日誌

英語部会

2021 第11回HPDU杯 栃木県大会 & 冬季第3回練習会

1月30日(日)オンラインにより、第11回HPDU杯 栃木県大会 & 冬季第3回練習会が開催されました。

大会参加校数 8校       (練習会参加校数 +2校)合計 10校
大会参加チーム数  16チーム(練習会参加 Asian 8, PDA 8チーム)合計 32チーム
生徒数約100名

この第11回HPDU杯栃木県大会は、3月に行われるHPDU杯の予選会に位置付けられ、栃木県には例年参加校数の約半分の出場枠が与えられています。

試合形式は即興型で、春季大会のAsian部門と同じ形式であり、
対戦組み合わせと論題発表→20分の準備時間→実際のディベートと進んでいきます。

今年は、チーフジャッジに現役大学生(大阪大学)を迎え、その他たくさんの大学生がジャッジのヘルプに駆けつけてくれました。
本当に感謝しております。皆さんのご協力のおかげで栃木県の大会は運営されております。今後とも、よろしくお願いします。

さて、成績は以下の通りです。
チーム別
優勝  宇高A、準優勝 宇東A、3位 宇東B、4位 宇女A、5位 宇高B

学校別 
優勝 宇高、準優勝 宇東、3位 宇女、4位 作新、5位 佐野、6位 宇短附、7位 大女、8位 大高

まだ今年は何校が全国大会出場できるか分かりませんが、以上の通り上位から順に全国大会への出場権を得ることができます。おめでとうございます!

                 優勝:宇高Aチームメンバー

Motion(対戦した論題)
R1 THBT homework does more harm than good. 
R2 THW require doctors to report suspected cases of DV against adults regardless of patient's consent.
R3 THBT social media (e.g. Twitter, Facebook, Instagram, etc...) has done more harm than good in protecting democracy.
R4 THBT developing countries should require citizens to work for a certain period of time in their country of origin after graduating from university.

入賞校、個人賞をとった生徒の皆さん、おめでとうございます。全国大会での活躍を期待しています!!!

また、PDAのコースは、いつも通りの練習会を行いました。対戦した論題は以下の通りです。

R1 THW monitor ex-criminals with GPS.
R2 THW introduce grade retention in compulsory education.
R3 THW ban gambling with animals. (i.e. horse racing, dog racing)
R4 THW force doctors to report all suspected cases of DV.
R5 THBT beauty contest does more harm than good for women.

さて、次回は、第4回練習会です。おそらくオンラインになるかとは思いますが、まだ未定ですので、今後の連絡をお待ちください。
今日の復習をよくしておきましょう!

大会参加報告 (Next Generation Cup 2022)

1月23日(日)に「Next Generation Cup ~2022 Winter~」が開催され、本県からは、宇都宮東高校附属中学校の生徒4チームが参加して参りました。

この大会は、神奈川県の私立栄光学園英語部が運営する昨年度から始まった大会です。
オンライン上で行われ、中高が一貫となって(中学生と高校生が混ざって)チームを作って参戦するという大会です。

中高のチームワークが鍵となっており、とても有意義な大会となっております。

参加校 8校、12チーム
(宇東、浅野、聖光、湘南白百合、栄光学園、洗足、品川女子学院、城ノ内)

★結果
 宇都宮東Cチーム 3位入賞  (3wins  119 points)
    宇都宮東Bチーム 4位入賞(3wins 118 points)

対戦したMotion 
R1 We should allow gifted students to skip grades in compulsory education.
R2 We should give more votes to the poor.
R3 Smoking should be banned completely. 
R4 All juvenile offenders should be treated as adults.
GF Japan should reinforce its SDF.

★大会に参加して
今回、初めてこの大会に参加したが、中高合同の大会自体がとても新鮮で、生徒は非常に楽しんでいた。首都圏の強豪のチームが多い中、何とか3,4位と入賞することができ、結果が出て良かったと思う。

今後とも、中高といった学校の垣根を越えたチームワークを大切にし、頑張っていきたいと思う。

世界大会参加報告(The 7th PDAWC 2022)

1月21日(金)~22日(土)に「The 7th PDA High School Parliamentary Debate World Congress 2022」がオンラインで開催され、本県からは、全国大会で準優勝した作新学院高校が日本代表で参加して参りました。



