校長室便り

校長室便り

身近な風景 ~富士山

1月5日(木)10時、特別教室棟の3階の窓から見た「富士山」です。空気が澄んでおり、くっきりと見ることができました。

撮影は、主幹教諭の中條先生です。

【中高】2023年初練習(中高テニス部)

1月5日(木)午前中、テニスコートでは、中学女子テニス部、高校男子テニス部、高校女子テニス部がそれぞれ練習をしていました。

 

<中学女子テニス部>

気持ちの良い青空の下、朝8時30分から11時30分までの3時間、今年の初練習を行いました。

先生方から、それぞれ年初めの挨拶がありました。隣で練習している高校生の姿を目標に頑張ろう、というお話がありました。

全員のはじけるような笑顔が素敵です。

部長の高瀬日菜乃さん(中2-2)に「新年の抱負」を語ってもらいました。

「頑張ります。1年生と2年生合わせて、総数28名ですが、これから新1年生が入ってきて、ますます盛り上げていきたいです。厳しい中にもやさしさがある部活動にしていきたいと思っています。」

 

<高校男子テニス部>

高校男子テニス部は、昨日から練習をしていました。

高校1年の副部長の吉田樹生君(高1-1)に「新年の抱負」を語ってもらいました。

「私たちテニス部は、日々、楽しくみんな仲良く練習をしています。1月7日に大会がありますが、いままであまり勝ててないので、まずは1勝できるよう、明日も練習、頑張ろうと思います。」

 

<高校女子テニス部>

今のメンバーは、全員中学からテニスを続けています。それだけに、中学生にとっても「良きお手本」になっています。

部長の角田優妃さん(高1-3)から、「新年の抱負」を語ってもらいました。

「1年生だけでやってきて、早期入部の子が3学期から入ってきます。その子たちと一緒に切磋琢磨していきたいです。前回は県でベスト8まで行ったので、ベスト4に行けるように頑張りたいです。12月には足利高校(県で準優勝校)と戦って勝てたので、そのままの勢いで、7日からの大会で結果を出していきたいです。第1と第2に分かれて出場しますが、それぞれで全力を尽くします。」

第1の4名です。前回の大会で勝ち点がある選手ということのようです。気合が入っていました。

第2の選手ももちろん頑張ってください。応援しています。

【中高】2023年 初練習

1月4日(水)、校庭ではいくつかの部活動が、今年初めての練習に取り組んでいました。高校のラグビーフットボール部、中学の野球部、中学の陸上競技部の初練習の様子を紹介します。

 

<高校のラグビーフットボール部>

この1年間、ケガがなく安全にラグビーを楽しめるように、という願いを込めて「初練習」を開始しました。

部長の寺内さんによる「新年の抱負」です。

「この1年間、部員を増やし、楽しくラグビーをできるように、チームを引っ張っていきます。また、個人的には、最後の年なので最大限の準備をしてラグビーに取り組んでいきたいです。大学に入ってもラグビーは続けていくつもりです。」

 

<中学の野球部>

部長の森田君による「新年の抱負」です。

「今年は部員を集めて単独チームをして、公式戦での1勝を目指します。」

 

<中学の陸上競技部>

今日の初練習は、全員で唐澤山神社を目指して走りました。それぞれ思い思いに初詣を行っていました。

約2時間で戻ってきました。

部長の橋本君による「新年の抱負」です。

「全員が去年の自分を超えられるよう、全員が協力して自己ベストを出せるよう頑張りたいです。」

 

*今日は快晴でしたが、風が強い中での初練習でした。初心を胸に、この1年間、頑張ってください。応援しています。

身近な風景 ~恒例「VR初詣」

2023年1月1日、明けましておめでとうございます。栃木市岩舟町にある神社に初詣に行きました。この神社は科学部サンショウウオ班の守護神のような存在ですので、毎年、初詣は欠かせません。

 1月1日の16時頃です。あまり人出はありません。コロナの影響でここ数年、参拝客は減っているようです。

 

