日誌

2018年12月の記事一覧

深い学びへ  ~高等学校の授業からⅡ~

  二学期の半ばから後半にかけて、教頭先生と二人で高等学校の授業を参観しました。
 本校の先生方の授業は、授業の構成、学習形態、教材等の様々なレベルで工夫が凝らされており、その背景には先生方の深い教材研究の跡が見えました。教師のこの深い学び無くして生徒の「主体的・対話的で深い学び」は生まれないのだということを実感させられました。

 カール大帝の戴冠の意義って何だっけ? ・・・構造的で意味づけられた知識は、細部まで鮮明に記憶に刻印される。(世界史)
 
一斉授業から → グループ学習へ、自由自在な転換(保健)

  どこで筆に力が込められているか研究 。それに基づいて書いてみる。(書道)

自然な教え合いが当たり前。(数学)

引き出された活発な議論。(化学)
 
ペア学習は、英語・国語では日常風景。

静脈血と動脈血。動物の血液で作ってみると色の違いがわかります。血栓だって作れます。(生物)

 実際の波動はね、こんな感じ。  波動の山と谷をマーキングをすると・・・(物理)

黒パン、ナツメヤシなどが次々と教室に登場する。まるで手品。(地理)

 ストローを使って喘息を疑似体験。(保健)

ビデオカメラと三脚とテレビで作った自作の実物投影装置(書画カメラ)で 手元アップ。(美術)
 
どんな歌い方にしようか? 意識して歌ってみよう。(音楽)