校長室便り

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【中1】「日本一面白い学校にする方法」とは?(総合・宍戸先生)

10月4日(火)7限目、中学1年2組の「総合的な学習の時間」の授業(宍戸先生)を見学しました。中学1年生は「教育と探求社」によるアクティブ・ラーニング型社会課題探究プログラム「ソーシャルチェンジ」に取り組んでいます。今回のテーマは「日本一面白い学校にする方法」でした。班ごとに自分たちが考えたアイディアを発表しました。

 

ソーシャルチェンジ」は、困っている人を助けて、笑顔にする企画を考えるプログラムです。
生徒は、自ら見つけた社会課題に当事者として向き合い、その解決方法をチームで考え、企画にまとめ、プレゼンテーションをします。社会の一員としての自分の役割を認識し自ら動き出せる主体性、閉塞感のある世の中に新たな価値を生み出す創造性、一人ではできないことを周りの人を巻き込んで実現していく、協働する力を育みます。(以上、教育と探求社」のHPより引用しました)

今回は、「日本一面白い学校にする方法」を提案するという企画ですが、まず、それぞれが日常の学校生活で、こうだったらいいのに、というアイディアを付箋にどんどん書いていきます。その際に、自分の意見や他人の意見を否定しないことがルールで、とにかく何でも言ってみることが重要です。同じような考えやなるほど、と共感するアイディアをもとに、班としての考えをまとめます。(この作業はすでに終了しています。)

次の段階として、各班のアイディアをより具体的、説得力のあるものに磨いていきました。そのために3枚のシートに整理していきます。シート①で、班が決めたアイディアを説明します。シート②で、その実現のためにはどんな課題があるかを考えます。シート③では、このアイディアのメリット(学校がどう変わっていくか)を説明します。

 

このクラスでは、全部で9班作られており、各班3分程度で、自分たちのアイディアを発表しました。

生徒はその発表を聞いて、各班の発表のどんなところが良かったかを、すごい奇抜、予想外、新しい、珍しい)、なるほど納得、つじつまが合う、具体的、賛成したい)などの観点から、お互いに評価してきます。

「試験のない学校にする」「自由に授業を選択できる学校にする」「いろいろなイベントを開催する」など、自由な発想から発表がありました。

 

このプログラムには、以下のような特徴があります。(「教育と探求社」のHPをもとに紹介)

①生徒自身が社会課題を見つけて取り組む

 興味をくすぐる問い、発言しやすい場づくりの仕掛けによって、もっと知りたいもっと取り組みたいという感情が起こり、学ぶ意欲を引き出します。生徒たちは自然と社会に関心を持ち、自分の力で社会課題を見つけ、当事者意識を持ってその課題に取り組みます。

 

②自分自身を認め、自信を持つようになる

 「まずやってみる、やってみたらできた、できたからもっとやりたい」この3つのステップを、繰り返し体験します。安心・安全な学びの場で挑戦し、失敗を経験する。失敗から学んで成功体験を積み、新たな挑戦に向かう。そのなかで生徒の自己肯定感と自信を高めます。

 

③実社会で使えるコミュニケーション力が伸びる

 一人では解決することが難しい課題に、クラスメイトと共に取り組みます。ふとしたアイディアや心から湧き上がる本音を自分の言葉で話し異なる考えや意見を取り入れ力を合わせてより良い企画をつくりあげる。そんな体験のなかで、実社会で本当に活用できるコミュニケーション力が育ちます。

 

*このように、中学1年生では、発言しやすい場を作り、自由に自分の考えを話し、認められることを通して、自己肯定感や自信を高めることを重視しています。その中で、課題を発見したり、力を合わせてより良い企画をつくりあげることができれば、大きな成長につながると考えています。

*「教育と探求社」によるプログラムは、昨年度、中学2年生から導入し、今年度は、中学1年生から3年生までの全学年で、計画的・継続的に実施しています。中1(ソーシャルチェンジ)、中2(コーポレートアクセス)、中3(スモールスタート)の3つのプログラムです。学校としても大きな手ごたえを感じています。もちろん、本県では初の取組です。これからも、一歩先行く佐附中として、先進的に取り組んでいきたいと考えています。

【高校】国体(陸上競技:予選・準決勝)

