PTA通信

第44回栃木県高等学校PTA連合会研修会参加報告

1月15日㈮、「第44回栃木県高P連研修会」が開催されました。
本校からは石塚教頭先生、鈴木聖子先生と本部役員が参加致しました。
開会行事に続き、京都大学大学院准教授 木原雅子先生による
「どこでもスマホ、いつでもマスク、くすぶるやる気」と題した講演が行われました。
木原先生が集めた膨大なアンケートを基にデータが次々と発表され、今を生きる高校生が便利さと引き換えに
多種多様な問題に直面している様子を目の当たりにしました。
スマホ依存により、覚えることを忘れてしまう脳、それによる学力低下は当然の結果です。
また、日常的にマスクをする子どもたちが日本には多く存在し始めており、マスクをしない子どもより
自尊心が低いこともわかりました。
何をしたらいいのか、将来のことを考えることすら億劫になっている高校生も多く、彼らはやる気を引き出せば、
自分で考え伸びていく、それを手助けするには大人の本気の力が必要だと改めて知ることが出来ました。
木原先生は最後に栃木県の子どもたち全員が自尊心を上げ、「自分力」がアップし笑顔が溢れることを
願っていると語って下さいました。

研修会後半は宇都宮清陵高校PTAによる「進路指導とPTA」の研究協議が行われました。
白相校長先生による学校紹介の後、神山PTA会長をはじめとする役員の皆さんによる事例発表を聞きました。
球技大会での豚汁作り、グリーンカーテンの設置などでPTA会員相互の結束をはかり、進路指導事業への
共催に繋げているそうです。
PTA活動は楽しく!というコンセプトは本校PTAにも通じるものがあり、
本校は来年度の発表校となりましたので大変刺激を受けた研修会でした。

                            PTA会長 徐 東恵

 
     講演会         清陵高PTA発表

PTAだより「さみどり」発行のお知らせ

本日12月25日(金)、宇商校PTAだより「さみどり」89号が発行されます。
研修旅行・ボウリング・宇商祭・持久走大会などの様子が掲載されています。
また前号より紙面改編が行われ生徒への取材も行いました。
是非ご家庭でご覧下さい!


                         PTA会長  徐 東恵
                         同文化委員長 栁田真紀

第二回PTA幹事・支部長会議報告

12月11日㈮、第四回PTA本部役員会議及び第二回幹事支部長会議が開催されました。
会議では各学年部、専門部ごとに年間の活動報告と、次年度への提案を話し合って頂き、報告をして頂きました。
より一層保護者の皆様がPTA行事に参加しやすい環境作りへの意見が多く出されましたので、次回の本部役員
会議で内容を精査し、次年度に繋げたいと思います。

会議終了後、三年生幹事の皆様の送別会が開催されました。
内池部長をはじめ、三年間宇商PTAのためにご尽力下さった幹事の皆様、ありがとうございました。

                         PTA会長 徐 東恵


         
             送別会

PTA第一学年部会開催

去る12月1日(水)、PTA第一学年部会が開催され、約180名の保護者の皆様にお集まり頂きました。
寒い中ありがとうございました。
一学年主任本島先生からの第一学年の概況報告に続き、生活指導・就職/進学指導・検定試験や
二年次以降のコース選択と選択科目の説明について各担当の先生から細かな説明がありました。
進路決定に向けてこれから本格化する時期に入りますので、是非お子様へのアドバイス材料に
役立てて欲しいと思いました。
お子様の進路実現への近道は、家庭でしっかり話し合うだけではなく、保護者の皆様が学校から
発信される情報をキャッチし、親子で情報を共有することです。
今後も学校からの情報はPTA支部会(七月開催予定)でも沢山得られますので、来年度も多くの皆様の
ご参加をお待ちしております。


                         PTA会長   徐 東恵
                         同第一学年部長 田村知子


  

とちぎ教育振興大会参加報告

去る11月14日(土)黒磯文化会館にて「第24回とちぎ教育振興大会」
≪広げよう!心ひとつに 協働の輪を≫のテーマを掲げ盛大に開催されました。
県内各地から教育関係者・PTA役員が集い、本校全日制・石塚教頭先生、定時制・藤田教頭先生と共に参加しました。
開会アトラクションとして「黒磯巻狩和太鼓」の皆様による和太鼓演奏が行われ、郷土文化を堪能しました。
開会式では田嶋大会会長の挨拶、福田富一知事、地元国会議員などによる祝辞に続き、教育功労者、
ポスター及び意見入賞者などへの表彰式が執り行われました。
(宇商二年生辻萌美さん ポスター入賞!!)
その後、郷土の偉人紹介が行われ、トレインド・ナース大関和氏の功績がスライドを交え紹介されました。

記念講演は登山家三浦雄一郎の女性ドクター大城和恵氏『80歳の青年 世界の最高峰に立つ』と題し
三浦氏の登山の裏話、ドクターとしての苦労を話して下さいました。
三浦氏は決断力に優れ、年を重ねることを楽しむことができる天才としながらも、登山祈祷の際に
眠ってしまったり、処方された薬を独断で飲まなかったりとマイペースな一面もあり医師として
高齢登山家の体調管理に人一倍大変な思いをされているそうです。
でも、三浦氏は登山中、食事の度に全員の所在を確認し、場を和ませるなどいつも気遣いをされている
ことなどを聞き、登山は命懸けの挑戦であり、家族や周囲の方に支えられ、生きることに向かっている方だからこそ
80歳でのエベレスト制覇の偉業を成し遂げられるのだと思いました。
素晴らしい講話を拝聴し、子どもたちに苦境でも「その時」を楽しむこと、「生きること」を楽しむことを伝えたいと思いました。


                   PTA会長 徐 東恵

             
             黒磯巻狩和太鼓        開会式         記念講演