学校生活[全日制]

学校行事や授業風景、四季の移ろいなどを紹介します

大学模擬授業[1・2年]

本日は先週金曜日の6・7時間目におこなわれた大学模擬授業の様子を紹介します。今回実施された大学模擬授業は昨年度までにはなかった新しい取り組みで、今年度が初めての実施となります。講師には12名の宇都宮大学の教授・准教授の先生を迎え、経営や地域デザイン、工業や農業といった12種類の講座を開いていただきました。生徒は6時間目と7時間目でそれぞれ違う講座を選択し、12種類の講座の中から自分の興味関心のある2種類の模擬授業を受講しました。

各1時間ずつの模擬授業でしたが、大学の先生の講座を受講することによって、大学での講義の内容や雰囲気を体験できたのではないでしょうか。今回の体験を今後の進路選択に少しでも役立ててもらえたらと思います。

物理基礎[1年]~LEDを用いた重力加速度の測定

今週の1年生の物理基礎では重力加速度を求める実験がおこなわれています。通常は直流電源で使用するLEDですが、それを交流電源で点灯するように加工したものを落下させ、落下の瞬間をカメラで撮影することで重力加速度を求めることができます。交流電源を用いる理由は、直流電源ではずっと点灯しているLEDを交流電源にすることで1秒間に50回点滅させることができ、落下の瞬間に約1秒ほどのシャッタースピードでカメラのシャッターを切ると、LEDが点滅しながら落下していく様子が記録できます。記録した写真を確認すると、落下直後から次第にLEDの光の間隔が広がっていることがわかります。

生徒にも理解を深めてもらうために、実験の操作を体験させました。

この後記録した画像を元に、計算をして重力加速度を求めました。

体育[1年]~プール

今週は毎日梅雨空が続いていて本日も雨が降ったりやんだりの天気となっています。そんな中、2時間目の1年生の体育ではプールの授業がおこなわれていました。ちょうどこの時は雨が上がっていたタイミングで、タイムの計測をしていました。

タイム計測後は、各自泳ぎの練習をしたり水球で体を動かしたりしていました。

真岡高校の四季~セミの抜け殻~

栃木県でも連日のように猛暑が続くようになりました。夏休みまでもう少しですが、気温は既に夏本番といった感じです。外では一日中セミの鳴き声が聞こえるようになりました。校舎前にあるトチノキの下には小さな穴があちこちにあいていて、木の株元にはセミの抜け殻がついています。

この抜け殻、よく見ると、少し小ぶりで、表面にやたら土がついています。セミの抜け殻というと、透き通った明るい茶色のイメージがありましたが、それとは少し雰囲気の違う抜け殻です。気になったので調べてみると、これはニイニイゼミの抜け殻のようです。アブラゼミやツクツクボウシやミンミンゼミといった他のセミは抜け殻の表面がこのような土で覆われることはなく、この特徴はニイニイゼミの抜け殻にだけ見られる特徴とのこと。ニイニイゼミの幼虫の体表には小さな毛がたくさん生えていて、湿った土を好むため、地中で生活している際に体が泥で覆われてこのような抜け殻になるのだそうです。また一つ勉強になりました。

家庭科[1年]~タブレットケース製作

1学期も終盤となりましたが、1年生の家庭科ではタブレットケース作りがはじまりました。

このケースは、生徒用のタブレット端末が導入されてから、その端末を収納できるようにと家庭科で製作するようになったものです。ケース本体と蓋の部分、そして糸の色を事前に選んでいるため、それぞれオリジナルのカラーとなっています。

製作実習1回目の今回は、蓋の部分を縫う作業をおこないました。

ケースは9月末に完成予定となっています。