校長室便り

2020年9月の記事一覧

高3・フードデザインの授業見学

本日の3,4限目は、恒例の「高3のフードデザイン」の授業見学を行いました。
今回のメニューは「春巻き(6本)、ほうれん草とツナのポン酢あえ」です。

今日の授業は、まず、春巻きやほうれん草に関する学習から始まりました。
春巻きには、中国料理とベトナム料理があり、それぞれ使う皮が違いますが、今回は中国料理の春巻きを作ります。


「春巻き」の料理で、ポイントとなるのは、具を春巻きの皮で包むところだそうです。きれいに包めれば、それだけ見栄えや食感もよくなります。まずは、具となる、春雨(ゆでる)、豚肉(下味をつける)、たけのこ・しいたけ(ほそぎり)、ニラを炒め、調味料で味付けします。


生徒たちの包丁さばきや炒め方も手慣れたものになってきました。


そして、いよいよ今回のポイントである、春巻きの皮で具を包みます。

くっついている皮をはがす作業も重要です。


皮の包み方もやっているうちにうまくなってきます。


おいしそうに揚がっています。

ほうれん草とツナのポン酢あえも完成し、お楽しみの試食タイムです。


最後に、生徒の感想を聞いてみました。
「今回の料理では、春巻きを巻くところが一番難しかったです。でも、やっているうちにコツがつかめてきました。」
「具のタケノコがいい食感です。おいしくできました。」
「春巻きの揚がり具合がちょうどいいです。パリッとした食感がたまりません。」
「思ったより簡単にできたのでびっくりしました。家でも作ってみたいです。」

*皆さんの自己評価は非常に高く、春巻きを頬張る姿からは、満足感、達成感が感じられました。調理実習は、究極のアクティブラーニングだと思います。

ボート部全国大会~下野新聞掲載

本日、ボート部の全国大会の記事が下野新聞に掲載されました。
8位入賞となった藤倉さん、木村さんのインタビュー記事が載っています。

(2020年9月29日付け下野新聞18面掲載、掲載許諾済)
ボート2020.9.29.pdf

身近な風景 ~中秋点描

現在の季節は、二十四節気でいうと、中秋(9月8日頃から10月8日頃まで)にあたるようです。本日のウォーキング中に見かけた秋の風景を紹介します。

アキアカネが稲穂の周りを飛んでいました。

佐野市では、古代米を栽培しているところがあるようです。佐野市富士町で見かけました。

古代米とイナゴ

ソバの白い花が青空に映えています。



真っ赤なヒガンバナに交じって、薄いピンクの花も時々見かけました。



場所によっては、ヒガンバナはまだ蕾も多かったです。

田んぼの土手のヒガンバナが満開になると、稲穂(黄)、ソバ(白)、ヒガンバナ(赤)、その他(緑)と、色とりどりになりますね。来週が楽しみです。

身近な風景 ~ヒガンバナ③四~六分咲き

佐野高校の前庭のヒガンバナが開花しました(9月25日)。

↓  さて、今日(27日)はどうなっているでしょうか。

9月27日(日)、校庭前庭のヒガンバナは四分咲きくらいです。


佐野高校では、前庭以外でもヒガンバナが咲いている場所が他にもありました。

西門近くの部室棟の近くです。四分咲きくらい。


寮の前の駐車場の角です。

佐野でヒガンバナの名所の一つである三毳山公園内にある「万葉庭園」に行ってきました。



綺麗に咲いている場所もありましたが、全体としては、まだ四~六分咲きといったところです。10月に入った頃から来週末(10月3日,4日)くらいが満開ではないでしょうか。その時の風景が楽しみです。

「女子セブンスユースアカデミー」秋田若菜さん

 9月19日、日本ラグビー協会は、22日と27日に行われる「女子セブンスユースアカデミー」の参加選手を発表しました。高校3年2組の秋田若菜さんを始めとする、アカデミー生(10名)と候補生(15名)が選ばれました。秋田さんは、高校1年の時から連続して選ばれています。


昨年12月27日に大阪花園ラグビー場で開催された「U18花園女子15人制大会」に東軍として参加した時の写真です。(石井先生撮影)


 「女子セブンスユースアカデミー」は、世界と戦える可能性を秘めた人材をユース世代から発掘し、育成・強化に取り組むプログラムで、多くの日本代表選手を育ててきました。

 秋田さんは、昨年の「太陽生命ウィメンズシリーズ」でチャレンジチームの主将を務めており、2024年のパリオリンピックを目指す若手「女子セブンスユースアカデミー」の中心メンバーでもあります。23日、本人から話を聞かせてもらいました。

