部活動日誌

(高)女子バレーボール部大会報告~北部地区第3位!~

 4月15日(土)、16日(日)に春季北部支部大会が開催されました。(於:にしなすの運動公園体育館、さくら清修高校第二体育館)

《本校の結果》

【予選リーグ】

①(勝)2-1 黒羽

②(負)1-2 さくら清修

 

【決勝トーナメント進出プレーオフ】

③(勝)1-0 黒磯南

④(勝)1-0 矢板

 

【決勝トーナメント】

⑤(負)0-2 大田原女子

 

・・・第3位

 

《試合評》

①vs. 黒羽

 1月の県新人大会以来の公式戦となった今大会。冬の練習で取り組んできた強打のスパイクを積極的に試みましたが、黒羽高校の粘り強いレシーブに拾われ、苦戦を強いられました。フルセットとなり、終盤まで一進一退の攻防となりましたが、最後は落ち着いてボールをつなぎ、勝利を収めることができました。

 

②vs. さくら清修

 決勝トーナメント進出をかけた予選リーグ最終戦。相手の軟打を粘り強く拾い、デュースの末に第1セットを取りましたが、第2セットは相手エースの強打が決まり出し、2試合連続のフルセットに。第3セットは長いラリー、ファイト溢れるプレーが何度も飛び出し、終盤21ー21まで競り合う熱い展開となりましたが、惜しくも敗れました。

 

③④vs. 黒磯南、vs. 矢板

 リーグ2位となった本校は、他リーグの2位となった黒磯南高校、矢板高校とのワンセットマッチの巴戦によるプレーオフに臨みました。2試合連続フルセットの末にストレートでの決勝トーナメント進出を逃した直後ということで、身体的にも、精神的にも難しい中での戦いとなりましたが、生徒たちは見事に連勝で決勝トーナメント進出を決めました。

 

⑤ vs. 大田原女子

 大会2日目、夏の北部地区総体、冬の北部地区新人大会の優勝校である大田原女子高校(今回の大会でも優勝)との対戦となりました。北部地区新人大会のリベンジに燃える本校でしたが、相手の長身エースのスパイクと速い攻撃への対応に苦慮し、苦戦を強いられる展開となりました。本校の持ち味であるレシーブ力を発揮し、粘り強くボール拾い続けましたが、効果的な攻撃になかなかつなげられず、セットカウント0-2での敗戦となりました。

 

《総評》

 栃木県高体連バレーボール協会のホームページで確認できる平成18年以降では、本校初の北部地区ベスト4(第3位)に進出することができました。今のチームが目標として掲げてきた「北部ベスト4」進出を果たすことができました。タフな戦いをものにできたのは、冬の間、選手たちが体力面・筋力面の強化をテーマにジャンプトレーニングや体幹トレーニングにコツコツと取り組んできた成果ではないかと思います。

 フルセットの最終盤やプレーオフなど、「シビれる」場面を何度も経験できた今大会は、結果そのもの以上に生徒を大きく成長させてくれる機会になったのではないでしょうか。特に、プレーオフに臨む前の気持ちの切り替えの素晴らしさは、日頃から大切にしている「レジリエンス」や「セルフコントロール」の向上の成果がおおいに発揮されたシーンでした。部活動のみならず、生徒たちのこれからの人生におけるさまざまな場面で生きてくることでしょう。

 今大会は、生徒たちがこの1年でたくましく成長していることを実感できた大会でした。選手たちの表情や言動から、心身ともに「タフさ」が備わってきていることを強く感じました。バレーボールというスポーツを通じて、競技力はもとより、人間性が高まっていることが感じられ、顧問として非常に誇らしく思います。

  さて、次回の大会は5月上旬から中旬にかけて行われる県総体バレーボール大会となります。今大会で得た収穫と課題を日ごろの活動に生かし、さらなる成長をめざしていきます。

 末筆にはなりますが、大会の運営にご尽力いただいた専門委員をはじめとする先生方、対戦してくださった相手校関係者の方々、送迎をはじめ日ごろから物心ともにご理解・ご協力いただいている保護者の皆様、すべての方々に感謝の意を表し、大会報告とさせていただきます。

  今後とも、矢板東高校女子バレーボール部をよろしくおねがいいたします。

 

※新入生のみなさんの女子バレーボール部への入部を、部員一同、心よりお待ちしております。選手・マネージャー、経験者・未経験者を問わず、あたたかく迎えます。充実した高校生活をともに過ごしましょう!!

 

文責:顧問(監督) 星野 廣之