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校長室便り
カテゴリ:報告事項
学校紹介動画撮影
今日は、9月6日に合わせて「Web学校公開」用の動画撮影が行われました。
中学の授業と部活動を中心に、一日がかりで業者が撮影しました。私も動画撮影に同行し、授業見学させてもらいました。9月6日公開の動画を見ればわかることではありますが、それまで待てない皆様には、附属中ではどんな授業が行われているのか、簡単に紹介します。
1限目:中学2年2組「数学」(柾木先生)

中学の授業と部活動を中心に、一日がかりで業者が撮影しました。私も動画撮影に同行し、授業見学させてもらいました。9月6日公開の動画を見ればわかることではありますが、それまで待てない皆様には、附属中ではどんな授業が行われているのか、簡単に紹介します。
1限目:中学2年2組「数学」(柾木先生)
今日の「学習のめあて」は、「一次関数y=aX+bのグラフを書くことができる」でした。その方法は、①aとbを使って直線を引く。②2点を求めて直線を引く。この2つがあります。それらを使ってグラフを書く練習をしました。基本問題で慣れたところで、スペシャル問題が出されました。スペシャル問題は、①と②の方法を組み合わせて考える問題です。生徒同士で教え合ったりすることで、理解を深めていました。生徒からは、「スペシャル問題(発展問題)は難しかったですが、(生徒同士で)教わることでできるようになりました。」といった声が聞かれました。
2限目:1年3組「国語」(石塚先生)
授業の最初は、ペアワークで週末をどのように過ごしたか、お互いに発表し合いました。先生から指名された生徒がみんなの前で発表し、質問にも答えていました。これは、自分の考えなどを人に伝えるスキルを身につけるため、週の始めなどに定期的に取り組んでいるそうです。
次に、百人一首の練習(20枚のみ使用)がペアワークで行われ、対戦相手を変えて、何試合か行われました。これも冬の百人一首大会に向けて、全百種を覚えられるよう、少しずつ、定期的に練習を取り入れています。これは附属中ならではの活動ですね。
いよいよ今日の本題ですが、教科書の「さんちき」で、三吉の行動描写からどんな人物像がわかるか、教科書に付箋を貼っていく作業を行いました。次の授業で、この付箋を使って、班ごとにKJ法で、三吉の人物像をまとめていきます。さらに「ワールドカフェ」方式で、別の班から得た人物像を活用して、三吉のパーソナリティを分析します。1年生からかなり高度な活動をしていますね。
今日はいろいろな活動がありましたが、生徒たちは慣れたもので、楽しくスムーズに取りくんでいました。
3限目:1年3組「理科」(神戸先生)
今日の授業は、「酸素と二酸化炭素の発生とその性質を調べる」です。
班ごとに、酸素や二酸化炭素を発生させ、試験管に採取して、その性質を調べました。言われたことをただやるのではなく、実験器具をどのように使ったら目的が達成できるか等、各班で考えながら実験に取り組んでいました。(カメラが3台も入っていたので、生徒はだいぶ緊張しているようでした。)
4限目:2年2組「社会」(高野先生)
今日は歴史分野で、第4章近世、「天下太平の世の中」で、③各地を結ぶ陸の道、海の道、の単元でした。授業のめあては、「交通網の整備は、都市や産業の発達に、どのような影響を与えたのか」です。プリントと板書をうまく使って、わかりやすく説明していました。板書が非常に見やすく整理されていたのが印象的でした。
4限目:2年3組「英語」(栗原先生、高木先生)
