校長室便り

2022年1月の記事一覧

【中2】「数理探究」野鳥観察

1月17日(月)・19日(水)に、中学2年2組と3組の「数理探究」(神戸先生、清水先生、田所先生)で野鳥観察を行いました。秋山川と菊沢川の合流点付近で、カモ類を観察することが出来ました。

以下の図の赤線が観察ルートです。これによって、人家付近の野鳥、川にいる野鳥、空を飛んでいる野鳥などを観察することが出来ます。うまくすれば、20種類程度の野鳥に出会うことが出来ます。


今年は、カモ類(マガモ、コガモ、カルガモ)が多数、飛来していました。





生徒たちは、特にマガモのオスの緑色光沢のある黒い頭に歓声を上げていました。




くちばしの先端のみが黄色いカルガモも多く見られました。年によっては、50羽以上いることもありますが、今年も30~40はいたのではないかと思います。


近くの建物の上に留まっているダイサギです。他にも、カワウアオサギなども水鳥を見ることが出来ます。カワセミを見ることが出来た生徒もいたようです。



生徒たちは、野鳥観察をとても楽しんでいました。

【高1】「英語表現」の授業見学(川俣先生)

1月18日(火)4限目、1年3・4組(3分割)の「英語表現」の授業(川俣先生)を見学しました。今日から「SDGsを呼びかけるCMをつくろう!」が始まりました。

3学期の「英表」は、SDGsに関連する文章を読み、そのテーマに関してディスカッションを行っています。そこで、3学期のパフォーマンステストとして「SDGsを呼び掛けるCM」を作ります。今日は、CMづくりのルールとお手本が示されました。


CMづくりの主なルールは、以下の通りです。
・CMの時間は1~2分程度
・2人もしくは3人で作成し、全員が必ず英語でやりとりをする。
 (寸劇、ニュース番組、インタビューなど)
・テーマはSDGsに関連するもの
・内容は、「現状の課題」「解決策(=提言)」の2つを必ず含める

そして、お手本です。
川俣先生とALTのクロイ先生による寸劇風のCMです
面白そうですね。ちょっと見てみましょう!













お見事です。お二人の名演技が光ります。

これで、1分14秒です。内容的には、だいたいこれで平均レベルだそうです。
「現状の課題をもう少し詳しく言えると、よりよいCMになるでしょう。」ということでした。

動画で見たい人は↓
SDGsを呼び掛けるCM
(川俣先生の許可を得てアップロードしました)

さて、ここから作業開始です。
まずは、CM作成のチームを作ります。




すぐにチームが出来ました。だいたい2人組です。
さっそく、CMの構想を練り始めました。







皆さん、楽しそうにどのSDGsの目標にするか考えています。


どのチームも、わりとすんなりテーマが決まりました。
このあと、約2時間かけて、Script を作成し、ギガタブレットで撮影・編集などを行い、発表となる予定です。


このパフォーマンステストは、1年生全員が取り組みます。どんな仕上がりになるか、とても楽しみです。

英語を使ってSDGsについて深く考え、行動するきっかけにもなる素晴らしい取組だと思います。このオリジナル企画が、大いに盛り上がることを期待しています。

【中学】「科学の甲子園ジュニア」全国大会

1月17日(月)16:30~ 「科学の甲子園ジュニア」全国大会の結果発表がオンラインでありました。開校以来初めて出場した全国大会でしたが、残念ながら入賞は果たせませんでした。しかし、全国の名だたる学校が勝ち上がってきたこの舞台に立てたことを称えるべきでしょう。よく頑張りました。

参加者全員に送られたウインドブレーカーを着て、最後の記念撮影をしました。

全国大会の参加校名が流されました。本校名も燦然と輝いていました。



最後に、チームリーダーの松葉君から、みんなの力でここまでこれたことを感謝する言葉と高校での科学の甲子園でリベンジする決意が述べられ、今日でチームは解散しました。お疲れさまでした。