 
9月22日に行われた「アカデミー」では、どんなことをやったのですか

  本来なら、全員がそろって活動をするのですが、新型コロナの影響で、すべてズームを使った遠隔で行なわれました。9時から15時まで、各1時間のプログラムを4コマ受講しました。以下のような内容でした。

1コマ目:「コミュニケーションゲーム」(ほぼ6ヶ月ぶりに仲間とコミュニケーションをとることができました。

2コマ目:「SアンドC(ストレンクス(筋トレ)とコンディショニング)」、(どういう筋トレをすればいいのか、目標値を設定します)

3コマ目:「ラグビーのスキルの研究」(海外の選手のプレーを見て、プレースタイルなどについて話し合います)

4コマ目:「オリンピックについて学ぶ」(オリンピックに出るためには、まず、オリンピックについて知ることが重要です。)

 

Q「アカデミー」に参加して、どんなことを感じましたか

 今回は、ズームでの参加でしたが、仲間と会うのは久しぶりだったので、コミュニケーションの大切さを再認識しました。また、オリンピックという目標に向けての気持ちや今できることを共有できたことが大きかったです。

 
*現在、秋田さんは、クラブチーム「アルカス熊谷」に所属して、練習しています。「女子セブンスユースアカデミー」は、高3の12月までですので、さらに上部団体である「女子SDS(セブンズ・ディベロップメント・スコッド)」に選抜されることを目標にしているそうです。
 新型コロナの影響で練習や試合にはまだ様々な制約がありますが、2024年のパリオリンピックを目指して、頑張ってください。応援しています。

中3「数理探究」出前授業

今日の中3「数理探究」は、宇都宮大学共同教育学部の鈴木拓先生をお招きし、出前授業が行われました。
テーマは「連分数の魅力 ~数当てゲームと近似のお話~」でした。

数理探究」は、附属中の学校設定科目(本校独自の科目)です。数学分野と理科分野で発展的な学習2時間連続でじっくりと取り組みます。

本日の講師の鈴木先生は、大学では数学の一分野である代数学(簡単に言えば、数や式の性質・扱い方に関する学問)の授業を主に担当しています。

今日のテーマである「連分数」とは、分数の分母に更に分数が現れる式で、分子の数は全て1で表されます。例えば、こんなふうに


この「連分数」を使いこなすと、例えば、円周率 π=3.1415926…を近似分数で表すことができるのです。(これは感動でした。)生徒たちは、電卓を使いながら一生懸命に計算していました。



ところで、世界では「円周率の日」が3つあるそうです。
まず、3月14日、これはわかりやすいですね。
次は、7月22日、7分の22(22/7)=3.142857… となります。これはアルキメデスが発見した近似分数です。
そして、3つ目は、中国の「円周率の日」である12月21日です。12月21日は、元旦からちょうど355日目にあたり、355/113=3.1415929…となります。

このような円周率の近似分数は、先人たちが苦労して導き出したものですが、「連分数」を使って計算すると、5分もたたないうちに求めることができるのです。


このほか、1年は365日とされていますが、実際には、1太陽年は365.2421895…と割り切れません。現在、多くの地域で採用されている「グレゴリオ暦」では、うるう年は、4年に一度ですが、100年に一度は例外で平年になります。さらに、400年に一度、例外の例外でうるう年になります。そうすると、400年間でのうるう年の数は、100-4+1で97回となりますね。つまり、
365+97/400=365.2425…と近似しています。

一方、「イラン暦」という暦もあり、そこでは、4年に一度うるう年、は同じですが、128年に一度、例外で平年、となっています。128年で31回、うるう年がありますので、近似値は以下のようになります。
365+31/128=365.2421875…
となり、グレゴリオ暦より近似しています。
このような近似分数は、連分数を使うと、簡単に求めることができるのです。
本当に、魔法のような分数なのです。

数学って、すごいと思いました。

最後に、一緒に授業を受けた3年1組の生徒と、校長室掃除担当の3年2組の生徒に今日の授業の感想を聞いてみました。

3-1
青木さん「初めは数字がいっぱい並んでいて、うわ難しそうと思っていたのですが、実際にやってみると、意外とスラスラできて楽しかったです。特に、3.14や√2などといった無理数を近似分数で表すことができることに驚きました。今回学んだことを、今後の数学や生活で生かせたらいいと思います。」
山口君「連分数を使うと、近似分数が電卓を使うと簡単に求められるのがすごいと思いました。」
大島君「無理数でも連分数を用いることで表すことができることが分かりました。イラン暦の40万年に一日のずれという正確さに驚きました。」
3-2
坂田君「連分数という存在自体知りませんでした。計算で近似分数を求めるなど、ワクワクして楽しかったです。数学がさらに好きになりました。」
鈴木君「連分数を使って近似値を求めることができることに驚きました。」