本大会は、文部科学省および外務省後援、一般社団法人パーラメンタリーディベート人材育成協会(PDA)主催による、高校生のための即興型英語ディベート世界大会で、今年度で7回目を迎えます。各国からチームがオンラインで集結し、英語の実践的コミュニケーション能力を競い合いました。

★結果 
作新学院高校  第8位(2勝2敗)         162 speaker point ( 全体で6位) 
R1 フィリピン  Timber City Academy 負け
R2 タジキスタン    Dushanbe Economics Lyceum for Gifted Students 勝ち
R3 モロッコ1  Moroccan National Debate Team 負け
R4 コロンビア     Corporation Educative American School 勝ち

(個人賞)
   ベストディベーター賞、 ベストPOI賞ともに作新学院高校より1名受賞
  
(文化賞)
 作新学院(その他ウガンダ、ウクライナ、フィリピンの4団体が受賞)

★大会に参加して
生徒は、海外の強豪にも全く臆することなく、どの試合も激論を繰り広げました。R1で昨年2位のフィリピン、R3では昨年1位で今大会連覇したモロッコに惜敗しましたが、他の2試合は勝利を収めることができました。特にR3のモロッコ戦では、作新チームもベストディベーター賞と ベストPOI賞(原則は両方の賞とも1名ずつ)を取るなど大いに健闘しました。

予選4試合を終えて、4勝が2チーム、3勝が4チーム、2勝は6チームありましたが、speaker pointの合計では全体の6位と高かったこともあり、8位となりました。また、個人賞では、予選4試合のうち、2回以上各ゲームのベストディベーター賞あるいは、 ベストPOI賞を取った選手が、最終的なベストディベーター賞、ベストPOI賞受賞となりましたが、作新学院は両方受賞することができました。特にベストディベータ―賞は、ゲームベストディベータ―を4回取った選手はいなかったため、3回が最高でしたが、作新の受賞者も3回取ることができました。本県ディベータ―も世界レベルで活躍できたことを示すものであると嬉しく思いました。

また、初日に各チームが文化紹介をプレゼンする時間があり、各国思い思いのプレゼンをしました。作新学院は、栃木県の冬の風景、特産物、工芸品、建築物、農産物等を通して、日本文化を紹介し、受賞となりました。生徒たちは、世界の強豪チームを相手に堂々と持てる力を発揮し、目標であったベスト8入りも達成、個人賞、文化賞もいただくことができました。その他各国のディベータ―とも大いに交流し多くを学んだ大会となりました。常日頃から様々な練習会、大会を通して切磋琢磨するディベータ―の仲間たち、ご助言、ご指導いただいた部会の先生方に心よりお礼を申し上げたいと思います。
 

         作新学院チーム


         文化紹介プレゼンテーションより       

★Motion(論題)

R1 Parents should have the right to access their children’s SNS.

R2 Homework should be abolished. 

R3 The development of AI weapons for military purposes should be banned.      

R4 Companies should not do business with countries where there are human rights violations. 

SF Developing countries should take the same responsibilities as developed countries on global warming.

GF Space travel by the wealthy should be criticized.


第2回 冬季英語ディベート練習会

皆さん、あけましておめでとうございます。
今年も栃木県高文連英語部会をよろしくお願いします。

1月10日(月)第2回冬季英語ディベート合同練習会がオンラインで行われました。
生徒の皆さん、大変お疲れ様でした。

参加校数  8校
(宇高、宇東、宇女、栃女、佐野、大高、大女、作新)
参加生徒数 約100名
Asian チーム 26チーム PDAチーム 8チーム 合計34チーム

いつも通り、多くの大学生(9名)がヘルプ(ジャッジ)に来ていただきまして、Asian、PDAの両コースとも、Zoomソフトを用い、オンラインでお手伝いして頂きました。
また、貴重な講義&アドバイスも頂きました。

AsianもPDAコースも講義+4試合を行いました。

使用したモーションは以下になります。

Asian
R1 THW allow students in compulsory education to choose their teachers.
R2 THW prohibit romantic relationship among students in the same club activity.
R3 THW allow strikes by those working in essential state services.
R4 THR the perception that soldiers are heroes.

PDA
R1 THW ban violent video games.
R2 THBT students who bullied someone should quit school.
R3 THW make hate speech illegal.
R4 THW impose tax on junk food.

