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~令和11年度に創立50周年を迎えます!~ |
11月27日(水)4時間目、スポーツ総合演習の時間に1学年スポーツ科を対象に「がん教育」を行いました。
栃木県立がんセンターより放射線治療科科長・井上浩一様、あけぼの栃木代表・栗原みどり様を外部講師としてお招きし、授業を行っていただきました
がん専門医である井上医師からは、がんにおける予防と治療等についてお話しいただきました
生涯でがんを経験する人の割合は2人に1人であることや、「がん」の表記によって種類が異なること、高校生のうちから規則正しい生活を心掛けることで罹患リスクを減らすことができることなど、専門的な内容を学ぶことができました。
がん経験者の栗原様からは、早期発見・早期治療の重要性や当時の心境などをお話しいただきました
少しの違和感でも病院に行くことが大切であることや、がんに対して知識・関心がないことは恐ろしいこと、がん患者によって周囲サポートの方法は異なることなどの貴重な経験談、ピンクリボン運動について等の保健体育の授業だけでは学習できない部分まで学ぶことができました。
生徒たちの感想シートには、「自分は絶対にがんにならないと思っていたけれど、なる可能性があることが分かった。」、「何かあったらすぐに病院に行こうと思った。」、「がん検診はとても大切だと思った。」、「治療中だけじゃなく、治ったあとのつらさもある大変な病気だと感じた。」といった自分事として捉えた感想が多く記入されていました
誰しもが、がんを経験する可能性があることを改めて学ぶことができた50分間でした。