校長室便り

2021年11月の記事一覧

身近な風景 ~晩秋の三毳山

11月28日(日)、三毳山の紅葉は終盤に近付いているようです。冬の気配が漂っていました。

みかもハーブ園の紅葉


上空では、トンビが上昇気流に乗って、舞い上がっていました。
「ピーヒョロロッロッロ…」という独特な鳴き声が聞こえてきました。
動画 → トンビ


東口の公園の池には、カモ類が集まっています。


三毳山は人気のウォーキングコースです。

【高校】「葛生ジュニアリーダースクラブ」のボランティア活動

11月28日(日)10時頃、「味噌まんじゅう新井屋 工場祭」で、「葛生ジュニアリーダースクラブ」のボランティア活動の一環として、「チカラモチおりんぴっく」という参加型イベントの運営に関わっている佐高生3名に遭遇しました。

「葛生ジュニアリーダースクラブ」の顧問の吉澤章裕さんは、本校の「地域リーダースシンポジウム」で、毎回、シンポジストとして参加してくださり、生徒の課題研究(まちおこし等に関する内容)のご指導をいただいています。「葛生ジュニアリーダースクラブ」には、本校生(中高ともに)も多数参加しており、様々なボランティア活動に参加しています。

今回も、まちを元気にする活動の一環として、「チカラモチおりんぴっく」を生徒とともに企画されたようです。本校からは、高校3年生の猪瀬遥大君、松原唯衣さん、横堀咲英子さんの3名が参加していました。彼らは、将来の進路の方向性が決まり、こうした体験が役に立つことから、「葛生ジュニアリーダースクラブ」の協力依頼を受け、参加を決めたようです。学校とはまた違った「学びの場」で、いきいきと活動している姿が印象的でした。

【中高】晩秋の練習風景(中高テニス部)

11月27日(土)11時頃、中高のテニス部が晩秋のテニスコートで練習をしていました。この時期は、落ち葉との戦いのようです。

こちらは、中学のテニス部です。指導員の松本さんが来てくれています。



朝、8時過ぎから練習をしているそうです。


風が吹くと、落ち葉が上から舞い落ちてきます。


奥の方では、高校のテニス部がコートに溜まった落ち葉を掃き出しています。


こちらは、高校のテニス部です。中3の3名が早期入部で練習をしています。
12月25日に大会があるそうです。


まだまだ、葉っぱが落ちきるには時間がかかりそうです。


当面は落ち葉との戦いが大変そうですが、頑張ってください。

【中学】佐野市学校芸術祭「児童生徒造形展」

11月27日(土)・28日(日)の2日間、「葛生あくとプラザ」で、「佐野市学校芸術祭 児童生徒造形展」が開催されています。附属中生については、数えてみたら、各学年5名ずつ、計15名の生徒の作品が展示されていました。出品生徒1名につき家族2名までの入場が認められています。


会場に展示されていた作品を紹介します。なお、展示されている作品の写真撮影が認められていましたので、会場で撮影した作品を掲載します。いずれも素晴らしい作品でした。

<中学1年生>

「茄子の平面構成」時田英奈さん


「光の平面構成」安藤瑞姫さん


「花火の平面構成」藤平結衣さん


「腕時計の平面構成」渡邉若葉さん


「カップの平面構成」若林千悠さん

<中学2年生>

「素材の声を聞こう」片山寛菜さん


「素材の声を聞こう」菊池未来さん


「立体感のある平面構成」縫田夏帆さん


「立体感のある平面構成」久富璃子さん


「立体感のある平面構成」大島暖心さん

<中学3年生>

「仮面」山口桜佳さん


「仮面」菅原和か  さん


「新種の〇〇発見」富田綾華さん


「新種の〇〇発見」中村斐君


「新種の〇〇発見」嶋﨑碧佳さん

以上の15点の作品です。
(もしかして、見逃しがあったら、申し訳ありません。)
明日まで展示されていますので、出品されている生徒およびそのご家族で、ご都合のつく方は是非ご覧ください。

28日(日)は10:00~15:00です。

【中高】佐野市長への全国大会出場報告!