*「連分数」は、数学の先生によると、高校の「数学Ⅲ」で、発展的な内容として一部紹介されているそうです。

PTA朝の挨拶運動が始まりました

今日(9月23日)から25日までの3日間、PTAによる朝の挨拶運動が始まりました。今日はあいにくの天気でしたが、PTAの本部役員さんの挨拶に、生徒の元気な挨拶が返ってきました。

身近な風景 ~ヒガンバナ

今日(9月22日)は、秋分の日、彼岸の中日です。毎年、この時期になると、不思議とヒガンバナの赤い花が咲き始めるのですが、今年は様子が違うようです。

佐野高校の前庭に、1か所だけ、ヒガンバナが毎年咲く場所があるのですが、昨日(21日)行ってみたら、まだ茎が伸びていませんでした。
この分だと、咲き始めるのは来週以降になるかもしれません。

まだ20cmくらいしか、茎が伸びていません



赤丸をつけたところで茎が伸びています。


こちらは、球根から茎が伸びてきたばかりです。

2009年9月発行の「佐高ミュージアム」で、同じ場所に生えているヒガンバナを紹介していますので、ご覧ください。
佐高ミュージアムNo24 「ヒガンバナ」.pdf

ボート部全国大会速報!⑥佐高初の入賞です!

9月20日の夜中の12時に佐野駅にバスが到着しました。高速道路は渋滞もなく順調だったようです。佐野駅で到着を待っていた保護者の皆さんもお子さんの元気な姿を見て安堵していました。
全国8位入賞という金字塔を打ち立てた木村さんと藤倉さんから、入賞の賞状を見せてもらいました。

ところで、重大なことが判明しました。どうやら、全国8位入賞は佐高ボート部始まって以来の快挙ということです。佐高からはボートでオリンピック選手を輩出していますが、高校時代の全国入賞はなかったようです。
木村さん、藤倉さんはどえらい記録を打ち立ててくれたようです。このことを皆さんにもお伝えして、今大会の速報は終了といたします。準決勝進出が決まった19日と準決勝があった20日は、本HPのアクセス数が通常の3倍近く(3000近く)に達しました。それだけたくさんの方々の応援する気持ちが、選手たちにも伝わったのではないかと思います。応援ありがとうございました

ボート部全国大会速報!⑤祝!8位入賞

本日、準決勝及び順位決定戦が行われました。
その結果、「女子ダブルスカル」の木村・藤倉組が、見事8位入賞を果たしました。
おめでとうございます。

まず、女子クオドルプルの準決勝が、9時10分から始まりました。
後半、追い上げを見せましたが、5着敗退でした。

http://youtu.be/u7EdN8SYzWg

次に、女子ダブルスカルの準決勝が、9時50分にスタートしました。
500mでは2位通過でしたが、後半2艇にかわされ4着でゴール。5位から8位の順位決定戦へ。

http://www.youtube.com/watch?v=bGy_My-KJ7Y

女子ダブルスカルの順位決定戦は、13時10分から始まりました。
結果は4着でしたが、念願の8位入賞を果たしました。

http://www.youtube.com/watch?v=UdFeFmOY61g

13時40分頃、表彰式があり、木村さんと藤倉さんは入賞の賞状をいただきました。おめでとうございます!


木村さん
「決勝進出が夢でした。今回、準決勝まで行くことができ、悔いはありません。やり切りました。」

藤倉さん
「3年間、あきらめずにここまでやってきて良かったです。最後のレースでは、2人らしく、全力で漕ぐことができました。ここまで支えてくれた先生や先輩の方々、そして家族への感謝の気持ちを込めました。本当にありがとうございました。」



選手の皆さん、そして顧問の戸田先生、大和先生、お疲れさまでした。
今日は14時半頃、大阪を出発し、夜中の1時頃に佐野に到着する予定です。

今回は会場が大坂でしたが、宿舎と会場の往復でした。でも、それ以上に、「それぞれが大切なものを得ることが出来た充実した5日間」であったと感じました。

ボート部全国大会速報!④祝!予選突破

今日は強風も収まり、予定通り予選と敗者復活戦が行われました。


女子ダブルスカル(木村、藤倉):予選突破! ベスト12(上の写真)
http://youtu.be/DMNCjVlwCRU
女子舵手付きクオドルプル(岡部、松浦、船渡川、生熊、川田):敗者復活戦で勝ち上がり予選突破! ベスト12 
男子シングルスカル(内田):もう一歩のところで予選突破ならず。