1月2日の17時過ぎに、再び訪れました。かなり暗くなっています。この神社は参道沿いに灯りが灯されるので、夜の方が幻想的で綺麗です。辺りにはもう誰もいません。

それでは、正月恒例の「VR初詣」をお楽しみください。

鳥居の間から、坂道の参道が照らし出されています。

鳥居をくぐると、石畳と階段が続いています。

まず最初の階段を登り、石畳を歩きます。さらにその先にある階段も上りました。

参道が一直線に見渡せます。

真っすぐ歩いていくと、「茅の輪」が見えてきました。

ここで、「茅の輪くぐり」を行います。これには作法があるらしいです。まず、輪の前で止まって一礼します。そして、輪をくぐり、左側に回って戻ってきます。再び、輪をくぐり、今度は右側に戻ってきます。最後に、もう一度輪をくぐって前進、だそうです。8の字を描くように回ります。ただし、これは後から調べて分かったことですので、実際は、そのまま、輪をくぐりました。

輪をくぐると、最後の階段が長く伸びています。

だんだんと近づいてきました。

神社の本殿が見えてきました。この本殿は室町時代の後期に建立されており、国の重要文化財に指定されている由緒ある建物です。

そのまま真っすぐ歩いていきます。

ここで、お参りします。

後は、今来た道を戻っていきます。下の鳥居までの参道が見渡せます。

VR(Virtual Reality)で、初詣の雰囲気を感じていただけたでしょうか。とりわけ夜の神社は神秘的です。

今年もよろしくお願いいたします。

【中高】校長室通信2022(総括)

2022年も本校のHP及び「校長室通信」を読んでいただきありがとうございました。お陰様で、2022年の本校HPのアクセス数は12月30日までで、115万7700アクセスを記録しました。

 

 

2021年の50万アクセスの2倍以上となりました。

校長室通信に限定すると、1年間で513件の記事を投稿しました。その内容については、以下の表の通りです。(なお、重複する内容についてはそれぞれにカウントしています)。

中高各学年とも、授業の紹介をベースに、活躍した生徒についてはインタビュー形式で紹介しています。中学は学年が進むにつれて、そうした生徒がどんどん増えてきました。高校についても同様です。高3は部活動などで多く紹介しています。また、今年は国体がありましたので、それに関連する記事を多く掲載しました。全体として、ほぼほぼ中高各学年、各活動バランスよく紹介できたと思っています。

 

この1年間大変お世話になりました。お声がけくださった方には感謝申し上げます。また、来年もよろしくお願いいたします。

それでは、よいお年を!

【中高】全国大会入賞の横断幕

12月28日(水)、今年最後になってしまいましたが、校庭東側の道路沿いに、全国大会で入賞以上の生徒を称える横断幕の追加分2枚が加わりました。全部で7枚になりました。こんなに多いことはめったにありません。壮観です。これも生徒の皆さんの努力の賜物です。道路を通る際に是非ご覧になってください。

 

新しく追加されたのは、左端の2枚です。

 

令和4年度 第77回国民体育大会 とちぎ国体 ボート競技

少年女子 舵手付きクォドルプル 第7位入賞

藤倉望妃・堀越紅羽・藤倉麻妃

 

第12回全国中学校英語ディベート大会 4位入賞

浅田優・相澤勇太・黒澤さくら・井本宙汰・朴正勲・村田桜彩・山口紗季

 

改めて、おめでとうございます。

身近な風景 ~校庭の冬の花

12月28日(水)今日は御用納めです。明日から年末年始のお休みとなります。さすがに人の姿はまばらですが、校庭の冬の花の代表である「サザンカ」が盛りを迎えていました。

 

もう一つ、目立たないですが、中庭にひっそりと、ヤツデの花も咲いています。11月頃から咲き始めていました。

白い線香花火みたいで、かわいいです。

【中学】「2022年 模擬国連 冬会議」初参加!

12月26日(月)・27日(火)の2日間、東京都千代田区にある「大妻女子大学」を会場として、「2022年 模擬国連 冬会議」が開催されました。全国の「模擬国連」常連校が、北は北海道、南は岐阜から、34校が集まりました。佐高附属中は、今年から中3のCTPで「模擬国連」を取り入れています。本大会への参加希望者を募ったところ、26名(中3:23名、中2:2名、高2:1名)が名乗りを上げ、初参加しました。

27日の大会2日目終了後の写真です。担当した国のプレートを持っています。

 

今回は、A議場とB議場が高校生を中心とした「一般議場」、C議場とD議場は中学生を中心とした「日本語議場」が開催されました。本校生はC議場とD議場に参加しました。

C議場、D議場それぞれ、これだけの人数が参加しました。ちなみに、全参加校のなかで公立校は本校だけで、他は、私立の名だたる中高一貫校の揃い踏みでした。本校生のチャレンジ精神が本物であることを感じました。

 

