日誌

英語部会

大会参加報告(PDA全国高校即興型英語ディベート合宿・大会2021)

8月6日(金)・7日(土)、オンラインで行われた「PDA全国高校即興型英語ディベート合宿・大会」に本県から、

①課外活動の部(一般)に宇東、佐野、作新の3校、計5チーム
②課外活動の部(初心者)に宇高、佐野、作新の3校、計4チーム
③授業の部に作新から計2チーム

合計11チームが出場しました。
このPDAの夏合宿・大会は、ディベート経験により、上記の3部門に分かれ、全国から大勢の高校生が集う夏の英語の大イベントとなっております。

さて、結果ですが、なんと!②課外活動の部(初心者)で、宇高Aが優勝
③授業の部においても、作新Aが優勝

なんと、2部門において、栃木県が全国大会を制しました!
両校とも、おめでとうございます!作新高校は昨年に続いて2連覇!です。

その他、個人賞として、ベストディベーター賞は、宇高から2名、佐野から2名。
POI賞は、宇高から1名、作新から3名の生徒が受賞しました。
日頃の努力が全国大会で発揮できました。受賞した皆さん、おめでとうございます!


      課外活動の部(初心者)優勝 宇高Aチーム


  授業の部 優勝 作新Aチーム

Motion
練習1  Cosmetic surgery should be banned.
練習2  It is better to be single for life than to have a family.
練習3  China should abolish its restriction on the number of births.
予選1  Vaccination against COVID-19 should become mandatory.
予選2  Male employees should be forced to take parental leave.
予選3  School rule regarding appearances should be abolished.
SF       The Tokyo Olympics should have been cancelled.
GF       Teleworking makes people happy. 

★大会を終えて
 この合宿・大会は全国から多くの生徒・教員が集い、文科省後援のもと、英語力をアップする大変有意義なイベントである。ただディベートを行うだけでなく、途中で論題についてのキーノートスピーチが入ったり、昼休みにはギャザータウンというアプリケーションを用いて、レクリエーションをしたり、とても楽しい交流が行われている。
 ぜひ、今後も栃木県から多くの学校が参加し、全国でも普段の勉強の成果を発揮して欲しい。がんばれ!栃木県の生徒の皆さん!

大会参加報告(HPDU西日本オープン中学生大会2021)

7月22日(木)に「HPDU西日本オープン中学生大会2021」がオンラインで開催され、本県からは、宇都宮東高校から3チーム参加してまいりましたので、そのご報告をいたします。

今大会は、一般社団法人日本高校生パーラメンタリーディベート連盟(HPDU of Japan)が今年初めて主催する、中学生のための英語ディベート大会です。
オンライン開催でして、形式は4分3分のノースアメリカンスタイルです。

西日本となっていますが、オンラインのため、全国の中学生が参加できます。また、ジャッジは基本は高校生ディベーターと招待ジャッジが行います。

さて、初年度ながら、参加チーム数は22チームとなり、また小学生の参戦もあったりと、広くこのパーラメンタリーディベートが普及していることを示す大会となりました。

★Motion

R1  Make up should be banned at school.
R2  Physical education classes should be mixed gender.
R3  Japanese elementary and junior high schools should encourage more classes regarding politics.
R4  Living an anonymous average life is better than being a K-POP star.

★結果  
 UTO Bチーム   3勝1敗  4位入賞
 ベストスピーカー1位 UTO Bチームより




★大会に参加して
 今回、初めての参加となったHPDU西日本大会であるが、全国からの強豪が集まり、とても活気のあるものとなった。宇東は3チームともチームワークが良く、お互いに助け合いながらよく健闘していた。
 4位入賞と、ベストスピーカーを頂けたのは、高文連英語部といった先輩方の活躍やよいモデルがあるからこそである。
 今後とも、中学生の大会は増えてくると思うので、活躍に期待したい。

令和3年度夏季英語ディベート練習会

7月22日(木)夏季英語ディベート練習会が、作新学院高校で行われました。

◎参加校数  11校  
(宇高、宇東、宇女、矢東、大高、大女、栃女、佐野、足高、足女、作新)
◎参加生徒数 154名 

午前の部は、まず最初に県庁総合政策課の平野様より、今回の首都移転の論題についての貴重なご講義を頂きました。




講義は非常に専門的なもので、移転の歴史、経緯から解説をして頂き、ためになるものでした。お忙しい中、ありがとうございました。

続いてアカデミックディベート全般と、ジャッジに関する簡単なレクチャーがあり、宇都宮高校、宇都宮東高校の2校によるモデルディベートが先生方のジャッジ練習を兼ねて行われました。

午後の部は2試合の練習試合を行いました。まだこの時期は、立論の内容も準備段階で、各学校はお互いにエビデンスを共有し、学び合っているといった様子でした。

さぁ、いよいよアカデミックの季節が到来といった感じです。首都移転は、これまでに何度も議論されてきていますが、非常に由々しき論題で、日本の将来を考えるとても良い機会だと思います。皆さん、ぜひ、ディベートを通じてより良い国家というものを考えて欲しいと思います。

さて、次回は9月12日(日)場所は宇都宮高校です。
来る11月3日のD1大会に向けての秋季第1回練習会になります。
生徒の皆さん、今日の試合を基に、さらなる力をつけられるようがんばりましょう

