栃工トピックス

2019年12月の記事一覧

晴れ 栃工の未来(タイ王国ボランティア交流研修②)

12月9日(月)の活動状況です。

 第27回タイ王国ボランティア交流研修(2日目)の活動報告です。
 今日はタイの歴史文化研修の日です。世界遺産アユタヤ遺跡群で4つの寺院を視察してきました。
 1350年にアユタヤ王朝は開かれ417年間、35代の王が君臨し発展しました。チャオプラヤ川による交易が盛んで、アジア諸国との国際貿易都市として栄えました。しかし、1767年ビルマ軍に侵攻され崩壊しました。
 戦火で焼け朽ちてしまったアユタヤの史跡群を視察し、かつてのアユタヤ王朝の繁栄と仏教文化の偉大さをイメージするとともに、世界遺産として現在も私たちに歴史から学ぶことの重要性を再確認することができました。

①ワット・ロカヤ・スター



②ワット・プラ・シーサンペット

③ワット・プラ・マハタート
 菩提樹の根に包み込まれた仏像
④ワット・ラチャプラナ


 佐藤様宅を訪問
 本校の活動で、車椅子修理活動の工具のお預かりいただいている佐藤正喜様を訪問。
いつものお礼と今後の協力についてお願いしました。
佐藤様は30年ほど前からタイに在住で様々な福祉活動に関わるNGO活動に取り組んでいらっしゃいます。
 
 佐藤様は車椅子の仕事にも関わっているそうで、これからの車椅子の性能アップについても話をしてもらいました。

星 栃工の未来(タイ王国ボランティア交流研修①)

12月8日(日)の活動状況

第27回タイ王国ボランティア交流研修(1日目)の報告です。
①4:30集合 5:00学校出発
 14名が参加
②成田空港にてチェックイン
車椅子14台を預けます
③バンコクスワンナプール国際空港
 
 バンコクの空港までトチギ旅行開発 戸林様が添乗してくれました
 現地移動は貸切バスです
④ジャスミンリゾートホテル到着
 ホテルレストランにて夕食
⑤ミーティングの様子
 
    活動をサポートしてくれるサイワルンさん(左)とパンにーさん(右)
 参加者全員が今回の活動を通しての各自の目的を発表しました。積極性、考えること、コミュニケーションの取り方など共通の目的を確認し合うことができました。

花丸 栃工の未来(復興に向けて 6日 他校での実習)

12月6日(金)の活動
他校の施設を借用しての実習
 本校は期末試験が昨日で終了しましたが、試験中で実習工場があいている真岡工業高校と足利工業高校にお願いし、実習施設をお借りすることになりました。
①機械科3年2組
 真岡工業高校にて機械実習(旋盤作業)を実施しました。

 作業服でバスに乗り込みました。
 8:00出発 
 真工高の機械工場にて技術コンクール(旋盤部門)を実施しました。
真岡工業高校の皆様には、日程調整や準備協力などありがとうございました。

 機械科3年1組は1月8日(水) 3学期始業式終了後に真岡工業高校に出向く予定です。

②電気科3年
 足利工業高校にて電気実習を実施しました。

 集合時間前に全員バスに乗り込み8:00出発
 特殊な実験装置による電気実習などが実施されました。
足利工業高校の皆様には、日程調整や施設の使用など協力ありがとうございました。

 情報技術科と電子科は情報技術科の実習装置・機器を使用し、校内で実習が可能です。
機械科と電気科の1・2年生につきましては、3学期に他校での実習を計画中です。
 多くの方々からのご支援により栃工の教育活動は成り立っています。
 頑張ろう栃工!

NEW 栃工の未来(復興に向けて 5日の状況 ストーブの準備)

12月5日(木)の活動状況
 ①栃木工業高校の実習棟の新築について新聞報道がありました。
12月4日(水) 県の一般会計補正予算案が発表され、本校の実習棟の新築設計費が盛り込まれました。2メートル程度かさ上げして新棟を建て、2020年の12月からの使用を目指すとの内容でした。
 本校は早い段階での復旧と施設設備のさらなる充実を目指しています。

 ②ストーブの設置が始まりました
 校長室も新規購入したストーブが設置されました。
 いよいよ冬本番を迎えます。

 ③他校の設備を借りての実習が行われます
 12月6日(金) 機械科3年2組 真岡工業高校にて
   実習内容 技術コンクール(機械加工 旋盤)を予定しています。

 12月6日(金) 電気科3年 足利工業高校にて
   実習内容 同期発電機平行運転
        コンデンサの充放電
        ボールギャップ実験 3班で3テーマの実験を行う予定です。

 貸し切りバスで栃工から各学校へ移動します。各高校のご厚意で施設設備を使用させてもらうことになります。ありがとうございます。

会議・研修 栃工の未来(復興に向けて 12/3電気計測機器の更新)

12月3日(火)の活動状況
 
 電気科で使用する計測機器の更新について
電気科では1年生から一クラス40人が一斉に実験をするための計測器が揃っていました。
今回の水害で、ほとんどの計測機器が水没し、泥にまみれてしまいました。栃工の復旧には、使用できなくなった実験機器を新しいものに更新することが必要です。電気科の先生方が必要なものをリストアップし、購入の準備をしているところです。そして、優先順位の高いものから順次発注する予定です。生徒の皆さんは、近い将来、購入した新しい装置で実習ができることを楽しみにしていてください。
 ↓ 被災した主な測定機器です。
 
   直流電圧計84台          デジタルマルチメータ41台
 泥水をかぶった直流安定化電源装置 
 被災したデジタルオシロスコープ41台

 栃工高は復興に向け また一歩前進です。
今後、実習工場の機械や装置も徐々に更新されていきます