今回の模擬国連は、全ての議場で「食料安全保障」について合意を目指しました。

SDGsの二つ目のターゲットである「Zero Hunger(飢餓をゼロに)」の2030年までの達成を目指し、国連として何を為すべきかを各国の利害を反映させながら議論しました。

2人1組で、各国の国連大使として主張しました。ちなみに、本校生が担当した国は、エジプト、カナダ、インド、コンゴ、パナマ、ギリシャ、ジャマイカ、ナイジェリア、韓国、オランダ、南アフリカ、バングラデシュの12か国でした。

すべての国は、国連の会期中に必ず演説します。生徒たちは、事前に担当している国の状況についてリサーチし原稿を用意していました。C議場とD議場は、中学生を中心としたビギナー向けの「日本語議場」なので、演説は日本語で行いますが、高校生を中心としたA議場とB議場は「一般議場」で、英語で演説します(その他のやり取りは日本語ですのでご安心を)。

以下は、本校生の演説の様子です。

 

生徒たちは、それぞれの議場で、一つの決議案(DR)が採択されることを目指し、それぞれの国の立場から発言していきます。本校生も物怖じせず、質問や発言をしていました。

 

*私は2日目(27日)のみ見学しましたが、初日は緊張し、参加している他校生に気後れすることもあったそうですが、2日目は考えていることがちゃんと言えるようになってきました。それぞれの国の立場で、どうしたら世界に貢献することができるかを真剣に考え抜いた2日間でした。皆さん、よく頑張りました。初参加にもかかわらず、このメンバーの中でしっかり存在感を示せたのはさすがです。立派でした。

2日目の帰りのバスの中での表情に、成長の跡を感じました。

今回は中3が中心でしたが、来年度、高校に進学すると「全日本高校模擬国連大会」などに参加することが出来ます(中学の全国大会はありません)。現在の高校3年生4名は、高1と高2の時に、独学で、しかもぶっつけ本番で、模擬国連の全国大会に出場した「チャレンジャー」 です。皆さんも、是非、高校でも挑戦してください。

 

<参加者の感想>

島田琉睦君(インド大使)

正直言ってしまうと、PPP( 注 Position & Policy Paper:各国の政策 )を作る段階で模擬国連の難しさに、エントリーしたことを後悔してました。会議のシュミレーションを見てても、全く意味が分からなくて、単語の意味を調べても具体的な説明がなくかなり苦戦してました。ただ、習うより慣れろということわざは、本当だなと実感しました。なぜなら、会議が進んでいくうちに、紙だけみても分からなかったことを理解し、次はどうすべきなのかということが考えられるようになってきたからです。やっていくうちにどんどん模擬国連が楽しくなっていき、会議前の自分が嘘のようでした。また、他校の方と交流できるという貴重な経験と模擬国連を通して、より成長できたなと思います。また機会があれば絶対参加したいです!

 

浅田優君(ナイジェリア大使)

興味本位で模擬国連に参加を決めたのですが、初参加なのでPPPの作成で手こずったり、知らないことばかりで困惑しました。ですが2日間の会議で、ナイジェリア大使として国益・国際益を守りながら食料安全保障について様々な国の大使たちと考えを深めあい、決議案を固めることが出来ました。とても収穫の多い機会となりました。もし次回も機会があれば、是非とも参加し、今回よりも更に積極的に活動したいです。

 

中2で参加した2人からもコメントをもらいました。

小泉凛央さん(エジプト大使)

事前の準備で資料を調べたりPPPを作るのがすごく大変で難航しました。どうなるんだーー?と不安で仕方なかったし、案の定始まってからもやりながら流れを掴んだり、自分の主張をわかりやすくできなかったりと悔しい場面も多かったです。それでも最後は楽しかったですし色々な人との交流ができてよかったです!また機会があればぜひ!参加したいです。

 

池田清子さん(エジプト大使)        

事前準備がとにかく大変で、わからない用語も多く、完全に理解できていない状態で参加する形になってしまいました。始まっても、他の国の大使の方の勢いに負けてしまい、思うように発言することができませんでした。しかし、時間を重ねていく中で様々な国の大使の方と話すことができ、徐々に発言することができるようになりました!最終的には本当に楽しく、色々な大使の方とお話もすることができてとても良い経験となりました。またぜひ参加したいです!

