野球部

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News

MAR 2023 Vol.84

 “春は選抜から”とはよく言われますが、待ちに待った球春を迎えることとなりました。 本校も宇都宮商業戦を皮切りに、3月だけでも14試合を消化することができました。
 失点の多さなど、まだ課題が山積する状況ですが、やはり試合は楽しく、好きな野球ができる喜びを感じています。部員には浮き彫りとなった1つ1つの課題に対して、正面から向かい合う姿勢を持ち続けて欲しいと思っています。
 そして、今年も3月25日から28日の日程で関西遠征を実施することができました。アルバイトをして自分の遠征費を準備した経験にも、大きな意味があったはずです。実施にあたってのご理解、ご支援を頂いた保護者の皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。部員には感謝の気持ちを行動で示して欲しいと願っています。
 今回の遠征についても、近畿地区の実力校との練習試合を実施しました。選手には、この経験を今後に生かして欲しいと思います。また、予定した選抜大会の観戦は残念ながら雨天中止となったものの、甲子園球場のベンチに入るなどの機会に恵まれました。選手はこの場所でプレーしたいという気持ちが、改めて強まったはずです。夏には、あの土を実際に踏めるよう頑張りたいと思います。
 最後に、春季大会初戦の相手が白鴎大足利に決まりました。4月8日(土)11:30プレイボール。とちぎ木の花スタジアム(栃木市営球場)を会場にしての一戦となります。選手も目標が明確になり、モチベーションも高まっています。今後も懸命にプレーする選手に温かいご声援をお願いします。

 

 

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News

   FEB 2023 Vol.83

 新型コロナウイルスと、どうつき合うか。まだ先行きの見えない不安は続きますが、それでも新しいシーズンが開幕します。苦しいトレーニングに明け暮れた選手には、待ち遠しかったことでしょう。もう一段階上のレベルにステップアップするための総合的な身体能力の底上げ。ケガをしない体作り。さらに、課題となっているバットを振る力のアップや取れるアウトを取る力に加えて、精神面の強化も目指して練習に取り組んできました。一冬を越え、選手には逞しく成長した姿を見せてくれることを期待しています。
 そして今シーズンも例年同様、多くの試合を計画しました。春先からゲームを入れたのは、早い段階で多くの実戦経験を積み、厳しい戦いが強いられる春季大会に自信を持った形で臨みたいということ。さらに、この冬の努力で成長した多くの選手にチャンスを与え、新たなレギュラー争いを行うために必要と考えるからです。切磋琢磨して、チーム全体のレベルアップを図るためということをご理解下さい。
 また、今年も3月25日(土)から28日(火)の車中泊を含む3泊4日で関西遠征を予定しています。近畿地区のチームとの練習試合。さらに甲子園球場での選抜大会観戦と、またとない機会となるはずです。多くの収穫を得て、夏に繋げたいと考えておりますので併せてご理解、ご協力をお願いします。
 最後に、部員1人1人が「今シーズンに向けての抱負・意気込み」を書きました。ご覧頂き、足工グラウンドで懸命にプレーする選手を温かく見守り下さい。そして、今年度も記録集 第7号 「2021~2022夏の足工”伝統校のプライドを胸に」とDVD「2021~2022 足利工業野球部の軌跡」を完成させることができました。この場を借りて、お礼申し上げます。今シーズンも変わらぬ支援をお願いします。

 

 

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

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ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News

JAN 2023 Vol.82

 令和5年も幕を開け、2年生にとってはいよいよ最後、勝負の年となりました。
 新チームのスタートからここまで本当に早かった気がします。そんな中、保護者会の協力を頂き、1月3日(火)に必勝祈願を実施することができました。この場を借りてお礼申し上げます。必勝祈願は最勝寺にて護摩を焚いて頂き、厳かな雰囲気の中、今年1年をケガなくプレーでき、良い結果を残せるよう祈願しました。部員一同、気持ちを新たに精進していきたいと思います。改めて、気持ちの引き締まる思いがありました。
そして、36㎞マラソンについては、今回も本当に過酷なものとなりました。36㎞という距離に加え、アップダウンの激しい、厳しいコースに、まずは“完走する”ことを目標に掲げ、選手1人1人が自分との戦いに挑みました。各自が限界に挑戦する姿を目の当たりにして、足工野球部員が頼もしく見えた1日でもありました。個人的には、一度決めたことは最後までやり切ることの大切さを感じています。部員は苦しみながらも完走したことにより、大きな達成感を実感したことでしょう。一見、不可能に思えるようなことでも、全員が本気になって取り組めば、大抵のことは成し遂げられるということです。今後、壁に突き当たることがあっても、この経験を自信として乗り越えて欲しいと思います。ただ残念ながら、このマラソンを走っただけでは、野球が上手くなるわけでも、打てるようになるわけでもありません。肝心なのは、この経験をもとに何を考え、どう行動するかです。
 選抜出場校も決まり、春もそこまで来ています。栃木県からは作新学院に加え、21世紀枠で石橋高校の出場も決まりました。本県代表として活躍を願うと同時に、甲子園の土を踏むという何事にも代え難い経験を積むことで、ますます強力な相手となることも意味しています。足工野球部として、昨秋は悔しい大会結果となりました。現状では、課題としているベスト8以上で勝負する実力には至らないのも事実です。本気で“甲子園”を狙えるレベルに到達できるよう、選手にはなお一層、日々の練習を大切にして来るべき春に備えて欲しいと思います。最後に、部員1人1人が「新春の抱負」を色紙に書きました。今年の目標、決意表明となっています。ご覧頂き、選手を温かく見守り下さい。本年も変わらぬ、ご支援をお願いします。