お隣の2年3組では、英語の授業が行われてたので、ついでに見学させてもらいました。高木先生がTTで加わり、「思い出チャンツ」の真っ最中でした。チャンツとは、ラップみたいなものだそうで、テーマを決めてリズミカルに相手に話します。生徒に人気のある活動で、「○○チャンツ」のように使います。今日は、自分が8歳の時に何をしていたかを話す「思い出チャンツ」でした。最初は生徒同士のペアワークですが、指名されると高木先生とのチャンツです。8歳の時にバスケットボールをやっていたとのことから、バスケ部顧問の高木先生から鋭い突っ込みがありましたが、受けて立った生徒もりっぱでした。
6限目:3年3組「英語」(鴇田先生、アナ先生)
今日は、Let's talk !「自分にとって~なのは、どんなこと?」というアクティビティでした。It is ……(for )to ~. という構文を使って、……にinteresting やnecessary、important、impossible などを入れ、周囲のクラスメートにインタビューしていきます。それをもとに、文章を書いてみるアクティビティにつながります。教壇の上の画面に映し出されたストップウォッチを見ながら、時間を決めて活動していました。
6・7限目:1年1組「家庭科」(森戸先生)
この授業は、動画の撮影はありませんでしたが、パンケーキを焼く甘い香りに誘われてしまいました。今日は、中学1年生の最初の調理実習です。調理用具の準備や後片付け、ガス台などの器具の使い方などについて、基礎から学びました。若干、焦がし気味のパンケーキもありましたが、皆おいしそうに食べていました。
森戸先生によると、最近は、ガス台ではなく、IHヒーターの家庭が多く、ガスの火を弱くする経験があまりないそうです。でも、調理実習をやっていくうちに火の使い方もうまくなってきますので、心配はいりません。
栃木県立博物館~特別展示「骨スペシャル」
今日は、栃木県立博物館の特別展示「骨スペシャル~わたしはだれでしょう?~」が昨日から始まっていたので見てきました。
展示の仕方がとても面白かったので紹介します。

展示されている標本は、すべて県立博物館所蔵のもので、特段珍しいものが陳列されているわけではないのですが、展示の仕方が秀逸だと思いました。企画・展示は、博物館の学芸部長で、私の盟友でもある林光武さんが行っています。
展示の仕方がとても面白かったので紹介します。
展示されている標本は、すべて県立博物館所蔵のもので、特段珍しいものが陳列されているわけではないのですが、展示の仕方が秀逸だと思いました。企画・展示は、博物館の学芸部長で、私の盟友でもある林光武さんが行っています。
展示のコンセプトは、とてもシンプルです。
「よく知っている動物でも、骨格標本になってしまうと、その正体を当てるのは難しいもの。そこで、いろいろな動物の骨格標本が、「わたしはだれでしょう?」とみなさんに問いかけます。骨をよく見て、ヒントを読んで、彼らの正体を見破ってください。」
会場に入ると、右手には骨格標本が並んでいます。
一番手前は、魚類です。「わたしはだれでしょう?」骨格標本が語り掛けます。
例えば、これはだれだかわかりますか?
「栃木県の川にもくらしているよ。尾ビレと尻ビレはつながっていて一枚のヒレになっているよ。かば焼きで有名な、体が細長い、わたしはだれ?」
「海にくらしているけれど、栃木県の人たちは、わたしの親せきの切り身を「モロ」って呼んでよく食べるみたい。カマボコの原料にもなる、わたしはだれ?」
会場の左手の壁面には、その答えが展示されています。
上の6番と8番の答えは
どうですか。当たってましたか?
