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校長室便り
2020年7月の記事一覧
佐野市総合体育大会代替試合~サッカー
本日、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となった総合体育大会の代わりとなる試合(市総合体育大会代替試合)で、サッカーの試合が佐野市運動公園多目的球技場で開催されました。
新型コロナ感染症対策で、不測の事態に対応できるよう、サッカーの専門部会長である私は、朝7:30頃から13時頃まで、大会の本部席で全試合の観戦を行っていました。(13時に教頭先生と交代し、学校に戻りました。)同じく、教頭先生も学校で待機ということになり、申し訳ありませんでしたが、例年のように、校長、教頭が各競技会場に応援に行くことはできませんでした。
ということで、
「佐野附属中と佐日中等との合同チーム」VS「佐野西中とあそ野学園義務教育学校の合同チーム」
の試合が9時から始まりました。本校からは、3年生の若林君と新井さん、2年生の山﨑君、穴原君、1年生の佐藤君、笹沼君、春山君、小林君、の8名が出場しました。
(佐日中等からは、3年生3名、2年生3名の6名が出場しました。)

新型コロナ感染症対策で、不測の事態に対応できるよう、サッカーの専門部会長である私は、朝7:30頃から13時頃まで、大会の本部席で全試合の観戦を行っていました。(13時に教頭先生と交代し、学校に戻りました。)同じく、教頭先生も学校で待機ということになり、申し訳ありませんでしたが、例年のように、校長、教頭が各競技会場に応援に行くことはできませんでした。
ということで、
「佐野附属中と佐日中等との合同チーム」VS「佐野西中とあそ野学園義務教育学校の合同チーム」
の試合が9時から始まりました。本校からは、3年生の若林君と新井さん、2年生の山﨑君、穴原君、1年生の佐藤君、笹沼君、春山君、小林君、の8名が出場しました。
(佐日中等からは、3年生3名、2年生3名の6名が出場しました。)
試合は、附属中チームの3年生の若林君が1点目を決めると、終始ボールを支配し、優勢に進めることが出来ました。高い位置でディフェンスしており、攻勢につなげることが出来ました。もう一人の3年生の新井さんも積極的にシュートを狙っていました。
試合は、9 対 1 で快勝しました。
試合終了後、3年生の新井さんと若林くんに、今日の感想を聞きました。
新井望さん「久しぶりの試合だったので不安でしたが、中学校最後の試合を勝利で締めくくれてうれしかったです。」
若林仁瑛君「私たちは今まで人数が足りず悔しい思いをしたことが何度もありました。なので、今回11人で快勝できたことは、とても嬉しかったです。高校でもサッカーをやるつもりなので、そこに繋がるとても良い試合になりました。また、このような素晴らしい形で中学サッカーを終えることが出来たのは、この試合を企画してくださった方々やコーチ、先生、佐日中等部の皆さん、保護者の方々のおかげであることに感謝を忘れないようにしたいです。ありがとうございました。」
*今回は、佐附中サッカーチームの試合しか観戦することができませんでしたが、おそらく他の競技でも、勝ち負けはいずれにしても、生徒たちの同じような思いに溢れていたのではないかと思います。
今日一日、ご苦労様でした。(明日、試合の人も頑張ってください!)
音楽室のエアコン取り付け工事が完了!
