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学びの活動
建築デザイン系の日々
「木材の曲げ強度実験」 2年建築技術コース(実習紹介②)
建築デザイン科2年生の建築技術コースでは、木材の曲げ強度実験を行います。
木構造には、梁・桁・根太などの主として曲げの力を受ける部材が多く用いられています。曲げ強度実験の試験体は材軸と繊維方向とが平行な柱状とし、これを水平にして曲げ加重を加え同時にたわみも測定します。この試験では、木材の曲げ強度や性質を理解し、高品質な木造住宅設計の基礎を学びます。

木構造には、梁・桁・根太などの主として曲げの力を受ける部材が多く用いられています。曲げ強度実験の試験体は材軸と繊維方向とが平行な柱状とし、これを水平にして曲げ加重を加え同時にたわみも測定します。この試験では、木材の曲げ強度や性質を理解し、高品質な木造住宅設計の基礎を学びます。
「NC加工実習」 3年住環境コース(実習紹介①)
建築デザイン科3年生の住環境デザインコースでは、NC加工実習を行います。
NC(numerical control)加工とは、数値制御(NC)による機械の加工方法で、ドリルなどに代表される切削用工具の刃先の動作を座標値によって定義し、その情報をもとに工作機械に内蔵されたサーボモータが動くことによって、工具や被加工物が動作し加工が行われるシステムのことです。
生徒はオリジナルのデザインを考え、表札の製作に挑戦します。現在の木造住宅の軸組加工は、この加工方法を使いプレカット工場で木材を加工し、木造住宅の軸組を製作しています。この実習でこれらの基礎を学んでいます。
「ものづくり体験教室」
建築デザイン科2年生10名は、平成30年2月24日(土)に本校建築デザイン科木造実習室で開催された、小中学生を対象とする「ものづくり体験教室(宇都宮南図書館主催)」で講師を務めました。
木材を機械で加工する機械(木工NC機械)を用いて、短時間で正確に作ることができるように、折りたたみ椅子型のフラワースタンドの製作プログラムを作成し、部材加工を行いました。
講師になった生徒は、参加した小中学生に対して、実演を交えて楽しいものづくり体験教室とすることができ、参加者からとても喜ばれました。

木材を機械で加工する機械(木工NC機械)を用いて、短時間で正確に作ることができるように、折りたたみ椅子型のフラワースタンドの製作プログラムを作成し、部材加工を行いました。
講師になった生徒は、参加した小中学生に対して、実演を交えて楽しいものづくり体験教室とすることができ、参加者からとても喜ばれました。
「2級・3級建築大工技能検定試験」に挑戦
職業能力開発協会主催の建築大工技能検定試験が、平成30年1月13日(土)に、宇都宮工業高校を会場として3級の試験行われました。また、平成30年1月18日(木)には、鹿沼市職業訓練センターを会場として2級が実施され、建築デザイン科の生徒が受験しました。
生徒達は、検定試験に備え、休日返上で練習に励み、高度な木材加工技術を習得することができました。
「学生向け木造住宅講習会」参加
建築研究部1年生の3名が、平成29年12月16日(土)に鹿沼市で開催された、とちぎ木づかいプランナー主催の「学生向け木造住宅講習会」に参加しました。
午前は、鹿沼市の新築住宅(栃木県産木材使用)と、プレカット工場のテクノウッドワークス(株)を見学し、午後は今市市の栃木県林業センターで、木材の強度試験を見学し、木の性質やとちぎの木の強さを科学的・実証的に学びました。これらの体験は、今後の建築設計に大いに役立つ講習会でした。

午前は、鹿沼市の新築住宅(栃木県産木材使用)と、プレカット工場のテクノウッドワークス(株)を見学し、午後は今市市の栃木県林業センターで、木材の強度試験を見学し、木の性質やとちぎの木の強さを科学的・実証的に学びました。これらの体験は、今後の建築設計に大いに役立つ講習会でした。