校長室の窓から

2024年12月の記事一覧

小山ロータリークラブとの交流

小山ロータリークラブの皆様は積極的に地域貢献活動に取り組まれており、本校とは10年以上前から交流があります。これまで木製のベンチや清掃の資機材、しだれ桜等の寄贈、さらに会員の皆さんとの直接的な交流をしていただいています。これらの交流により生徒の就労のチャンスも創出していただいています。

今年は12月5日に小山グランドホテルでの異文化交流会に高等部三年生が招待されました。

交流会では、食事をしながら会員の皆様と懇談をしたり、小山ロータリークラブが支援しているイタリアや中国の留学生による母国の紹介を聞いたりしました。本校からは、生徒たちが日本の伝統文化をスライドで発表し、その後和太鼓とソーラン節を披露しました。力強い演奏と踊りに、会員の皆様から大きな拍手をいただきました。詳しくは後ほど担当がご報告いたします。

交流を通して、生徒たちの素晴らしい面をたくさん知っていただき、生徒たちの社会生活や職業生活がより豊かになっていくことを願っています。

 

職員研修

児童生徒が毎日楽しく元気に学校生活を送るためには、まずは教職員が元気でいることが大切です。教職員が心身ともに健康でやりがいをもって勤務できることを目指し、「風通しの良い職場づくりのためのコミュニケーション術」の研修を行いました。

同世代の教員がグループとなり、同僚から言われて「嬉しかったこと」「辛かったこと」を発表し、「考えや思いを相手が受け入れられるように伝えるためにはどうすればよいか」について話し合い(熟議)をしました。各グループの意見を共有する場では、世代ごとに受け止め方が異なることがわかり、今後のコミュニケーションをとる参考となっていました。学校は20代から60代まで幅広い教職員が勤務しています。児童生徒のより良い指導・支援のため、互いの人権を尊重しながら意見交換ができる居心地の良い職場を目指していきたいと思います。

 

 

石橋高等学校からの感謝状

栃木県立石橋高等学校とは長年学校間交流でお世話になっており、毎年高等部生が石橋高等学校で一緒にボッチャを行ったり、本校で作業学習を行ったりしています。

今年石橋高等学校は創立100周年を迎え、11月8日に創立100周年記念式典が盛大に行われました。その際に交流校として本校に感謝状が贈られました。交流及び共同学習により相互理解を深め、石橋高等学校の生徒の皆さんには将来障害のある方たちの良きサポーターとなってほしいと願っています。そして本校生徒にとってもこの関わりをとおして、主体性と豊かな人間性を育む貴重な機会と考えます。今後も積極的に学校間交流を進めてまいりたいと思います。感謝状は職員玄関に掲示しますのでぜひご覧ください。