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校長室より(New!)
高1生 新課程「総合的な探究の時間」本格スタート
本校の「総合的な探究の時間」の中心テーマは、”SDGs”(Sustainable Development Goals = 持続可能な開発目標)です。17の目標を入り口として、現実世界の課題に向き合いながら、それぞれの興味・関心、進路・適性に応じた、「一人一人の探究」が期待されます。
攻めを貫いたからこその笑顔 ~中学校県大会 剣道~
雲一つ無い晴天のもと ~体育祭~
5月25日の土曜日、雲一つ無い晴天のもと、体育祭が開催されました。気温30℃を超える猛暑となりましたが、生徒たちは、最後まで元気よく「正」「剛」「寛」それぞれのチームのために頑張りました。多数ご参観くださいました地域・保護者の皆様、そして生徒の健康を気遣いドリンクを配ってくださいましたPTA保健体育部の皆様に、この場をお借りして御礼申しあげます。
一つ一つの競技に全力で臨む生徒たちの姿も心に残りましたが、本年度の体育祭では、生徒たちの手による運営の在り方に感心しました。競技を盛り上げる実況放送など、細部にも工夫が凝らされていたと思います。
特に、休憩時間を十分に確保しつつ、予定よりも早く全競技を終了させた円滑な運営は素晴らしいものでした。この暑さの中でも搬送される生徒が一人も出なかったのは、その御蔭だと思います。通常、生徒主体の運営であれば、集合でもたついたり、用具の出し入れに時間がかかったり、得点集計にやり直しがあったりするのが当たり前なのですが、そうした滞りは一切無く、スピーディーに競技が展開されていきました。
中高合同競技、そして応援合戦では、高校生のリーダーシップが光りました。少ない練習時間の中で、中学生を含め各チームが一体となって盛り上がった合同競技、応援合戦だったと思います。
中間テストからわずか一週間というタイトなスケジュールの中で、意識を高く保ち、体育祭をこのように成功に導いたこと。それは生徒会役員や運営委員のみならず参加者全員が誇りに感じていいことだと思います。
中学宇河地区大会観戦記
5月17日(金)と18日(土)の二日間、各運動部の宇河地区大会の応援に、教頭先生と手分けして、市内各会場を回りました。
熱き血の8(イレブン) ~サッカー~
平出にある栃木SC宇都宮フィールドで行われた宇河地区大会予選に出場した本校サッカー部員は、わすか8名。11人を揃えた対戦校よりも3人少ないという苦しい状況の中で、生徒たちは頑張りました。
攻撃的なディフェンス、相手を上回る運動量、そして、不利な状況下でも決してあきらめない姿勢は、立派だったと思います。0-2というスコアが、皆さんの健闘を証明しています。
切っ先鋭く ~剣道~
男子は団体で県大会出場を決め、私の観戦した男子個人戦では、闘志あふれる試合で、2名が県大会出場権を獲得しました。
女子の団体は、レギュラーの証である白い胴着に身を包み、攻めの姿勢を貫くいい試合を展開しましたが、県大会出場を逃し、悔し涙にくれる姿もありました。その日流した涙は、日々の努力が無駄ではなかったことを、別の機会に教えてくれるはずです。
励まし合って ~ソフトテニス~
ソフトテニスの宇河地区大会は、清原運動公園と、屋板運動場において開かれました。私は、17日と18日に訪れました。男子、女子ともに、得点場面でも、失点場面でも、必ず今のプレーを確認し合い、励まし合う姿が見られました。
県高校総体総合開会式
今年度の県高校総体総合開会式は、5月11日、県総合運動公園のトレーニングセンターで開催されました。生徒会役員の手に掲げられた宇都宮東高校の応援旗も、他校の応援旗とともに健闘を誓いました。
隣の陸上競技場では、陸上部の部員たちが、緊張のレースを控え、ひとときの穏やかな時間を過ごしていました。
「正剛寛」について ~門井慶喜氏講演会「歴史に学ぶ」より ~
門井さんはご講演の中で、校訓の「正・剛・寛」について触れられ、「この中で『寛』ということは難しくて、『寛容』とは、正しくないもの、剛くないものまで許すということです。どこまで寛容に見るかということが、ものを見るときのヒントになると思います。」と、生徒たちに語りかけてくださいました。
価値の多様化が進行し、情報は膨大なものとなり、人工知能が様々な判断に関与してくるであろうこれからの未来社会に生きる生徒の皆さんにこそ、門井さんの語る「正・剛・寛」のとらえ方は重要になってくると思います。
高校テニス県総体観戦記
本校の男子テニス部は、昨年度も団体で県のベスト4にたびたび顔を出すなど、公立の強豪の一つです。
私の観戦した個人戦でも、薫風吹き渡る中、各々がのびのびと個性を発揮し、あるいは息の合ったプレーを展開し、次々と上位進出を決めていました。
団体では、惜しくも関東大会出場代表決定戦で敗れましたが、2年連続での3位を獲得するなど、健闘しました。
高校サッカー県総体兼関東大会予選 3回戦観戦記
予想通りの早い展開に翻弄される場面も数多くあり、結果的には0-5で敗退しましたが、一方、得点機も何度か作ることができました。特に、ハーフタイムを挟む20分間は、緊迫した試合展開ができたと感じました。
選手たちは、全国レベルの力とはどのようなものなのか、自分たちに足りないものは何なのか、はっきりと捉えることができたはずです。それは、次につながるとても貴重な経験です。
交流する力でミッションを ~中1宿泊学習~
4月19日~21日、附属中学の1年生が2泊3日の宿泊学習を行い、私も(日帰りでしたが)19日と20日の二日間参加しました。
初日は、帝京大学の宇都宮キャンパスにて、情報電子工学科長の荒井正之教授からコンピュータビジョンについての講義を受けました。先端技術のお話に、生徒たちの知的好奇心や探究への興味は大いに喚起されたと思います。講義後の質問では、「AIが感情を持たせることはできますか?」といった質問が相次ぎました。生徒たちが主体的に話を聞いていたということが、その質問から感じられました。
その後は、格納庫で航空宇宙工学科の先生方から航空機の解説を聞きました。コックピットに試乗するという貴重な体験をする機会もありました。
二日目以降の活動場所は冒険活動センターとなります。午前中の野外炊飯では、生徒たちはカレー作りに挑戦しました。分業と協力により、段取りよく調理を進めることができました。中には、なかなか火を大きくすることができなかった班もありましたが、「会話」と「対話」の力で工夫を重ね、太い薪にも燃え移らせることができました。
新緑の中で味わう自分たちで作ったカレーライスは、最高のご馳走でした。
午後は、イニシアティブゲーム、ニュースポーツ、ウォークラリーに分かれて活動しました。例えば、イニシアティブゲームでは、各人の体験や、体力、体格的特徴などをもとに作戦を話し合い、次々とミッションをクリアしていきました。
共同で何かを作り出すためには、まず交流することが大切であることを実感した体験だったと思います。
自らの安全を自ら ~交通安全指導~
特に、中学1年生にとっては初めての自転車通学となります。高校生徒会長の挨拶にもあったように「自らの安全を自らが守る意識」を持つことが大切なのだと思います。