学びの活動

建築デザイン系の日々

「キャリア形成支援事業」について(建築デザイン科3年)

 建築デザイン科では、令和元年6月14日(金)に「キャリア形成支援事業」を実施しました。
 この事業は、生徒に優れた知識や技能など学ぶ機会をあたえ、社会の変化に対応した活力に満ちた魅力ある教育の推進を図るとともに、専門知識や技能の深化と望ましい勤労観や職業観の育成を図ることを目的としています。
 本校建築学科3年生は、宇都宮市にある日建工科専門学校にて、「SketchUp」という3次元CADを用いた建築製図実習の講義を受講してきました。このソフトは平面図に高さ情報をあたえることで3次元の図面が作製できるという、直感的な操作が魅力のCADとして、世界中で利用が進んでいるソフトになります。
 最先端のCADに触れて、生徒は普段描いている平面的な図面だけではなく、立体的な図面が直感的操作によって描ける技術にふれ、今後の学習活動の深化につながる貴重な経験をさせて頂きました。
 この様な機会から、多くの生徒が望ましい勤労観や職業観をもって社会に羽ばたいていけることを期待しています。
 

       

「大黒町屋台調査⑤」(建築研究部)

 平成31年3月24日(日)に、建築研究部5名は、「宮のにぎわい山車復活プロジェクト」との共同研究にあたり「旧大黒町花屋台」(宇都宮市西原)の第5回目の調査修復を行いました。
 第5回目の調査では、舞台高欄部分の歪みの調整と斗束の製作、腰壁の増設に伴う桟付けの修復作業を行いました。今回の修復作業は、舞台桁上端部分の大きな歪みを補正し、高欄との取り合いの調整に大変時間がかかり苦労しました。
 修復作業は、山車屋台研究家の御指導のもと、「山車復活プロジェクト」と「西原地区連合自治会」、「建築研究部」の3団体が協力し合い作業を行っています。
 今後も、数回の現地調査を予定していますので、追加調査の様子はHPで紹介致します。
   
 
 

「大黒町屋台調査④」(建築研究部)

 平成31年3月17日(日)に、建築研究部5名は、「宮のにぎわい山車復活プロジェクト」との共同研究にあたり「旧大黒町花屋台」(宇都宮市西原)の第4回目の調査修復を行いました。
 第4回目の調査では、車輪と車軸、土台受けの接合調整、唐破風屋根破損部の修復作業を行いました。
 修復作業は、山車屋台研究家の御指導のもと、「山車復活プロジェクト」と「西原地区連合自治会」、「建築研究部」の3団体が協力し合い作業を行っています。4回目となると、全員の意気も合い、順調に修復作業が進んでいます。
 今後も、数回の現地調査を予定していますので、追加調査の様子はHPで紹介致します。
 
 
 
 

「宮のにぎわい山車復活プロジェクト」表敬訪問(建築デザイン科)

 平成31年3月14日(木)に、大黒町屋台の共同研究をしている「宮のにぎわい山車復活プロジェクト」(以下山車プロ)会長藤原宏史様、事務局長田巻秀樹様、西原地区連合自治会長中山剛夫様の3名が、小林綱芳校長先生を表敬訪問しました。
 本校建築デザイン科では、今までに新石町「火焔太鼓山車」、南新町「桃太郎山車」などを山車プロと共に調査研究をさせて頂きました。
 今回の訪問では、山車プロの活動方針や5月5日「西原地区奉祝新天皇御即位花屋台復活巡行」の説明、今後の共同研究についての承認を頂きました。
 本校生は、先人の建築技法を山車屋台の修復作業を通して様々な技術・技能等を学ばさせて頂き、とても貴重な経験をさせて頂いています。
 
 
 

「卒業生との座談会」(建築デザイン科2年)

 平成31年3月13日(水)、建築デザイン科2年生を対象に「卒業生を囲む座談会」が実施されました。
 この行事は、毎年行われており、2年生の進路実現に役立てるものです。
 今回は建築デザイン科の卒業生5名をお招きし、先輩方の生の声を聞かせて頂きました。大学生活での苦労や就職先で感動したこと、高校生として何を勉強しておくべきか等、貴重な経験談をお聞きすることができました。
 協力してくださった先輩方に、深く感謝いたします。
 
 

「大黒町屋台調査③」(建築研究部)

