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2020年4月の記事一覧
佐高ミュージアム⑨
今回は、季節的に春から初夏にかけての話題ですので、ちょうど今くらいの季節感のものが多いです。
そういえば、2012年には金環日食があったっけなあ、と思い出しました。
佐高ミュージアムNo46 「トウキョウサンショウウオ」その3.pdf
佐高ミュージアムNo47 「土筆」.pdf
佐高ミュージアムNo48 「ミシシッピアカミミガメ」その2.pdf
佐高ミュージアムNo49 「カエル・サンショウウオ」.pdf
佐高ミュージアムNo50 「金環日食」.pdf
「幸せな学校」をつくりませんか?
生徒や先生方にとって『幸せな学校』をつくりませんか。
現在、佐野高校は、文部科学省からスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定されていますが、指定期間は5年間(平成28年度から令和2年度)です。つまり、今年度が最終年度で、来年度からはSGHを名乗ることはできません。また、文部科学省は、現在、SGHの新たな募集は行っていません。
今春、SGH2期生が卒業しましたが、SGH1期生、2期生とも、これまでの進路実績を大きく更新する素晴らしい成果をあげてくれました。「難関大学に何人合格するか」という指標は、もはや時代遅れなのかもしれませんが、SGH活動を経験した卒業生たちは、難関国立・私立大学(北海道大学、東北大学、東京大学、東京工業大学、一橋大学、大阪大学、名古屋大学、九州大学、早稲田大学、慶応大学、上智大学、東京理科大学等)を始め、国公立・私立の複数の医学部など、一昔前では想像もできないような実績をあげました。もちろん、難関大学ばかりでなく、自分がやりたいことができる大学を自分で見つけ、合格を勝ち取った生徒は数知れません。
高校教育改革の先陣として道を切り開いてきたSGH活動によって身につけた資質や能力、貴重な体験は、大学入試でも力を発揮してくれました。
(生徒の活動や発表の様子)
来年度からは、これまでのSGH活動の次のステージである「ポストSGH」が始まります。
私は、令和2年度最初の職員会議(4月1日)で、今年度の学校運営方針・努力点の筆頭に、「ポストSGH構想及び体制の構築」を掲げました。
令和3(2021)年度から7(2025)年度までの5年間の計画です。
(資料1:令和2年度 運営方針・努力点.pdf 、資料2:ポストSGH体制について.pdf )
この5年間には、例えば、大きなライバルとなる足利高・足女高の統合新校の開校(2022)や70億円かけて新築する新校舎への移転(2024)を始め、新学習指導要領の実施(中学:2021から完全実施、高校:2022から年次進行で実施)などがあり、まさに激動の5年間なのです。
これを乗り越え、本校がさらに魅力ある学校(生徒が入りたいと思う学校)となるためには、新学習指導要領の趣旨を踏まえ、本校にしかないメリットである「中高一貫教育」や「SGH活動の成果や実績」を最大限に生かした「ポストSGH構想」を打ち出す必要があることをまず、先生方に理解していただきました。
そこで、佐野高校は、今後、どのような学校を目指したらいいのか、まず、先生方一人一人の考えをお聞きしたいと考え、冒頭のように、生徒や先生方にとって、「幸せな学校」をつくりませんか? と提案しました。
(資料3:幸せな学校.pdf)
生徒や先生方にとって、何が幸せなのか、それは一人一人違うはずです。
どんな学校だったら、生徒や先生方がやりがいや幸せを感じられるのか、そうした思いを多くの先生方が、校長室まで来て、熱く語ってくれました。別に強制したわけではありませんが、実に35名の先生方が入れ替わり立ち替わり、校長室に来てくれました。(もちろん、言葉に出さなくとも、なんとかしたいと思っている先生方は大勢いました。)
