと思います。ありがとうございました。

高等部生の活躍(とちぎアビリンピック&サッカー大会)

 7月5日(土)に第24回とちぎアビリンピックがあり、高等部生が喫茶サービス、製品パッキング、オフィスアシスタント、ビルクリーニング、木工部門に出場しました。生徒たちは緊張しながらも練習の成果を十分に発揮することができ、競技を終えた表情には達成感があふれていました。木工部門で銀賞と銅賞を獲得することができました。

 また、7月12日(土)に、第4回全国特別支援学校フットサル大会栃木予選が日環アリーナ栃木で行われ、高等部生8名が出場しました。県内6校が出場し、リーグ戦を繰り広げました。生徒たちは、相手の動きをよく見て声を掛け合い、正確にボールを繋いでシュートをしていました。2勝1敗で3位という素晴らしい成績でした。

 一人一人が自分の力を信じ、一生懸命頑張っている姿にとても感動した二つの大会でした。

PTA主催夏祭り

 7月8日、9日、15日の3日間、PTA主催の夏祭りが行われます。

 9日は25名の保護者の方が、輪投げ、ストラックアウト、あきかん積み、射的、あひるすくい、釣り、ボウリングなどのゲームを盛り上げてくださいました。児童生徒たちはそれぞれのゲームを体験し、とても楽しい夏祭りの時間を過ごすことができました。保護者の皆様、ありがとうございました。

 

教職員の健康保持

 本校では、教職員の安全及び健康の保持、快適な職場環境を目指し、毎月安全衛生委員会を開催しています。

 5月の安全衛生委員会では、議題の一つとして教員のサングラス着用について話し合いを行いました。産業医の先生のご助言・ご指導を受け、眩しさや疲労軽減、目の健康を守るために、教員が必要に応じて屋外でサングラスを着用して指導できるようにしました。また、サングラスの着用に際しては、サングラスの種類や服装を含め服務規律に留意が必要という共通理解を図りました。引き続き、教職員の健康保持を進めてまいりたいと思います。ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

獨協医科大学学外実習の受入

本校では、毎年獨協医科大学の医学部及び看護学部生の学外実習(1日)を受け入れています。

今年も3日間にわたり、18名の学生さんが小学部や中学部で児童生徒たちと一緒に過ごしました。

最初は緊張していた学生さんたちでしたが、児童生徒たちと触れ合う中で徐々に笑顔が見られ、積極的に児童生徒たちと関わっていました。本校の児童生徒の療育には医療機関との連携が欠かせません。学生さんにはこの実習を機会に障害への理解を深め、障害ある方に寄り添い、適切な支援を考えていける医療従事者を目指してほしいと思います。

給食配膳ボランティア

 本校には食堂がありますが、児童生徒全員が入ることができないため、小学部の高学年以降は、教室までワゴンで給食を運び、教員や生徒が配膳を行っています。そのため、今年度より「給食配膳ボランティア」の募集を始めました。

 ボランティアさんに給食の配膳を手伝っていただくことで、教員が児童生徒の支援・指導に当たる時間が確保され、より安全な給食の提供ができるようになるとともに、児童生徒にとっては、様々な人とのやりとりや関わりを通して、コミュニケーションや社会性の向上につながると考えます。

 昨日、地域の方が「給食配膳ボランティア第一号」として配膳を手伝ってくださいました。お陰でスムーズに配膳が行われ、普段よりも早めに給食を食べ始めることができました。

 引き続き「給食配膳ボランティア」を募集していますので、関心のある方はぜひ本校にお問い合わせください。