学びの活動

建築デザイン系の日々

「来賓玄関用腰掛ベンチ」の製作(建築デザイン科)

 建築デザイン科3年の課題研究班は、今年度の課題研究として「来賓玄関用腰掛ベンチ」の製作を行いました。
 この研究では、人間工学に基づいた寸法を割り出し、本校に来校されたお客様が腰をかけて休憩したり、靴脱ぎベンチとして使用して頂くよう考えて設計しました。
 最初にインテリアデザインとして、自分の家に合うペーパーコードスツールを製作し、編み込みの練習をしました。正確に編み込むのに時間がかかりましたが、柔らかい風合いと軽さを追求し完成しました。
 研究の成果を本校の先生方にチェックしてもらい、好評を頂きました。
 赤いペーパーコードがアクセントのベンチです。本校に来校された時には、是非ご使用下さい。
 
 
 

「若年者建設業担い手育成支援事業」について(建築デザイン科)

 令和元年11月7日(木)~11月8日(金)にかけて、本校建築デザイン科実習棟にて「令和元年度若年者建設業担い手育成支援事業」が実施されました。
 この事業は、高校生ものづくりコンテストの実技課題の製作を通して、建築大工専門の技術者から実践的な指導を受け、建築大工の知識・技術・技能を習得することを目的としています。
 建築デザイン科2年の建築技術コースの生徒22名が参加し、講師の実践的な指導のもと、全生徒が実技課題を完成させることができました。
 この事業の講師を務めて頂いた、関住建 代表 大関 聡 様 には大変感謝しております。

  

        

「第12回栃木県高校生ものづくりコンテスト木材加工部門」

 令和元年7月24日(水)に本校建築デザイン科実習棟にて「栃木県高校生ものづくりコンテスト木材加工部門」が実施されました。
 このコンテストは、ものづくりへの関心を高め、技術・技能尊重の社会的機運の醸成を図るとともに、関東大会への出場選手を決定することを目的としています。
 県内の高校生14名が参加する中、本校建築デザイン科からは、神山颯斗くん(3年)野口琉生くん(3年)中山拓海くん(2年)の3名が出場し、3名とも制限時間内に課題を完成させることができました。
 結果は神山くんが1位、野口くんが2位、中山くんが4位という大変優秀な結果を残すことができました。本校生徒を含む上位3名は8月23日に開催される関東大会への切符を手にすることができました。
 本大会では、惜しくも関東大会へ出場できなかった生徒からも、優秀な作品が多く提出され、今後の技術・技能の向上に大きな期待ができるコンテストとなりました。
 

 

 

「施工体験実習」の実施(建築デザイン科2年)

 建築デザイン科では、令和元年6月20日(木)に建築デザイン科2年生を対象に「施工体験実習」を実施しました。
 この事業は、専門工事業に従事する企業技術者から施工の指導を受け、将来の建設業の担い手となる基礎的な資質を培うことを目的に、地元専門業者の多大なご協力のもと実現することができました。
 鉄筋工事、型枠工事、足場工事、左官工事、内装工事、木工事の6ブースに分け、その道に携わる企業技術者から、実際の現場で行われている施工の指導、体験をさせて頂き、授業だけでは伝わりきらない、貴重な経験をすることができました。
 この様な機会の実施にご協力頂いた、企業の皆様にとても感謝しております。
 

 

 

「キャリア形成支援事業」について(建築デザイン科3年)

 建築デザイン科では、令和元年6月14日(金)に「キャリア形成支援事業」を実施しました。
 この事業は、生徒に優れた知識や技能など学ぶ機会をあたえ、社会の変化に対応した活力に満ちた魅力ある教育の推進を図るとともに、専門知識や技能の深化と望ましい勤労観や職業観の育成を図ることを目的としています。
 本校建築学科3年生は、宇都宮市にある日建工科専門学校にて、「SketchUp」という3次元CADを用いた建築製図実習の講義を受講してきました。このソフトは平面図に高さ情報をあたえることで3次元の図面が作製できるという、直感的な操作が魅力のCADとして、世界中で利用が進んでいるソフトになります。
 最先端のCADに触れて、生徒は普段描いている平面的な図面だけではなく、立体的な図面が直感的操作によって描ける技術にふれ、今後の学習活動の深化につながる貴重な経験をさせて頂きました。
 この様な機会から、多くの生徒が望ましい勤労観や職業観をもって社会に羽ばたいていけることを期待しています。
 

