校長室便り

2022年1月の記事一覧

身近な風景 ~渡良瀬遊水地

1月16日(日)午後、お気に入りのウォーキングコースの一つである「渡良瀬遊水地」コース(約8Km、2時間)を歩きました。

赤い線が実際に歩ったコースです。


遊水地は、この時期、ほとんど水はありません。水が残っているところに水鳥たちが集まっています。

渡良瀬遊水地(2022.1.16).pdf

ダイサギとカワウがエサを探していました。


黒い点々がすべて水鳥です。ほとんどカワウです。かなりの数です。


カモ類もたくさんいますが、日向ぼっこをしているようです。


バードウォッチングを楽しむ人たちも大勢いました。



来週は、中学2年生の数理探究で野鳥観察があります。こうした水鳥たちの姿も見ることが出来るのではないでしょうか。楽しみです。



今日は風もなく、暖かかったので、絶好のウォーキング日和でした。



16時30分、空には、月が登っていました。

身近な風景 ~蝋梅(ろうばい)

1月16日(日)午前、鹿沼市上永野にある「蝋梅(ろうばい)の里」に行ってきました。花びらが蝋細工のように見えることから蝋梅の名が付いたと言われています。

「蝋梅の里」には、4種類の蝋梅があり、11月から3月まで楽しめるそうです。
数日前の新聞で紹介されていたので、来てみました。


梅の字がついていますが、バラ科の梅や桜とは違い、ロウバイ科です。日本には観賞用として江戸時代に中国からもたらされました。






まだまだこれからといった咲き具合でした。

【高1】「数学A」の授業見学(松井先生)

1月14日(金)6限目、高校1年2組の「数学A」の授業(松井先生)の後半を見学しました。単元は、「約数と倍数」で、倍数の判定方法素因数分解でした。

隣り合った2人がペアとなって、授業が進んでいきます。
生徒は、事前に配られたプリントを家でやってくることになっており、授業では、まず、ペアの生徒同士で、答えを確認したり、わからないところを教え合ったりしていきます。松井先生も巡視をしながら、質問に答えたりしています。


分からない問題でもペアには聞きやすかったりするので、わからないところをわからないままにしてしまうことが、なくなっていきます。一方、できる生徒も、人に教えることで、より理解が深まったり、定着したりします。


指名された生徒が黒板に解答することもあります。



こうした学習方法は、最初から最後まで一斉に同じペースで授業を進めるのではなく、個々の学習状況に応じて、個々が考えたり、ペアに聞いたりする時間が確保されています。松井先生は、誰一人取り残さない「個別最適な学び」を目指して授業を進めていることを感じました。

【中3】「英語」の授業見学(栗原先生、クロイ先生)

1月14日(金)6限目、中学3年3組の「英語」の授業(栗原先生、ALT:クロイ先生)の前半を見学しました。単元は、「 If the World Were a Village  of  100 People 」(世界がもし100人の村だったら)です。世界の現状を知ることを学びます。


栗原先生は、いつも流ちょうな「オールイングリッシュ」で進めており、生徒たちはいつの間にか、栗原World に引き込まれています。

この単元では、仮定法を使った文章を作ります。仮定法は以前は高校から学んでいましたが、今では中学から出てくるようになりました。「If  ~ の文章では、必ず過去形の動詞を使うこと」がポイントのようです。栗原先生の言葉に力が入ります。


ALTのクロイ先生が、If 文の疑問文を読み、生徒が答えたりしています。
クロイ先生の英語はわかりやすく、話す速度も絶妙です。


様々な分野で、世界がもし100人の村だったら、それぞれ何人かを文章から読み取って、教科書の空欄に数字を入れていきます。自分で入れた数字を隣の生徒と確認し合います。例えば、Education (教育)では、100人中86人が読み書きができ、14人ができません。





*今日の授業では、「仮定法の文章のつくり方」と「世界の現状を知ること」が、うまく溶け合い、落ち着いた雰囲気の中で、好奇心を育んでいるように感じました。

【中1】「社会」の授業見学(宍戸先生)

1月13日(木)7限目、中学1年3組の「社会」の授業(宍戸先生)を見学しました。今日は、3学期最初の授業ということもあり、「特別授業(現代社会編)」が行われました。

本日の特別j授業: 現在注目の「ショート動画」を知っている?


→15秒のショート動画が人気の秘密や収益について知り、最後には、どうやったらショート動画を使って稼げるか、班ごとにアイディアを考えました。

まずは「ホップ」。ショート動画のアイコンショート動画の歴史を学びます。これは、いまや「世界の常識」だそうです。


次が、「ステップ」(ショート動画の特徴を探る)、最後は、班ごとに収益の上がるショート動画のアイディアを練る「ジャンプ」と続きます。


実際に、人気のあるショート動画を見て、どんな特徴があるのか考えます。


どうやったらショート動画を使って稼げるか、戦略を考えます。


15秒の「高速天気予報」など、なるほど、と思わせるアイディアを考えた班もありました。

*「ショート動画」という切り口で、現代社会のトレンドを理解できる素晴らしい授業案だと思いました。これはもう「世界の常識」ですね。
それを楽しく理解できる宍戸先生のオリジナル授業案は、さすがです。