 平成31年2月24日(日)に建築研究部は、「宮のにぎわい山車復活プロジェクトチーム」との共同研究で、第3回目となる「大黒町屋台」(宇都宮市西原)調査を行いました。
 第3回目の調査では、山車屋台の彫刻家で鹿沼市文化財保護審議委員である黒崎孝雄氏(鹿沼市)のご指導のもと、梁、桁、束などの小屋組みや、唐破風屋根の和垂木や茨垂木の修復作業などを行いました。
 専門家や西原地区の皆様方の丁寧な指導で、生徒たちは、授業では学べない匠の技を指導して頂き、大変貴重な経験をさせて頂きました。
 今後も専門家の方々や地域の皆様との連携で、完成を目指し頑張って欲しいです。
 大黒町屋台は、今後、宇都宮市西原自治会(旧宇都宮工業高校周辺)での巡行となるため、所在地を宇都宮市一条から西原をさせて頂きます。
 今後も、数回の現地調査を予定しています。追加調査の様子はHPで紹介致します。
 
 
 
 

「ものづくり体験教室」(建築研究部)

 建築研究部の生徒10名は、平成31年2月23日(土)に、本校建築デザイン科木造実習室で開催された、小中学生を対象とする「ものづくり体験教室(宇都宮南図書館主催)」の、講師を務めました。
 今年度の製作課題は、「オルゴールボックス」でした。小学生低学年の児童でも製作がしやすいように、木工NCルーターで正確に各パーツをキット化し、簡単に製作ができるように工夫しました。
 参加して下さった小中学生や保護者の皆様には、大変好評頂きました。
 準備や指導をしてくれた、建築研究部の皆さん、大変お疲れさまでした。

 
 
 

「大黒町屋台調査②」(建築研究部)

 平成31年2月11日(月)、建築研究部5名(2年神山颯斗さん、塩濱迅平さん、鈴木大智さん、野口琉生さん、1年中山拓海さん)は、「宮のにぎわい山車復活プロジェクトチーム」との共同研究で、「大黒町屋台」(宇都宮市一条)の第2回目の調査を行いました。
 第2回目の調査では、山車屋台の彫刻家で鹿沼市文化財保護審議委員である黒崎孝雄氏(鹿沼市)のご指導のもと、唐破風屋根の寸法測定及び残存状態の確認、右側土台の捻れ修正、土台ほぞ穴の調整加工などを行いました。
 生徒達は、寒風吹くとても寒い日でしたが、部材の測定や加工など一生懸命に取り組みました。
 地域の皆様との連携で、完成を目指し頑張って欲しいです。
 今後も、数回の現地調査を予定しています。追加調査の様子はHPで紹介致します。
 
 
 
 


 

「進路内定先一覧」(建築デザイン科)

 平成30年度建築デザイン科3年生41名(就職15名 ・進学26名 )の進路が内定しました。
 内定先は、以下の通りです。 

<就職> 15名
㈱アガ設計工業 ㈱暁工務店 ㈱石川工務店(宮大工) ㈱現代綜合設計 ㈱小堀建設 ㈱しばた工芸
清水建設㈱関東支店 ㈱鈴木貴博建築設計事務所 成常建設㈱ ㈱TAKリビング
 ㈱巴コーポレーション ハイビック㈱ ファナック㈱ 三井ホームエンジニアリング㈱ 渡辺建設㈱


<進学> 26名
長岡造形大学 東洋大学 日本大学 東京電機大学 日本工業大学 芝浦工業大学 金沢工業大学
関東学院大学 文星芸術大学 上武大学 多摩美術大学

獨協医科大学附属看護専門学校 青山製図専門学校 宇都宮日建工科専門学校 東京日建工科専門学校
日本美容専門学校 ホスピタリティツーリズム専門学校 東京デザイン専門学校


 

「校内生徒研究発表会」 (建築デザイン科 課題研究班)

 平成31年2月1日(金)に、校内生徒研究発表会が本校第一体育館にて実施され、建築デザイン科からは、課題研究班が「RC構造物の構造計算の手法について」を発表しました。
 この発表会は、毎年実施されており各科の代表班が、各々の特色を持った課題研究の発表を行います。
 建築デザイン科の「RC構造物の構造計算の手法について」では、難解であるRC構造物の構造計算を、実務に照らして構造計算の基礎的内容を上手くまとめていることを、参加して下さった学校評議委員の皆様から大変評価のお声を頂きました。
 発表した生徒の皆さん、大変お疲れ様でした。