校長室便り

2021年9月の記事一覧

【中高】いじめ・教育相談アンケート結果

8月27日に実施した「いじめ・教育相談アンケート」の集計結果を公表します。

R3.8.27 いじめ・教育相談アンケート集計結果(高校).pdf
R3.8.27 いじめ・教育相談アンケート集計結果(中学).pdf
R3.8.27 いじめ・教育相談アンケート・自由記述.pdf

なお、生徒が回答したアンケートについては、担任、生徒指導部長、教頭、校長が全て目を通し、内容によっては本人から直接話を聞いたり、アドバイスしたりしています。

【中3】数理探究「佐野の地層と成り立ち」

9月15日(水)1・2限目、中学3年2組の数理探究は「佐野市葛生化石館」学芸員の奥村よほ子先生による「佐野の地層と成り立ち」と題する特別授業がありました。


まずは、「佐野周辺の地質」についての説明から始まりました。




石灰石は、世界ではどのように利用されているのでしょうか?




佐高の前庭には。石灰石の標本があります。今から10年前、「創立110周年記念モニュメント」として作成されました。


このモニュメントには、葛生から産出するすべての石灰岩が含まれています。



モニュメントの案内プレートは、奥村先生に監修していただきました。


こうした石灰岩は、もともとは海に棲んでいた炭酸カルシウムでできた殻を持つ海生生物の遺骸が集まってつくられたものです。葛生の石灰岩は、今から約2億6000年前に、熱帯地域の海で生息したフズリナやウミユリなどの生き物によって作られました。プレートテクトニクスによって、はるばる佐野にたどり着きました。


佐野市で発見された化石たちのお話もありました。




最後に、学芸員というお仕事について、説明してくださいました。






現在の奥村先生の御研究についてです。


最後は、佐野で産出する化石の観察を行いました。フズリナとウミユリの化石を用意してくださいました。






講話の最後に、質問コーナーがありました。




クラス代表からのお礼の言葉です。ありがとうございました。


使ったルーペなどはアルコール消毒をして返していました。


終了後も奥村先生への質問や化石の勉強をするにはどうしたらよいか、など興味深いお話がありました。


以上、今日のご講話を振り返ってみました。とてもためになった時間でした。
本当にありがとうございました。

明日は、3年1組と3組で、特別授業を行う予定です。

【中学】速報「科学の甲子園ジュニア」全国大会出場決定!

令和3(2021)年度、第9回「科学の甲子園ジュニア」栃木県大会で、「佐野高等学校附属中学校A」チームが、総合成績で第1位となりました。
その結果、令和3年12月3日(金)~5日(日)に行われる全国大会兵庫県にて開催)への出場が決定しました。本校始まって以来の快挙です。おめでとうございます。

「科学の甲子園ジュニア」栃木県大会は、8月28日(土)、県内3会場で実施され、20チームが参加しました。今年度は、コロナの影響で、急遽、実技競技がなくなり、筆記競技だけの勝負となりました。本校からは、AチームとBチームの2チームが参加しました。

9月14日、成績が公表され、Aチームは全国大会に出場できることとなりました。
全国大会での健闘を祈っています。2チームともよく頑張りました。

「佐野高等学校附属中学校A」:総合1位(筆記競技178点/300点、平均132.1点)
「佐野高等学校附属中学校B」:総合9位(筆記試験144点/300点、平均132、1点)


【中2】企業へのオンライン・インターンシップ

9月14日(火)6・7限目、中学2年生の総合の時間に「CORPORATE ACCESS(コーポレート  アクセス)」と称する「企業へのオンライン・インターンシップ」プログラムに取り組みました。

例年だと、中学2年生では、2学期中に「マイチャレンジ(職場体験)」を実施していますが、今年度は新型コロナの影響で実施することが出来ません。

そこで、教育と探究社が開発した「探究学習プログラム」の一つである企業探究コース「コーポレートアクセス」を導入し、オンライン・インターンシップ(職場体験)を実施することにしました。

このプログラムは、今年度、全国37都道府県265校、4万5,000人の中高生が受講していますが、栃木県では本校が初めての導入です。→ クエストエヂュケーション



本プログラムには、以下の4つのステップがあります。

1 活動の準備(本時)

生徒は教室で、各企業のインターン募集動画をみます。動画では各企業の社員が、自社の事業内容や企業理念、文化や魅力について語り、自社へのエントリーを呼びかけます。生徒は自らが志望する企業を決め、企業ごとに4~6人程度でチームを編成。リーダーやチーム名、目標を決めて共に課題に取り組むチームが形成されます。

2 会社の仕事をする
→自らのインターンする企業がどのような活動をしているのかリサーチをしたり、アンケート調査を行います。生徒たちはチームで話し合い、毎日通うコンビニで企業の商品を見つけたり、自分たちの足と目を使って情報を得ていきます。

3 
ミッションに取り組む
企業からのミッションを受けとり、チームで取り組みます。ミッションは例えば大和ハウスの場合、「人が生きる原点を支える新商品」を提案すること。これは、同社の企業理念「共に創る。共に生きる。」を反映したもの、まさに社員が本気で取り組むような内容です。生徒たちは意見を出し合って、具体的な案に落としこみ、企画をまとめあげていきます。

4 
プレゼンテーションをする
→自分たちのオリジナルの企画を、どのように提案したら最も効果的に人に伝わるか、構成や演出を考えます。各教室で発表会を行い、生徒同士で審査し振り返ります。


今日は、まず、企業(12社)のインターン募集動画を見て、自分がどの企業にインターンするかを決めました。各動画は2分程度の長さです。




生徒は、事前に家庭で、12の企業から興味のいある企業を4つ選んで、インターネットで調べてきており、それに加えて、インターン募集動画を見て、自分がインターンする企業を決めました。



石塚先生がコーディネーター役で、Zoomで各クラスに作業の指示をしていました。






生徒は、エントリーシートに、インターンシップを体験したい企業を第2希望まで記入します。また、志望の理由や自己アピールを記入します。


この結果をもとに、来週の総合の時間では、同じ企業を志望する者同士で、4~6名程度のグループが発表されます。クラス横断でグループを作ります。12の企業、どれも魅力的ですが、来週は一つに絞り込んだ企業について、オンラインでインターンシップに参加し、会社の仕事を体験していきます。

とても面白そうなプロジェクトですね。来週も楽しみにしています。

【中3】修学旅行 奈良おすすめコースプレゼン大会

9月14日(火)6・7限目、旭城ホールで、中学3年生は「奈良おすすめコースプレゼンテーション」を行いました。

中学3年生の修学旅行(広島・京都・奈良方面、3泊4日)の2日目の奈良コースは、3つのコースに分かれて見学します。そのため、各クラスから選ばれた6グループの発表が見て、良いと思う順に数字を入れ、見学するコースを選びます。










それぞれに思い入れやこだわりがありました。どれも甲乙つけがたい感じがしました。
最後に、中3の担任団からもプレゼンがありました。


星野先生のプレゼンです。「大人のしっとり奈良コース」というタイトルで、薬師寺、唐招提寺、東大寺について、紹介していました。


次は柾木先生です。タイトルは「京都もつまむ奈良コース」で、法隆寺、東大寺、平等院の3つを紹介していました。

先生方のプレゼンも含めて、明日、投票となっているようです。果たして、どの班のプレゼンが一番、皆さんの心をつかんだでしょうか。楽しみです。