本校の予選突破は、数年ぶりの快挙です。おめでとうございます。


女子ダブルスカル   →奥から2番目の緑のユニフォームです。
「ここまで来たら決勝を目指します! 4分を切ります。」


女子舵手付きクオドルプル →奥の緑のユニフォームです。
「まだまだやれます!」


男子シングルスカル →奥から三番目の緑のユニフォーム
「来年、また戻ってきます!」


*明日の準決勝は6艇中上位2艇が決勝に進出し、3,4位が順位決定戦に回ります。
    明日で、すべての競技が終了します。いよいよ決戦です

ボート部全国大会速報!③(記事追加しました)

今日の大阪は風が強く(風速6~7m/秒)、突風が吹くと艇が転覆してしまう危険性があることから、今日の予選は明日に延期なりました。明日は、予選と敗者復活戦を両方やることになりました。


強風の中、水路を見つめる佐高ボート部の皆さん。

*それでは、今日はいったい何をしていたのでしょうか

→宿舎は、堺ナショナルトレーニングセンターや「G大阪」の練習場(サッカーコート16面ある広さ)がある広大なスポーツ施設の一角にあります。

赤丸を付けたところが、宿舎です。


宿舎ではコロナ対策が徹底しています。朝食は通常バイキング形式ですが、今は手洗い消毒した後、さらに手袋を着けて、小分けされた料理を選んで持っていきます。料理はおいしいのですが、味気ないそうです。大浴場も閉鎖されていて、部屋のバスしか利用できないということでした。


朝食後は、周囲の走り込みやトレーニングセンターで筋トレです。


今回、佐野東高と一緒に行動していますので、練習も一緒です。佐野東高は全員男子ですので、本校の唯一の男子、内田君は佐野東高の男子と練習しています。

*さて、選手たちは、今日の競技中止をどのように受け止めているでしょうか
→戸田先生によると、最初は、早く試合をやりたい、という気持ちが強かったようですが、陸上トレーニングで体を動かしているうちに、気持ちがリフレッシュされ、うまく切り替えができたようです。

*それは良かったですね。明日の予選を前にして、いったん気持ちや体を休ませることができたのは、選手たちにとっては、いい機会だったのかもしれませんね。
明日は最高のコンディションで持てる力を存分に発揮してください。
応援しています!

中3「数理探究」出前授業

昨日(9月17日)は、佐野市葛生化石館の学芸員である「奥村よほ子」先生をお招きし、中3「数理探究」の出前授業を行いました。
特別時間割を組み、1,2限目(3年1組)、3,4限(3年3組)、6,7限(3年2組)で実施しました。

地質時代と佐野で産出される化石について学んでいます。

 

今回の出前授業は、①葛生地区の石灰岩地帯を中心とした地層の成り立ちについて学ぶ。②フズリナやウミユリ等の化石探しを通して、地学研究の基礎や楽しさを味わう。ことなどを目的としています。



 葛生で産出される化石では、フズリナやウミユリが有名ですね。これらは、かつてどんな環境で生活していたのでしょうか?

 

大昔、このあたりは海の底で、そこに棲んでいた? いいえ、全く違います。

 

葛生石灰岩は、いまから2億6千万年前の古生代のペルム紀という時代の生き物がつくりだした岩石で、当時は赤道直下の海底火山上で作られました。そこに棲んでいたサンゴやフズリナ、ウミユリが化石となっているのです。


そして、長い年月をかけて、海洋プレートの動き(プレートテクトニクス)によって、葛生まで運ばれてきました。まさに、「地球規模の壮大な物語」です。



授業の後半では、実際に、細かな石灰岩の断片から、フズリナやウミユリを探す作業を体験しました。みんな夢中になって探していました。見つけた化石の一部は各自持ち帰りました。持ってると何かいいことありそうですね。


葛生で産出される石灰岩は、校庭の前庭(職員玄関手前)にある岩石標本園で見ることができます。一度見てください!





ボート部全国大会速報!②公式練習

今日は、一日「公式練習」が行われました。今回の会場は、大阪湾にある水路です。
いつも練習している河川(渡良瀬川)と比べると、海ですので「うねり」があったり、海水による「浮力」が大きいなど、いつもと勝手が違います。

通常の公式練習は半日なのですが、今回は丸々一日、練習することが出来たので、徐々に慣れてきて、いつもの感覚が戻ってきたそうです。

女子ダブルスカル(藤倉さん、木村さん)


女子舵付きクォドルプル(岡部さん、松浦さん、船渡川さん、生熊さん、川田さん)


男子シングルスカル(内田君)

*3年生の木村さんにインタビューしました。
→今日の公式練習の感触はいかがでしたか?
「普段乗っている艇と違ったり、海だったりしたので、最初はなかなか慣れませんでした。しかし、徐々に雰囲気がつかめてきたので、いつも通りのレースができそうです。明日の予選では、持てる力を発揮したいと思います。」

*いいですねえ。明日は11時42分から予選が始まるそうです。3種目とも頑張ってください!