11月26日(金)16:30~、佐野市役所6F会議室で、「佐野市長への全国大会の出場報告会」を行いました。中学2年生6名のチームによる「第9回科学の甲子園ジュニア全国大会初出場」、高校1年1組の若林仁瑛君の「第58回栃木県高等学校国際理解弁論大会最優秀賞(県知事賞)」および、来年夏の「全国高校総合文化祭弁論部門(東京都)出場」の報告をしました。

今回の報告会は、佐野市役所様がセッティングしてくださいました。報道機関も下野新聞、読売新聞、佐野ケーブルテレビ、よみうりタイムスの4社が取材に来てくれました。

佐野市長を待つ間、だんだん緊張感が高まってきました。

佐野市長が登場され、報告会が始まりました。
まずは、全国大会に出場する生徒の紹介を行いました。

第9回科学の甲子園ジュニア全国大会」では、附属中2年生の松葉紳一郎君、丸山凱君、水谷至温君、新井逞君、島田琉睦君、立川璃空君の6名が出場します。全国大会は、当初は兵庫県姫路市で開催される予定でしたが、新型コロナの影響で、急遽オンライン開催となってしまいました。12月3日に佐野駅前交流プラザ「ぱるぽーと」を会場として実施されます。

令和4年度全国高校総合文化祭弁論部門(東京都)」では、高校1年1組の若林仁瑛君が出場します。来年の8月に開催される予定です。

まず、金子市長様から、全国大会出場への温かい励ましのお言葉をいただきました。
ありがとうございました。
それを受けて、松葉君と若林君が、それぞれ全国大会出場に向けた決意表明を行いました。

報告会終了後は、記念写真の撮影と報道機関による取材がありました。





インタビューを受ける松葉君


インタビューを受ける若林君

さらに、市長からのとっておきの「サプライズ」がありました。
取材が終わったら、4階に来るように言われたので全員で行ってみると、市長がすでにお待ちであり、生徒たちは市長室に入るよう促されました。

なんと、生徒一人ずつ、全員が市長さんの椅子に座らせていただき、市長としての仕事場を体験させてくださいました。これには皆、大喜びでした。


彼らの中から、将来、市長としてこの席に座る者がでてくるかもしれませんね。
そんな日が来ることを楽しみにしています。
佐野市長の金子様、本日は貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

なお、今回の報告会の開催にあたっては、多くの佐野市役所の職員の方々にご尽力いただきましたが、期せずして、全員が佐野高校の卒業生でした。市役所の職員の半分以上は本校の卒業生なのではないかというお話でした。ということは、今度は生徒の皆さんが将来の佐野市をしょって立つのではないでしょうか。市長からも、進学等で佐野市を出ることはあっても、いつかまた佐野市に戻ってきて、郷土を盛り上げていってほしい、というお話がありました。


全国大会に出場する島田君のお父さんもその一人でした。

*まずは、12月3日の全国大会、頑張ってください!

【中3】「理科」の授業見学(中村先生)

11月24日(水)1・2限目、中学3年2組の「理科」の授業(中村先生)を見学しました。物理分野の「エネルギー」に関する実験を行っていました。物体の持つエネルギーの大きさや質量との関係を調べる実験です。

下の図のように、「くい」をハンマーで地面に打ち込むとき、どうすれば深く食い込ませられるでしょうか。


それを調べるため、実験器具に「くい」をセットし、おもりを上から落とした時に、「くい」がどれだけ下に移動するか、その移動距離を測ります。その移動距離でエネルギーの大きさを表します。下の写真のオレンジ色の物体がおもりで、その下の部分が「くい」です。おもりが落ちてきて「くい」に当たると、「くい」は下に移動します。その移動距離をものさしの目盛りで図ります。


