小南通信

人権について考えました

 PTA第1学年部会を実施しながら、1年生の生徒たちに向けて人権教育講演会を実施しました。
 「人権問題を自らの課題として捉え、問題を解決しようとする意欲と態度を養う」ことを目的に、小山市教育委員会から講師をお招きして実施されました。

 まず初めに、すべての人に人権があり、人種や性別などの多様性を認め、その中で自分自身を大切にする意識をもつことも重要だというお話をしていただきました。
 しかし、近年の日本の若者は他国に比べて自己肯定感が低いというデータが出ており、短所に目がむきやすいという現状を踏まえ、生徒たちはリフレーミングについて学びました。嫌だと感じる部分も、見る角度を変えれば長所と捉えることも出来、これを自分にも他の人にも当てはめることが出来れば、よりよい人間関係を築くことができると感じました。
 続けて、人に自分の考えや思いを伝える方法について学びました。相手のことを気にして自分を抑えすぎてしまったり、逆に自分のことばかりを攻撃的に伝えてしまったりすることなく、アサーティブな言動によって自分にとっても相手にとっても気持ちのいい関係を築けるようにしていきましょう。

 生徒たちは講話を聞くだけでなく、友人との相談を交えながらワークシートを進め、人権についてを自分自身の問題として捉えながら学ぶことが出来ました。

<講演中の様子>