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野球部
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News APR 2018 Vol.25
南部地区予選では、本当に多くのご声援を頂きありがとうございました。
しかし結果は、シード校・足利大附属を相手に、3対10での敗戦。この試合に勝つことを目標に、冬のトレーニングにも取り組んできただけに悔しく思っています。ただ、これで終わりではありません。夏こそ、この悔しさを晴らすべくグラウンドだけでなく、学校生活からもう一度見つめ直し、頑張りたいと思います。多くの試合を経験して感じるのは、どのチームにも力の差はないということです。野球は難しく、本当に何が起きるか分かりません。選手にとっても、大会の中で持てる力を発揮し、結果を出すことの大変さなど、夏の大会を前に貴重な経験となったはずです。1つ1つやるべきことをやり、浮き彫りとなった課題を克服できれば、本校にも十分にチャンスはあると考えています。今回の敗戦を胸に刻み、部員一同、夏に向けての再スタートを切りたいと思います。
また、4月28日(土)から2泊3日で第1回強化合宿を無事実施することができました。保護者の皆様には、ご理解、ご協力頂き感謝申し上げます。日頃は合理的な練習を意識しているつもりですが、勝負では最後は理屈でない部分が重要となるのも事実です。栃木県加盟63校の中で“普通”にやっていては勝ち上がれません。最後まで残るチームは、普通でないところがあるからこそ1番になっているはずです。そういった意味で、この合宿は“普通ではない練習をやろう”“理不尽な練習にも耐え抜こう”をテーマに深夜2時半までの練習を敢行しました。部員にとっては過酷な合宿となりましたが、1人1人が自分に負けることなく、最後まで良い雰囲気で練習できたことから、達成感を持って終われたと思います。この合宿を経験したことで、部員が“理屈ではない何か”“裏付けのある自信”を手にしてくれたことを期待しています。
最後に、今年度についても部員不足に悩むチームが多い中、13名の新入部員を迎えられたことを嬉しく思います。スタッフとしても、仁田山智司先生と渡邊慶子先生に顧問として加わって頂きました。特に、若い仁田山コーチは、部員にとって良き兄貴分となってくれるはずです。高校野球の本来あるべき姿。そして“人間性豊かな工業人の育成”という本校の教育目標に、“向学”“愛隣”“剛健”“創造”という校訓を忘れず、平成30年度も努力していく所存です。5月には次なる目標となる市内大会も控えています。中間テスト直後という難しい日程ではありますが、南部地区予選の悔しさを晴らせるよう頑張ります。選手の懸命なプレーに温かいご声援、ご協力をお願いします。
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News MAR 2018 Vol.24
“春は選抜から”とはよく言われますが、待ちに待った球春を迎えることとなりました。
本校も、宇都宮南高校戦を皮切りに、3月中だけでも16試合を消化することができました。単に打って投げるというだけでなく、粘り強い戦いで接戦も、ものにできる試合が増えるなど、チームとしてレベルアップできている手応えを感じています。部員には今後も1つ1つの課題に対して、正面から向かい合う姿勢を持ち続けて欲しいと思っています。
そして、今年は3月24日から27日の日程で関西遠征を無事、実施することができました。アルバイトをして自分の遠征費を準備した経験にも、大きな意味があったと思います。ご理解、ご支援を頂いた保護者の皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。部員には感謝の気持ちを行動で示して欲しいと願っています。
さらに、26日には、憧れの甲子園球場で選抜大会を観戦しました。甲子園球場の大きさに圧倒され、それを目の当たりにしたことから、漠然としていた甲子園という目標が、はっきりイメージできたことと思います。試合も創成館vs下関国際、大阪桐蔭vs伊万里、花巻東vs東邦という好カードを観ることができました。選手は、この場所でプレーしたいという気持ちが、改めて強まったはずです。夏には、あの土を踏めるよう頑張りたいと思います。さらに、近畿地区のチームとの練習試合も実施しました。この貴重な経験を、今後に生かしたいと思います。
また、本校で3年に渡ってコーチを務めて頂いた箕輪先生が、栃木工業に異動することとなりました。この場を借りて報告します。箕輪コーチには春、夏と良い報告をすることで恩返ししたいと思います。
最後に、南部地区予選の相手が、シード校である足利大学附属に決まりました。4月7日(土)10:00プレイボール。足利市営球場を会場にしての一戦となります。選手も目標が明確になり、モチベーションも高まっています。今後も懸命にプレーする選手に温かいご声援をお願いします。
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News FEB 2018 Vol.23
つらく厳しかった冬も終わりを告げ、いよいよ新しいシーズンが開幕します。苦しいトレーニングに明け暮れた選手には、待ち遠しかったことと思います。もう一段階上のレベルにステップアップするための総合的な身体能力の底上げ。ケガをしない体作り。さらに、課題となっているバットを振る力のアップや取れるアウトを取る力に加えて、精神面の強化を目指して練習に取り組んできました。一冬を越え、選手には逞しく成長した姿を見せてくれることを期待しています。
