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(高)「第12回とちぎアントレプレナー・コンテスト」で2年生の佐竹さんが優秀賞ほかを受賞!
12月14日(土)、本校2年生の佐竹舞音さんが、足利銀行本社にて開催された「第12回とちぎアントレプレナー・コンテスト」において、準グランプリに相当する「優秀賞」と、企業賞である「アシカブ賞」「山上建設賞」「栃木県信用保証協会賞」を受賞しました。
2学年では、公共の授業(や総合的な探究の時間)において、社会の変化に対応し、自立した人材の育成を目的とし、応用学習の一環として、実社会と結びついた「金融教育」に取り組んでいます。
今回のアントレプレナー・コンテストは、そうした学びの成果を試し、生徒たちの自立心やチャレンジ精神、問題発見能力、創造力、コミュニケーション力などを育てていく絶好の機会であると捉え、夏休み前に生徒に参加を呼びかけたところ、2年生から3組のグループがワークシートの作成に取り組み、9月に一次審査作品を提出しました。
どのプランも現状の課題を解決し、よりよい社会を創出していこうという気概に溢れるアイディアであり、見事、3組とも一次選考・二次選考を通過しました(ファイナリスト12組中3組が矢板東高校の2年生。大学院生・大学生も参加する中で、素晴らしいことだと思います!)。
最終審査会出場が決まった10月末からは、自分たちのアイディアをブラッシュアップするべく、運営が主催するセミナーに足を運んだり、論文やレポートを読み、執筆者にオンラインでインタビューしたりするなど、それぞれのグループが精力的に活動しました。
当日は、緊張もある中で、3組とも準備してきたプレゼンテーションをしっかりとやり切ることができました。佐竹さんが冒頭の優秀賞など、残る2組も「奨励賞」を受賞しました。
このコンテストに臨むにあたって様々な学校外の多くの大人たちとやりとりをして得た知見や、何度も壁にぶつかりながら一つのプレゼンテーションを作りあげた経験はこれからの様々な場面で生きてくることと考えます。
また、発表して終わり、ではなく、生徒たちへは教科「政治・経済」の観点からフォローアップもしていくことで、学習にもぜひ生かしてもらいたいと考えています。
3組のチャレンジに敬意を表しつつ、コンテストの結果報告とさせていただきます。
文責:指導担当 星野廣之