分類群ごとにクイズと答えが、標本で展示されています。
→両生類と爬虫類です。
→哺乳類です。
紹介はここまでにしておきましょう。博物館の収蔵庫で出番を待っていた骨格標本たちは、心なしか生き生きとしているように見えました。
なお、同時に、テーマ展「骨が語る動物の秘密」も開催されています。
9月22日までやってますので、ぜひ展示の妙を味わってみてください。
PS:博物館のレストランでは、毎回、企画展の展示に合わせた特別メニューが用意されています。今回は、テーマが「骨」なので、骨付きのスペアリブカレーでした。
ちょっと辛かったですが、おいしかったですよ。
佐高ミュージアム㉚
「佐高ミュージアム 研究室だより No.16~20」を公開します。
宇都宮大学教育学研究科に内地留学中の1993年9月から1994年3月にかけての研究内容や、内留中に出会った人や生物について、紹介しています。
佐高ミュージアム 研究室だより No.16 「水銀灯に集まる生き物たち」.pdf
佐高ミュージアム 研究室だより No.17 「ヒカリゴケとヒカリモ」.pdf
佐高ミュージアム 研究室だより No.18 「思川のサケ漁」.pdf
佐高ミュージアム 研究室だより No.19 「サケムシとアミメカゲロウモドキ」.pdf
佐高ミュージアム 研究室だより No.20 「変わりゆく三かも山」.pdf
以上で、「研究室だより No.1~20」は終了です。この内地留学後、佐野高校から小山西高校に転勤になりましたが、転勤した年の小山西高校の研究紀要(1994年度)に研究報告(一般向け)を掲載しました。また、1998年には、「陸水学雑誌」という専門誌に論文(専門家向け)が掲載されました。大学ではどんな研究をしているものなのか、参考までに掲載します。興味があったら、読んでみてください。
なお、1994年の段階では、新種に名前がついていなかったので、「アミメカゲロウモドキ(仮称)」と表記していますが、1998年では、新種「アカツキシロカゲロウ」(朝方出現することから命名)と表記しています。
1994年→ 新種アミメカゲロウモドキ(仮称)の生活史について.pdf
1998年→ アカツキシロカゲロウの生活史と若齢幼虫形態について.pdf
宇都宮大学教育学研究科に内地留学中の1993年9月から1994年3月にかけての研究内容や、内留中に出会った人や生物について、紹介しています。
佐高ミュージアム 研究室だより No.16 「水銀灯に集まる生き物たち」.pdf
佐高ミュージアム 研究室だより No.17 「ヒカリゴケとヒカリモ」.pdf
佐高ミュージアム 研究室だより No.18 「思川のサケ漁」.pdf
佐高ミュージアム 研究室だより No.19 「サケムシとアミメカゲロウモドキ」.pdf
佐高ミュージアム 研究室だより No.20 「変わりゆく三かも山」.pdf
以上で、「研究室だより No.1~20」は終了です。この内地留学後、佐野高校から小山西高校に転勤になりましたが、転勤した年の小山西高校の研究紀要(1994年度)に研究報告(一般向け)を掲載しました。また、1998年には、「陸水学雑誌」という専門誌に論文(専門家向け)が掲載されました。大学ではどんな研究をしているものなのか、参考までに掲載します。興味があったら、読んでみてください。
なお、1994年の段階では、新種に名前がついていなかったので、「アミメカゲロウモドキ(仮称)」と表記していますが、1998年では、新種「アカツキシロカゲロウ」(朝方出現することから命名)と表記しています。
1994年→ 新種アミメカゲロウモドキ(仮称)の生活史について.pdf
1998年→ アカツキシロカゲロウの生活史と若齢幼虫形態について.pdf
とちテレの取材がありました。
今日は、とちテレが「佐野高校」の紹介番組制作のため、授業等の取材がありました。
そこで、取材に同行し、とちテレさんが、どんな授業を撮影していったのか紹介します。ただし、番組はおそらく数分間ですので、取材した大半はボツになってしまうと思われますので、ご承知おきください。なお、高校の紹介ですので、中学の授業の取材はありませんでした。
1限目:高校1年2組の「古典」(武田先生)の授業です。


