校長室便り

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【高2】「コミュニティナース交流会 in 佐野市こどもの国」実施報告

12月19日(月)昼休み、17日(土)に「佐野市こどもの国」で「コミュニティナースって知ってる?実際に相談してみよう!」と題する企画を実施した高校2年生4名が、報告に来てくれました。

荻野莉佳さん(2-3)、五十嵐沙月さん(2-3)、松村唯愛さん(2-4)、堀野悠香さん(2-4)

 

コミュニティナースって知ってる?」という企画のタイトルですが、確かに「知りませんでした」。ナースは看護師のことかな、という程度でした。

4人はもともと、地域医療に興味を持っていて、課題研究として「健康づくり」をテーマに研究を始めました。いろいろ調べていくうちに、コミュニティナースのことを知ったそうです。

ナース(看護師)は通常、医療に携わっていますが、医療だけでなく、悩みを持った患者さんや高齢者の話を聞いたり、一緒に何かをすることなどのコミュニケーションを図ることで、患者さんや高齢者の不安が無くなったり、気持ちが楽になり、健康につながる効果があるそうです。

小さなお子さんを抱えたお母さんも、子育ての悩みを持っていることから、今回はコミュニティナースの方と佐高生のコラボにより、「佐野市こどもの国」に子供と一緒に来ているお母さんが、コミュニティナースの方と相談できるよう、子どもの面倒を見たりすることでサポートしました。

子ども達とは、折り紙でクリスマスツリーの飾りつけを行いました。緑色のツリーには、まだ、飾りはついていませんね。

ずいぶんたくさん作っていますね。

子ども達は、皆、集中して折り紙を楽しんでいます。

完成したものをツリーに貼っていきます。

その間に、お母さんたちは、コミュニティナースの方と、子育てに関する相談をしています。

コミュニティナースを始めたのは、実際の看護師さんでしたが、この活動で必要なのは、看護師の資格ではなく、誰かと一緒に楽しんでつながること、だそうです。また、相談にのる対象は、患者さんや高齢者に限らず、悩みや不安を抱えている人ならば、誰でもかまわないそうです。

コミュニティナースは「町のおせっかい屋さん」のような存在なのだそうです。

4人は、この日、11時頃から準備し、16時頃まで、子どもたちと遊んだり、話し相手になっていました。おそらく、小さな子供たちにとっても、高校生のお姉さんと遊んだり、話せたりしたことは、とても楽しかったり、集中できたりする体験だったのではないかと思います。4人の高校生も、子ども達にとってのコミュニティナースだったのではないでしょうか。

私自身も、正確なところは、まだ十分理解できていませんが、このような視点から、心と体の健康づくりに貢献できることを4人から教えてもらいました。

課題研究がどのような内容になるのか、とても楽しみにしています。

当日の最後に、本校生4人とコミュニティナースの方たちと一緒に撮ったワンショットです。

クリスマスツリーは、色とりどりの折り紙の飾りで一杯ですね。4人の頑張りが伝わってきました。

【高3】「音楽Ⅱ」選択者による「宝島」(動画配信)

12月19日(月)6限目、3年生文Ⅱの「音楽Ⅱ」選択者9名による「宝島」の発表会がありました。9名の中には吹奏楽経験者もいましたが、初めての人もいました。9月から週3時間の練習のみで、ここまで仕上げてきました。吹奏楽部の演奏とは比較できませんが、9名の演奏には、純粋に音楽を楽しむことの喜びが感じられました。

https://youtu.be/1p196jZUs6k

演奏前の最後の練習です。

いよいよ演奏が始まります。

本番の演奏は一発勝負でしたが、うまくまとまりました。ソロパートもたくさんありましたが、気持ちよさそうに吹き切りました。音楽を楽しんでいることがストレートに伝わってくる演奏でした。

演奏後、全員から感想を聞きました。共通していたのは、本当にやれるか不安だったけれども、ここまでできて楽しかった。という達成感や満足感が感じられました。そんな素晴らしいステージに招待してくれて嬉しかったです。

【高2】さようなら!彩さん(2週間の体験入学)

12月16日(金)。今日で石澤彩さんの2週間の体験入学は終了です。朝の職員打合せの前に、石澤さんから、お礼の挨拶がありました。佐野高校で「一生の友達」がたくさんできたことを嬉しそうに話してくれました。

 

 

とても心のこもった日本語の挨拶に、先生方からも大きな拍手が送られました。

2年3組のクラスメートとは、清掃終了後、屋上で記念撮影を行いました。

女子生徒が手に持っているのは、彩さんからの手紙です。昨日の夜遅くまで、一人一人に、びっしりと日本語でメッセージを書いてくれました。たった2週間でしたが、クラスの垣根を超えて、多くの生徒たちと仲良くなっていました。「海外からの体験入学」を受け入れるのは、本校としても初めてのケースでしたが、やってよかったと心から思いました。

女子生徒とジャンプ!

男子生徒ともジャンプ!

