栃工トピックス

2019年12月の記事一覧

晴れ 栃工の未来(復旧に向けて 25日 工事の準備)

12月25日(水)の活動状況
 浸水した実習工場の改修工事に向けて仮囲いが始まりました。

①工事予定実習室の機器を搬出しました。
 
 電気科 電気工作室の旋盤、折り曲げ機、バンドソーを搬出しました。
慣れ親しんだ実習機器が搬出され、トラックで去って行く姿は寂しさを感じさせるものがありました。

②グラウンドの土が一部搬出されました。
 
③新しい自動販売機が設置されました。
 保健室前と生徒玄関前に新しい自動販売機が設置されました。
保健室前は被災した部室の廃棄物や机椅子などが置かれていましたが、サッカー部の協力により全て移動してくれたことで、自販機を設置することができました。
 サッカー部の皆さん大変お世話になりました。
 

③学校、教育委員会施設課、工事業者による工事全般に関する打ち合わせが実施されました。

 今日も復旧に向かい一歩前進! 

晴れ 栃工の未来(復旧に向けて 24日 備品の搬入)

12月24日(火) 復旧状況
 職員室・事務室 教職員用の机と椅子、ロッカーが搬入されました。
  
コピー機や印刷機はすでに導入されており、順次応接室や校長室のテーブルや椅子が搬入される予定です。

 体育館の集会用パイプ椅子は、被災後すぐに自衛隊が洗浄してくれましたが、座面の水が完全に乾燥していなかったため、終業式後退場する際に、全生徒が一人2脚教室前廊下に移動し、冬休み中乾燥されることになりました。
  
 1/8 始業式に体育館に戻す予定です。 

 体育館のフロアを保護するための体育館シートは、12/22(日) 野球部の協力により水拭き、から拭き掃除をしてもらい、体育館で乾燥させています。集会などで使用できるようになりました。
  

 生徒のみなさん ご苦労様です。 
 使えるものは洗浄消毒し、利用する。 皆さんが実践してくれています。

津山工業高校から義援金とメッセージ

◆岡山県立津山工業高校から義援金とメッセージ

 岡山県立津山工業高等学校・生徒会より、今回の本校の台風水害についての「義援金」と「メッセージ」が届きました。メッセージとお手紙は、本校・生徒昇降口に掲示いたしました。
 津山工業高校の生徒会並びに職員のみなさま、大変ありがとうございました。

津山工業高校からのメッセージ

千塚小学校より大きな手作りメッセージボード

◆千塚小学校より大きなメッセージボードが届きました!

 スカイベリージャムレシピ活動で連携(れんけい)させていただいている栃木市立千塚小学校より、今回の台風19号による本校の災害(さいがい)に対して大きな手作りの「メッセージボード」を贈(おく)っていただきました。
 全児童・職員の方(約150名)からの、プログラミング講座(こうざ)でのお礼と共に水害のお見舞い(おみまい)や励まし(はげまし)のメッセージが、ひとりひとり自筆(じひつ)で花びらのカードに書かれています。さっそく、校内に掲示(けいじ)させていただきました。

 
               大きな桜の木がデザイン 3本とも満開
       
   
  立ち寄った生徒が見入ってる満開の花びらには、さまざまなメッセージが
 
   さらに木の根本には、たくさんの満開のチューリップ
千塚小学校からの贈り物
   幅2mを超える「春」がイメージされた、全校児童・職員のみなさんによる大作

「心のこもった感動的(かんどうてき)な贈り物(おくりもの)」~千塚小学校のみなさん、大変ありがとうございます!。

●関連情報

花丸 1学年PTA報告

12月18日(水) 14:10から 体育館にて
1学年PTAが実施されました。
 ①全体会
  今後の学校生活について、学習指導、生徒指導、進路について話がありました。
学年主任から学年の様子が説明されました。

 ②栃木県総合教育センター研修
  「思春期の子どもとの向き合い方」-わが子は思春期真っ只中- に関する学習会
  グループになってそれぞれのテーマについて話し合う活動ができました。
保護者の笑顔と明るく元気な話し声が体育館に響いていました。
 

 ③クラス懇談会
  
  水害後初めてのPTAでしたが、有意義な時間を共有することができました。

晴れ 栃工の未来(タイ王国ボランティア交流研修⑦)

12月14日(土)の活動報告

 午前中はバンコク王宮周辺の寺院の視察
 午後はショッピング、帰国の準備、そして、深夜帰国です。

①王宮周辺の寺院施策
 
     ワットポー視察            寝釈迦

②ワットアルン(暁の寺)
 
     チャオプラヤ川を船で渡り、トンブリ県のワットアルンを視察

③帰国の準備
 
バイヨークスカイレストランにて最終日の夕食  最上階回転展望台からの市内夜景 

④帰国
 
 スワンナプール国際空港 出国前の研修団メンバー

 タイ航空 24:00発 成田には日本時間7:45 到着、5時間40分の飛行時間でした。
成田空港には保護者が出迎えてに来てくれました。全員無事に帰国できたことに感謝しました。