今日の授業は「児のそら寝」を題材とし、助動詞「たり」の使い方を学んでいました。「たり」には、存続(~している)と完了(~してしまった)の2つの意味があるそうです。右の写真は、「し出したるさまにて、ひしめき合いたり」の文中の「たり(たる)」がそれぞれ、どちらの意味なのかをペアワークで話し合っているところです。
そこで、取材に同行し、とちテレさんが、どんな授業を撮影していったのか紹介します。ただし、番組はおそらく数分間ですので、取材した大半はボツになってしまうと思われますので、ご承知おきください。なお、高校の紹介ですので、中学の授業の取材はありませんでした。
1限目:高校1年2組の「古典」(武田先生)の授業です。
今日の授業は「児のそら寝」を題材とし、助動詞「たり」の使い方を学んでいました。「たり」には、存続(~している)と完了(~してしまった)の2つの意味があるそうです。右の写真は、「し出したるさまにて、ひしめき合いたり」の文中の「たり(たる)」がそれぞれ、どちらの意味なのかをペアワークで話し合っているところです。
2限目:3年3,4組「コミュニケーションⅢ」(川俣先生)の授業です。
授業では、ペアワークや音読などをよくやっていますので、そうした活動を熱心に取材していました。
2限目:2年1組「日本史」(高久先生)の授業です。
今日の授業は、平安時代初期から前期にかけて活躍した「伴善男(ともの よしお)」が主人公でした。「善男」という今でもいそうな名前ですが、浮き沈みの激しい波瀾万丈の生涯を、一人芝居で演じきる高久先生の話術に思わず引き込まれました。
2限目:1年3.4組「数学ⅠA」、3限目:1年1,2組「数学ⅠA」(根岸先生)
今日は、二次不等式の授業でした。授業では、予習をしてきた問題の解き方や考え方をペアになっている生徒同士でお互いに説明し合って、理解を深めています。
(とちテレさんは、2限目までで「絵」は十分撮れた、ということで、残念ながら取材にはきませんでした。)
3限目:3年4組「生物」(清水先生)の授業です。
(→これも取材はありませんでした。とちテレさんは、校舎等の風景を撮影されていました。)
今日は、お茶の水女子大の臨海実習所から特別に送ってもらった「ウニの仲間(タコノマクラ)」の受精の観察を行いました。未受精卵に精子を混ぜると、受精が起こり、受精膜が上がりました。
昼休み:図書室で生徒会長(齋藤純香さん)のインタビューをしていました。
放課後:SGHクラブマレーシア班の「マレーシアの高校生とのZoomでの交流」を行いました。マレーシアの高校は新型コロナの影響で、まだ休業中で、生徒は登校できていません。そこで、マレーシアの高校生15名と先生2名は、それぞれ自宅から参加していました。
こうして、朝8時半ごろから、17時すぎまで、一日がかりの取材が終わりました。
とちテレさん、お疲れ様でした。
なお、放送は8月3日だそうです。結構速いですね。
詳細がわかりましたら、お知らせします。
*9月6日に予定していた「学校公開」に代わるものとして、「Web 学校公開」で公開する授業や部活動等の撮影は、今回とは別物です。あくまでも、とちテレさんが、自分の番組として製作するものです。
「Web 学校公開」用の撮影は、来週の20日(月)、21日(火)、22日(水)あたりで、専門の業者によって行われます。
下野新聞掲載記事の紹介
本日の下野新聞(26面)に、7月11日(土)に開催された「佐野市議会訪問型議会報告会」の記事が掲載されました。

*下野新聞から利用許諾を受けています。
下野新聞2020.7.17 佐野市議会.pdf
*下野新聞から利用許諾を受けています。
下野新聞2020.7.17 佐野市議会.pdf
中2(理科)の授業見学
本日の6限目に、中学2年3組の理科(中村先生)の授業見学を行いました。
今日は、「鉄と硫黄の混合物を加熱したときの変化」を調べる実験を行いました。本来は、もっと早い時期に行いますが、6月までは実験観察が出来なかったので、この時期に、確認実験として行いました。
授業が始まるときには、すでに黒板に実験の流れがわかりやすく書かれているので、生徒たちは、今日の実験の全体像を把握し、一つ一つの作業がどのような意味を持っているのかを確認したうえで実験ができるよう、工夫されていました。その際、電子黒板も効果的に活用していました。

今日は、「鉄と硫黄の混合物を加熱したときの変化」を調べる実験を行いました。本来は、もっと早い時期に行いますが、6月までは実験観察が出来なかったので、この時期に、確認実験として行いました。