2021 英語ディベート春季大会

6月13日(日)宇都宮東高校にて、2021 英語ディベート春季大会が開催されました。

◎ 参加校数10校。
(宇高、宇東、宇女、栃女、佐野、足女、矢東、大田原、大田原女子、作新)

◎ 参加生徒は、「157名」
◎ 参加チーム数は、Asian 部門 28チーム (過去最高チーム数)
            PDA   部門 20チーム
         合計            48チーム

 
     開会式(部会長挨拶)         選手宣誓(矢板東高校)

この春期大会は今年で10回目を数え、2部門に分かれて行う即興型の英語ディベートの大会です。(即興型英語ディベートは最初に対戦と論題発表→20(15)分の準備時間→実際のディベートと進んでいきます。)

また、この大会は新人戦の意味合いもありますが、一部の3年生にとっては引退試合であったり、1年生と組んで指導する大会でもあります。

◎以下の2部門に分かれます。
 Asian部門(中・上級者向け 5
分-5分ー5分-4分)
 PDA部門  (初級者向け   3分-3分-2分)

ジャッジは、各学校の顧問の先生に加え、特別に招聘した社会人の方(東大ディベート部出身)、大学のディベート界で活躍している栃木のOB・OGが遠くから、オンラインでZoomを用いてジャッジをして頂きました。


チーフジャッジよりアドバイス(Zoomでの講評)

◎成績は以下の通りです。
Asian 部門  優勝 宇東D   準優勝 佐野D  3位 佐野B  
PDA 部門    優勝 宇東A   準優勝  佐野A  3位 栃女A  

*その他、個人賞で各部門のベストスピーカーが約10名ずつ表彰されました。
*4月からこの大会に向けて栃木全体で2回練習会を開き、各学校ともその成果を十分に発揮することができました。


Asian部門優勝 宇東Dチーム と PDA部門優勝 宇東Aチーム
1年生の両部門優勝は、初めての快挙!!!

◎Motion (対戦した論題)
Asian部門
R1  THW randomly exchange newborn babies among their parents.
R2  THW regret the dominant narrative that human lives must have a purpose.
R3  THP the world without lying.
R4 Given the technology, THW erase society's memory and evidence of the criminal past of former convicts after their release from prison.

PDA部門
R1 THW give more votes to the young.
R2 THBT it's better to cancel and not postpone the Tokyo Olympics.
R3 THW ban anonymous writing on the Internet.
R4 THW make parental leave mandatory for both parents.
R5 THW abolish the Juvenile law.

◎大会を終えて
 久しぶりのオフラインの大会であり、生徒は英語コミュニケーションを思う存分、楽しんでいるようであった。まだコロナ禍の中であり、対策を慎重に行いながらであるが、引き続き生徒の英語力を高められるようにしていきたい。
 遠方からZoomでのオンラインジャッジが主流になりつつあり、多くのジャッジの方に助けられてこの大会は運営が成り立っている。本当に大学生のジャッジの方々には感謝である。後輩への英語指導力は大変勉強になる。ぜひ、多くの先生方がこの大会へ参加、ジャッジをすることを通じて良き学び合いの場となってほしい。
 今後とも、大会を通じて、生徒の英語コミュニケーション能力を発展できるようにがんばっていきたい。

2021 英語ディベート第2回春季練習会

5月30日(日)宇都宮高校で、英語ディベート第2回春季練習会が行われました。
本当に久しぶりのオフラインの練習会。みんな実際に「会える」喜びを感じていたと思います。やっぱり、直接会ってお互いにふれあうことが大切ですね!
(もちろん、コロナ対策もしっかり行って、皆さんこれからもがんばっていきましょう!)

◎参加校数  9校  
(宇高、宇東、宇女、大高、大女、矢東、佐野、栃女、作新)
◎参加生徒数 146名   Asian 24チーム、PDA 16チーム

今回もいつも通り大学生8名がオンライン上でヘルプに駆けつけて頂き、ありがたいアドバイスやJudgeをしてくれたりと、たくさんお手伝いをしてくださいました。
ありがとうございました!

今回からは終日試合練習でして、Asian部門 4試合、PDA部門 5試合を行いました。
試合で使用したMotion(論題)は以下の通りです。

Asian 部門
THBT Japan should actively attract and accept mass immigration.
THBT media should not broadcast news of suicide.
THW make voting mandatory.
THBT developing country should not host international sport events.  

PDA 部門
THW force organizations to place more women in senior positions.
THW ban hate speech.
THW abolish capital punishment.
THW make voting mandatory.
THW allow public servants to strike.

2回目の練習会ということもあり、生徒は徐々に慣れ、またどの部門も学校内・学校間で励まし合い、力を高めているようでした。

最後に顧問の先生方で、春季大会の顧問会議を行いました。
なんと登録生徒数、160名。Asian部門 28チーム。PDA部門 20チーム。
前回を上回る生徒数、登録チーム数です!!!
皆さんのヤル気に負けないよう、運営スタッフ一同、がんばって準備したいと思います。

さぁ次回は、6月13日(日)宇都宮東高校にて、栃木県英語ディベート春季大会が行われます。久しぶりのオフライン大会。
生徒の皆さんは今日勉強したMotionをよく復習してがんばってください!