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News

DEC 2022 Vol.81

 今年も、新型コロナウイルスの感染拡大により大変な1年でした。様々な制限が続く中で、今まで当たり前だと思って生活できていたことが、どれだけ幸せだったかというのを実感しています。
 そんな中でも本校野球部は、来春の飛躍を目指して、苦しいトレーニング期に入りました。もう一段階上のレベルにステップアップするための総合的な身体能力の底上げ。ケガをしない体作り。そして課題となっている打撃力の向上や、守備での基本の徹底に加え、精神面の強化も、この時期に図りたいと思います。そのためには単調で、つらい練習の繰り返しが、どうしても必要になります。何事も根気強く、継続しないことには大きな成果ありません。冬のトレーニングを通じて、部員の1人1人が身体面だけでなく、精神的にも逞しく成長してくれることを願っています。来シーズンに思い切り暴れるには、この時期の過ごし方が鍵を握ります。今は土の中に潜り、大きく根を張ることに専心したいと思います。
 そして部員1人1人が“今シーズンを振り返って”という作文を書きました。正しい自己分析と反省がなければ、大きな進歩は望めません。ご覧頂き、選手の頑張りを温かく見守り下さい。伝統校のプライドを胸に部員一同、頑張ります。
 また、1月15日(日)には過酷な36㎞マラソンを予定しています。今後とも本校野球部の活動にご理解を頂き、変わらぬご支援をお願いします。

  

  

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

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ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News

NOV 2022 Vol.80

 足利市内大会では、たくさんの応援を頂きありがとうございました。秋季県大会後は、この大会で優勝することに目標を切り替え、練習してきました。初戦となった足利大附属戦は、打線が19安打と機能して10対6。夏の借りを返す、嬉しい勝利でした。そして続く清風・松桜・佐東による連合チームとの対戦は、一時は6点のリードを奪われながらも、17対9で8回コールド勝ち。苦しみながらも決勝に駒を進めました。しかし、白鴎大足利には2対9での敗戦。攻守に渡って実力の不足を思い知らさ、悔しさの残る準優勝となりました。チームのスローガンにもなっている“伝統校のプライド”を胸に秘めながら今後も練習に取り組み、この悔しさは来春に晴らしたいと思います。
 そして、11月20日には、足利市の野球フェスティバルとして、初の試みである市内高校の選抜チームと全足利クラブとの対戦を実施。さらに23日には、足利地区の中学生を対象とした強化練習会を行いました。これらは、何れも足利の野球を盛り上げたいという目的によるものです。選手にとっては、新たな刺激を受けたり、初心に戻る良い機会となったはずです。今後も切磋琢磨しながら、足利から甲子園出場チームが出ることを願っています。
 最後に、11月13日の試合を以て、今シーズンの全試合日程が終了しました。新チーム結成以来、皆様のお力添えにより、48試合を無事に消化できたことに感謝申し上げます。結果は26勝19敗2分け(ノーゲーム1)となりました。振り返れば、気持ちの整理もつかないままでの新チームスタート。土浦遠征をはじめ、猛暑の中での練習試合。そして、大会での悔しい敗戦など実に様々なことがありました。この経験を生かし、前進していきたいと思います。まだ先の見通せないコロナ禍により、現チームも、これから何試合できるか分かりません。野球ができるのは当たり前ではないこと。さらに好きな野球ができることに感謝して、1日1日を大切にしたいと思います。これからオフ・シーズンとなりますが、この時期の過ごし方が来シーズンの飛躍の鍵を握ります。“良いチーム”そして“勝てるチーム”となれるよう、これからも地道な努力を続ける所存です。今後も変わらぬご支援をお願いします。