10月7日(金)、高校1年4組若菜敬君が出場する少年男子B「100m」の予選が行われました。若菜君は、見事、2着で通過し、準決勝に進みました。予選・準決勝ともに、持てる力を発揮してくれました。

右端(2着)が若菜君です

11時から、少年男子B「100m」予選が始まりました。各組8名ずつで6組、48名が出場します。若菜君は5組で出場します。

大画面の電光掲示板に写し出されています。

いよいよスタートします。

手前から二番目が若菜君です。

最初は5番目くらいを走っています。

あっという間に加速し、先頭付近に躍り出ました。

ほぼ先頭と一緒でフィニッシュしました。圧巻の走りに、見ていてガッツポーズでした。

電光掲示板で、リプレイされてます。

その間に、結果が出そろいました。若菜君は2着。6つの組の上位3名とタイム順で6名、計24名が準決勝に進めますので、この時点で準決勝進出を決めました。おめでとうございます。

 

 さて、次は準決勝です。準決勝は13時30分スタートです。それまでの2時間はひたすら待たなければなりません。しかも、外は大雨で風も強く、気温も11月下旬並みです。カンセキスタジアムを出て、昼食がとれるエリアに移動しました。ここでは、数々の食品の出店が連なっていましたが、「佐野ラーメン」がダントツの一番人気でした。寒い中、温かいラーメンをすすりたいと思う人がたくさんいました。「佐野ラーメン」だけが出店していました。県外の方にも、佐野ラーメンのおいしさが伝わったことと思います。

出店で買ったものは、屋根のある食事ができるスペースで食べることができます。雨風をしのげるこの場所で、1時間ほど時間をつぶしました。全国各地の人たちが集まってました。もし天気が良かったら、とても気持ちのいい場所であったに違いありません。

 

そして、ようやく13時30分になりました。準決勝が始まります。

若菜君は、準決勝3組のうち、2番目の2組の第6コースでした。佐野高の文字が、心なしか輝いているように思えました。

一人一人、電光掲示板で映し出されました。

地元栃木の若菜君」と紹介され、会場からも拍手が起こりました。

スタートします。

さすがに、準決勝となると、速い選手がたくさんいました。この時点で6番目くらいでしょうか。

少しずつ、追い上げていきます。

若菜君は5着で、タイム的には予選を上回る数字を出していました。準決勝に出場した24名中、14番目の記録でした。全選手48名中の14番目というのは、相当な記録だと思います。全国の強豪相手に、よく頑張りました。

今回は、地元開催で注目される中、プレッシャーに負けずに、準決勝まで進み、そこで堂々とした走りを見せてくれたことを本当に誇らしく思いました。これからどんどん伸びると思います。お疲れさまでした。

雨風がさらに激しくなる中、「カンセキスタジアムとちぎ」を後にしました。

 

【高校】国体(陸上競技・予選)

10月6日(木)、今日から、とちぎ国体の「陸上競技」が始まりました。本校からは、1年生の若菜 敬君が「成年少年男子共通4×100mリレー」(6日)と「少年男子B100m」(7日)に出場します。今日は「成年少年男子共通4×100mリレー」の予選が行われ、若菜君は栃木県チームのアンカーを任されました。

 

会場は「カンセキ スタジアム トチギ」です。とちぎ国体のために整備された新しい施設です。

 

16時55分から、「成年少年男子共通4×100mリレー」が始まりました。

この種目は、成年と少年の混成チームで行われます。若菜君は栃木県の代表として、たった一人の少年B(高1・中3)として選ばれました。栃木県チームはB組の6レーンです。若菜君はアンカーとして、緊張した面持ちでスタート前にアップしていました。

会場内の大きなモニター画面にもレースの様子が写されています。

17時5分、いよいよスタートします。

きれいなスタートを切りました。栃木県チームも順調な滑り出しを見せました。

しかし、思わぬアクシデントが起こりました。

最初は何が起こったのか、わかりませんでしたが、痛恨のバトンミスでした。

このようなアクシデントが往々にして起こることは覚悟しているのかもしれませんが、ここは待つしかありません。

リレーはギリギリのところで勝負する競技なので、ある意味仕方がないのかもしれません。

若菜君は、冷静にバトンをつなぎ、最後まで、たった一人で全力で駆け抜けました。

その姿に、会場からは大きな拍手が起こりました。

 