こんなに熱い先生方が大勢いる学校は、栃木県広しといえど、今の佐野高校・同附属中学校以外にはないと思います。その思いは、「先生方の提言集」として、35ページに及ぶ冊子に結実しました。中高の全職員が、同じゴールを目指して、動き出しました。
現在、「幸せな学校を作ろう」プロジェクト(幸せプロジェクト)のメンバー(17名)が、ICT環境を駆使して遠隔で議論したり、時に集まったりし、SGHの次のステージである「幸せな学校」について、協議を始めています。
最後に、ここまで読んでくれた生徒の皆さんにお願いがあるのですが、あなたが考える「幸せな学校」について、意見を聞かせてください。
プロジェクトチームが「幸せな学校」について検討する際の参考にしたいと考えています。紙に書いたものを学校再開後に校長室まで持ってきてくれるとありがたいです。(校長が、それにコメントをつけて皆さんに返します。)あるいは、今、学校で準備している「課題提出用のアドレス」にメールで送ってもかまいません(匿名ではなく、学年クラス、氏名は明記してください。)
皆さんが「幸せな学校作り」に参加してくれることを期待しています。
佐高ミュージアム⑧
今回は、ニホンカワウソ、トキ、など、佐高が誇る貴重な剥製の話題が出てきます。
トキの標本は、県内では、宇都宮高校と本校に存在しています。
二ホンカワウソの標本は、県内では、県立博物館と本校に存在しています。
つまり、両方あるのは佐野高校だけなのです。
佐高ミュージアムNo41 「学校林」.pdf
佐高ミュージアムNo42 「ニホンカワウソ」.pdf
佐高ミュージアムNo43 「トキ」.pdf
佐高ミュージアムNo44 「野鳥・水鳥」.pdf
佐高ミュージアムNo45 「アブラコウモリ」.pdf
臨時休業13日目
前回、ごみ拾いに行ったのは、22日(水)でしたので、土日を挟んで5日経っていましたが、ごみは全く落ちていませんでした。
おそらく、外出自粛で、ほとんど通行していないのではないでしょうか。
ところで、校内では先生方はマスクを着けて仕事をしています。
お手製のマスクを着けている方も多いですが、
校長と中高の両教頭は、今日はおそろいのマスクです。
そうこうしているうちに、午前中、全生徒分のアベノマスク(一人一枚)が届きましたので、クラスごとに分けてもらいました。
5月になったら、もう一枚が届くそうです。
校長室(自宅)便り①
具体的な内容は、特に決まっていませんが、本の紹介や身の回りの自然など、自分の得意分野の内容にしようと思っています。
ということで、今回は、本の紹介をしようと思います。
1935年生まれの小説家、エッセイスト、動物研究家、いろいろな肩書がありますが、「ムツゴロウ」の愛称で知られ、1972年から北海道に動物と共生する「ムツゴロウ動物王国」を創設しました。「ムツゴロウ動物王国」は非公開でしたが、ここでの動物とのやりとりがテレビの長寿番組にもなりました。
そこで、1990年から生物情報誌「すっかんぽ」(現在、「佐高ミュージアム」という名称で紹介)を発行することにし、そこでルポ(現地取材)を行おうと密かに決意しました。現在、少しずつ紹介している「佐高ミュージアム」も、その精神を引き継いでいるのですが、初期の頃には、実際に「天然記念物」を求めて取材に行きました。例えば、モリアオガエル(塩原)やカブトガニ(岡山県)、ホタルイカ(富山県)などがあります。
このように、教員になりたての私を動かした本でもあります。
佐高ミュージアム⑦
アオバズク、アホウドリ、ハヤブサと本校所蔵の剥製にまつわるお話が多いですが、この頃、栃木県教委の「とちぎの誇れる人材育成プラン」という予算が付いたため、その一環として、佐野高校所蔵の貴重な剥製のクリーニングを専門の業者(剥製制作業者)に依頼しました。ちなみに、佐高ミュージアムNo.23「天然記念物の標本」で紹介した写真はまだクリーニングする前の状態です。なお、アオバズクは、この時期にたまたま見つかった死骸をその予算を活用して剥製にしたものです。