身近な風景 ~トウキョウサンショウウオの初産卵

1月16日(日)17時30分頃、トウキョウサンショウウオの産卵地へ行ってみると、ちょうど産卵していました。今年の初産卵です。例年よりかなり早い時期の産卵です。

青白く見えるものが、卵のう(卵が入った袋)です。

身近な風景 ~渡良瀬遊水地

1月16日(日)午後、お気に入りのウォーキングコースの一つである「渡良瀬遊水地」コース(約8Km、2時間)を歩きました。

赤い線が実際に歩ったコースです。


遊水地は、この時期、ほとんど水はありません。水が残っているところに水鳥たちが集まっています。

渡良瀬遊水地(2022.1.16).pdf

ダイサギとカワウがエサを探していました。


黒い点々がすべて水鳥です。ほとんどカワウです。かなりの数です。


カモ類もたくさんいますが、日向ぼっこをしているようです。


バードウォッチングを楽しむ人たちも大勢いました。



来週は、中学2年生の数理探究で野鳥観察があります。こうした水鳥たちの姿も見ることが出来るのではないでしょうか。楽しみです。



今日は風もなく、暖かかったので、絶好のウォーキング日和でした。



16時30分、空には、月が登っていました。

身近な風景 ~蝋梅(ろうばい)

1月16日(日)午前、鹿沼市上永野にある「蝋梅(ろうばい)の里」に行ってきました。花びらが蝋細工のように見えることから蝋梅の名が付いたと言われています。

「蝋梅の里」には、4種類の蝋梅があり、11月から3月まで楽しめるそうです。
数日前の新聞で紹介されていたので、来てみました。


梅の字がついていますが、バラ科の梅や桜とは違い、ロウバイ科です。日本には観賞用として江戸時代に中国からもたらされました。






まだまだこれからといった咲き具合でした。

【高1】「数学A」の授業見学(松井先生)

1月14日(金)6限目、高校1年2組の「数学A」の授業(松井先生)の後半を見学しました。単元は、「約数と倍数」で、倍数の判定方法素因数分解でした。

隣り合った2人がペアとなって、授業が進んでいきます。
生徒は、事前に配られたプリントを家でやってくることになっており、授業では、まず、ペアの生徒同士で、答えを確認したり、わからないところを教え合ったりしていきます。松井先生も巡視をしながら、質問に答えたりしています。


分からない問題でもペアには聞きやすかったりするので、わからないところをわからないままにしてしまうことが、なくなっていきます。一方、できる生徒も、人に教えることで、より理解が深まったり、定着したりします。


指名された生徒が黒板に解答することもあります。



こうした学習方法は、最初から最後まで一斉に同じペースで授業を進めるのではなく、個々の学習状況に応じて、個々が考えたり、ペアに聞いたりする時間が確保されています。松井先生は、誰一人取り残さない「個別最適な学び」を目指して授業を進めていることを感じました。

【中3】「英語」の授業見学(栗原先生、クロイ先生)

1月14日(金)6限目、中学3年3組の「英語」の授業(栗原先生、ALT:クロイ先生)の前半を見学しました。単元は、「 If the World Were a Village  of  100 People 」(世界がもし100人の村だったら)です。世界の現状を知ることを学びます。


栗原先生は、いつも流ちょうな「オールイングリッシュ」で進めており、生徒たちはいつの間にか、栗原World に引き込まれています。

この単元では、仮定法を使った文章を作ります。仮定法は以前は高校から学んでいましたが、今では中学から出てくるようになりました。「If  ~ の文章では、必ず過去形の動詞を使うこと」がポイントのようです。栗原先生の言葉に力が入ります。


ALTのクロイ先生が、If 文の疑問文を読み、生徒が答えたりしています。
クロイ先生の英語はわかりやすく、話す速度も絶妙です。


様々な分野で、世界がもし100人の村だったら、それぞれ何人かを文章から読み取って、教科書の空欄に数字を入れていきます。自分で入れた数字を隣の生徒と確認し合います。例えば、Education (教育)では、100人中86人が読み書きができ、14人ができません。





*今日の授業では、「仮定法の文章のつくり方」と「世界の現状を知ること」が、うまく溶け合い、落ち着いた雰囲気の中で、好奇心を育んでいるように感じました。

【中1】「社会」の授業見学(宍戸先生)

1月13日(木)7限目、中学1年3組の「社会」の授業(宍戸先生)を見学しました。今日は、3学期最初の授業ということもあり、「特別授業(現代社会編)」が行われました。

本日の特別j授業: 現在注目の「ショート動画」を知っている?