下の写真では、左側は決まった高さでオレンジ色のおもりを手で持っています。手を離すと、重りが落ちて、「くい」を下に押し込みます。

動画 → くい打ちエネルギー

まず、同じ質量のおもりを高さを変えて落下させたときの「くい」の移動距離を測ります。次に、おもりの質量を変えて、同じように、移動距離を測ります。
その結果からわかることを「考察」します。


佐附中生は「考察」が得意です。びっしりと書いています。


おもりが落下する際の摩擦力は? などといろいろ考えています。


班ごとに結果や考察を発表します。モニターには班のデータが表示されています。


この班は、グラフ化したものを示し、おもりの高さと「くい」の移動距離が比例関係にあることを説明しました。




中村先生によって、各班の発表内容の要点がわかりやすく整理されました。

落とす前のおもりが持っているエネルギーは「位置エネルギー」といいます。
位置エネルギー」の大きさは、高さや質量によって変わることが実験からわかりました。

一方、落下しているおもりが持っているエネルギーは「運動エネルギー」と呼ばれています。「運動エネルギー」の大きさは、何によって決まるのでしょうか。
それは、次の理科の時間のお楽しみということになりました。(期末試験明けの来週ですね。)

【中学】「質問教室」大盛況

11月22日(月)放課後、中学生は「質問教室」および「自習教室」に参加していました。中1と中2で質問のある生徒は選択①教室、中3は選択②教室で、先生に質問をすることが出来ます。自習をする生徒は各教室で17時30分まで残ることが出来ます。

赤い鉢巻をして自習をする中学2年生です。そうとう気合が入っています。

質問教室は、放課後中、質問をする生徒が途絶えることがありません。













附属中生は、定期試験の勉強にも自主的に取り組んでいます。


質問を振り返り用紙に書いてきた生徒に、先生から声をかけて答えることもあります。先生方もとても熱心です。

【高2】「模擬国連」参加報告

11月13日(土)・14日(日)の2日間、高校2年生の武藤玲矩君と横塚功樹君が「第15回全日本高校模擬国連大会」に参加しました。

会場は、兵庫県淡路島にある「兵庫県立淡路夢舞台国際会議場」でした。






全日本高校模擬国連大会」は、高校生が各国の代表となり、その国の考えや利害を踏まえて、どのように世界に貢献できるか、一つの決議に集約できるか、2日間にわたって議論します。実際の国連と同じような方法で、議論を進めていきます。本校チームは、第一希望通り、「キューバ」の代表となりました。


会議は、議長による開会宣言で、木槌を叩いてスタートします。
今回のテーマは「核軍縮」でした。
参加国は、それぞれ自国の考えを英語でスピーチします。
その間に、会議の進め方について、参加国から「動議」が出されます。議論は日本語で進められます。

まず、「モデレーテッドフォーカス」(公式の議論)か「アンモデレーテッドフォーカス」(非公式の議論)にするかが決められます。その結果「モデレーテッドフォーカス」となり、核軍縮について、まず、核兵器に対する立場の違いによって、グループに分かれて議論することが提案されたそうです。具体的には、①核保有国、②核は保有してないが核の傘の中にある国、③非保有国で人道を重視する国、④非保有国の非同盟国、などで、本校チーム(キューバ)は④のグループに加わり、議論を行いました。模擬国連では、このような会議の運営にどの程度、リーダーシップをとっているか、などが評価され、優秀な生徒が表彰されます。

下の写真は、④のグループの話し合いで、白いシャツの2人が佐高チームです。


このような中で、参加国は「ワーキングペーパー(提言のようなもの)」を英語で作成していきます。それには4カ国以上の推薦を得ないと提出できません。その交渉が最も難しいそうです。どのように、他国の主張も取り入れ、譲れないところは死守しながら、ワーキングペーパーを作っていきます。「アンモデレーテッドフォーカス」(非公式の議論)やロビー活動などを駆使して、進めていきます。

