お知らせ
海短研3日目
3日目報告書
いよいよ本日よりFLSでの学校生活がスタートです。思い起こせば先週末、生徒さん達はアメリカ到着後いきなりホストファミリーと長い時間を過ごす事になり不安そうでしたが、本日話を聞いてみると皆さん「ショッピングセンターに連れて行ってもらった」「一緒に映画を見た」「ハンバーガーを食べに行った」「家族でゲームをして盛り上がった」など、ファミリーとの距離が縮まっていたようで一安心です。それと同時に「わかっていないのについYesと言ってしまう」等の言葉に関するコミュニケーションの問題も出ていました。それでも自分で振り返り「間違いを恐れずどんどん話していきたい」と気持ちを新たにしている生徒さんもいますので、これからの成長が楽しみです。
本日から毎日8:25に学校に送り届けてもらう約束ですが、初日という事もあってか時間迄に来られなかった生徒さんも複数見受けられました。ファミリーの都合での遅刻ですので仕方がないのですが、これからは双方協力し合って時間通りに到着できるようになって欲しいものです。
Campustour Cinemaprogramの撮影スタジオ Libraryの前のWonderの文字
全員揃ったところでまずはCampus tourに出かけました。私達はSaddleback College敷地内のクラスルームを使用していますが、学部生が使用する共用エリアはとても広くこれぞアメリカの大学生活!という感じです。Cinema programのスタジオやLibrary、Cafeteriaなど、歩くとかなり距離のある広い敷地にびっくりしながら見学した後は、プレイスメントテストを受けました。この結果により明日からのクラスが決まる大切なテストです。リスニング、文法、リーディングと構成されてましたが、感想を聞くと皆さん「難しかった」「時間が足りなかった・・」と苦戦した模様。
果たしてどのようなクラス分けになったのでしょうか。
その後はFLSよりWelcome lunchとして大きなPizzaが振舞われました。Pizza、チョコチップクッキー、形容しがたい不思議な味のジュースという、アメリカならではの組み合わせのランチを楽しみました。
教室となるVIL3の建物(右) Welcome lunchのPizzaを皆で
午後は近郊エリアツアーという事で、まずはLaguna Beachへ向かいました。FLSからは西へ約40分程の太平洋に面した上品なビーチです。大田原女子高校の生徒さんは海が身近に無い生活をしているためか、目の前に海が見えた時の皆さんの喜びようはとても可愛らしかったです。1時間半強ほどゆっくりビーチ界隈で楽しんだ後は、更に南下してDana pointという静かなヨットハーバーに行きました。ここはアメリカというよりはヨーロッパの趣があるこじんまりとした居心地の良い場所です。本日はお天気にも恵まれ、平日という事で人影も少なく、生徒さん達は砂浜でバレーボールをしたり、思い思いの写真を撮ったりとのんびりと過ごしました。明日からはレベル別英語レッスンです。色々な国の生徒と一緒に楽しんで授業を受けて欲しいものです。
LagunaBeachにて Laguna Beachでアイスクリームを片手に
Danapointの遠景 Dana pointの浜辺でFLSのamandaと
海外短期研修1日目
本日よりアメリカ合衆国 ロサンゼルス近郊での海外短期研修が始まりました。快晴の中まずは学校での出発式です。校長先生からの挨拶、生徒代表清水萌衣さんの意気込みに満ちた挨拶に一同身を引き締めて、成田空港へ向けて出発しました。
清水萌衣さんの挨拶 お見送りの風景。お友達も来てくれました
高速道路も順調で、予定よりも1時間弱早く空港に到着しました。ここで改めて荷造りが必要な人は荷造りをし直し、その後シンガポール航空のチェックインに向かいます。現在は殆どの航空会社が機械での個人チェックインとなっていますので、生徒さんも画面の指示に従いながら自分でやってみます。慣れない手続きに思い通りに行かなかった人もいましたが、無事に全員手続きが出来ました。「自分の事は自分でやる!」これも今回の研修で学びたい大切な事の一つです。
成田空港 出発ロビーにて