 

以上の4名だけでなく、2日目の帰りのバスの中で、今回参加した感想を全員がスピーチしてくれました。

(以下は、バスで引率された富永先生から聞いた話です。)

「何人もの生徒が上記の島田君のように、最初はエントリーしたことを激しく後悔していました。しかし、それを乗り越えた先に見えた景色が、想像以上に素晴らしかったことや、一人だけでやるのではなく、(原則)ペアでやることがチームワークや絆を育み、徐々に挑戦すること自体のワクワク感を感じることが出来たと思います。結果として、ほとんどの生徒の口から、またやってみたい、という言葉が出てきました。」

 

*今回、私自身も初めて「模擬国連」を見て、ここまで生徒たちだけでやれるのかと驚きました。そして、今回の初参加には3つの大きな価値があったと感じました。(このことは、大会終了後のミーティングで生徒たちに話しました。)

1つ目は、まず、この大会に参加しようと多くの生徒が手を上げてくれたこと。

2つ目は、最初は後悔しなからも、徐々に自分の意見を主張することができるようになり、楽しめたこと。

3つ目は、最後には、他校の参加者とも仲良くなり、学校を超えた仲間がいることを知ったこと。

 

1つ目と2つ目は、まさに一人一人が、本気でチャレンジし、自分の殻を破れたこと、3つ目は、世の中には凄い人がたくさんいること(ライバルではなく、仲間として)、そして、今自分たちが生活している世界だけがすべてではないことを実感できたことだと思います。

「模擬国連」はそのようなことを生徒に体験させてくれる優れたコンテンツであることもわかりました。もちろん、全員が模擬国連の大会への出場を目指す必要は全くありませんが、本校がそれにチャレンジできる学校であり続けることは、とても重要であると思います。生徒がチャレンジできる場の一つとして、育てていきたいと思っています。    

【高2】栃木県アンサンブルコンテスト

12月26日(月)、栃木県総合文化センターで「第64回栃木県アンサンブルコンテスト」が開催されました。本校からは「打楽器三重奏」が出演しました。

(左から)坂田公希君、チームリーダーの小松原千楓さん、植木愛咲さん

 

この日に向けて、毎日、放課後、練習を重ねてきました。その甲斐あって、県南地区大会での演奏に比べると、完成度が格段に上がっていました。審査員のアドバイスを活かして、観客を引き込む「魅せる演奏」ができており、最後には大きく盛り上がりました。とても良かったと思いました。

 

<3人の感想です>

「地区大会の時よりも改善が見られ、パワーアップした演奏が出来ました。」

「一生懸命頑張りました。」

「確かに多少のミスはありましたが、それを加味しても、地区大会の時とは比べ物にならないくらい、良い演奏ができたと思っています。」

 

また、今回も多くの仲間たちが、楽器運びなどで手伝ってくれました。吹奏楽部の絆を感じました。

https://youtu.be/sI4o3EFrC6k ←特に意味はありません

【中高】「愉快なクリスマスコンサート」 in こどもの国

12月25日(日)今日はクリスマスです。佐野市こどもの国で「愉快なクリスマスコンサート2022」が開催されました。会場は入れ替え制でしたが、立ち見も出るほど、大勢のお客さんが来てくれました。

 

本校の吹奏楽部は、アンコールを含めて、5曲演奏しました。

<まず、演奏を聞いてみたい方はこちら↓>

1曲目:Xmas Swingin’ コレクション(約9分)

    https://youtu.be/tfif5t97xTk

2曲目:A列車で行こう(約2分30秒)

    https://youtu.be/zgGRAiwPH_Y

3曲目:そりすべり(約3分)

    https://youtu.be/xKj-69iEv78

4曲目:嵐「愛を叫べ」(約3分)

    https://youtu.be/_9eD2u4Pwaw

5曲目:「スーパーカリフラ……」(約4分)

    https://youtu.be/9AJdqNHY7nc

 

<当日の生徒の様子を見たい方はこちら↓>

当日は朝8時集合です。出席確認後、打楽器を搬入し、他の楽器は邪魔にならない場所で練習しました。

(写真は中村先生の撮影です)

 「愉快なクリスマスコンサート」は10時スタートですので、お客さんはまだ誰も来ていません。

 

*10時くらいから、全員そろってチューニングが始まりました。

 

*11時から、本校の演奏が始まりました。

司会のお話で場が和んでいきました。

1曲ごとに大きな拍手をいただきました。

お客さんもクリスマスコンサートを楽しんでくださいました。

アンコール曲も終わり、皆さん満足してお帰りになりました。

今日は聞きに来ていただき、ありがとうございました。

部員の皆さん、お疲れ様でした。

そして、メリークリスマス!