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校長室便り
2020年12月の記事一覧
中1のオンライン授業参観
本日の5限目、中学1年1組の「道徳」(久保先生)で、Zoomを使った「オンライン授業参観」を実施しました。中学1年生の保護者は、入学してから一度も授業を見たことがないことから、中1の先生方が企画しました。
教室には、うしろ、南側、北側、に計3台のカメラを設置しました。
保護者は、パソコンやスマホ上で、3台のカメラの画像を切り替えることができます。
教室のうしろのカメラ画像(生徒の後ろ姿が写っています。音声はこのカメラで拾っています)
教室の南側に設置したカメラ画像(生徒の正面からみた姿が、窓側から写っています)
当日の「オンライン授業参観」は、1年1組の保護者が20名から30名が入ってくれました。
Zoomにはチャット機能があり、コメントも多数いただきました。
「このような機会を設定してくれてありがたい」「学校の様子がよくわかった」等、好意的なご意見を多数いただきました。一方、課題として、先生の声は聞こえるが、生徒の声は聞き取りにくい、ということがありました。これは、カメラ3台で撮影していますが、3台ともマイクをオンにしてしまうとハウリングを起こしてしまうため、教室の「うしろ」のカメラからしか音声は拾えません。そのため、生徒の声は聞き取りにくくなってしまいます。今のところ、解決策はありませんが、カメラの位置は工夫したいと思います。
1年2組と3組について、以下の日程で実施します。
1年2組 →12月17日(木)5限目 英語、13:00~13:45、富永先生
1年3組 →12月21日(月)5限目 道徳、13:00~13:45、粂谷先生
なお、上記のオンライン授業参観は、お子さんが在籍しているクラスの授業しか入室できません。
中3英語の授業見学
本日の4限目、中学3年1組の英語(川俣先生と鴇田先生)の授業を見学しました。
「日本文化を紹介しよう」というプロジェクトで、実物や写真を見せながら、「自分が紹介したい日本文化」を「Show & Tell」で紹介しました。
「日本文化を紹介しよう」というプロジェクトで、実物や写真を見せながら、「自分が紹介したい日本文化」を「Show & Tell」で紹介しました。
4人1組となって、順番に「自分が紹介したい日本文化」を実物や写真を見せながら、英語で説明します。これを「Show & Tell」と呼んでいます。
まずは、最初の発表です。発表者を確認しています。先生方も元気いっぱいです。
皆さん、待ってましたとばかりに、英語での説明に力が入っています。また、発表後には、大きな拍手がわき起こります。
「自分が紹介したい日本文化」は、折り紙、おせんべい、お茶、手ぬぐい、梅干し、金平糖など、様々です。
おにぎりやカップラーメンもあり、共感を呼んでいます。
友達の発表を聞いて、わかったことをメモしたり、わからなかったことを質問したりします。
最後に、皆さんの発表を聞いていた川俣先生のご指名で、興味深い紹介をしてくれていた4人が、クラス全体に紹介をしてくれました。
「甘酒」の紹介です。
「百人一首」の紹介です。
「手ぬぐい」の紹介です。
「折り紙」の紹介です。
今回は、「Big Voice」「Eye contact」「Smile」「Reaction」を心がけて発表していました。楽しみながら話す力が付けるのが、このプロジェクトの目標です。
また、皆さん、とてもわかりやすい説明で、「なるほど」と思わせる内容でした。
とても良かったと思います。
【高校】英語ディベート、全国大会へ(下野新聞)
12月13日(日)付け下野新聞に「高校英語ディベート県予選」の記事が載っていましたので紹介します。
この大会で3位に入賞し、全国大会に出場するのは「佐高初」です。

(12月13日付け下野新聞の20面、下野新聞の掲載許諾済み)
下野新聞・ディベート.pdf
この大会で3位に入賞し、全国大会に出場するのは「佐高初」です。
(12月13日付け下野新聞の20面、下野新聞の掲載許諾済み)
下野新聞・ディベート.pdf
いじめ・教育相談アンケート結果(12月1日実施)
12月1日に実施した中高の全生徒を対象に実施した「いじめ・教育相談アンケート」の集計結果について、個人情報に配慮した形で公表いたします
本アンケートは、いじめをゼロにすることを目指すものではなく、いじめは、いつ、どこでも、だれにでも起こりうるもの、であることから、その早期発見、早期対応を目的としています。