きれいに生まれ変わった貴重な剥製のお披露目も兼ねて、「佐高ミュージアム」として、ガラスケースに入れた剥製を月替わりで正面玄関に展示するとともに、それにタイアップして「すっかんぽ」(現・佐高ミュージアム)の紙面でも紹介しました。
校長室便りで紹介している「佐高ミュージアム」の名称は、その当時の剥製展示の際の企画の名称を使っています。そんなシチュエーションをイメージして読んでいただければありがたいです。
佐高ミュージアムNo36 「アオバズク」.pdf
佐高ミュージアムNo37 「オオオナモミ」.pdf
佐高ミュージアムNo38 「アホウドリ」.pdf
佐高ミュージアムNo39 「ハヤブサ」.pdf
佐高ミュージアムNo40 「マムシ」.pdf
動画配信②
25日の6時現在で、再生回数1011回、チャンネル登録68、いいね34、コメントが5件ありました。
以下に、コメントの主な内容を紹介します。
「改めて自校体操の基礎を学ぶことが出来ました。」
「しっかりsocial distance、密を避けられていて素晴らしいです。涙が出ました。」
「筋肉を動かすことが出来て、自宅で簡単に出来るということに大変感動いたしました。」
「とても感銘を受けました」
さらに、高校のグループスペースでは、独自の動画やメッセージの配信も始まっています。来週になると、また新たな動画が配信されることと思います。
臨時休業12日目
これまでは、佐高の西隣にある「朝日森天満宮」の参道前の「鳥居」には、足場が組まれており、何か作業をしているようでしたが、今朝は足場がきれいに取り払われていました。
木目が鮮やかな「鳥居」の姿が、青空にとてもよく映えていました。
昼休みに神社の社務所で、きれいになった鳥居のことを聞いてみると、もともと昭和44年に金属製の鳥居が建てられたが、老朽化したため、2年前に木製の鳥居に建て替えられたそうです。
そして、今回、木の表面をきれいにして塗装するなど、メンテナンスが行われたようです。そのため、木目がくっきりと際立ち、美しい姿が立ち現れました。
佐野高校の「旭城」は、西隣にある「旭森神社」(現在は、朝日森天満宮)と東に見える「城山公園」に囲まれた学び舎での文武両道の精神を表していますが、明晰な頭脳の象徴でもある「朝日森天満宮」の鳥居が、朝日を受けて鮮やかに輝いている姿が印象的でした。
臨時休業11日目~動画配信始めました!
これまでは、県の方針により、ユーチューブ等を使った動画配信は認められていませんでしたが、授業ができない状況を踏まえ、本校生のみが閲覧できる限定公開という形で、ユーチューブを使った授業等の動画配信が可能になりました。
その記念すべき第1号として、保健体育科による「自校体操をマスターしよう!!!」が本日、試行的に配信されました。午前中、保健体育科の石井勝尉先生の監修の下、高校の古川巧先生、中学の久保美紀先生(新任)、柾木直樹先生による自校体操を体育館で撮影し、簡単な編集を加え、夕方には配信することができました。
一斉メールにより、閲覧可能となったことを伝えると、再生回数は、わずか10分後に70回を超え、本日夜までには500回以上再生されるなど、多くの生徒の皆さんが見てくれました。特に、自校体操を覚えることは中1の保健体育科の課題にもなっていますので、これを見ながら練習してください。他の学年の生徒は、勉強の合間のストレス解消や健康・体力の維持に活用してください。
今後は、他の教科でも、徐々に試行的に授業動画の配信をしていきたいと思いますが、あくまでも、本校生のみの限定公開(検索にはひっかからず、アドレスを知っている人しか閲覧できない。アドレスは各学年のグループスペース内に掲載。内容によっては、閲覧できる期間も限定する。)ですので、その趣旨を踏まえ、本校生だけで利用してください。
佐高ミュージアム⑥
2010年の頃のお話です。
当時の高校生は今や20代後半の社会人。リアルタイムで「すっかんぽ」(当時の誌名)を読んでいた生徒が、このサイトで10年ぶりに読んでくれていたら、めちゃくちゃ嬉しいです。結構、手間暇かけて発行していました。