昨日、音楽室のエアコン工事の検査が終了し、今日からエアコンを使うことができるようになりました。期末試験が今日で終わり、午後は吹奏楽部もパートごとに分かれて練習していました。音楽室でも、涼しい中で練習が行われていました。
塾関係者対象の学校説明会を実施しました
本日、今回で6回目となる「塾関係者対象の学校説明会」を実施しました。
毎回、佐野市のみならず、足利市、栃木市、小山市からも参加していただいています。今回も、20校から26名の参加がありました。説明会の内容は以下の通りです。

毎回、佐野市のみならず、足利市、栃木市、小山市からも参加していただいています。今回も、20校から26名の参加がありました。説明会の内容は以下の通りです。
Ⅰ部 学校説明
(1)本校の概要(校長)
(2)中学校の教育活動(中学教頭)
(3)高校の教育活動(高校教頭)
(4)来年度からの教育活動(主幹教諭)
(5)高校の進路実績(進路指導部長)
Ⅱ部 質疑応答
(1)事前にFAXで頂いた質問への回答
(2)質疑応答・情報交換
Ⅰ部の学校説明では、特に、今年度実施される高校入試の方法について、本校は以下の通り、大きく変更しましたので、特色選抜に出願するための資格要件、選抜の手順等について、詳細に説明いたしました。
「これまでは、特色選抜で高校からの募集定員のすべてを選抜していましたが、今年度、特色選抜では、内部進学による入学内定者を除いた定員の30%程度を選抜することといたしました。選抜の方法は、個人面接と作文です。これまでのように、学校作成問題(国語、数学、英語)ではありません。
一般選抜は、上記定員の70%程度の人数を、他校と同様に、栃木県立学校の学力検査(国語、数学、社会、理科、英語の5教科)で選抜します。また、学力検査の得点と調査書点との比率は8:2とします。」
また、SGH指定後(R3~)の本校の目指す方向性や特色ある教育活動、進路実績等について、担当から説明を行いました。
Ⅱ部の質疑応答では、事前にFAXで頂いたご質問への回答に加え、当日も多くのご質問をいただき、本校に対する大きな期待を感じました。
今後は、各中学校を訪問し、学校の説明をさせていただくとともに、以下の日程で学校説明会を開催します。
8月8日(土)附属中学校説明会
9月6日(日)学校公開(中、高)
なお、新型コロナの感染者の状況によっては、当初の計画通りの開催が困難になる場合もございます。今後は、本校のHPで情報を発信してまいりますので、ご確認ください。
*当日、ご参加頂けなかった塾関係者で、当日の資料等を希望される場合は、本校までご連絡ください。(担当:高校教務の森戸まで)
中1,中3(理科)の授業見学
今日の4限目は中1の理科(神戸先生)、6限目は中3の理科(中村先生)の授業を見学しました。2つの授業の共通点は、ともに顕微鏡を使っての観察でした。
まず、4限目の中学1年2組の理科(神戸先生)は、「水中の微生物の観察」を行いました。本来だと、4月中に顕微鏡の使い方や観察を行いますが、今年度はこの時期になってしまいました。
まず、顕微鏡の使い方の習得に続き、各自、持参した微生物がいそうな水を1滴、スライドグラスにとり、カバーガラスをかけて、観察を行いました。アオミドロのような藻類の間にうごめく微生物を発見した生徒、元気に動き回るミジンコに興奮する生徒など、一滴の水の中に広がる微生物の世界に引き込まれていました。

まず、4限目の中学1年2組の理科(神戸先生)は、「水中の微生物の観察」を行いました。本来だと、4月中に顕微鏡の使い方や観察を行いますが、今年度はこの時期になってしまいました。
まず、顕微鏡の使い方の習得に続き、各自、持参した微生物がいそうな水を1滴、スライドグラスにとり、カバーガラスをかけて、観察を行いました。アオミドロのような藻類の間にうごめく微生物を発見した生徒、元気に動き回るミジンコに興奮する生徒など、一滴の水の中に広がる微生物の世界に引き込まれていました。
こんな微生物を観察しました。顕微鏡の接眼レンズにデジカメを押しつけて撮影しました。
授業終了後に感想を聞いてみました。
松葉君「今日は、クンショウモ、クロレラ、ゾウリムシ、カイミジンコ、ミジンコなどを観察しました。学校の顕微鏡は、家にある自分の顕微鏡より性能がいいので、とてもきれいに見えました。」
小倉さん「ミジンコの実物を見たのは初めてです。体の中が透けて見えました。」
山田さん「ミジンコは小さくても動いていてかわいかった。突然、びゅんと動くのでびっくりしました。」
次は、6限目の中学3年1組の理科の授業です。今日は、理科の実験観察の定番ともいえる「体細胞分裂の観察」です。
材料は、市販されているニンニクを水につけておき、発芽した根を使います。
事前に、実習助手の田所先生が、根の固定(分裂を止める)と解離(細胞を柔らかくする)の作業をしてくださっていたので、生徒たちは、スライドグラス2枚を使って根端を押しつぶしてできた2枚のプレパラートに酢酸オルセインを1滴たらし、8分間染色した後、カバーガラスをかけて顕微鏡で観察しました。
