文字
背景
行間
野球部
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News JUN 2019 Vol.39
日頃から足利工業野球部の活動に、ご理解、ご協力を頂き、ありがとうございます。
今月も様々な取り組みを行い、特に6月6日から6月9日の3泊4日で第2回の強化合宿を無事、実施することができました。保護者の皆様には、改めて感謝申し上げます。
この合宿に関しては、甲子園出場のためには県大会で6連勝する必要があることから、6という数字にこだわった走り込みのメニューが中心となりました。それにより“夏を戦い抜くための体力強化”。そして、苦しい練習を全員で乗り越えることで“チームの絆を深める”こと。さらに、練習試合に合わせた練習は敢えて行わず、体力的にも精神的にも“追い込まれた状況で、どれだけ我慢強く戦えるか”といった3つのテーマを設定しました。部員は厳しい状況の中でも、それを表に出さず、本当に頑張ったと思います。足工野球部員の逞しさを感じた合宿でした。夏の大会で選手が、この合宿での成果を存分に発揮してくれることを願っています。優勝するチームは大会で“1試合1試合、勝ち上がるごとに強くなる”とも言われます。このことを肝に銘じ、最後の最後まで“悪あがき”をしながら大会に備えたいと思います。
いよいよ3年生にとっては最後の大会が始まります。組合せ抽選の結果、初戦の相手は春に敗れた青藍泰斗に決まりました。選手の夏に懸ける意気込みも高まっています。選手には足工グラウンドで3年間練習してきたことを信じ、思い切りプレーして欲しいと思います。結果は自ずとついてくるはずです。選手の懸命なプレーに、変わらぬご声援をお願いします。
“the worst condition is the best condition” 見せろ 足工魂!
全員で熱い夏にしよう!
第101回全国高等学校野球選手権栃木大会について
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News MAY 2019 Vol.38
春季市内大会では本当にたくさんのご声援を頂き、ありがとうございました。選手にとっては心強かったことと思います。
初戦となった足利清風戦は4対1。終盤での逆転劇を見せたものの、改めて大会で得点することの難しさを感じる試合でした。続く白鴎大足利戦は延長10回の末、2対1でサヨナラ勝ち。勝ったとはいえ、この試合も攻撃でミスを繰り返す反省点の多い戦いでした。ただ、その中でも勝てたことにチームの成長を感じています。そして迎えた決勝は、足利大附属を相手に7対1。本校としては、18大会ぶりとなる嬉しい優勝を飾ることができました。激戦区足利にあって誇れる結果であり、本校部員の真剣な取り組みが証明できたと思います。ただ、本当の勝負は夏です。まだ足りない部分が多いことも感じています。それを克服できるよう夏に向けて部員一同、日々の練習に取り組みたいと思います。
そして、今後はBチームとしてもう1チームを編成(単純に1軍、2軍と分けているのではないため、この呼び方には違和感がありますが、他校に倣ってこう表記します)。別行動で並行しての練習試合を計画しています。これは努力している部員に対して、少しでも多くの活躍の場を作るためです。ケガをしている選手の戦列復帰にも役立つはずです。部員には増えたチャンスを生かすべく、元気良くプレーしてくれることを期待しています。
また、6月は最後の追い込みの時期であり、3年生にとっては“最後の夏”まで1ヶ月になります。ケガにはくれぐれも気をつけ、あとで後悔しないだけの準備をして欲しいと思います。この夏の栃木大会も実力伯仲で、何が起きても不思議でない状況にあります。もう一度基本に返り、1人1人が役割を果たすこと。そして勢いに乗れば、本校にもチャンスがあるはずです。引き続き、選手の懸命なプレーに温かいご声援、ご協力をお願いします。
第117回春季市内高校野球親善試合の結果について
令和元(2019)年5月25日(土)26日(日)、足利市総合運動公園硬式野球場において、春季
市内高校野球親善が行われました。結果は見事18大会ぶりに優勝することができました。
各試合結果は以下の通りです。
1回戦 対足利清風高校 4-1
準決勝 対白鷗大足利高校 2×-1(延長10回)
決勝 対足利大附属高校 7-1
たくさんの応援ありがとうございました。
今回の優勝を励みに、夏の全国高等学校野球選手権栃木大会ではがんばりますので、
応援よろしくお願いいたします。
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News APR 2019 Vol.37
春季大会では、本当に多くのご声援を頂きありがとうございました。
シード校として臨んだ南部地区予選は、苦しみながらも8対5で小山北桜を下し、県大会の出場権を獲得。まずはこの試合に勝つことを目標に、冬のトレーニングにも取り組んできただけに嬉しい勝利でした。ただ思い描くような試合とはならず、大会で勝つことの難しさを実感した試合でもありました。
そして迎えた県大会では、2年連続でプロ野球選手を輩出している青藍泰斗との対戦。初回の5失点を一度は追いつきながら、結果的には5対12の8回コールド負けに終わりました。もっと戦える力があるのにと思う一方、投打に渡ってまだ実力が足りないのも事実で、やるべきことの多さを感じています。夏こそ、この悔しさを晴らすために、グラウンドだけでなく学校生活からもう一度見つめ直し、頑張りたいと思います。多くの試合を経験して感じるのは、どのチームにも力の差はないということです。野球は難しく、本当に何が起きるか分かりません。選手にとっても、大会で勝つ嬉しさを味わう一方、持てる力を発揮し、結果を出すことの大変さなど、夏の大会を前に貴重な経験となったはずです。1つ1つやるべきことをやり、浮き彫りとなった課題を克服できれば、本校にも十分にチャンスはあると考えています。今回の敗戦を胸に刻み、部員一同、夏に向けての再スタートを切りたいと思います。
また、4月27日(土)から2泊3日で第1回強化合宿を無事実施することができました。保護者の皆様には、ご理解、ご協力を頂き感謝申し上げます。日頃は合理的な練習を意識しているつもりですが、勝負では最後は理屈でない部分が重要となるのも事実です。栃木県加盟63校の中で“普通”にやっていては勝ち上がれません。最後まで残るチームは、普通でないところがあるからこそ1番になっているはずです。そういった意味で、この合宿は“普通ではない練習をやろう”“理不尽な練習にも耐え抜こう”をテーマに深夜2時半までの練習を敢行しました。部員にとっては過酷な合宿となりましたが、1人1人が自分に負けることなく、最後まで良い雰囲気で練習できたことから、達成感を持って終われたと思います。この合宿を経験したことで、部員が“理屈ではない何か”“裏付けのある自信”を手にしてくれたことを期待しています。
最後に、今年度についても部員不足に悩むチームが多い中、12名の新入部員を迎えられたことを嬉しく思います。高校野球の本来あるべき姿。そして“人間性豊かな工業人の育成”という本校の教育目標に、“向学”“愛隣”“剛健”“創造”という校訓を忘れず、平成31年度も努力していく所存です。5月には次なる目標となる市内大会も控えています。中間テスト直後という難しい日程ではありますが、春季大会の悔しさを晴らせるよう頑張ります。選手の懸命なプレーに温かいご声援、ご協力をお願いします。