2日目もこのような作業や議論が進み、議論の合間に、全参加国のスピーチが少しずつ入ってきます。本校チームのスピーチは、2日目の一番最初にあったそうです。

このように2日間の模擬国連が行われました。
結論としては、統一した決議には至らなかったそうです。核軍縮というテーマは、たとえ、模擬国連という場であっても、そう簡単に合意が得られる問題ではないことが改めて示されました。今回は、そうとう難しいテーマであった、ということでした。


11月19日(金)放課後、2人で校長室に報告に来てくれました。
以上のような話を聞かせてもらい、最後に参加した感想を聞きました。

横塚君
「いままでディベートをやってきましたが、ディベートで意見を正しく効果的に伝える、というスキルを身につけたことが役に立ちました。また、自分たちの普段の生活とは全く異なる世界(模擬国連)があることに驚きました。同じ高校生が、ここまでやれることに感動しました。」

武藤君
「全く初めての体験だったので、とても新鮮でした。ある国を代表し、相手の立場を考えて行動するという難しいことにチャレンジできました。異なる意見がある、でもまとめなければならない、こういうことは、どの仕事に就いても必ずあることで、必要な力だと思います。今までは、模擬国連と聞くと、全部英語でやっていて、まず、英語ができないとお話にならないイメージがありましたが、実際の議論は日本語でおこなっており、英語の文章もほぼ定型があるので、やってみると、議論に集中することができました。後輩もどんどんチャレンジして欲しいと思います。」

*これで、佐野高校は「2年連続出場」を果たしました。2人は、他国を巻き込み、積極的にアピールできていたそうです。よく頑張りました。佐高の新たな伝統として、来年もチャレンジしてくれる生徒を期待しています。なお、模擬国連での活躍が認められると、翌年、ニューヨークでの「高校生世界模擬国連」に参加することができます。

【中高】関東甲信越中学・高校秋季ディベート大会

11月21日(日)、「関東甲信越中学・高校秋季ディベート大会」がオンラインで開催されました。佐附中チームは、参加16チーム中、総合4位タイという画期的な成績を収めました。

中学2年1組、落合さん、田所さん、同2組の黒田さん、同3組の秋葉さん、島田君、1年3組の小泉さんの6名が、登録メンバーです。

<中学>
今大会は「日本語ディベート」です。
日本は中学校高等学校の部活動制度を廃止すべきである。是か非か」という論題で熱戦が繰り広げられました。参加チームは以下の通りです。中学校でディベートに取り組んでいる学校は、先進的な私立校などがほとんどです。






1試合目:佐附中    VS   愛知教育大付属中 →佐附中勝利
2試合目:東海中 VS 佐附中      →佐附中勝利
3試合目:開成中 VS    佐附中      →開成中勝利

本校は、2勝1敗 という好成績で結果発表を待ちました。



結果は、なんと同率4位でした。 4位以上が決勝トーナメントに進出できるので、一瞬、歓声が沸きました。しかし、この後、「あみだくじ」により、上位4校の決勝トーナメントへの道は絶たれました。しかし、よくぞ、ここまで頑張りました。同率4位は佐附中初の快挙です。

部長の落合さんのコメントです。
「初めての公式試合でいい結果を残すことが出来て良かったです。次は「あみだくじ」でなく、全勝で決勝トーナメントに進められるよう頑張ります。」

*よく頑張りました。健闘を称えます! 
この大会は関東甲信越大会止まりですが、来年春からの大会では全国大会があるそうなので、初の全国大会進出目指して頑張ってください。


<高校>
これまで、佐高生のチームは「日本語ディベート」の大会に参加したことはありませんでしたが、昨年度、コロナの影響で、中3生は大会そのものが開催されなかったため、佐附中ディベートのOBチームとして、高校の大会(日本語ディベート)に参加しました。