佐高ミュージアムNo31 「アオズムカデ」.pdf
佐高ミュージアムNo32 「カビ」.pdf
佐高ミュージアムNo33 「タマムシ」.pdf
佐高ミュージアムNo34 「セイタカアワダチソウ」.pdf
佐高ミュージアムNo35 「カイロウドウケツ」.pdf
臨時休業10日目②
全学年とも、課題一覧が掲載されています。また、学年によっては、それ以外のプリントや教材を貼り付けているところもありますが、先生方は試行錯誤でいろいろと検討しています。新たな展開がみられましたら、お知らせします。
ところで、中学校の各学年の「課題一覧」の最後の行に、文部科学省の「子供の学び応援サイト」の紹介が載っていました。
臨時休業期間中の小学生や中学生、高校生の学習支援として、自宅で活用できる教材や動画がたくさんあります。一度、サイトを訪問してみると、自分にピッタリの教材が見つかるかもしれません。ぜひご活用ください。
子供の学び応援サイト
本校HP「附属中学校」内からもリンクしています。
臨時休業10日目
植え込みにたばこの吸い殻や飲み物の空きペットボトル、先日の強風で飛ばされてきたと思われるゴミなどがありました。
しかし、思ったほど多くはなく、これも不要不急の外出が控えられていることの影響かなとも思いました。
臨時休業9日目②~校庭のタンポポ~
今から12年前は、桜の木が生えている校庭の土手に、シロバナタンポポがたくさん咲いていたのですが、なかなか見つかりませんでした。
やっと見つけたのは、土手ではなく、グラウンドの片隅にひっそりと数株だけでした。
一方、外来種のセイヨウタンポポは、校庭のいたるところで繁殖しており、種子を飛ばしているものもありました。
一見すると、校庭なんて昔も今も同じように見えるかもしれませんが、何か一つの種に注目して経年変化をみると、環境の変化を感じることができます。
こんな簡単な調査(観察)でも、りっぱなフィールドワークになるんですよね。
臨時休業9日目
中学1年生、2年生、3年生、高校3年生については、課題や書類等を郵送する予定です。
(課題等を袋詰めにしたもの。これを郵便局に持っていきます)
また、4月22日(水)より、学校HPに中高各学年の「グループスペース」を開設する予定です。準備ができ次第、一斉メール配信で生徒や保護者に、附属中と高校それぞれの、ログインIDとパスワードをお知らせしますので、それを使ってログインすると「グループスペース」が表示されます。ログインIDとパスワードを知っている本校生と保護者しか見ることができません。その中に、課題一覧表や各種のプリントなどのファイルが置いてありますので、自由に見たり、ダウンロードすることができるようになります。
最初は、利用できるコンテンツは少ないですが、徐々に増えていくのではないかと思います。(以上は、明日の予告です)
佐高ミュージアム⑤
本文中に「生物同好会」という表記がありますが、私が2度目に着任した平成20(2008)年度には、かつて存在した生物部は廃部になっており、当時の生物好きの生徒有志によって「生物同好会」が作られました。同好会として3年間の活動の後、日本学生科学賞での実績等が評価され、生物部に昇格しました。その後、部員が増加するとともに、物理分野の研究をする生徒も現れたことから、間口を広げ、現在の「科学部」に改称しています。
現在、公開中の「佐高ミュージアム」はまだ、生物同好会の時代のお話です。回が進むにつれ、生物部や科学部といった表記が出てきます。ちなみに、No.30では、前任の赤羽校長先生(当時は、栃木県教育委員会学校教育課の指導主事)が登場しますので、どこに出てくるか探してみてください。
佐高ミュージアムNo26 「ドロボウグサ」.pdf
佐高ミュージアムNo27 「ハクセキレイ」.pdf
佐高ミュージアムNo28 「ソメイヨシノ」.pdf
佐高ミュージアムNo29 「クロサンショウウオ」.pdf
佐高ミュージアムNo30 「モジホコリ」.pdf
職員会議は体育館!