ちょっと切ないお別れでした。

この後、ご家族と彩さんとで、校長室に挨拶に来てくださいました。

石澤ファミリーとの記念撮影です。

 

いつもやさしく親切な、担任の清水先生

親身になって面倒を見てくれた川俣先生

学年主任としてやさしく見守ってくれた大宮先生

*今度は、オーストラリアの高校生とオンラインで交流することを約束してお別れしました。

同じ高校2年生として、大学進学目指して頑張ろう、と生徒たちとも誓い合っていました。また、遊びに来てくださいね。

【卒業生】アメリカの大学へ進学(報告)

12月15日(木)放課後、この春卒業した後藤秋浜君が、アメリカの大学への進学が決まったことを報告に来てくれました。Wichita  State University   Aerospace Engineering  ウィチタ大学(宇宙工学科)に来年の1月に進学します。

高校生の時、木村先生に英語を鍛えてもらったそうです。

高校を卒業してからは、留学のサポートをするエージェント(東京)で、特に英語の勉強(英文で600字のエッセイを作成)などを進めてきました。その結果、アメリカの4つの大学(いずれも宇宙工学を学べる大学)に合格しました。おめでとうございます。進学するウィチタ大学は、宇宙工学が盛んなカンザス州にあります。

来年1月11日(日)に日本を出発し、17日から授業が始まるそうです。将来は、NASAなど、宇宙工学に関する施設で働きたいそうです。頑張ってください。応援しています。

【高2】佐野市長との「新春対談」収録

12月14日(水)午後、高校2年2組青木藍花さんが、佐野市長、佐野商工会議所会頭との「新春対談」の収録に、高校生代表として参加しました。青木さんは、新装「佐野サービスエリア」のスタンプのデザイン作成に協力したことが縁で、佐野市長から招待されました。

収録直後の様子

 

対談終了後、佐野市長のイスに座らせていただきました。

 

また、12月15日(木)の17時からは、広島県の地元紙「中国新聞」のオンラインインタビューを受けました。

青木さんは「第7回 2022年度ひろしまジュニア国際フォーラム」に参加し、様々な活動を行っています。本校の中学3年生や高校2年生が、広島や長崎に修学旅行に行く事前学習として、「平和に関するワークショップ」を開催したり、平和新聞を廊下に掲示したりしています。

渡り廊下での「平和を知ろうコーナー」展示

そのような活動をしていることを、中国新聞(広島県)の記者が注目し、紹介していただけることになったそうです。1月9日に発行する「成人の日」特集の紙面で紹介されるそうです。

選択4教室で、中国新聞の記者から、オンラインインタビューを受けました。

 

*青木さんは、今年度、様々なことにチャレンジしました。一つ一つは地道な活動ですが、いろいろな方から評価されることで、大きな自信にもなっているようです。今後も、ますます頑張ってください。応援しています。

【高3】フードデザインの授業見学(保科先生)

12月15日(木)3・4限目、高校3年3組の選択授業「フードデザイン」(理Ⅱ、7名選択、保科先生)を見学しました。今日は2学期最後の授業で、自分たちでメニューを決める「自由献立」でした。

 

今日は、【ガトーショコラ、ハンバーグドリア】組、【カルボナーラ、マッシュポテト、ケーキ】組の二つの班に分かれて、作業をすることになりました。それぞれが材料を必要な分だけ計算して用意してきました。

 

<カルボナーラ>

シェフの一品、といった感じです。見るからにおいしそうです。

 

<マッシュポテト>

ジャガイモを茹でるところから始めました。きゅうりをピーラーで薄く切り、枠のように使っています。

ハムやキュウリを巻いて、花まで作っています。手が込んでいます。

 

<ガトーショコラ>

大量のチョコレートを使って作りました。

 

<ケーキ>

食パンをスポンジケーキがわりに使っています。シャインマスカットと生クリームをふんだんに使っています。

 

<ハンバーグドリア>

まず、ハンバーグを作り、ご飯の上に2つ並べます。その上から、ホワイトソースと粉チーズ、とろけるチーズを乗せ、オーブンで10分間、焼き上げます。かなりのガッツリ系です。おいしさは間違いないでしょう。

 

<試食タイム>

今回も大満足でした。7人で協力してメニューを考え、みんなで手分けして、全部で7品を完成させました。

素晴らしいチームワークでした。もう怖いものなど、何もなさそうです。(大学での一人暮らしもバッチリでしょう!)

 

【中学】ビブリオバトル2回戦

12月15日(木)8:15~30、今日は「ビブリオバトル」の2回戦が行われました。前回、各班から選ばれた生徒が発表しました。各クラス3名の代表が決定しました。

 

 

皆さん、いろいろな本を読んでますね。

個人的にも、本を紹介してくれました。

【中学】「我がクラスの人権宣言」発表(人権集会)

12月14日(水)朝8:20~35、選択1教室で、各クラスのシンカ委員が「我がクラスの人権宣言」をオンラインで発表しました。

各クラスのシンカ委員と人権宣言(右から、1年123組、2年123組、3年123組)

 

今日の人権集会は、12月4日から10日までの「人権週間」の振り返りとして実施しています。まずは、生徒会長から、「人権週間」について、説明がありました。


 
1948年12月10日、国連総会において、全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として、「世界人権宣言」が採択されました。そして、12月10日は、「人権デー(Human Rights Day)」として、記念行事を行うことが決議されました。さらに、日本では、人権デーを最終日とする1週間(12月4日から12月10日)を「人権週間」と定め、全国いっせいに、人権啓発活動を特に強化して行っています。

本校では、各クラスで「人権宣言」を作りました。今日は、「我がクラスの人権宣言」として、その趣旨などをシンカ委員が発表してくれました。

<1年生>

 

 

 

<2年生>

 

 

 

<3年生>

 

 

 

*現在、世の中では、いじめや児童虐待、インターネット上の人権侵害、感染症や障害等を理由とする偏見や差別、ハンセン病問題など、様々な人権問題が依然として存在しています。また、近年、新たに、コロナ禍に伴う人権問題も発生しています。

これらの問題の解決には、自分の問題として捉え、互いの人権を尊重し合うことが大切ですが、「我がクラスの人権宣言」には、「個性」「思いやり」といった大切な言葉が使われていました。この人権宣言に込められた思いを日々の生活で、大切にしてほしいと思います。