今日のレースは残念な結果に終わりましたが、明日の「少年男子B100m」が若菜君にとっては本番なのではないかと思います。ぜひ、持てる力を発揮してください。応援しています。

【高校】国体4日目(ボート競技・5-8位決定戦)

10月4日(火)、少年女子「舵手付きクオドルプル」の5-8位決定戦が行われました。栃木選抜は7位入賞を果たしました。おめでとうございます。

 

今日はボート競技の最終日です。各種目の決勝戦と5-8位決定戦が行われました。昨日までの雰囲気とは打って変わって、各県の応援団も最後の力を振り絞って応援していました。

ところで、谷中湖は人工の湖ですが、たくさんの野鳥が生活しています。レースの合間を縫って、湖面を飛び交っている姿が目にとまりました。

 

いよいよ、スタートの時刻が近づいてきました。湖岸には、ボート部の生徒たちが結集しました。3年生にとって、泣いても笑っても、これが最後のレースということを、誰もが意識していました。

気合の入った応援を「とちテレ」が取材していました。

レースは1000mなので、スタート地点は遥かかなたです。

だんだんと近づいてきます。

500m地点を過ぎると、漕いでいる姿が見えてきます。

750m付近では、栃木選抜の4番の艇はかなりいい勝負をしています。応援にもさらに熱が入ります。増田先生が先頭に立って応援しています。

1000mを漕ぎ切りました。大接戦でしたが3着となり、7位入賞が決まりました。

 

トップを狙っていただけに、しばし茫然としている、かのように見えました。

桟橋では、戸田先生とボート部の後輩たちが出迎えていました。ここで、どんな言葉が交わされたのはわかりません。

艇を湖面から引き揚げ、5人の肩の上に載せました。

こうして艇を運ぶのも、これが最後になりました。

栃木県のスタッフからは、よく頑張ったという声とともに、拍手が沸き起こりました。

興奮冷めやらぬまま、レース後に始まる表彰式へと向かいます。

表彰式の会場への数百メートルの道のりは、おそらく最も充実した時間だったのではないかと思いました。

 

表彰式の会場に足を踏み入れると、一気に祝祭ムードに包まれました。栃木選抜のメンバーには栃木県のスタッフから、とちまる君のぬいぐるみがプレゼントされました。

戸田先生を囲み、全員が満面の笑みを見せてくれました。

 

そして、表彰式が始まりました。

ここから、5分間の撮影タイムがありました。

これまでの人生で、おそらく、最も忘れられない一日だったと思います。

本当におめでとうございます。

 

PS: 10月5日付け下野新聞の11面に、ボート少年女子・藤倉望妃さんのコメントが掲載されていました。

ラストは出し切るだけだった。5~8位決定戦はトップを狙っていたので3着は悔しいが、自分たちのベストはだせた。」素晴らしい結果だったと思います。

 

【高校】国体3日目(ボート競技、準決勝)

10月3日(月)、今日はボート競技の準決勝が行われました。本校からは、少年女子「舵手つきクオドルプル」と、成年女子「シングルスカル」が出場しました。少年女子「舵手つきクオドルプル」は、準決勝2位通過を果たし、明日の5~8位の順位決定戦への進出を決めました(入賞は確定)。決定戦は明日(4日)の10時6分にスタートします。

佐高ボート部の熱い応援が響き渡りました。

まず、9時2分に、少年女子「クオドルプル」準決勝A組がスタートしました。この組には優勝候補の愛媛選抜が入っているのですが、1000m中750mくらいまでは、リードを奪う大健闘を見せていました。

応援にも熱が入りました。

しかし、さすがに優勝候補だけあって、終盤になってくると、徐々に離されました。

そのまま、2位でゴールしました。決勝に出場できるのは1位のみですが、2位は、明日の5位から8位の順位決定戦に出場することが出来ます。つまり、この時点で入賞が確定しました。後は、あすの決定戦の順位で何位かが決まります。

応援団とともに、ゴール付近へ向かいました。

選手たちは、入賞を確定させた嬉しさと1位になって決勝に進めなかった悔しさで、泣いていたり、笑ったりしていました。戸田先生の「その悔しさは大事だ。でも正直に言うと、悔しいけど嬉しい」という言葉に、明日の順位決定戦に向けた気持ちの切り替えをしていました。

 

とちテレから、「今日の勝因は?」という感じで、選手や戸田先生がインタビューを受けていました。

 

午後は、成年女子「シングルスカル」の準決勝に増田先生が登場しました。

ちょうどこの時間、地元の小学生の集団が応援にやってきました。

空気で膨らませた風船をぶつけ合って音を出していましたが、正直、うるさすぎました!

