SSH日誌

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【SSH】科学英語ディベート講座

1.行事名 


  科学英語ディベート講座


 2.実施日時 


  平成28年6月11日(土)

 3.実施場所 


  本校 明鏡寮ホール
 

 4.参加者

 

  栃木県立宇都宮高等学校
  栃木県立佐野高等学校
  栃木県立足利高等学校

  本校希望者


 5.実施概要 


 (1) 講師
  大阪府立大学 大学院工学研究科 機会工学分野
  助教 中川 智皓 氏

 (2) 内容
  
経験者、初心者などでチーム分けをして、
  ジャッジ等役割を決めラウンドディベートを実施

 

(3) 論題 

  1. A robot dog is better than a real dog.
  2.Automatic driving cars bring more benefit than harm.










 
 今年度も、科学英語ディベート指導の第一人者である、大阪府立大学助教の中川智皓(ちひろ)先生をお呼びして、即興型ディベートセミナーを開催した。本校を含め、4校の生徒及び職員の参加があり、基本レクチャーを受けた後、各チームに分かれてゲームを行った。50分間のレクチャーの後、論題が発表され、15分間の準備、10分間の発表となった。
 初心者にはかなりハードルの高いものであったが協力しながら実践ゲームをすることができた。経験には差があったが自分の考えを発表したり、相手に反論したりと、メモや単語リストを頼りに有効に時間を使うことができた。
 今年は新たに、足利高校の生徒の参加があり、裾野が広がった。初めは緊張していたが、チーム内で協力することで負荷が軽減され、2ラウンド目は余裕が見られた。普段は馴染みのないロボット犬や自動運転車に関するテーマを考えるよい機会となったようだ。

 本校は1年生のみ13名の参加があり、実施後のアンケートにおいては極めて満足度の高い結果となった。参加者のほとんどは英会話部の生徒であったが、更に興味関心が深まったと答える生徒が多く、進路選択の参考になったと考えているようだ。
 また、自由記述欄には、「即興型は考える時間が少なくて大変だが、チームで協力して取り組めるので楽しい」との意見も多く、協同学習の実践にもつながるのではないかと思う。
 今後の課題としては、裾野をどれだけ広げられるか、ディベートの楽しさを多くの人に知ってもらえるような取り組みを考えたい。