校長室の窓から

2024年10月の記事一覧

全国産業教育フェア栃木大会(さんフェアとちぎ2024)

10月26日(土)、27日(日)の2日間にわたり、全国産業教育フェア栃木大会が開催されました。この大会は農業、工業、商業、水産、家庭、看護、情報、福祉の8つの分野で専門的な教育を行う全国の専門高校等で学ぶ生徒たちが集い、日々の学習・研鑽の成果を発表することを通して、さらなる意欲の向上と地域社会への産業教育の理解促進を目的に開催されています。

特別支援教育部からは盲学校がマッサージ体験、宇都宮青葉高等学園が高校生カフェ、富屋、宇大付属、益子、南那須、足中特、本校の知的障害教育校が作品展示を行いました。本校は主に高等部の作業製品(名刺、ポチ袋、刺し子布巾、なべしき、木製ゲーム、ラックなど)を展示しました。たくさんの方が来場され、生徒たちの丁寧なマッサージや接客に感心されていたり、個性豊かな作品や完成度の高い作業製品に驚かれたりしていました。この全国大会を通じて特別支援学校の児童生徒たちの頑張りや素晴らしさを十分に発信する機会となりました。

 

中学部修学旅行

10月17(木)~18(金)に中学部の修学旅行で東京・横浜方面に行ってきました。

生徒たちは、どこに行っても何をするのにも「すごーい」「楽しい」と感動し、たくさんの笑顔を見せてくれました。首都高の立体交差、高層ビル、スカイツリーの高さ、展望台からみる建物や車の小ささ、世界で一つだけのカップめん、バイキング料理の品数の多さ、ふかふかのベッド、ホテルの部屋から見える横浜の夜景、水族館の魚たち、そして乗り物などなど。

生徒たちは、常に先生の話をよく聞き、約束事を守って行動することができていたので、事故やけがもなく過ごすことができました。また、疲れ気味の友達に「大丈夫?」「頑張ろう」と声をかけたり、「たのしいね」「おいしいね」と共に気持ちを共有したりするなど、中学部を共に過ごした仲間との絆をさらに深めていました。

保護者の皆様には荷物の準備、お子様の健康管理、送迎等で大変お世話になりました。詳しくは後ほど担当がご報告いたします。

独協医科大学教材備品等贈呈式

9月30日(月)に栃木特別支援学校にて独協医科大学の教材備品等の贈呈式が行われました。

独協医科大学は独自に「障がい者雇用支援月間」を設け、その関連事業として特別支援学校に教材備品等を送る活動を続けていらっしゃいます。今年度本校には、デジタルワイヤレスアンプシステムと布製防災担架を寄贈していただきました。子供たちのより良い学びと安全な学校づくりのために活用したいと思います。ありがとうございました。