とはいえ、時間通り13時54分、準決勝A組がスタートしました。

ところで、この組はとんでもなく強い選手がそろっている組でした。

開催3日前の記事で紹介した、増田先生の先輩で、国内負けなしのオリンピック選手の鳥取選抜と、高校でインターハイ優勝している大学生の静岡選抜が揃っており、いかに増田先生でも厳しすぎるレースであることは間違いありません。

強豪の一角を崩すことはかなわず3位でしたが、力の限り漕いでいることが、カメラのファインダーからも伝わってきました。このメンバーで3位は立派な戦いだったと思います。応援しているボート部の生徒からも、増田先生のようになりたい、という声があちこちから上がっているのが聞こえました。増田先生が目標としていた入賞は果たせませんでしたが、それ以上に、自ら挑戦し続ける姿を見せることで、生徒たちにボート競技の楽しさや厳しさ、ボートに取り組む姿勢などを示してくれました。それこそがかけがえのないものだと思っています。お疲れさまでした。

この日は、谷中湖の水位がかなり上がっていました。水際には、どこから運ばれてきたのか「ヒシの実」が大量に打ちあがっていました。

ヒシの実には鋭い棘があり、構内アナウンスで、ヒシの実を踏みつけないよう注意を呼びかける放送が流れていました。一気に秋を感じさせる風物に出会いました。

今日も生徒たちはボランティアの仕事を果たしてくれていました。ご苦労様でした。

 

【中3】県内初!「模擬国連プロジェクト」始動

9月29日(木)7限目、中学3年1組の「CTP」の授業(富永先生)を見学しました。中3のCTPでは、今年度から、後期の活動として「模擬国連(Model United Nations:MUN)プロジェクト」を行います(県内初の取組です)。そこで、最初の授業では、栃木県の県立高校で唯一、令和2年度、3年度と連続して、模擬国連の全国大会に選抜されて出場した高校3年生(4名)から、「模擬国連」とは何かディベートとどう違うのかその魅力等について、話してもらいました。

模擬国連(MUN)の4名のパイオニアたち

左上:横塚功樹君、右上:関根圭汰君、

左下:武藤玲矩君、右下:石塚凜花さん

4名の高校3年生は、特別講師として、中学生の授業に参加してくれました。

関根君と石塚さんは令和2年度の模擬国連(高1の時)、横塚君と武藤君は令和3年度の模擬国連(高2の時)に出場しています。いずれも、書類選考によって選抜されました。

令和2年度の模擬国連のテーマは「宇宙の平和利用」、令和3年度のテーマは「核軍縮」で、実際の国連のように、各国の代表に指定され、その国の代表として、議事に参加します。

ちなみに、「宇宙の平和利用」では、ルクセンブルクの代表、「核軍縮」では、キューバの代表として、参加しました。

横塚君からは、「模擬国連で大切にしていること」について、説明がありました。模擬国連では、まず、相手の国の価値観を知り、次に、自分の国の利害を考える。そして、それらをどう合わせて、相手と繋がることを考えます。

 

続いて、関根君からは、ディベートと模擬国連の違いについて、説明してくれました。

簡単に言うと、ディベートは二極対立で、両極端な意見のどちらが正しいかを論理的・批判的に判定します。これに対して、模擬国連は多様な意見の協調を重視し、納得できる解を求めます。

例えば、ディベートでは、「喫煙は害があるから禁止すべきである。是か非か」という論題で、両極端の意見を戦わせます。しかし、現実の世界では、そのどちらかではなく、喫煙ルームを設けるなどの落としどころを設けています。つまり、模擬国連は、現実の世界のように、多様な意見の中から、これなら両者が納得できる、という合意を形成する事を目的としています。ディベートは、論理的・批判的思考を鍛えるために役に立っていますが、模擬国連は、そうして身につけた力を活用して、多様な意見の中での合意「第3の方法」を見いだすことでもあります。

 

