進路指導室より

進路指導室より

3学期の産業現場等における実習が始まりました

1月20日(月)

 

 本日から(一部生徒は14日から)産業現場等における実習がスタートしました。2年生は2度目、3年生にとっては高等部生活最後の実習です。

 それぞれの生徒が前回よりも少しレベルアップした目標を掲げ、やる気をもって出かけていきました。お受入れいただきました事業所の皆様、誠にありがとうございました。実習終了まで、御指導のほどよろしくお願いいたします。

 

         

 

★実習事業所☆(順不同)

マルシンフーズ(真岡市大和田)、関研磨工業所(益子町上大羽)、IJTT(真岡市松山町)

アットホームたたら(市貝町多田羅)、県東ライフサポートセンター・真岡(真岡市荒町)

わらくや(真岡市下籠谷)、たすかる市貝(市貝町赤羽)、スイッチ真岡(真岡市田町)

セルプみらい(真岡市亀山)、ハート二宮(真岡市久下田)、さくら作業所(真岡市下大田和)

おらが市貝食堂(市貝町市塙)、友愛作業所(益子町上大羽)、ワークショップ菜の花(益子町芦沼)

多機能型事業所そらまめ(真岡市田町)、そうそう長沼(真岡市砂ケ原)

Ichikai BASE(市貝町上根)、手仕事工房そら(益子町長堤)

ふらっと宇都宮ゆう(宇都宮市東岡本町)、はーとらんど(真岡市西田井)、きなり(筑西市玉戸)

チャレンジドファーム真岡(真岡市白布ケ丘)、アビリティセンター(桜川市明日香)

第二けやき作業所(芳賀町祖母井)、ミライエ(芳賀町芳賀台)、SBワークス真岡(真岡市高勢町)

スマイルサポート上三川(上三川町しらさぎ)

 

年始にあたって

1月9日(木)

 

 本年もよろしくお願いいたします。

 今回のTOPICでは、ある企業の代表取締役の方から年始にお伺いした内容を簡単に御紹介します。自分が育つため、人を育てるためのヒントが散りばめられていました。

 

・御自身が幼少期から「生きにくさ」を感じていた。(成人後の検査でADHDと判明した)

・友人から疎外される日々、母親だけは「あなたはすごい子だから」と言い続けてくれた。

・最初の就職は接客業、まったく売れず会社からペナルティを受けた。そこで、成績の良い同僚の「まね」をしてみたところ、売上No1で表彰されるまでになった。

・「お客様のため」ではなく「高いものを売る」という会社の方針に違和感を感じ、転職した。

・「環境のせいではない、戦うのは自分自身」との言葉を受け、思考を変えることにチャレンジした。

 

 このお話を聴き、「学ぶことはまねることから」「誰かのせいにしても道は開けない」「誰か一人でも信じ続けてくれる人がいることで人は育つ」等、改めて実感することができました。今年も「今」を一所懸命に頑張ってまいります。よろしくお願いいたします。

新規開所情報

12月25日(水)

 

 真岡市に令和7年3月、生活介護事業所がOPENする予定です。

 詳細が分かりましたらまたお知らせいたします。

 ★事業所名★ 「ありがとうの花」

 ★サービス★ 生活介護

 ★所在地★  真岡市田町1362-1

 

保護者対象進路研修会

 12月18日(水)、本校卒業生保護者お二方を講師にお招きして、「保護者対象進路研修会」を行いました。とても貴重なお話をいただき、有意義な研修会となりました。講師の増渕様、稲川様、参加保護者の皆様、ありがとうございました。以下、講演の内容と参加者の感想の一部を載せました。

               

≪増渕様より≫ 株式会社三和電機に就労

・在学中に、一般就労・A型事業所・就労支援センターなどいろいろ調べた。話をよく聞いてくれ、長くいてもらいたいと言ってくれたので就労を決めた。

・出勤が難しいときは、会話を大切にし、プラス思考になる声掛けをした。親も就労先に相談して、就労先と仕事の内容について話し合って改善できる点は改善できた。

・休日は、友達と遊んだり、一人の時間(ゲームや読書、ジム通い)を楽しんだりしている。

・給料は一緒にATM操作をして下ろし、本人と使い道に合わせて仕分けをしている。

・親もチャレンジセンターや学校など、色々な所に相談することが必要。

・卒業までに、基本的な挨拶や朝きちんと起きる習慣などが身に付くとよい。

・将来は自立できるよう、洗濯や料理などの基本的な生活力をさらに身に付けていきたい。

 

≪稲川様より≫ 益子マインドの生活介護を利用

・放課後等デイサービス・日中一時支援事業・職場体験・産業現場等における実習等を重ねて、慣れている施設を信頼と安心感で決めた。

・PTAの地区活動で、施設見学やランチ会などで情報交換や先輩保護者からアドバイスや経験談を聞き、生活介護施設の情報収集をした。

・登所が難しい日が続き、施設に相談して、本人の好きな活動、見通しをもちやすくする取組やツールを取り入れてもらうことができた。朝は音楽や絵カード、言葉かけ、一緒にジャンプなど、楽しい雰囲気を作り気分が登所に向かうようにしている。

・休日は本人の好きなこと(ドライブ)を十分して平日とのメリハリをつけている。

・卒業までに、健康なお子さんでも主治医を探しておくと卒後の障害年金などの申請時にスムーズ。ノートなどにうまくいかなかった状況等をメモしておくと役立つ。

・将来はグループホーム入居を考え、グループホーム併設の生活介護施設も併用している。慣れたら短期入所も利用し将来につなげたい。

 

≪参加者の感想≫

・一般就労後、問題を乗り越えている話に勇気をもらった。

・チャレンジセンター、グループホーム、障害年金、生活介護の手続きや計算などの情報が勉強になった。

・家族から就労先や利用施設へ、相談や提案の大切さを感じた。

・卒後も学校の先生に相談できることが分かり良かった。

・子どものにとっての幸せや人生の目標等を考えさせられた。障害がある方が住みやすい社会になってほしい。

・将来の不安が少し取り除けた。もっと調べよう、見学しようと思った。

・今すべきこと、必要なこと、朝起きられないときの対応、困ったときの相談体制作りなどとても参考になった。

 

障害基礎年金について その5

12月19日(木)

 

 シリーズでお伝えしてきました「障害基礎年金について」の最終号を添付しましたので、ぜひ御覧ください。

 繰り返しになりますが、各自治体によって手続開始のタイミングや受給までの流れは若干異なる場合がありますので、詳細は年金の公的窓口にお問合せください。

 

 障害基礎年金その5.pdf  ←クリック!