高校1年生の清水君、若林君、黒田さんです。
論題は「日本は積極的安楽死を法的に認めるべきである。是か非か」でした。

試合結果は、
1試合目:佐高 VS 慶應高  →佐高勝者
2試合目:都立西高 VS 佐高 →都立西高勝者
3試合目:開成高 VS 佐高  →開成高勝者

強豪校相手でしたので、1勝2敗という成績はりっぱです。中学時代にやり残したことが達成でき、すっきりした表情が印象的でした。これで、心置きなく、期末テストに臨んでください。

【中学】テニス関東大会1回戦勝利!

11月20日(土)、東京都の小金井公園で、テニスの関東大会が開催されました。本校は団体戦で、1回戦を群馬県の太田南中と対戦し、見事、3対2で勝利しました。おめでとうございます。目標としていた1回戦を突破し、ベスト16となりました。

2回戦は、前回の関東大会優勝校である東京都の小平二中と対戦しました。結果は、1対4と惜敗しましたが、強豪相手に良く戦いました。緊張したようですが、みんなで励まし合いながら、一生懸命に試合に臨んでいました。


部長の前田歩美さんから、コメントが届きました。

「私たちは1回戦に勝つ、という目標で関東大会に臨んだので、勝ててとても嬉しいです。2回戦で負けてしまいましたが、なかなか対戦できない強豪校と試合ができて、貴重な体験になりました。応援してくださった先生方、生徒の皆さん、本当にありがとうございました。」

*壮行会での宣言通り、見事1回戦を突破したのはりっぱです。よく頑張りました。関東大会には毎年、出場していましたが、なかなか1回戦の壁が破れませんでした。今回は、これまでの自分たちの課題を見出し、試合に勝つためにそれを克服してきました。その結果の勝利であることの意味は大きいと思います。この体験を自信にして、新たな目標に向けて頑張ってください。これからも応援しています。

【中学】「自習教室」が開かれました

11月20日(土)今日は土曜日ですが、選択②教室を開放して「自習教室」を行いました。20~30名の生徒が利用していました。各教科の先生も学校に来ていて、生徒は質問等をすることができます。

窓から外を見ると、天神様のイチョウやケヤキなどの紅葉が綺麗でした。

【PTA】本校の「石井先生」と「シギー吉田さん」の講演会

11月20日(土)10時から、本校選択④教室で、「PTA足利・下都賀他合同支部会」が開催され、本校の「石井勝尉先生」と「シギー吉田さん」のお二人による講演会が行われました。

支部会には、約60名の中高の保護者が参加しました。


 お二人は、佐高の卒業生(同級生)で、ともにラグビー部員として、本校ラグビー部の花園連続出場という絶頂期に籍を置いていた大親友です。

 シギー吉田さんは、ラグビーの練習中に大けがを負いましたが、奇跡的な回復で歩行が可能になった「松葉杖のカメラマン」として大活躍されています。今年の6月25日に「17才のキミへ ~希望と再生のスクラム~」という書籍が下野新聞社から出版されました。


今回のご講演では、「二人のラガーマンの物語」と題して、

・二人の高校時代
・夢を持つこと、希望をもつこと
・二人が今、皆さんに伝えたいこと

ということについて、「二人によるトークショー形式」でお話くださいました。











笑いあり、涙ありのお話で、
予定していた1時間はあっという間に経ってしまいました。


その後、質問コーナーがありましたが、多くの方からの質問に、お二人がそれぞれ答えてくださいました。


今回のお二人のお話は、PTA支部会にふさわしい、二人の友情から紡ぎだされた「子を持つ親への応援歌」でもありました。僭越ながら、今のお二人だからこそできた講演だったと思いました。

また、今日のお話は、シギー吉田さんの「17才のキミへ」という本を読んでみると、さらに深く理解できると思います。シギー吉田さんから、中高の各クラス用に「17才のキミに」をご寄贈いただきました。ありがとうございました。
ネットでも購入できますので、是非、読んでみてください。



*「シギー吉田」こと吉田茂樹様、本日は大変ありがとうございました。石井先生もお疲れさまでした。また、PTA支部会等、本会を企画・運営していただいたすべての皆様に感謝いたします。

【高校】「ほぼ皆既月食」が見られました!