授業が始まるときには、すでに黒板に実験の流れがわかりやすく書かれているので、生徒たちは、今日の実験の全体像を把握し、一つ一つの作業がどのような意味を持っているのかを確認したうえで実験ができるよう、工夫されていました。その際、電子黒板も効果的に活用していました。
この実験は、鉄と硫黄の粉末を混ぜて、試験管に入れて熱すると、別の物質(硫化鉄)ができることを確認します。この時、よく混ぜることが成功のポイントです。
生徒は安全のため、ゴーグルを付けて実験をしています。
鉄と硫黄の混合物を熱すると、高熱と光を出して反応します。反応が始まったら、金網の上に載せて、反応の様子を観察します。この過程で、硫黄の蒸気が発生します。ここまでを安全に行うことが、この実験では重要です。
中村先生は、注意点を的確に指摘し、全員が安全に反応を観察することが出来ました。生徒たちは、とても冷静に反応を観察できていました。
反応が進行しています。まるで溶岩のようですね。
実験は、この後、加熱させていない混合物と、反応後の物質を それぞれ試験管に取り、磁石にくっつくかどうか、塩酸を入れて気体が発生するかどうか等を観察することで、反応物が何なのかを考察します。
ここからは、2時間連続の2時間目の内容でしたが、残念ながら、7限目は高校の生徒会役員選挙だったため、続きの授業を見学することはできませんでした。
本校では、2時間連続の理科の授業が設定されていますので、実験とその後の考察や実験プリントの整理に時間をかけることが出来ます。実験観察は、やって終わり、というのではなく、今日やった実験を振り返り、実験によって何がわかったのかをじっくりと考察することが重要です。そこまで授業でできているところが、附属中の素晴らしいところだと思います。
放課後、生徒のノート中の「実験プリント」(すでに各自のノートに張り付けてありました。)をランダムに見せてもらいました。
↓大体こんな感じです。
自分で、ここは重要というところにマーキングしている生徒もたくさんいました。
一番下の欄は、自己評価と疑問に思ったことです。自己評価はこんなふうになっています。
・観察実験に関する知識や技能を身につけた(A B C)
・ねらいをよく理解して取り組むことが出来た(A B C)
・興味関心を持って、進んで取り組むことが出来た(A B C)
・班員と協力して、観察実験や準備、片付けができた(A B C)
→ほとんどの生徒がAに〇を付けており、生徒の授業の理解度や満足度は高いと思いました。
中3シンカゼミの授業見学
今日の6,7限目は、中学3年の「総合的な学習の時間(シンカゼミ)」(3クラス合同)がありました。
この日は、各グループごとに、フィールドワークの計画を立てたり、訪問先へアポをとる準備を行っていました。
この日は、各グループごとに、フィールドワークの計画を立てたり、訪問先へアポをとる準備を行っていました。
このグループのメンバーは、魚などの生物に興味を持っていて、環境によって棲んでいる生物にどんな違いがあるかを研究しようとしています。班長の飯塚遥人君は、小6の頃から30種類以上の魚類や両生類、爬虫類、甲殻類などを捕獲し、水槽で飼育しているそうです。
(アドバイス)
どこにどんな魚が生息しているかを知っていることは、それだけでも凄いことだと思います。近くの河川や水路でも、環境が違えば、棲んでいる魚も違ってくるので、生息環境と魚類の多様性(種類の豊富さ、在来種の多さ)との関係を調べると面白い研究になると思います。その成果を生物室に展示してくれるとありがたいです。ぜひ、水族館を作ってください。

このグループは、「特定外来生物クビアカツヤカミキリ」の影響などについて研究するそうです。クビアカは、サクラやウメ、モモなどに寄生し、幼虫が木の中を食い荒らす外来昆虫で、被害が進行すると木が枯れてしまうため、観光や農業に深刻な影響を及ぼしています。
(アドバイス)
グループのメンバーの知り合いに佐野市や館林市でクビアカの対策をしている方や被害にあっている果樹園の方がいるなど、研究を進める上で大きなアドバンテージを持っています。まずは実際に被害にあっている方からお話が聞ければ、よりイメージが沸くと思います。研究がどのように展開するか、とても楽しみです。