さらに、武藤君と石塚さんからは、模擬国連の楽しさや難しさなどについて、体験に基づいた話をしてくれました。

担当国のリサーチをすることで、世界の国のことを意識するようになったそうです。

なんだか難しそうな感じもしますが、今回の模擬国連プロジェクトのミッションは、

世界中の皆が幸せに食べられるSDGs弁当を提案し、採択をする」ことです。(模擬国連の定番メニューです)

生徒の皆さんは担当国の大使になりきり、「文化・国境を越えて、世界中の皆が幸せに食べられるSDGs弁当」を提案し、会議の場で採択されるように発信、交渉をします。まずは、担当国を決め、担当国についてリサーチを進めます。

 

なお、本プロジェクトについては、模擬国連を授業の中に取り入れている「大妻中学校・高等学校」(東京都)と連携し、アドバイスを受けながら進めていきます。このような本格的な取組は、県内ではまだ例がありません。

今後の授業については、随時、紹介します。

 

【高校】国体2日目(ボート競技・敗者復活戦)

10月2日(日)、国体2日目、今日は「敗者復活戦」が行われました。本校からは、少年男子「ダブルスカル」、少年男子「舵手付きクオドルプル」、少年女子「ダブルスカル」の3試合に出場しました。

応援するボート部員

 

今日も風もなく、最高のボート日和です。

 

8時38分、少年男子「ダブルスカル」B組がスタートしました。佐高の青木瑛久と佐野東高生の3年生ペアです。

準決勝進出は果たせませんでしたが、持てる力を発揮することができたレースでした。

 

ボランティアで参加していた同じ3年生の古橋君が、青木君の頑張りを称えていました。青木君と古橋君は、中学校の時、野球をやっていた仲間でもあり、古橋君は青木君に、自分の最後の試合で使った硬式球をプレゼントしました。これからは、ともに受験勉強を頑張ることを誓い合いました。(いい話を聞かせてもらいました!)

 

この春卒業した内田絃心君も、北海道から国体のボランティアに駆け付けてくれました。昨年度、同じボート部の先輩後輩として一緒に頑張った二人の間にも、通じ合うものがあったのではないかと思います。

 

次は、「少年男子クオドルプル」A組です。本校からは、清水雅裕、宋 佳修、船田佳佑、三田翔愛の1.2年生4名が出場します

予選のレースでの改善点を克服し、前回より7秒近くタイムを上げることができました。今の自分たちにできることはやり切ることができた、と話してくれました。悔いのないレースができて良かったですね。

ボート部員から大きな声援がありました。星野先生も応援に来てくれました。

 

そして最後は、少年女子「ダブルスカル」B組です。福地琴美、高瀬綾乃の2年生ペアです。

乗艇前、戸田先生からアドバイスをいただいていました。表情が明るいのが印象的でした。

前半から絶好調で他県の3年生チームと互角に戦っていました。終盤で先頭集団から離されましたが、予選の時よりも10秒ほど速くなり、最後は埼玉選抜を振り切りました。満足できる戦いだったのではないかと思いました。

レース後も、やり切った感に溢れていました。

 

*今日の3レースには、それぞれの思いが込められていたように感じました。それぞれの中で、納得できるレースで締めくくることが出来たのは、良かったです。お疲れさまでした。3年生は引退、1・2年生は来年度に向けた区切りとなる一日でした。

 

*増田先生から写真が送られてきました。今日はオフで体調を整えるため、明日の準決勝に出場する選手は、会場でマッサージを受けたそうです。

また、明日のレースが早い組は、今日、配艇がありました。

少年女子クオドルプルの準決勝は、9時過ぎにスタートします。

明日が正念場ですので、力を発揮できるよう応援しています。

【高校】国体1日目(ボート競技・予選)

10月1日(土)、いよいよ「とちぎ国体」が開幕しました。ボート競技も「谷中湖特設ボートコース」で競技1日目(予選)が行われました。少年女子「舵手つきクオドルプル」が予選A組3位成年女子「シングルスカル」(増田萌先生)が予選D組2位で、それぞれ予選通過しました。

 

今日は晴れ渡る秋空の下、ボート競技の予選が行われました。

今日も、ボランティアの高校生、大学生が大勢来てくれました。高校生は緑のジャケット、大学生以上は黄色のジャケットを着ています。

佐高生です。

ボート部の卒業生も来てくれました。

会場には、観覧席が設けられています。また、湖岸にも大勢の人たちが応援に来ていました。

今日の予選のトピックは、何と言っても、少年女子「舵手付きクオドルプル(栃木選抜)成年女子「シングルスカル」(増田先生)の予選突破でしょう。

 