そして今シーズンも例年同様、多くの試合を計画しました。特に、春先のゲーム数が多いのは早い段階で多くの実戦経験を積み、厳しい戦いが強いられる南部地区予選に自信を持った形で臨みたいということ。さらに、この冬の努力で成長した多くの選手にチャンスを与え、新たなレギュラー争いを行うために必要と考えるからです。切磋琢磨して、チーム全体のレベルアップを図るためということをご理解下さい。
また、今年については3月24日(土)から27日(火)の車中泊を含む3泊4日で関西遠征を予定しています。近畿地区のチームとの練習試合。さらに甲子園球場での選抜大会観戦と、またとない機会となるはずです。多くの収穫を得て、夏に繋げたいと考えておりますので併せてご理解、ご協力をお願いします。
最後に、部員1人1人が「今シーズンに向けての抱負・意気込み」を書きました。ご覧頂き、足工グラウンドで懸命にプレーする選手を温かく見守り下さい。そして、今年度も記録集 第2号 「2016~2017“夏の足工”伝統校のプライドを胸に」とDVD「2016~2017 足利工業野球部の軌跡」を完成させることができました。この場を借りて、お礼申し上げます。今シーズンも変わらぬ支援をお願いします。
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に 2018 1月
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News JAN 2018 Vol.22
平成30年も幕を開け、2年生にとってはいよいよ最後、勝負の年となりました。
新チームのスタートからここまで本当に早かった気がします。そんな中、保護者会の協力を頂き、1月3日(水)に必勝祈願。14日(日)には36㎞マラソンを無事、実施することができました。この場を借りてお礼申し上げます。
必勝祈願は最勝寺にて護摩を焚いて頂き、厳かな雰囲気の中、今年1年をケガなくプレーでき、良い結果を残せるよう祈願しました。部員一同、気持ちを新たに精進していきたいと思います。改めて、気持ちの引き締まる思いがしました。
そして、昨年は足利高校との共催であり、初めて本校単独での実施となった36㎞マラソンについては、今回も本当に過酷なものとなりました。36㎞という距離に加え、アップダウンの激しい、厳しいコースに、まずは“完走する”ことを目標に掲げ、選手1人1人が自分との戦いに挑みました。各自が限界に挑戦する姿を目の当たりにして、足工野球部員が頼もしく見えた1日でもありました。個人的には、一度決めたことは最後までやり切ることの大切さを感じています。部員は苦しみながらも完走したことにより、大きな達成感を実感したことでしょう。今後、壁に突き当たることがあっても、この経験を自信として乗り越えて欲しいと思います。残念ながら、このマラソンを走っただけでは、野球が上手くなるわけでも、打てるようになるわけでもありません。肝心なのは、この経験をもとに何をするかになります。また、ケガ等の理由から、今回は残念ながら走れなかった部員については、確固たる裏付けのある自信を手にするために、今後の練習に取り組んでくれることを期待しています。
春もそこまで来ています。26日には國學院栃木の選抜出場も決まりました。本県代表として活躍を期待すると同時に、甲子園の土を踏むという何事にも代え難い経験を積むことで、ますます強力な相手になることも意味しています。選手にはなお一層、足工グラウンドでの日々の練習を大切にして、来るべき春に備えて欲しいと思います。最後に、部員1人1人が「新春の抱負」を色紙に書きました。今年の目標、決意表明となっています。ご覧頂き、選手を温かく見守り下さい。本年も変わらぬ、ご支援をお願いします。
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に 2017 12月
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News DEC 2017 Vol.21
本校野球部も来春の飛躍を目指して、苦しいトレーニング期に入りました。もう一段階上のレベルにステップアップするための総合的な身体能力の底上げ。ケガをしない体作り。そして、課題となっている打撃の向上や守備での基本の徹底に加え、精神面の強化をこの時期に図りたいと考えています。そのためには単調でつらい練習の繰り返しが、どうしても必要になります。何事も根気強く、継続しないことには大きな成果はありません。冬のトレーニングを通じて、部員の1人1人が身体面だけでなく、精神的にも逞しく成長してくれることを願っています。来シーズンに思い切り暴れるためには、この時期の過ごし方が鍵を握ります。今は土の中に潜り、大きく根を張ることに専心したいと思います。
そして12月16日(土)には監督会主催による県内の各校主将、副主将を対象としたリーダー研修会が実施されました。これは栃木から甲子園で勝ち進めるチームを出したい。そのためには優れたチームリーダーを育てる必要があるとの考えからスタートしており、全国的にも注目を集めているものです。主将を中心に全部員のベクトルを同じにして“良いチーム”に成長してくれることを期待しています。
さらに10日(日)と16日(土)には足利工大附属、足利南高校との合同練習を実施しました。部員にとっては他校の良いところを学び、刺激を受け合う、またとない機会となったはずです。両校とはグラウンド上ではライバルとはいえ、同じ“甲子園”という目標を持つ仲間でもあります。互いに切磋琢磨しながら高め合い、足利勢同士で甲子園出場を懸けた決勝戦を戦えたらと願っています。
また、部員1人1人が“今シーズンを振り返って”という作文を書きました。正しい自己分析と反省がなければ、大きな進歩は望めません。ご覧頂き、選手の頑張りを温かく見守り下さい。伝統校のプライドを胸に部員一同頑張ります。
なお、1月14日(日)には過酷な36㎞マラソンも予定しています。今後とも本校野球部の活動にご理解頂き、変わらぬご支援をお願いします。