このグループは、日本と海外の舞台芸術の比較を行うことを研究テーマにしていました。佐野市文化会館やコスモスホールの館長にインタビューを考えているようです。
(アドバイス)
「舞台芸術」という言葉はかなり範囲が広いので、テーマをもっと絞った方がよいと思います。メンバーには、バレエやピアノを習っている人がいるので、自分の体験や普段感じている疑問などから、研究テーマを考えてみたらと提案しました。また、4月に本校に遊びに来てくれたバレエ留学をしている先輩を良く知っている、ということなので、その先輩を通して、海外のことを知ることができると面白い研究になると思います。頑張ってください。

このグループは、佐野市のリサイクルについて研究することを考えています。また、佐野市のリサイクル率を上げるにはどうしたらよいか、をリサーチクエスチョンにしています。
(アドバイス)
最初にリサイクルと聞いたとき、かなり漠然としているような感じがしましたが、リサイクル率という数値で、他の都市との比較ができるということなので、それならテーマを絞り込めるのではないかと思いました。リサイクル率が高い市町を設定し、そことの比較をすることによって、佐野市とどこが違うのかが明確に出来れば、先が見えてくると思います。まずは、リサイクル率についていろいろ調べてみることから始めてみましょう。そうすることで、疑問点や不明な点を解明するにはどこに取材すればよいかなどが見えてくると思います。頑張ってください。

このグループは、オンライン教育がどんな影響を与えているかに着目しています。非常にタイムリーな研究ですね。生徒から見たオンライン教育の功罪という視点は、重要だと思います。
(アドバイス)
どんな影響があったかを調べるには、聞き取り調査が必須ですが、その対象をどこに設定し、どのようにして実施するかが重要です。そう簡単にはいかないこともありますが、ぜひ挑戦して欲しいです。頑張ってください。
(アドバイス)
どこにどんな魚が生息しているかを知っていることは、それだけでも凄いことだと思います。近くの河川や水路でも、環境が違えば、棲んでいる魚も違ってくるので、生息環境と魚類の多様性(種類の豊富さ、在来種の多さ)との関係を調べると面白い研究になると思います。その成果を生物室に展示してくれるとありがたいです。ぜひ、水族館を作ってください。
このグループは、「特定外来生物クビアカツヤカミキリ」の影響などについて研究するそうです。クビアカは、サクラやウメ、モモなどに寄生し、幼虫が木の中を食い荒らす外来昆虫で、被害が進行すると木が枯れてしまうため、観光や農業に深刻な影響を及ぼしています。
(アドバイス)
グループのメンバーの知り合いに佐野市や館林市でクビアカの対策をしている方や被害にあっている果樹園の方がいるなど、研究を進める上で大きなアドバンテージを持っています。まずは実際に被害にあっている方からお話が聞ければ、よりイメージが沸くと思います。研究がどのように展開するか、とても楽しみです。
このグループは、日本と海外の舞台芸術の比較を行うことを研究テーマにしていました。佐野市文化会館やコスモスホールの館長にインタビューを考えているようです。
(アドバイス)
「舞台芸術」という言葉はかなり範囲が広いので、テーマをもっと絞った方がよいと思います。メンバーには、バレエやピアノを習っている人がいるので、自分の体験や普段感じている疑問などから、研究テーマを考えてみたらと提案しました。また、4月に本校に遊びに来てくれたバレエ留学をしている先輩を良く知っている、ということなので、その先輩を通して、海外のことを知ることができると面白い研究になると思います。頑張ってください。
このグループは、佐野市のリサイクルについて研究することを考えています。また、佐野市のリサイクル率を上げるにはどうしたらよいか、をリサーチクエスチョンにしています。
(アドバイス)
最初にリサイクルと聞いたとき、かなり漠然としているような感じがしましたが、リサイクル率という数値で、他の都市との比較ができるということなので、それならテーマを絞り込めるのではないかと思いました。リサイクル率が高い市町を設定し、そことの比較をすることによって、佐野市とどこが違うのかが明確に出来れば、先が見えてくると思います。まずは、リサイクル率についていろいろ調べてみることから始めてみましょう。そうすることで、疑問点や不明な点を解明するにはどこに取材すればよいかなどが見えてくると思います。頑張ってください。