       

「大黒町屋台調査⑤」(建築研究部)

 平成31年3月24日(日)に、建築研究部5名は、「宮のにぎわい山車復活プロジェクト」との共同研究にあたり「旧大黒町花屋台」(宇都宮市西原)の第5回目の調査修復を行いました。
 第5回目の調査では、舞台高欄部分の歪みの調整と斗束の製作、腰壁の増設に伴う桟付けの修復作業を行いました。今回の修復作業は、舞台桁上端部分の大きな歪みを補正し、高欄との取り合いの調整に大変時間がかかり苦労しました。
 修復作業は、山車屋台研究家の御指導のもと、「山車復活プロジェクト」と「西原地区連合自治会」、「建築研究部」の3団体が協力し合い作業を行っています。
 今後も、数回の現地調査を予定していますので、追加調査の様子はHPで紹介致します。
   
 
 

「大黒町屋台調査④」(建築研究部)

 平成31年3月17日(日)に、建築研究部5名は、「宮のにぎわい山車復活プロジェクト」との共同研究にあたり「旧大黒町花屋台」(宇都宮市西原)の第4回目の調査修復を行いました。
 第4回目の調査では、車輪と車軸、土台受けの接合調整、唐破風屋根破損部の修復作業を行いました。
 修復作業は、山車屋台研究家の御指導のもと、「山車復活プロジェクト」と「西原地区連合自治会」、「建築研究部」の3団体が協力し合い作業を行っています。4回目となると、全員の意気も合い、順調に修復作業が進んでいます。
 今後も、数回の現地調査を予定していますので、追加調査の様子はHPで紹介致します。
 
 
 
 

「宮のにぎわい山車復活プロジェクト」表敬訪問(建築デザイン科)

 平成31年3月14日(木)に、大黒町屋台の共同研究をしている「宮のにぎわい山車復活プロジェクト」(以下山車プロ)会長藤原宏史様、事務局長田巻秀樹様、西原地区連合自治会長中山剛夫様の3名が、小林綱芳校長先生を表敬訪問しました。
 本校建築デザイン科では、今までに新石町「火焔太鼓山車」、南新町「桃太郎山車」などを山車プロと共に調査研究をさせて頂きました。
 今回の訪問では、山車プロの活動方針や5月5日「西原地区奉祝新天皇御即位花屋台復活巡行」の説明、今後の共同研究についての承認を頂きました。
 本校生は、先人の建築技法を山車屋台の修復作業を通して様々な技術・技能等を学ばさせて頂き、とても貴重な経験をさせて頂いています。
 
 
 

「卒業生との座談会」(建築デザイン科2年)

 平成31年3月13日(水)、建築デザイン科2年生を対象に「卒業生を囲む座談会」が実施されました。
 この行事は、毎年行われており、2年生の進路実現に役立てるものです。
 今回は建築デザイン科の卒業生5名をお招きし、先輩方の生の声を聞かせて頂きました。大学生活での苦労や就職先で感動したこと、高校生として何を勉強しておくべきか等、貴重な経験談をお聞きすることができました。
 協力してくださった先輩方に、深く感謝いたします。
 
 

「大黒町屋台調査③」(建築研究部)

 平成31年2月24日(日)に建築研究部は、「宮のにぎわい山車復活プロジェクトチーム」との共同研究で、第3回目となる「大黒町屋台」(宇都宮市西原)調査を行いました。
 第3回目の調査では、山車屋台の彫刻家で鹿沼市文化財保護審議委員である黒崎孝雄氏(鹿沼市)のご指導のもと、梁、桁、束などの小屋組みや、唐破風屋根の和垂木や茨垂木の修復作業などを行いました。
 専門家や西原地区の皆様方の丁寧な指導で、生徒たちは、授業では学べない匠の技を指導して頂き、大変貴重な経験をさせて頂きました。
 今後も専門家の方々や地域の皆様との連携で、完成を目指し頑張って欲しいです。
 大黒町屋台は、今後、宇都宮市西原自治会(旧宇都宮工業高校周辺)での巡行となるため、所在地を宇都宮市一条から西原をさせて頂きます。
 今後も、数回の現地調査を予定しています。追加調査の様子はHPで紹介致します。