スクールカウンセラーや教員等との面談の希望がある場合には、即座に対応しています。
R2.12.1 いじめ・教育相談アンケート結果(中学).pdf
R2.12.1 いじめ・教育相談アンケート結果(高校).pdf
R2.12.1 いじめ・教育相談アンケート・自由記述.pdf
今回の調査で、「いじめてしまった」という生徒が中学生で2名いました。
12月9日(水)の朝、中学校は「人権集会」がありましたので、このことについて、校長から以下のような話をしました。
*自分が『いじめてしまった』と振り返ることができることは、誰にでもできることではありません。勇気がいることだと思います。相手の存在に価値を認めているからこそ、相手に嫌な思いをさせてしまったのではないか、とふり返ることができたのではないかと思います。
*もちろん、いじめをしないことは重要ですが、知らず知らずに、相手を嫌な気持ちにさせてしまったかもしれないと、後から気づくこともあるかもしれません。その時は、自分を振り返る勇気を持ち、行動に移して欲しいと思います。それができるようになることが、本当の意味での「いじめの撲滅」なのだと思います。
以上です。
*なお、今回のアンケート結果については、本HPのメニューにある「いじめ・教育相談アンケート」に収納しています。
キャリアに関する講演会
本日の放課後、1,2年生の希望者約30名を対象に、「キャリアに関する講演会」を旭城ホールで実施しました。講師は、島田先生が小山高校で勤務されていた時の生徒で、現在はキャリアプランナーの佐山曜(さやま ひかる)氏でした。
佐山先生の講話は、将来の進路を考える上で、今、やりたいこと(Doing)だけで進学先を考えるのではなく、ありたい姿、どのような生活をしていたいか(Being)を想像することも必要である、という内容のお話でした。
例えば、将来、看護師になりたい(Doing)という希望があっても、定時には家に帰りたい、土日は絶対に休みたい(Being)、としたら、それでも看護師を目指すかどうかを考える必要がある、ということでした。
同様に、地域のために貢献したいというDoingから、公務員を目指したいという夢があっても、年収は30歳で700万は欲しいというBeingには、マッチしませんね。
就職して初めて現実を知り、悩んで離職してしまう、という人がとても多いそうです。そういうことを無くすには、高校時代から、将来やりたいこと(Doing)だけで進路を決めるのではなく、ありたい姿、どのような生活をしたいか(Being)を想像しながら、キャリアを選択する必要がある、ということを教えていただきました。
最後に、ワーク(自分のキャリア形成を考えてみよう)、ということで、参加した生徒たちは、自分のやりたいこと(Doing)と、ありたい姿、どのような生活をしたいか(Being)について、書きだしながら考えていました。
*終了後の生徒の感想をいくつか紹介します。
「やりたいことだけに固執せず、ありたい姿を想像する」という言葉が印象に残りました。将来やりたいことがまだ決まっていないので、ありたい姿を想像し、自分に合った職を探していきたいと思います。」
「DoingとBeingの2つの将来の理想を合わせて考えていくことが分かりました。もう一度考えるきっかけになりました。自分の考えを広げることが出来ました。」
「この講話を聞いて、私はもう将来の夢は決まっていましたが、別に絶対にその仕事をしたいわけではないのかなと考えることができました。目標設定の方法論を知り、実際にやってみて自分がどんなふうに生きたいのか分かりました。今日聞いたことを大学選択に生かしたいと思います。」
「私はやりたい仕事がぼんやりとは見えていますが、本当に自分がやりたいことは分からなかったので、今回、素敵な話が聞けて良かったです。」
「この講話を聞いて、自分が将来、どういう仕事に就き、どういう大人になりたいかについて、改めて見つめることが出来ました。いろいろな仕事を調べて、視野を広くして、自分に本当にあった仕事を見つけていきたいと思いました。」
*生徒にとって、将来の進路選択を考える上で、きっかけになったようです。また、教員にはなかなか気づかなかった視点だったので、とても勉強になりました。もっと多くの生徒に聞いてもらいたいお話だと思いました。
緊急情報
特にありません。
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