→15秒のショート動画が人気の秘密や収益について知り、最後には、どうやったらショート動画を使って稼げるか、班ごとにアイディアを考えました。

まずは「ホップ」。ショート動画のアイコンショート動画の歴史を学びます。これは、いまや「世界の常識」だそうです。


次が、「ステップ」(ショート動画の特徴を探る)、最後は、班ごとに収益の上がるショート動画のアイディアを練る「ジャンプ」と続きます。


実際に、人気のあるショート動画を見て、どんな特徴があるのか考えます。


どうやったらショート動画を使って稼げるか、戦略を考えます。


15秒の「高速天気予報」など、なるほど、と思わせるアイディアを考えた班もありました。

*「ショート動画」という切り口で、現代社会のトレンドを理解できる素晴らしい授業案だと思いました。これはもう「世界の常識」ですね。
それを楽しく理解できる宍戸先生のオリジナル授業案は、さすがです。

【中学】「ビブリオバトル」3回戦

1月13日(木)朝8時15分から、中学生の全学年で「ビブリオバトル」3回戦が行われました。

「ビブリオバトル」3回戦のDVDのメニュー画面です。


学年ごとに、各クラスの代表の3名のプレゼンを教室で視聴し、誰が良かったかを選びました。なお、昨日収録したプレゼンのDVDをクラスごとに再生して実施しました。ここでも電子黒板が大活躍しています。

<1年生>




<2年生>




<3年生>




*後から、DVDで全員のプレゼンを視聴しました。どのプレゼンターも自信を持って堂々と発表していたのが印象的でした。どの本も「読んでみたいな」という気持ちになりました。さすがにクラス代表だけあって、説得力がありました。とても楽しいプレゼンでした。

【高1】「数学A」の授業見学(中條先生)

1月12日(水)7限目、高校1年3・4組(3分割)の「数学A」の授業(中條先生)を見学しました。単元は「約数と倍数」倍数の判定法でした。

中條先生は、授業にICTを取り入れるのが得意で、今回も電子黒板をうまく使って説明をしていました。電子黒板が入っていなかった時は、プロジェクターの画面を選択3教室の壁面に映して授業を進めていましたが、それに比べると、この電子黒板の威力は絶大です。

生徒は、隣り合ったペアで、わからない問題を教え合ったりしています。
個々が考えたり、教え合う時間を確保しつつ、電子黒板を効果的に活用し、生徒が「なるほど」と腑に落ちる瞬間を感じられるよう、授業を進めています。

中條先生は、誰一人取り残さない授業を目指していますが、数学が好きな生徒も育てています。授業が終わっても、質問に来る生徒がいました。

【中3】漢典コンクール

1月12日(水)今日の放課後は、中学の全学年で「漢典コンクール」がありました。直前の7限目の「学活」の時間の一部を使って、「漢典コンクール」の勉強をしていました。

漢字が大好きな生徒もいます。3年2組の武藤優和君です。彼は、独自に「漢字検定2級」を受験し、合格しています。漢検2級というと、高校卒業、大学レベルで、合格率は20%程度だそうです。


ちなみに、青木さんはソロバンと暗算が1級だそうです。そのおかげで、頭の回転が良くなり、ディベートに役に立っているそうです。


皆さんの「漢典コンクール」での合格(8割以上正解)を期待しています。

【中2】英語の授業見学(富永先生)

1月12日(水)6限目、中学2年2組の「英語」の授業(富永先生)を見学しました。新年の最初の授業として、冬休みに体験したことを英語で相手に伝えていました。

お正月の食べ物など、日本の伝統文化について考えながら、いつの間にか、それを英語で表現することに、つなげていました。



2人組となり、冬休みの体験を交互に話しています。英語が得意な生徒も苦手な生徒も、物おじしないで話すことができるところが素晴らしいと思いました。


最後に、「おみくじ」で指名された生徒が、発表していました。



自分たちの体験を英語で表現することで、楽しい雰囲気の中で、英語を学んでいました。

【中1】英語の授業見学(高木先生)