 8日間の研修を通して、派遣団の生徒は多くのことを経験するとともに大きく成長することができました。
 大成功の第27回タイ王国ボランティア交流研修は、多くの支援者のもとに成り立っています。

 改めて関係諸機関の皆様に感謝とお礼を申し上げます。

 これからも栃工は成長し続けます。

晴れ 栃工の未来(タイ王国ボランティア交流研修⑥)

12月13日(金)の活動報告

 車椅子修理3日目、病院での交流会を実施しました
①交流会
 病院の小児科医病棟にて交流会を実施しました。
日本のアニメソングやAKB48の歌と踊りで会場を盛り上げました。音楽好きなタイ人は子供から大人、老人まで手拍子で盛り上げてくれ、笑顔に満ちあふれた楽しいに交流会になりました。
 
        小児科病棟 待合フロアで交流会を実施しました

           病院スタッフと子供たち・栃工生 

②車椅子修理3日目
 3日目を迎え、未整備の車椅子もダメージの大きなもが残っている状況でした。部品をとったりできる範囲での整備作業になりました。午後4時が作業終了というスケジュールでしたが、最後は手の空いてる生徒が作業分担で頑張り、何台か完成来ることができました。

 
        整備が終わった車椅子は依頼者に手渡されました
 
 昼食は病院の厚意によるもにです    病院内で宝くじを売る親子用に整備する
ソーシャルワーカーと栃工生 

晴れ 栃工の未来(タイ王国ボランティア交流研修⑤)

12月12日(木)の活動状況

 車椅子修理活動2日目の報告です
①車椅子修理活動
 車椅子修理活動2日目を迎えました。
8:30からスピーディーな準備で作業はスタートしました。各般ともにメンバーが作業を分担し、効率よく修理を進めました。フレームの溶接にもチャレンジする機会があり、実習で身につけた溶接技術を発揮してくれました。
 
  パンにーさんも作業を手伝います   工具を駆使し効率よく作業を進めます
 
   作業は病院のガレージを使用      フレームの溶接を行いました
  
昼食はカンチャナブリの名産春雨を使用したパッタイです。病院が用意してくれました。
   作業後の集合写真 2日目の修理台数は8台です。

晴れ 栃工の未来(タイ王国ボランティア交流研修④)

12月11日(水)の活動状況

 4日目の活動状況です。
 今日はマカラク病院で持参した14台の車椅子贈呈式や歓迎セレモニーのあと、車椅子の修理活動が始まります。
 昨日の段階で病院には47台の車椅子が近隣の病院から運ばれているそうです。いよいよ本番! 栃工生のチャレンジが味まります。
 昨日合流した、栃木県香港駐在員 毛塚さんも車椅子修理活動に参加してくれます。
 
カンチャナブリの宿泊ホテル      周辺の風景

 ①マカラック病院訪問・歓迎セレモニー


 病院関係者や地域の福祉団体が集合しました
 
栃工からは男体山の版画を送る 私たちのユニホームも記念に贈呈

②車椅子の修理活動
 修理依頼された車椅子

 車輪のリムさび取り

 
修理依頼に訪れた地域の方   香港駐在員毛塚様も修理活動に参加
 
4:00までチームで取り組み、7台の車椅子が再生されました

 
 車椅子修理活動を終えバスに乗り込む前の記念撮影

晴れ 栃工の未来(タイ王国ボランティア交流研修③)

12月10日(水)の活動状況

第27回タイ王国ボランティア交流研修3日目
①タイに進出した企業の工場視察(花王タイ工場)
  瀧さんから説明を受けるr
 
 記念の品を手渡す
  工場正面にて撮影
②カンチャナブリへ移動

③クウェー川鉄橋視察
 戦場にかける橋 
 

晴れ 栃工の未来(タイ王国ボランティア交流研修②)

12月9日(月)の活動状況です。

 第27回タイ王国ボランティア交流研修(2日目)の活動報告です。
 今日はタイの歴史文化研修の日です。世界遺産アユタヤ遺跡群で4つの寺院を視察してきました。
 1350年にアユタヤ王朝は開かれ417年間、35代の王が君臨し発展しました。チャオプラヤ川による交易が盛んで、アジア諸国との国際貿易都市として栄えました。しかし、1767年ビルマ軍に侵攻され崩壊しました。
 戦火で焼け朽ちてしまったアユタヤの史跡群を視察し、かつてのアユタヤ王朝の繁栄と仏教文化の偉大さをイメージするとともに、世界遺産として現在も私たちに歴史から学ぶことの重要性を再確認することができました。