現在、校内の3密を避けるために、教職員を3分割して在宅勤務をローテーションしていますが、職員会議は全員で行うため、通常の会議室ではなく体育館で行うことにしました。
本日は雨模様で気温も低かったのですが、体育館の窓を全開にし、人と人の間は2m程度空けるなどして、3密にならないようにしました。
本日は、職員会議のほか、中高の各学年では、延長された臨時休業のための学習課題の準備などを行っていました。中学の各学年は各家庭に郵送する課題等の袋詰めなどを手分けして行っていました。また、高校の第3学年は、日本学生支援機構の奨学金の案内のパンフレットなど、HPだけでは対応できない配布物等があるため、必要書類や課題等を郵送します。中高各学年の課題一覧等は、22日にはHPに掲載する予定です。
佐高ミュージアム④
まだまだバックナンバーがありますので、臨時休業中は1日おきくらいで配信します。
なかなか、外出もままならないかと思いますが、フィールドワーク体験談として、ご覧いただければ幸いです。
佐高ミュージアムNo21 「オオムラサキ」.pdf
佐高ミュージアムNo22 「ナガレコウホネ・コウホネ」.pdf
佐高ミュージアムNo23 「特別天然記念物の標本」.pdf
佐高ミュージアムNo24 「ヒガンバナ」.pdf
佐高ミュージアムNo25 「オニビシ」.pdf
佐高ミュージアム③
生徒の皆さんには、勉強に飽きた時にでも、読んでいただければ幸いです。
佐高ミュージアムNo16 「トウキョウサンショウウオ」.pdf
佐高ミュージアムNo17 「トウキョウサンショウウオ」その2.pdf
佐高ミュージアムNo18 「クワの実」.pdf
佐高ミュージアムNo19 「ウンキュウ」.pdf
佐高ミュージアムNo20 「SPP活動」.pdf
臨時休業6日目(在宅勤務について)
本校では、本日から一部の教員の「在宅勤務」を開始しています。これは、本県の方針により、出勤による感染をできるだけ防ぐことなどから、一定程度の職員が出勤していない状態を確保するため、所属長(本校では校長)は在宅勤務を命じることができることとなりました。
これを受けて、本校では、全職員を3分割し、順番に在宅勤務とすることにしました。これにより、本来、学校で行う業務(教材研究等)を自宅で行うことになります。
これは通常の勤務の一形態ですが、「特別休暇」(臨時休業に伴い、子の世話を行う職員が、勤務しないことがやむを得ないと認められる場合)や通常の年休で、お休みをとる先生方もいます。これらを含めて、「一定程度の職員が出勤していない状態」を確保しています。
なお、在宅勤務に当たっては、中高それぞれの学年の中で3分割していますので、臨時休業中の学校(各学年)への問い合わせ等には、これまで通り対応できるようにしていますので、ご承知おきください。
SGHアドバイザー会議②
臨時休業5日目
管理棟、廊下、体育館、校舎の周りなどを中心に、9時から約1時間かけて掃除しました。見違えるように、すっきりきれいになりました。
大掃除に限らず、先生方に何かお願いしたりすると、全員が一致団結して動いてくれます。これはどの学校でもできることではないと思います。
この学校の素晴らしいところであり、先生方にはとても感謝しています。
佐高ミュージアム②
退屈したときにでも読んでいただければ幸いです。
佐高ミュージアムNo11「カエラー」.pdf
佐高ミュージアムNo12 「アライグマ」.pdf
佐高ミュージアムNo13 「昆虫食」.pdf
佐高ミュージアムNo14 「空飛ぶ種子」.pdf
佐高ミュージアムNo15 「大賀ハス」.pdf
SGHアドバイザー会議
本校のグローバル教育統括アドバイザーの小松俊明教授(東京海洋大学)と松金公正教授(宇都宮大学)にご参加いただき、テレビ会議システムを使って、遠隔会議を実施しました。初めての試みでしたが、予想以上にうまくいきました。
下野新聞社が取材に来てくれましたので、15日の新聞をご覧ください。
臨時休業4日目
佐野では、最大瞬間風速27.1メートルを記録し、観測史上最大を更新しました。
今朝、校庭を見回ったところ、校庭西側にある部室棟の前に置いてあったロッカーが強風で倒され、中に入っていた靴などが散乱していました。