このグループは、オンライン教育がどんな影響を与えているかに着目しています。非常にタイムリーな研究ですね。生徒から見たオンライン教育の功罪という視点は、重要だと思います。
(アドバイス)
どんな影響があったかを調べるには、聞き取り調査が必須ですが、その対象をどこに設定し、どのようにして実施するかが重要です。そう簡単にはいかないこともありますが、ぜひ挑戦して欲しいです。頑張ってください。
高3・フードデザインの授業見学
今日の3・4限目の高校3年生のフードデザイン(森戸先生)の授業では、餃子を作りました。栃木県は餃子の消費量も多く人気も高いですよね。(餃子に欠かせないニラの生産量は栃木県が日本一だそうです。)おいしい餃子が自分で作れるようになるといいですよね。(と言っている自分は作ったことがありません。)

家庭科室の白板には、餃子(2人分)の材料と手順がわかりやすく示されています。
家庭科室の白板には、餃子(2人分)の材料と手順がわかりやすく示されています。
まずは、餃子の具を作ります。森戸先生のまわりに生徒が集まってきました。
みじん切りにした野菜と、塩を振った挽肉と混ぜ合わせ、よくこねます。できた具を餃子の皮で包みます。森戸先生のわかりやすい説明に生徒たちも納得です。
ここからは、生徒たちが具を作って皮で包むまでの作業を行います。
見るからに餃子です。もう、おいしさは想像できます。
まず、焦げ目をつけ、次に、水を3分の1くらい入れ、5分間、蒸し焼きにします。
じきに、おいしそうなにおいが漂ってきます。
いやあ、本当においしそうです。
自分で作った達成感と餃子の味に、思わず、笑顔がこぼれます。
最後に、生徒の感想です。
「わりと簡単にできました。味もおいしいです。家でも作ってみたいです。」
「しょうゆの分量を間違えてしまいましたが、その分、しょうゆをつけなくてもおいしかったです。」
「具をこねるところと、餃子の皮で包むところが楽しかったです。家でも作ってみたいです。」
*毎回、とても楽しい授業です。自分で作った餃子の味は、さぞかし格別だったでしょう。私は見ていただけでしたが、見ていただけでも作れそうな気がしてきました。
7月いじめ・教育相談アンケート結果の公表
7月1日に実施した中高の全生徒を対象に実施した「いじめ・教育相談アンケート」の集計結果について、個人情報に配慮した形で公表いたします。
いじめ・教育相談アンケート用紙.pdf
本アンケートは、いじめをゼロにすることを目指すものではなく、いじめは、いつ、どこでも、だれにでも起こりうるもの、であることから、その早期発見、早期対応を目的としています。
スクールカウンセラーや教員等との面談の希望がある場合には、即座に対応しています。
R2.7月いじめ・教育相談アンケート結果(中学).pdf
R2.7月いじめ・教育相談アンケート結果(高校).pdf
R2.7月いじめ・教育相談アンケート・自由記述.pdf
いじめ・教育相談アンケート用紙.pdf
本アンケートは、いじめをゼロにすることを目指すものではなく、いじめは、いつ、どこでも、だれにでも起こりうるもの、であることから、その早期発見、早期対応を目的としています。
スクールカウンセラーや教員等との面談の希望がある場合には、即座に対応しています。
R2.7月いじめ・教育相談アンケート結果(中学).pdf
R2.7月いじめ・教育相談アンケート結果(高校).pdf
R2.7月いじめ・教育相談アンケート・自由記述.pdf
今回の調査で、「いじめを受けた」という生徒が中1で2名いましたので、担任がその日のうちに本人から聞き取りを行うなど、即座に対応しました。また、担任との面談を希望していた高校生1名とはすぐに面談を行い、スクールカウンセラーとの面談を希望していた中高の5名の生徒には、直ちに面談日時を設定しました。
自由記述欄についても、担任だけでなく、生徒指導部長、教頭、校長が全生徒の回答に目を通し、生徒の心身の健康状態の把握に努めています。また、生徒の気になる記述についても、必要に応じて、校長自ら、直接生徒本人から話を聞くなど、不安・不満の解消に努めています。
*なお、各月のアンケート結果については、本HPのメニューにある「いじめ・教育相談アンケート」に収納しています。
身近な風景 ~ネムノキは本当に眠るのか?