①ワット・ロカヤ・スター



②ワット・プラ・シーサンペット

③ワット・プラ・マハタート
 菩提樹の根に包み込まれた仏像
④ワット・ラチャプラナ


 佐藤様宅を訪問
 本校の活動で、車椅子修理活動の工具のお預かりいただいている佐藤正喜様を訪問。
いつものお礼と今後の協力についてお願いしました。
佐藤様は30年ほど前からタイに在住で様々な福祉活動に関わるNGO活動に取り組んでいらっしゃいます。
 
 佐藤様は車椅子の仕事にも関わっているそうで、これからの車椅子の性能アップについても話をしてもらいました。

星 栃工の未来(タイ王国ボランティア交流研修①)

12月8日(日)の活動状況

第27回タイ王国ボランティア交流研修(1日目)の報告です。
①4:30集合 5:00学校出発
 14名が参加
②成田空港にてチェックイン
車椅子14台を預けます
③バンコクスワンナプール国際空港
 
 バンコクの空港までトチギ旅行開発 戸林様が添乗してくれました
 現地移動は貸切バスです
④ジャスミンリゾートホテル到着
 ホテルレストランにて夕食
⑤ミーティングの様子
 
    活動をサポートしてくれるサイワルンさん(左)とパンにーさん(右)
 参加者全員が今回の活動を通しての各自の目的を発表しました。積極性、考えること、コミュニケーションの取り方など共通の目的を確認し合うことができました。

花丸 栃工の未来(復興に向けて 6日 他校での実習)

12月6日(金)の活動
他校の施設を借用しての実習
 本校は期末試験が昨日で終了しましたが、試験中で実習工場があいている真岡工業高校と足利工業高校にお願いし、実習施設をお借りすることになりました。
①機械科3年2組
 真岡工業高校にて機械実習(旋盤作業)を実施しました。

 作業服でバスに乗り込みました。
 8:00出発 
 真工高の機械工場にて技術コンクール(旋盤部門)を実施しました。
真岡工業高校の皆様には、日程調整や準備協力などありがとうございました。

 機械科3年1組は1月8日(水) 3学期始業式終了後に真岡工業高校に出向く予定です。

②電気科3年
 足利工業高校にて電気実習を実施しました。

 集合時間前に全員バスに乗り込み8:00出発
 特殊な実験装置による電気実習などが実施されました。
足利工業高校の皆様には、日程調整や施設の使用など協力ありがとうございました。

 情報技術科と電子科は情報技術科の実習装置・機器を使用し、校内で実習が可能です。
機械科と電気科の1・2年生につきましては、3学期に他校での実習を計画中です。
 多くの方々からのご支援により栃工の教育活動は成り立っています。
 頑張ろう栃工!

NEW 栃工の未来(復興に向けて 5日の状況 ストーブの準備)

12月5日(木)の活動状況
 ①栃木工業高校の実習棟の新築について新聞報道がありました。
12月4日(水) 県の一般会計補正予算案が発表され、本校の実習棟の新築設計費が盛り込まれました。2メートル程度かさ上げして新棟を建て、2020年の12月からの使用を目指すとの内容でした。
 本校は早い段階での復旧と施設設備のさらなる充実を目指しています。

 ②ストーブの設置が始まりました
 校長室も新規購入したストーブが設置されました。
 いよいよ冬本番を迎えます。

 ③他校の設備を借りての実習が行われます
 12月6日(金) 機械科3年2組 真岡工業高校にて
   実習内容 技術コンクール(機械加工 旋盤)を予定しています。

 12月6日(金) 電気科3年 足利工業高校にて
   実習内容 同期発電機平行運転
        コンデンサの充放電
        ボールギャップ実験 3班で3テーマの実験を行う予定です。

 貸し切りバスで栃工から各学校へ移動します。各高校のご厚意で施設設備を使用させてもらうことになります。ありがとうございます。

会議・研修 栃工の未来(復興に向けて 12/3電気計測機器の更新)

12月3日(火)の活動状況
 
 電気科で使用する計測機器の更新について
電気科では1年生から一クラス40人が一斉に実験をするための計測器が揃っていました。
今回の水害で、ほとんどの計測機器が水没し、泥にまみれてしまいました。栃工の復旧には、使用できなくなった実験機器を新しいものに更新することが必要です。電気科の先生方が必要なものをリストアップし、購入の準備をしているところです。そして、優先順位の高いものから順次発注する予定です。生徒の皆さんは、近い将来、購入した新しい装置で実習ができることを楽しみにしていてください。
 ↓ 被災した主な測定機器です。
 
   直流電圧計84台          デジタルマルチメータ41台
 泥水をかぶった直流安定化電源装置 
 被災したデジタルオシロスコープ41台

 栃工高は復興に向け また一歩前進です。
今後、実習工場の機械や装置も徐々に更新されていきます