11月19日(金)午後6時過ぎ3階の渡り廊下に月食を見たい生徒が集まってきました。空には薄い雲がかかっていましたが、時折、雲が切れることがあり、月食(部分月食)の様子を肉眼でも十分観察することが出来ました。




18時5分(ほぼ皆既月食)


18時20分(だんだん元に戻ってきています)


18時45分(さらに戻っています)


みんなで観察しました!


南の空には、木星(左上)と土星(右下)が、明るく輝いていました。

【中2】理科の授業見学(笠倉先生)

11月19日(金)4限目、中学2年3組の「理科」の授業(笠倉先生)を見学しました。大気の重さによる力を実験で確かめました。

アルミ缶の中に少量の水を入れ、中の水が沸騰するまで缶を熱した後、缶を逆さにして、すぐに水の中に入れます。
動画→ 大気圧の実験


一瞬で、アルミ缶がここまで潰れました。

今回は、授業の最後の20分間のみ見学しました。大気の重さを調べる2つの実験を行い、大気の重さやそれによって生じる力について実感していました。

生徒たちは、今日の実験からわかることをプリントにまとめていました。

【中3】「3階渡り廊下」徹底清掃!

11月19日(金)清掃の時間、「3階の渡り廊下」の徹底清掃の様子を見せてもらいました。中学3年2組の兵藤君高野君が中心となり、シートの下に溜まった土などを綺麗に洗い流してくれています。

シートをめくると、こんなに泥が溜まっています。




泥を洗い流します。といっても、排水管は詰まっていて流れていきません。泥を洗い流した水は、再び雑巾やちりとりで掬い取り、バケツに戻し、泥水を校庭に捨てに行きます。こうした作業を毎日一区画ずつ行ってくれたおかげで、渡り廊下はとても綺麗になっています。小野君、穴原君、牛久君、小玉君も、自分の分担区の清掃が終わった後、手伝いに来てくれるそうです。


なぜ、ここまで綺麗にしようと思ったのかを聞いてみると、
「以前から、この通路を通るたびに、汚いなあと思ってました。たまたま、この掃除場所の担当になった時、それなら自分たちで徹底的に綺麗にしてやろう、と思いました。」ということでした。

自分たちの学校を綺麗にしたいと思い、実際に行動する。これは誰にでもできることではありません。本校生が目指している、高い志とチャレンジ精神を持った「真のリーダー」の実際の姿を示してくれたような気がしました。素晴らしいです。

確かに足元を見ると、とても綺麗になってますね。
今度、渡り廊下を通る時、是非、足元に注目してみてください。
本当にご苦労様でした。


中庭に目をやると、中学1年生たちも、一生懸命に清掃していました。
こちらも素晴らしい生徒たちです。

【高1】「栃木県英語弁論大会」第3位!

11月17日(水)、栃木県総合教育センターで「第80回栃木県高等学校英語弁論大会」が開催されました。高校1年1組黒田紗良さんが第3位に入賞しました。おめでとうございます。

黒田さんのスピーチのタイトルは「Easy  and  caring  Japanese  」(やさしい日本語)でした。1位、2位を帰国子女が独占する中、黒田さんのスピーチの内容が身近なことであったことや、それを伝える表現力などが、高く評価されました。


大会に参加した感想として、
「とにかく1位に選ばれたスピーチは本当にすごかったです。たとえ英語がわからない人にも、訴えかける力を持っていました。本当に出来る人はこんなにすごいんだ、と思い知らされました。しかし、大会終了後にそういう人たちと話ができたことは、とても楽しい体験でもありました。もっと頑張ろうと思いました。来年もまた挑戦したいです。」
と話してくれました。

本当によく頑張りました。これからも応援しています。

【中高】「よみうりタウン誌」の取材がありました!