基本的には昨年のHPDU大会の復習がベースでした。
難しいものもありましたが、皆さん良くがんばっていました。
特にラウンドが終わった後や昼休みの大学生の諸先輩方による論題解説は、現役で活躍する方々のお話が聞けて、大変ためになりました。
大学生の皆さん、ありがとうございました!

さぁ次は、1月30日(日)、いよいよHPDU栃木県大会&第3回冬季練習会。
会場は宇東を予定していますが、今後オンラインに変更になるかもしれませんので、連絡をお待ちください。

今日の練習したモーションをよく復習して、皆さん、大会では全力でがんばってください!

全国大会参加報告 (第7回 PDA高校生即興型英語ディベート全国大会)

12月25日(土)~26日(日)に「第7回 PDA高校生即興型英語ディベート全国大会 in Zoom」が開催され、本県からは、宇都宮高校・宇都宮東高校・佐野高校・作新学院高校の4校が参加して参りました。


今大会は、文部科学省後援、一般社団法人パーラメンタリーディベート人材育成協会(PDA)主催による、高校生のための即興型英語ディベート大会で、今年度で7回目を迎えます。今年は例年より多く、全国より84校(チーム)がオンラインで集結し、日頃の授業や部活動で培った、英語の実践的コミュニケーション能力を競い合いました。

なお、栃木県においても、春季と冬季に2回、同じPDA形式で県大会を開いております。

★予選(4戦)結果 
 作新学院高校  4勝         183 speaker point   予選  1位  → 決勝ラウンド進出!
    宇都宮高校     3勝1敗    156 speaker point   予選14位 
 佐野高校       3勝1敗   151 speaker point   予選17位 
    宇都宮東高校  2勝2敗   165 speaker point   予選28位

やりました!作新がなんとあの渋々をラウンド4で破って、堂々の予選1位で決勝ラウンド進出です!快挙です。

★結果  
   優勝      筑波大学附属駒場高校  (東京)
   準優勝 作新学院高校      (栃木)!!!
   3位     聖光学院高校      (神奈川)   
   4位          藤島高校          (福井)

(個人賞)*本県のみ 
    ベストディベーター 作新学院高校、宇都宮高校より各1名ずつ
  授業導入賞    宇都宮高校、宇都宮東高校、佐野高校、作新学院高校
    (Breaking Judges(教員)  佐野高校、宇都宮東高校より1名ずつ)

決勝ラウンドで作新は、準々決勝で葺合高校を、準決勝で藤島高校を見事に破りなんと、決勝進出。GF(決勝)は、筑駒との闘い。
決勝のVoteは6-1で惜しくも敗れてしまいましたが、堂々の準優勝(栃木県勢では初の世界大会進出)を成し遂げました。(上位3校は来年1月に行われる、PDAWC(世界大会)へ参加する権利を得ます)

作新学院の皆さん、本当におめでとうございます!


        準優勝 作新学院チーム

★Motion (論題)
R1 Plastic products should be taxed.
R2 Parents of children who bully other children should face criminal charges.
R3 Japan should impose a diplomatic boycott of the Beijing Olympics.
R4 COVID-19 vaccination should be mandatory.
QF Wild fish catch should be prohibited and fish should be farmed.
SF Debate competitions should be held online rather than face-to-face regardless of the COVID-19 situation.
GF The U.S. military should not have withdrawn from Afghanistan.

★大会を終えて
 作新学院の生徒の皆さん、おめでとうございます!
栃木県としては昨年に続き決勝トーナメント進出、且つ、昨年を上回る結果となった。作新学院の生徒の皆さんには世界大会でも、本県、いや日本代表として日頃の成果を思う存分発揮して来て欲しい。
 
 栃木県全体としては、参加した4校とも、「授業導入賞」を受賞することができた。これは、普段の授業でディベート活動を行っている学校の授業報告を基に評価されるもので、日頃の成果が認められる賞で、今年も良い結果となった。
 全体成績も全国から84校がひしめく中で、4校とも上位層へと食い込んだのは、本当に嬉しい。栃木県の層が厚いことを証明できたと思う。これも高文連英語部を、日頃から支えている多くの方々のお陰だと思う。この場をお借りして改めて感謝申し上げます。
 
 今後新たに導入される「論理・表現」の授業においては、スピーチやプレゼン、ディベートによる発信力強化が望まれる。ぜひ、このような大会を通じて授業力をさらに磨いていきたい。

生徒の皆さん・顧問の先生方、大変お疲れ様でした。
また、来年、がんばりましょう!