ボート部全国大会速報!①大阪に到着

本日、朝6時半ごろ、ボート部の生徒たちは、佐野東高の生徒といっしょに1台のバスで、全国大会が開催される大阪を目指して出発しました。夕方頃、会場に着いたという連絡が顧問の戸田先生から入り、以下の1枚の写真が送られてきました。
もう、気合は十分!といったところですね。

将棋大会県予選優勝!

9月13日(日)、宇都宮市にある栃木教育会館で行われた「第31回関東地区高文連将棋大会県予選」で、高校1年4組の竹熊くんが、見事優勝を果たしました。


竹熊くんは、中1から県大会で優勝を続けています。昨年度は全国でベスト8に入った強者なのです。県内では、もはや敵なしといったところでしょうか。

今回の大会の感想は
「6か月ぶりの試合だったので、慣れるまで苦戦しました。優勝するまで7回の試合を勝ちあがりました。最初から優勝を狙っていましたが、久しぶりだったので不安もありました。」

12月に行われる関東大会の目標は
「今から、こつこつ練習し、優勝するのが目標です。また、栃木県から出場する4人(他に、宇高、足高、文星)の総合成績で県ごとの順位がでるので、今年は栃木県のランキングを上げ、強いことを示したいです。」

*1年生にして、すでに栃木県を引っ張るリーダーとしての自信と風格が漂っていました。さすがですね。

高校生ディベート・オンライン練習会

今日は、高校生は、「準備型ディベートの合同練習会」がオンラインで開催されました。
参加した学校は、本校の他、宇都宮高、宇都宮女子高、宇都宮東高、栃木高、栃木女子高、作新学院高、足利高、足利女子高、大田原高、大田原女子高、矢板東高といった数多くの高校が参加しています。


今回の論題は、「The Japanese government should ban production and sales of fossil-fueled cars, including hybrid cars, by 2035」(日本政府はハイブリッドカーを含む化石燃料車の製造と販売を2035年までに禁止すべきである。)でした。
この論題について、生徒は事前に調べ、準備した上で試合を行います(=準備型)。

本校からは、2年生2チーム、1年生4チーム、計6チームが参加しました。



1年生(戸田さん)の感想:「今回は準備型だったので、昨夜は準備のため、あまり眠れませんでした。しかし、基本を確認できたので、頭がすっきりしました。準備をやっておいて良かったです。」

2年生(江部くん)の感想:「個人的には、もうちょっと準備をしておけば良かったなと思いました。新しいスタイル(準備型)だったので、参加してよかったです。チームとしては、頑張りました。」

*月に1回くらい、このような練習会を行い、12月に本番が行われるそうです。
栃木県は全国でもレベルが高いですので、力を付けて挑戦してください!

中学生ディベート・オンライン練習会

今日は、「第7回佐野市中学生親善ディベート大会オンライン」の講習会及び練習試合がZoom配信で行われました。附属中からは、最多の4チーム(2,3年生)がエントリーしています。


講習会(10:00~12:00)及び練習試合(13:00~17:00)は、中学1年生の3教室と選択教室の4会場に分かれて実施しました。今年は附属中からの参加者が多く、練習に熱が入っていました。かなり盛り上がっています。

今年度の論題は「日本は救急車を有料化するべきである。是か非か」です。



今日の練習に参加した生徒の感想です。

3年3組 大川隼くん
「今回が初めてのディベート大会だったので、とても緊張しました。ディベートが上手な人たちが集まったので、とても内容が濃いものになりました。今日の練習試合を踏まえ、本番ではより丁寧に対戦していきたいと思いました。

3年3組 黒川紗良さん
「初のリモートで不安はありましたが、チームメイトといつも通りのディベートが出来たと思います。去年も参加して、惜しくも準優勝だったので、今年こそはと意気込んでいました。リモートならではの立論の読み方や分かりやすさをしっかり確認できて良かったです。」

2年2組 小林美葵さん
「初めての本格的な練習試合だったので、少し緊張しました。立論では落ち着いて対応でき、質疑でも正確に質問できました。また、反駁の仕方など、難しいものも分かりやすく説明してくれたので、勉強になりました。本番に向けて頑張りたいです。」

*大会の本番は、10月4日(日)です。4チームとも、頑張ってください!