校長室便り
2020年6月の記事一覧
校庭の風景
今、校庭のいたるところで花を咲かせている植物、それは「ドクダミ」です。
「ドクダミ」というと、嫌われる雑草のベスト3には間違いなく入るのではないでしょうか。毒を連想させるダーティーな語感、強烈な臭い、刈り取ってもまた生えてくる不屈の生命力。あまりいいイメージはありませんが、実は、それは「ドクダミ」が持っている真の力の裏返しでもあるのです。それでは、校庭のどんな場所に生えているかを見てみましょう。
まずは、管理棟前の庭園です。
葛生産の岩石標本の周りは一面が「ドクダミ」で覆い尽くされています。
クスノキの巨木が生えている前庭へのアプローチも「ドクダミ」の白が映えています。
「ドクダミ」というと、嫌われる雑草のベスト3には間違いなく入るのではないでしょうか。毒を連想させるダーティーな語感、強烈な臭い、刈り取ってもまた生えてくる不屈の生命力。あまりいいイメージはありませんが、実は、それは「ドクダミ」が持っている真の力の裏返しでもあるのです。それでは、校庭のどんな場所に生えているかを見てみましょう。
まずは、管理棟前の庭園です。
葛生産の岩石標本の周りは一面が「ドクダミ」で覆い尽くされています。
クスノキの巨木が生えている前庭へのアプローチも「ドクダミ」の白が映えています。
中庭にも「ドクダミ」の白い花が咲き誇っており、新緑の中で鮮やかなアクセントになっています。
ところで、「ドクダミ」の語源には諸説あります。最もポピュラーなものは「毒矯め(どくだめ)」から来ていると言われています。「矯め」には悪いものを良くする、という意味があります。生薬としても有名で十種の薬効があると考えられたことから「ジュウヤク(十薬)」(日本薬局方の生薬名)と呼ばれています。葉を乾燥させたものが、十薬末として販売されているそうです。何に効くかはネットで調べてみてください。「センブリ」「ゲンノショウコ」と並んで、三大民間薬とされているそうです。
ここまでくると、「ドクダミ」は逆に凄すぎますね。
「ドクダミ」の花言葉は、「野生」「白い追憶」が一般的ですが、あるサイトでは「見かけによらない(真の力)」というのもありました(真偽のほどはわかりませんが…)。「野生」は一番ぴったりくる感じですが、「見かけによらない」というのも、言い得てますね。
最後に一つ、白い花びら、に見えるものは、実は花びらではありません。
苞(ほう)といって、葉が変形した部分です。黄色く見えるところが多数の小さな花の集まりだそうです。これも、見かけによらない、ですね。
(参考文献:以下のサイトから情報を取得しました)
・ドクダミ(ウィキペディア)
・雑草をめぐる物語
・鈴木ハーブ研究所
・草花と自然 他
今日から通常登校です
本日は、4月8日の始業式以来、初めて中高の全学年の生徒が一斉に登校しました。
これまでの分散登校では、顔を合わせるのは出席番号が偶数の生徒だけ、または奇数の生徒だけでしたので、同じ教室に全員が揃うのは、本当に久しぶりです。
今日は、中高それぞれの学年で、ホームルームや授業、課題テストなどが行われています。
昼食は、通常だと、生徒同士机を合わせたり、楽しく会話したりしながら食べていることが多いですが、現状では、この場面が最も感染のリスクが高い、といわれています。そのため、机を向かい合わせての会食は、当面禁止しています。
高校生の中には、体育館や伝統文化室の入り口のスペースに横並びで昼食を楽しんでいる生徒も見かけました。そんな生徒たちに声をかけてみました。
これまでの分散登校では、顔を合わせるのは出席番号が偶数の生徒だけ、または奇数の生徒だけでしたので、同じ教室に全員が揃うのは、本当に久しぶりです。
今日は、中高それぞれの学年で、ホームルームや授業、課題テストなどが行われています。
昼食は、通常だと、生徒同士机を合わせたり、楽しく会話したりしながら食べていることが多いですが、現状では、この場面が最も感染のリスクが高い、といわれています。そのため、机を向かい合わせての会食は、当面禁止しています。
高校生の中には、体育館や伝統文化室の入り口のスペースに横並びで昼食を楽しんでいる生徒も見かけました。そんな生徒たちに声をかけてみました。
Q どうしてここで食べてるの?
→気分転換になるかなと思いました。場所もちょうど良かったので(女子5人組)
→3人ともクラスが違うんで、ここで一緒に食べることにしました。今まで、全く会うことがなかったので、みんな元気で本当に嬉しかったです(男子3人組)
Q 休み中はどんなことをしていたの?
→学校からの課題やゲーム、自分の趣味などですね。趣味もだんだん飽きてくるので、新しい趣味探しもしていました。新しい趣味としては、なわとび、おりがみ、近くのコンビニまでのダッシュで往復(約1キロ)などです。
とにかく、こんなに学校を待ち焦がれていたのは初めてでした。(男子3人組)
*男女それぞれ、あまり語らずとも、そばにいるだけでなんだか安心する、といったしみじみとした雰囲気でお昼を食べていました。当たり前すぎる日常が、再び戻ってきたことを実感しているようでした。
午後は、中高の授業の様子を見てきました。
それぞれ、生徒の興味を引くような教材や話題を工夫していました。
その中で、中3の英語の授業に参加しました。
これからの時代の学びとして、「主体的・対話的で深い学び」を実現するために、グループワークやペアワーク等、他者との対話を重視した学習活動が推奨されていますが、今般の状況に鑑み、授業の目標を達成する上で、必要最小限の範囲で実施しています。(本県の方針に基づいています)
上記の英語の授業終了後に何人かの生徒(中3)に、通常登校初日の感想を聞かせてもらいました。
→久しぶりにみんなに再会できて良かった。ユーチューブの動画だとわからないところはそのままになっていましたが、対面の授業だと、疑問が残らず、すっと頭に入ってきました。
→家では生活のリズムが崩れてしまい、疲れていました。学校が始まることで、生活のリズムを元通りにしていきたいです。友達に会えたのが楽しかったです。
また、校長室掃除に来てくれた中3生(男女2名)にも、今日一日の感想を聞いてみましたが、一様に、みんなに会えて楽しかった、と明るく答えてくれました。
*全般的に、前向きな気持ちになれた、と感じてくれた生徒が多かったという印象がありましたが、口には出しにくい不安を抱えている生徒もいるのではないかと思います。生徒対象の不安や悩みなどに関するアンケートを実施するなど、生徒の心身の状況の把握に努めていますが、心のケア等、きめ細かな対応を行って参りたいと考えています。
緊急情報
特にありません。
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