その後は保安検査、出国審査を経て免税店やお土産店を見ながら全員で搭乗ゲートへ向かいます。本日はとても手続きがスムーズに進み、搭乗ゲートを確認した後は1時間半程フリータイムが取れました。普段あまり来ることもない成田空港で、皆さん思い思いのフリータイムを過ごしました。
私達の乗るシンガポール航空12便はほぼ定刻通りに離陸をし、約9時間のフライトを経てロサンゼルス空港に到着いたしました。機内では上手に眠れなかった生徒さんもいたようですが、降機した時には皆とても元気でした。ここでもまた新しい経験をします。まずは機械(キオスクと呼ばれます)での自動入国審査、その後係の指示に従い有人入国審査の列へ。モニターでターンテーブルの番号を確認し、自分のスーツケースを引き上げます。入国審査では全員が同じ動きにならないという事はわかってはいましたが、やはり「自分だけキオスクから何か違うメッセージが出た・・・」や「自分だけあっちの列へ行けと言われた」等、集団行動に慣れている生徒さんにしてみたら友達と違うという事が心細くもありました。それでも事前に案内をしていた「とにかく係には逆らわずに」という入国審査でのルールを守り、全員無事にロサンゼルス空港での入国手続きを終えました。
スーツケースを持って空港の出迎え口に進むと、FLSという看板を持った人々が笑顔で待っていました。これから私達がお世話になる現地語学学校のスタッフです。
ロサンゼルス空港でFLSスタッフと
空港からバン2台に分乗し、月曜日から英語を学ぶ拠点となるSaddleback Collegeに向かいます。週末という事もあり道路が空いていたので1時間強の行程でしたが、生徒さんは時差ボケと疲れからかバンの中では眠りに落ちていました。予定通り14時にSaddleback Collegeに到着すると、既にいくつかのHost Familyがお迎えに来ていました。あっという間に全員自分のFamilyと対面をはたし、笑顔でそれぞれの家路につきました。本日の午後、明日終日はいきなりFamilyと過ごす時間となります。週明けからの通学方法や家でのルール等、全て自発的に自分から発信して、これからの学校生活がスムーズに進むためのコミュニケーション期間になればと思います。
3月5日には学校でプレイスメントテストがあり、それを元にクラス分けがされます。十分に睡眠を取り、元気に
登校してきてほしいと思います。
Saddleback College にて各Familyとご対面
卒業式
3月1日(木)
第七十回卒業式が挙行されました。
担任による呼名 卒業証書授与
校長式辞では、これからの変化の激しい時代の中で、本校での学びを胸に活躍していって欲しいとのお話がありました。
来賓の方々からも心のこもったご祝辞を頂いた卒業生の表情は、今日の日を迎えることができた誇らしさと、未来へ進んでいく期待とで輝いて見えました。
先輩方をお手本に、これから大田原女子高生として精進していきたいと述べた送辞、
今日のこの日を迎えられるまで、支えてくださった保護者の方々への感謝を述べた答辞は、
どちらも在校生、卒業生全員の思いが感じられるすばらしいものでした。
送辞 答辞
朝の雨模様から一転、式が終わる頃には雲の切れ間から青空がのぞき、明るい日差しが差し込んできた本日の天気は、
卒業という別れに淋しさを覚えながらも卒業生たちのこれからの明るい未来を期待する、式の参加者の思いそのものでした。
今回の卒業生228名を加え、卒業生の累計は24,709人になりました。
現職教育
高大接続改革の背景や、平成29年度試行調査問題の内容など、高大接続改革の内容をさらに深く知ることができた講演会となりました。この講演会を受けて、本校では更なる授業改善を行ってまいります。
なお、この講演会には大田原東高校や大田原高校からも参加がありました。
3学年卒業前指導
学校長の講話の後、大田原年金事務所の方を招き、年金セミナーを開催しました。国民年金は20歳から全員が加入になることなど、今まで知る機会が少なかった年金について深く知ることができました。
その後、卒業式で歌う式歌を練習し、服装指導ののち、午後は放課となりました。
3学年は2月1日から特別指導期間に入っています。各々の進路実現に向けて、本校職員は最後までサポートをしてまいります。