学びの活動

建築デザイン系の日々

「国立西洋美術館」を見学 2年建築デザイン科

 建築デザイン科2年生は、平成30年7月5日(木)の産業施設見学会において、世界的建築家ル・コルビュジェ設計の「国立西洋美術館」を見学しました。
 現代建築の基礎を作ったと言っても過言ではないコルビュジェの設計を目の当たりし、生徒達はそのスケール感に感銘を受けていました。また、館内の特別展「ミケランジェロ展」で本物の彫刻も見学しました。
 午後は「東京芸術大学美術館」の見学を中心に、各自が上野の森公園内をフィールドワークしました。
 建築デザイン科2年の前橋香織さん(宮の原中出身)は、「授業で勉強したル・コルビュジェの設計概念を深く理解する事ができて大変良かったです。」「印象派の絵画やミケランジェロの彫刻を見ることができて芸術に関する意識が高まりました。」と話しています。
 今回の見学会が今後の設計の一助になればと思います。
 *撮影に関しては許可を頂いております。

 

 

「建築大工審査トライアル」 建築研究部木造班

 平成30年7月7日(土)建築研究部木造班は、ものづくりコンテスト建築大工競技の審査に関わる先生方をお招きし、コンテスト本番と同じように競技し、「審査トライアル」を行いました。
 今年度の課題は、屋根の骨組みである登り梁を模した小屋組を、2時間半の競技時間で正確に造り上げるものです。
 建築デザイン科2年の塩濵迅平さん(横川中出身)は、「初めての参加で緊張しました。」「部員同士練習に励み、優勝して関東大会に出場したいです。」と話しています。
 この大会では、現在、建築研究部木造班が県大会4連覇を果たしています。5連覇を達成できるよう頑張って欲しいです。

 

 

「ノミ研ぎ体験」1年工業技術基礎(実習紹介⑫)

 建築デザイン科1年生の「工業技術基礎」では、手工具の管理として、砥石を使ってノミの研ぎ方を指導しています。
 砥石の調整方法を指導し、「荒砥石」、「中砥石」、「仕上げ砥石」を使い、少しずつノミの刃先を30°に近付くよう研いでいきます。
 建築デザイン科1年の岩渕寿哉さん(豊郷中出身)は、「初めてノミ研ぎを行いましたが、とても難しかったです。」「たくさん練習をして、先生のように鎬面が平らになるように頑張ります。」と話しています。
 慣れてきたら自宅にある包丁も研いでみて欲しいです。

 

 

「手工具の使い方」1年工業技術基礎(実習紹介⑪)

    建築デザイン科1年生の工業技術基礎では、2年生で行う大工技術授業の前に基本的な手工具の使い方を学びます。
 手工具とは、主に木材に線や印を付ける墨掛け道具や、のこぎり、げんのう、ノミ、カンナを指し、手工具の使い方は木材加工の基本となるのでとても大切な授業です。
 建築デザイン科1年の新籾海斗さん(鹿沼北中出身)は、「中学で少し作業経験がありましたが、のこぎりで木材を切るのはとても難しかったです。」「もっと練習して資格を取得したいです。」と話しています。
 3年後の生徒達の成長を楽しみにしています。

 

 

  

「木工機械操作」1年工業技術基礎(実習紹介⑩)

 建築デザイン科1年生の工業技術基礎では、木材の切断や加工などをする大型木工機械の操作方法を学びます。 
 木材を縦挽きするリップソーや長い柱材を横切りするクロスカットソー、木材の断面を直角に削る手押しカンナ盤など多くの木工機械を扱い授業を行います。その為、工業技術基礎では安全な操作方法を学びます。
 建築デザイン科1年の釜島歩未さん(星ヶ丘中出身)は、「テレビなどで見ていた大型木工機械を自分が操作するとは思わなかった。」「緊張しながらも安全な操作方法を学んだので、上級生になったら、この機械類を使い家具作りに挑戦したいです。」と話しています。
 3年生の課題研究でどんな作品を作ってもらえるのか楽しみにしています。