1月12日(水)5限目、中学1年2組の「英語」の授業(高木先生)を見学しました。今日は、初詣に関する単元でした。新年にふさわしいタイムリーな内容ですね。

授業では、まず、お寺(Temple)と神社(Shrine)は、どう違うのかを生徒同士で説明しています。

お寺と神社の違いは、宗教の違いでもありますが、日本の文化の特徴として、それらが混然一体となって溶け込んでいることを、高木先生は自らの体験談を交えながら、楽しく伝えていました。生徒たちも「なるほど、そうだよね」と納得していました。

そうした切り口から「初詣」について考えてみると、初詣は地元の神社に行ったりするローカルな行動ですが、多様な宗教が一体となったグローバルな文化なのかもしれませんね。面白いテーマの単元でした。生徒も興味を持って英語で表現しようとしていました。



また、この授業でも、電子黒板が日常的に使われているのが印象的でした。

【中1】数学の授業見学(安藤先生)

1月12日(水)5限目、中学1年1組の「数学」の授業(安藤先生)を見学しました。「空間の図形」という単元に入ったところで、同じ仲間と思われる図形をグループ分けしていました。

ちょうど見学した時は、教科書に載っている10個の図形をどうしたら2つのグループに分けることができるかを考えていました。

まずは、一人一人で考えます。


次に、近くの生徒と自分が考えた分け方を説明しています。


何人かの生徒が指名されて、2つのグループの分け方を発表しています。


電子黒板とデジタル教科書を効果的に使って、授業を進めていました。
電子黒板がかなり横長なので、教科書が見開きの状態て投影できるところが、使いやすそうです。今日の授業は、空間の図形の導入に当たる内容ですが、生徒は皆、興味を持って取り組んでいました。

【中学】ビブリオバトル3回戦(収録)

1月12日(水)、明日は中学生の「ビブリオバトル3回戦」が行われます。各学年で、クラス代表がプレゼンをします。そのため、今日の放課後、生徒会室で全発表者のプレゼンを収録しました。これを学年ごとにDVDにし、明日の朝、各クラスで視聴して学年の代表を決定します。

こんな感じで収録しました。


<中学の生徒会役員>

今回の「ビブリオバトル」は、「ビブリオ紗季」こと山口紗季さんの選挙公約をもとに、中学生徒会が企画・運営し、図書委員会とも連携して実施しています。

明日の3回戦を楽しみにしています。

【中学】生徒会役員選挙活動

1月11日(火)、今日から、中学校の生徒会役員選挙の選挙活動が始まりました。20日(木)の立会演説会及び選挙に向けて、朝の登校時などに、熱の入った選挙活動が行われます。



【中高】始業式の大掃除

1月7日(金)、今日から3学期が始まりました。朝のホームルームの後は、全員で大掃除を行いました。庭掃除では、冬休みの間に溜まっていた枯れ葉や生えてきた雑草などを綺麗にしてくれました。朝の寒い中、自分たちで考えながら、掃除をしていました。


身近な風景 ~夜の「朝日森天満宮」

1月5日(水)、今日はいくつかの部活動の「初詣」を紹介しました。しかし、夕方18時を回ると、もう真っ暗で、参拝客の姿は見られません。一方、参道沿いの灯篭の灯りは、暗くなるにつれて鮮やかに輝いてきます。今日の最後に、夜の「朝日森天満宮」の美しさを紹介します。


大鳥居をくぐると、社殿へと続く石畳が明るく照らされています。


奥に進むと、灯篭の大きさが大きくなっています。社殿に近づいていることを示しているのでしょうか。


門の中に入ると、社殿や「なで牛」がライトアップされています。これだけ明るければ、夜の参拝も可能です。


帰り道、西の空には、三日月が冷たく輝いていました。すぐ上に見えるのは木星のようです。さすがに、冷え込んできました。明日は、降雪があるとの予報もあります。一年で一番寒い頃なのかもしれません。