アジサイの季節も終わろうとしています。
そんな中、今、咲いている花はないかなと探していたら、近くの道路沿いで「ネムノキ」の薄紅色の花が満開でした。
そんな中、今、咲いている花はないかなと探していたら、近くの道路沿いで「ネムノキ」の薄紅色の花が満開でした。
近づいて花をよく見てみると、まるで糸のような繊細な花です。糸のように見えるのは、花の雄しべとめしべです。夕方になると、つぼみの中に縮れて収納されていた糸が少しずつ伸びていきます。
ところで、和名の「ネムノキ」は、夜になると葉が合わさって閉じ、眠るように見えることに由来する、と言われています。漢字名の「合歓木」は、中国においてネムノキが夫婦円満の象徴とされていることからつけられたもの、だそうです。(以上、Wikipediaより)
「眠る」という言葉が適切であるかどうかはわかりませんが、体内時計によって、周囲が暗くなると、葉の付け根の細胞の内部の圧力の変化により、葉を閉じると考えられています。
そこで、「ミニ探究活動」です。
リサーチクエスチョン「ネムノキは、本当に眠るのか?」
仮説「ネムノキは夜になると葉を閉じ、朝になると葉を開く」
検証方法「ネムノキの葉の様子を夕方、夜、朝の時間帯で、どのように変化するかを観察する。」
早速、7月11日(土)の夕方から12日(日)の朝にかけて、観察を行いました。
夕方17時の段階では、まだ明るく、葉は全開の状態でした。いよいよ、夜の9時です。
明らかに、葉は閉じていますね。本当に眠っているかのように見えます。
次は、翌朝の4時30分です。このころはすでに周囲は明るくなっています。
葉は、開いているのがわかりますか。場所によっては、まだ閉じている葉もあります。ネムノキは、かなり早起きですね。
これは、ネムノキ全体の様子の比較です。左側が夜9時、右側が朝4時30分です。
さらに、1時間経つと、葉がより開いてきます。
左側が、朝4時50分、右側が朝5時10分です。葉がだいぶ開いてきました。
*この観察により、「ネムノキは、夜、葉を閉じ、朝、葉を開く」ことが検証できました。
ここで、さらなる疑問を持った人もいるかもしれません。例えば、ネムノキは暗くなるから葉を閉じ、明るくなるから葉を開くのか、つまり、周囲の明るさ(照度)によって、葉の開閉が起こるのか、それとも、明るさには関係なく、時間によって葉が開閉するのか、その疑問を解明するためには、新たな仮説をたて、どうすればそれを検証できるか、を考える必要があります。
このように、研究はこれがわかれば終わり、というものではなく、一つの疑問の解明が新たな疑問を呼び起こし、深まっていくことになります。
*これからは、「与えられた宿題が終われば、それで終了」という学習ではなく、「自分で問いを見出し、自分で答えを導く」という学習がより求められています。
もちろん、スキルの習得という点では宿題も大事ですが、社会に出れば、「答えのわかっている宿題」がだされることはありません。あったとしても、それはAIがやってくれるでしょう。
「人間にしかできないこと(=考えること)」で勝負できるよう、力をつけていきましょう!
緊急情報
特にありません。
カウンター
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