日誌

自然いっぱいコーナー

今度は、♪ あま~いミカンのお話 ♪

  過日(6月17日:本ホームページ)御紹介いたしました「あま~くないミカンの話」の続編です。
  10月30日(木) 校庭の南側の「野鳥の庭」に植えられている温州みかん。ごらんの通り、今年もたくさんの実がなりました。樹齢14年目を迎えたこのみかんも、いよいよおいしい実をつける適齢期(15年~)になりました。そして、白くてあまい香りを漂わせていた花を咲かせていたのも、つい昨日のように感じられます。(5月19日:本ホームページに掲載)     
  
  そして、今年もあまい実をもぎとるためのヒントを紹介します。
  よく日光の当たっている枝についている実に注目、ちょっと握ってみて、比較的やわらかい実を食べてみましょう。(それでも酸っぱかったら、ハズレです。再チャレンジを・・・)

       

お誕生おめでとう!

 10月28日(火) 小学部川田学級で飼育されていたカタツムリの赤ちゃんがめでたく誕生しました。先生たちもカタツムリのたまごを見たのは初めてでした。思わずゴミかと思って洗ってしまうところでした。担任の先生は、うれしそうに笑いながらカタツムリの赤ちゃんを見つめていました。
  そういえば、先週誕生したクロアゲハについてのレポートをアップしようとしていた矢先のことだったので合わせてご紹介することになりました。そして、この日はR君の誕生日だとか。楽しい思い出になりそうですね。
  
  
  
  
 
  

花が咲いてうれしいな!

 8月4日(木) ビオトープの近くを通った小学部の児童たちが、ミズアオイの花を見ていました。そのうちの一人の児童は、「きれいな花だと思いました、花が咲いて良かったです」と感想を述べていました。
  

エゴノミがいっぱい

 学校の中庭にはエゴノキがあります。漢字では「斉墩果」と表記されます。う~ん、難読ですね。  
 今、エゴノキには、たくさんのエゴの実がなっています。写真は8月末のものです。
 このエゴの実ですが、これが大好物の野鳥がいます。
 「ヤマガラ」といいます。みなさんにはなじみの深いあのシジュウカラと同じ科に属します。
 これから秋になるとエゴノキにヤマガラが飛来し、さかんにエゴの実をついばむ姿を観察することができます。ヤマガラはエゴの実を食べずに、くわえて飛んでいきます。樹木のウロなどに保存し、餌の少なくなった冬期に食べるそうです。学校に来るヤマガラは、実をくわえて林道を越え大坊山の麓のほうに飛んでいきます。いったいどこまで実を運んでいるのでしょう。
 ヤマガラはもともと学習能力の高い野鳥と聞きます。芸を覚えたり手乗りで餌を食べたりする写真を見たことがあります。
 気をつけていないと見落としがちな小さな野鳥ですが、これからの秋が楽しみです。
         

オトメツバキの思い出

 本校の自然保護活動が本格化して4年目の平成9年に、当時の小学部児童と中学部生徒が、環境省(当時は環境庁でした)「こどもエコクラブ」の活動に参加しました。翌10年には中学部3年生だったAくんの発案で「自然守り隊」の名で登録となりました。この頃は、まだ高等部はありませんでした。
 その活動の一環に「こどもエコクラブエコロジカルあくしょん県コンテスト」がありました。自分たちが取り組んでいる自然保護活動を壁新聞で表現し発表するという内容でした。平成9年度は、シジュウカラやヤマガラ(カラ類)の巣箱架設で得られた今までの観察記録や当時絶滅危惧植物だったミズアオイの栽培・観察などを記事にしました。
 結果は、めでたく優秀賞となり、栃木県代表として、名古屋で開催されたこどもエコクラブ全国フェスティバルに参加しました。2名の中学生が名古屋まで足を運びました。平成10年3月28日のことです。
 そのときいただいた参加記念樹が「オトメツバキ」です。当時は高さが30センチほどでしたが、現在は大人の背丈ほどに成長しています。掲載の写真はその見事な実です。
校庭南側の「野鳥の庭」に植樹されています。
    周囲の遊具では子どもたちが元気に遊んでいます。
    オトメツバキもそっと見守っているようです。