さあ、いよいよ観察です。分裂像は見つかるでしょうか。
あった! 見つけた! あちこちから声が上がりました。
顕微鏡を見せてもらうと、教科書に載っていそうなきれいな分裂像が、確認できました。それも一人二人ではなく、ほぼ全員がなんらかの分裂像を観察できました。
こんな感じです。↓ (これもデジカメで撮りました。)
こんなに完璧な分裂像を全員が観察できるというのは、めったにあることではありません。体細胞分裂の観察は、これまでの経験上、なんとか半数の生徒が自分が作ったプレパラートで分裂像を観察出来たら上出来という印象がありますが、今回の観察は大成功だったといえるでしょう。大成功のカギは、①ちょうど細胞分裂の最盛期に根の固定をおこなった実習助手の田所先生のクリーンヒット、②根端を押しつぶした後、8分間の染色という操作を的確に実行できた生徒と中村先生のファインプレーのたまものでしょう。
当日提出された授業プリントの「考察・感想」欄から、いくつか紹介します。
岡村さん「酢酸オルセインによって、核と染色体がきれいに見えました。根の先端付近には、さまざまな状態の分裂中の細胞がありました。自分で作ったスライドグラスで実際に体細胞分裂を観察できて良かったです。」
大島君「染色体の様子を初めて生で見ることができてとても感動しました。」
酒庭さん「体細胞分裂の過程で、核が消えて染色体が見えるようになるところ、細胞の中央に染色体が集まるところ、両端に移動するところ、2つの核が現れているところを観察できました。写真で見るのと実際にみるのとでは、実際に見た方が細部まで見ることができて良かったです。」
竹松さん「細胞分裂している様子をしっかり確認できました。細胞の大きさに偏りが見られましたが、それは成長点に近いか遠いかではないかと思いました。」
山崎君「最初は細胞分裂していないところを見ていましたが、分裂している細胞と比べて、細胞の形が細長かったです。また、細胞分裂している細胞のまわりには、分裂中の細胞が多く見られました。」
*非常に良く観察していますね。また、ただ見えた、というだけでなく、細胞分裂がどういう場所で起こっているか、細胞の大きさや形などにも注目しており、それらは体細胞分裂の意義や役割につながっていきます。
*今回、体細胞分裂の観察は大成功でしたが、実験観察の成功体験は、理科好きを育てる重要なポイントとなります。今日、生徒の作ったプレパラートをずっと観察していたら、「先生も、理科好きなんですか?」と聞かれました。理科好きの生徒、そして大人が増えることを期待しています。
身近な風景
職員玄関前のアプローチの両側には、クチナシの白い花が盛りを迎えています。

花をよく見ると、花びらが6枚の一重咲きの花と、バラのような八重咲の花の2種類があります。調べてみると、八重咲のものは品種改良により作り出されたもので、種子ができないそうです。八重咲のものが、全体の9割くらいを占めており、一重咲きはかなりの少数派です。花にはジャスミンに似た強い香りがあり、生け花にも使われるようです。
それでは、クチナシの花が、つぼみからだんだん開いていく様子を見てみましょう。
つぼみの状態です。6月29日(月)の夕方17時です。
翌朝(6月30日の7時半)、つぼみが開きかけていました。このまま一気に開くのでしょうか。
まるまる一日経ちました(7月1日の7時半)。少しずつは開いてますが、まだ途中ですね。
同じ日の14時です(7月1日)。朝から昼過ぎまでで、ほぼ開き切りました。
次の日の朝です(7月2日7時半)。少し花が縮んできているようです。これ以上は開かないみたいですね。クチナシは、つぼみが開き始めてから、2日以上かけてゆっくり開花することが確認できました。数時間で開花するのかなと思っていましたが、ずいぶん時間かけて開花するんですね。
ところで、この八重咲の花は残念ながら、実をつけることはできません。一重咲きの花は、12月頃になると黄色い実を付けます。
Wikpedia より
この果実を乾燥させ粉末にしたものは、無害の天然色素として、使われています。
スーパーで探してみると、ありました。
中には、クチナシの果実を粉砕し、ティーバックに入れたものが入っていました。
正月料理の「栗きんとん」など、料理の着色料として使われています。
粉末をお湯に入れると、かなり濃い色になります。紙を浸すと、鮮やかな黄色に染まりました。
実は、インスタントラーメンの着色料として、「クチナシ色素」はよく使われています。職員室においてあった「カップラーメン」と「カップ焼きそば」を調べてみると、確かに、書いてありました。
クチナシって、意外と身近な植物だったんですね。
最後に、クチナシの花言葉は「幸せを運ぶ」です。
「幸せな学校」に、やはりクチナシは欠かせませんね。
緊急情報
特にありません。
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