少年女子「舵手付きクオドルプル」(栃木選抜)は、高校3年生の藤倉望妃、藤倉麻妃、堀越紅羽の3名がエントリーしています。予選A組は、優勝候補がひしめく厳しい組でしたが、接戦の中、3位に食い込み、予選を突破しました。

優勝候補と渡り合えることがわかり、大きな手ごたえを感じていました。

戸田先生からも良く頑張った、と声をかけらていました。

とちテレからも取材を受けていました。今日のとちテレの番組で、本県選手の活躍の一コマとして紹介されるそうです。

 

そして、もう一つのトピックは、成年女子「シングルスカル」(増田先生)の予選突破です。

増田先生の予選D組も、優勝候補がひしめく組となっていましたが、レースの終盤に、驚異的な伸びを見せ、見事2位に食い込みました。観覧席の目の前で、先行する艇をあっという間に追い抜く姿はかっこよかったです。

手前の1番の艇が増田先生です。

4番の艇を抜き去り、2位に食い込みました。

増田先生、凄すぎます。(頑張りすぎて、レース後、両足がつってしまったそうです。)

以上の2種目は、10月3日(月)の準決勝に進出しました。

 

一方、今日の予選突破は果たせませんでしたが、明日の敗者復活戦を行うチームも頑張りました。

まずは、少年男子「舵手付きクオドルプル」(栃木選抜)です。本校からは、清水雅裕、宋佳修、船田佳佑、三田翔愛の4名です。

 

少年男子「ダブルスカル」(栃木選抜)。本校からは、青木瑛久が出ています。

「明日の敗者復活戦で頑張りたい」と話してくれました。

 

少年女子の「ダブルスカル」(栃木選抜)は、本校生の福地琴美、高瀬綾乃が出場しました。

 

スタート地点で写真を撮りました。スタートするまで、人の手で艇を捕まえています。よって、フライングはありません。手前から2番目が栃木選抜です。

「明日の敗者復活戦、頑張ります。」

 

こんな感じで、1日目は終わりました。周りは他県の選手ばかりで、これが国体なんだなと思いました。

選手の皆さん、そしてボランティアの皆さん、お疲れさまでした。

【中高】ももクロプロジェクト「成果報告会」

9月30日(金)昼休み、選択3教室で、6月に行われた「ももクロプロジェクト」の成果報告会が行われました。

栃木県デジタル戦略課から、「佐野市内でのデジタルスタンプラリー実施及び効果測定業務実施報告書」と記念品が送られてきましたので、全員に配付しました。

 

報告会では、まず、中條先生から、県から報告書と記念品が送られてきたというお話がありました。

報告書は、A416ページに及ぶ本格的なもので、1事業概要、2事業内容、3効果検証、4総括 の4章からなっています。これを読むと、アンケート調査により、本プロジェクトに参加した人数や来訪者の都県、スタンプアクセス数、SNSへのツィート情報など、詳細がわかります。自分たちのプロジェクトの成果が、目に見える形になっていることに感激しました。

また、記念品として、本プロジェクトで活用したロゴマークやイラストをスタンドにアレンジたものが一人一人に送られました。

プロジェクトリーダーの石塚凛花さんが、本プロジェクトを実行した感想などを語ってくれました。

最後に、全体で記念撮影を行いました。

【中3】「化石から見る地層の成り立ち」(数理探究)

9月30日(金)6限目、中学3年1組の数理探究「化石から見る地層の成り立ち」を見学しました。講師は、葛生化石館の奥村よほ子先生です。また、今回は現在、葛生化石館で博物館実習を行っている川嶋さんも来校しました。

奥村先生と川嶋さん

 

 

授業終了後、準備室でいろいろと楽しいお話に花が咲きました。中学理科の菊地先生が、珍しい飲み物を持ってきてくれました。バジルシードというもので、バジルの種が入った飲み物です。ぱっと見には、カエルの卵が入っているのかなと思いました。試しに1本開けて飲んでみました。

独特の食感がありましたが、「普通においしい」飲み物でした。