そこで、先生方で協力して、直ちに復旧作業に取り掛かりました。
大勢でやると、あっという間にきれいになりました。
とりあえず、靴などは空いているロッカーに入れておきましたので、自分の持ち物がある場合は、後で確認してください。
また、校庭の周囲に、強風で飛ばされたものが散乱していましたので、先生方でゴミ拾いなどをして、きれいにしました。
この強風で、校門付近の桜の花びらは、ほとんど散ってしまったようです。
臨時休業3日目
明日(14日)は、本校のグローバル教育統括アドバイザーの小松俊明教授(東京海洋大学)と松金公正教授(宇都宮大学)にご参加いただき、「SGHアドバイザー会議」を開催する予定です。
そこで、実際につながるかどうか、同時に3か所からアクセスし、リハーサルを行いました。音声も明瞭に聞こえ、まるで、すぐそこで話されているような印象でした。 明日の開催に向けて、準備は整いました。
佐高ミュージアム①
そこで、2008年からの「すっかんぽ」を「佐高ミュージアム」に再編集して紹介してみることにしました。過去の情報ですが、現在でも、普通に読めたり、生徒の具体的な個人情報が載ってないものをセレクトしました。試しに、初期の10回分をアップします。
もし、生徒の皆さんで、退屈している人がいたら、読んでみてください。
佐高ミュージアムNo2「シロバナタンポポ」.pdf
佐高ミュージアムNo3「シュレーゲルアオガエル」.pdf
佐高ミュージアムNo4「アズマヒキガエル」.pdf
佐高ミュージアムNo5「ミシシッピアカミミガメ」.pdf
佐高ミュージアムNo6「ホウネンエビ」.pdf
佐高ミュージアムNo7「カブトエビ」.pdf
佐高ミュージアムNo8「三杉川・カメ」.pdf
佐高ミュージアムNo9「ツバメ」.pdf
佐高ミュージアムNo10「スズメバチ」.pdf
臨時休業2日目②
12:00頃、附属中のALT(栃木県外国語指導助手)であるラフレニエール・ボーニバル・アナイースさんに今年度の辞令を渡しました。平成29年8月から、連続して附属中のALTをお願いしており、辞令の任期は令和2年7月30日までです。
アナイースさんは、カナダのケベック出身で、英語だけでなくフランス語も話せます。
彼女は、とてもフレンドリーで、附属中生はアナと会話をするのをとても楽しみにしています。また、高校では、SGHクラブのフランス語班の指導もしていただいています。
(マスクを取って、写真撮影させていただきました)
アナから、皆さんにメッセージをいただきました。
I hope we will have fun learning English together !
臨時休業2日目①
臨時休業2日目
今日は、こんなことがありました。
まず、昨日に引き続き、午前中は、各部の打ち合わせ(生徒指導部、渉外部、SGH推進部)がありました。
その間、10時30分頃、この春の卒業生である坂井里衣(さかい・りえ)さんが、合格体験記を届けに来てくれたので、お話を聞くことができました。新型コロナの影響で、大学にはまだ行けてないそうです。
坂井さんは、横浜市立大学国際教養学部にAO入試で合格しました。同学部は非常に人気が高く、定員25名のところ、200名以上が受験しました。AO入試は、志望理由書や高校での課題研究の内容(ともに2000字程度)に加え、プレゼンテーションや面接などで合否が決まります。
私は、佐高のSGH成果発表会には毎年参加していたので、坂井さん達の研究はよく知っていました。彼女達は、SGHクラブに所属し、「日本と台湾の過疎地域の活性化」をテーマに、2年間にわたって、台湾や茂木町でのフィールドワークを行い、研究をまとめました。その研究成果は、本校のSGH成果発表会を始め、立教大学での発表会や地理学会など、多くの場面で発表してきました。その甲斐あって、AO入試の面接では、単なる質問に答えるというより、研究内容に関するディスカッションが行われ、研究する者として対等に扱ってもらえた、と感じたそうです。本校での活動を通して、質問力や、チームで研究に取り組む力などがついた、と話してくれました。
大学では2年生に進級するときに、都市学科を選択し、インフラや経済効果に注目した町づくりについて学びたいそうです。