11月19日(金)14時~15時30分、「よみうりタイムス」の取材がありました。本校が、時事通信社主催の「教育奨励賞」を受賞したことを取り上げてくださるそうです。とても丁寧に取材していただきました。「よみうりタイムス」は、毎週金曜日に発行しており、読売新聞の折り込みで届けられます。本校に関する記事は、来週か再来週に掲載されるようです。

【中高】月刊「高校教育」の取材がありました。

11月18日(木)10時~12時、月刊「高校教育」から本校の様々な取組に関する取材がありました。

記事のライターである長尾康子様が来校されました。記事は3月号に掲載予定だそうです。

【中学】生徒朝会がありました。

11月17日(水)8時15分頃から、体育館で中学校の「生徒朝会」が行われました。
今日は、福祉委員会からの発表や呼びかけなどがありました。

福祉委員会の3年生6名です。(委員長は、五十嵐理希君です)

「募金活動の報告」や「ペットボトルキャップを集めるときの注意点」などについて、発表や呼びかけを行いました。ポスターを作成するなど、工夫して伝えていました。
担当の生徒が、誇りを持って堂々と発表している姿が印象的でした。生徒たちもしっかりと話に聞き入っていました。とても素晴らしいと思いました。

ところで、生徒朝会は、生徒会役員が企画・運営しています。

また、朝会に先立ち、いつも、生徒会役員から寸劇を交えたメッセージを伝えるのが、恒例になっています。今朝は新人で、2年3組の秋葉ひなたさんと、同2組の山口紗希さんの2人組が挑戦しました。

2人は、最近寒くなってきたことから話に入り、ドラえもんが登場し、最後は挨拶をしっかりしよう、と本題を伝えてくれました。このように、どうしたら、みんなの心に伝えたいメッセージを届けられるかを考えることは、とても重要です。2人のチャレンジは素晴らしいと心から思いました。ご苦労様でした。

3年生の先輩からも、どうすればみんなの心を掴むことができるか、経験に基づいた真剣なアドバイスがありました。次の朝会でのプレゼンを楽しみにしています。頑張ってください。

【高2】「生物」の授業見学(清水先生)

11月16日(火)2限目、高校2年4組の選択「生物」の授業(清水先生)を見学しました。本時は、様々な植物の試料から光合成色素を抽出・分離する実験を行いました。
タブレットのカメラ機能を使って、各班の実験の様子をZoomで生中継することに挑戦しました。

今日の実験は、植物に含まれる光合成色素を抽出・分離します。材料として、赤パプリカや紅葉した葉、緑葉などをすりつぶして、光合成色素を抽出し、TLCシートに塗布し、有機溶媒の入った試験官内で展開します。





班ごとに決められた試料を持っていきました。


TLCシートに鉛筆で印をつけます。


印をつけた場所に、ガラス毛細管で吸い込んだ光合成色素が溶けている溶液を何度も塗布します。20回以上つけています。


色素をつけたTLCシートを試験管内の有機溶媒に浸しました。


その様子をカメラで撮影し、Zoomで流しています。


その映像を他の班もリアルタイムで見ることが出来ます。






うまくいくと、このように綺麗に色素が分離します。
(しかし、残念ながら、ここまではうまくいきませんでした。)


最後は、プリントに今日の実験の振り返りをしました。


*本時は、実験にICTをどのように活用できるか、というまさに実験的な試みに挑戦していました。課題も見えてきましたが、先生方が果敢にチャレンジし、試行錯誤している姿は、生徒たちにも伝わっていると思います。