坂井さんを始め、卒業生の皆さんの活躍を期待しています。
臨時休業1日目
午前中、中高の先生方は、進路指導部、学習指導部、特活部といった校務分掌ごとの打ち合わせを行いました。本校は、中高一貫ですので、各部には中高それぞれの先生が所属しており、連携しながら仕事をしています。午後は、今年度、佐野高校・同附属中に異動してきた先生方の研修などを行いました。また、5月中に予定されていた各種の行事をどうするか、授業の遅れをどうやって取り戻すか、などの多くの課題について、検討をしていました。授業がなくても、先生方はいろいろな仕事をしています。
私は、生物が専門で、特に、両生類(カエルやサンショウウオ)に興味があります。県南の佐野市や栃木市には、トウキョウサンショウウオという両生類が生息していて、主に1月から4月にかけて産卵します。
雨が降った日の夜などは、産卵がみられることがあるのです。
産卵のために山から下りてきたトウキョウサンショウウオ
この話は長くなるので、今日はこれくらいにします。
中高合同入学式
○それは、「恐れずに挑戦してほしい」ということです。皆さんは、それぞれの目標や希望の実現に向けて勉学に、スポーツや文化活動に打ち込もうという意欲を持っていることと思います。しかし、現在、新型コロナウイルスの感染者は、世界全体で100万人を超えるなど、猛威を振るい続け、長期戦の様相を呈しています。私たちの周りでも、東京オリンピック、パラリンピックの延期を始め、外出の自粛、海外研修の中止、様々な部活動の大会の中止、など、自由にやりたいことができない、といった閉塞感に包まれています。もちろん、最優先すべきは人の命ですが、こうした状況が長く続くことによって、皆さんの頭や心、体が、内向きな気持ちに染まってしまうことを私は危惧しています。感染が収束するまではじっと我慢して待つしかない、という諦めに似た思いもありますが、皆さんの頭や心、体の成長は、待ってはくれません。たとえ、勉学やスポーツ、文化活動が、思うようにできないことがあったとしても、それぞれの目標や希望の実現に向けて、恐れずに挑戦し、自分の人生を自分で切り拓くことを怠ってはいけないのです。
グローバル化は、感染症の急激な拡大に伴う難しい課題をあらためて世界に突き付けていますが、今、必要なのは「グローバルを怖れない人材」であると私は考えています。現在の危機的な状況は、永遠に続くものではありません。必ず終わりがあり、そこには新たな世界観が生まれているはずです。本校は、そうした新たな世界への皆さんの挑戦に応えることのできる学校でありたいと思っています。
校長室だより始めます
令和2年4月1日に、佐野高校・同附属中学校の校長として着任した青柳育夫と申します。本校の良さをより知っていただくため、新年度より、「校長室だより」のコーナーを作りました。
まずは、最初は自己紹介を兼ねて、私と佐野高校・同附属中学校との関わりからお話します。
私の出身は、県北の大田原市(大田原高校)ですが、新採用で佐野高校への赴任を命ぜられ、まず、8年間勤務しました。その後、小山西高での8年間の勤務を経て、栃木県教育委員会で高校再編推進担当及び中高一貫教育校設立準備担当(6年間)となり、佐野高校中高一貫教育校の設立準備などに携わりました。その後、同附属中学校が開校した平成20年度に佐野高校に異動し、29年度までの10年間勤務しました。その間、佐野高校は、中高一貫教育校、男子校から男女共学の進学校へと大きな変化を遂げました。また、平成28年度から文部科学省のSGH(スーパーグローバルハイスクール)の指定を受けました。その後、平成30年度、再び、県教育委員会で高校再編推進担当(主幹)となり、2年間の勤務の後、今年度、佐野高校への3度目の赴任となりました。佐野高校には計18年間勤務しましたが、さらに、県教育委員会で中高一貫教育校に関わった8年間を加えると、合計26年間、本校の教育活動に関わってきました。私にとって、佐野高校・同附属中学校は母校以上の存在です。教師としての私のほとんどは、佐野高校でできている、といっても過言ではありません。
こうして私は、佐野高校・同附属中に使命感と「宿命」を感じながら、着任しました。
特にありません。