日誌

給食室より

【ヤシオマスの塩焼(9月15日)】

【9月15日(火曜日)】



    今日の“ヤシオマス”は栃木県の名産魚です。ニジマスの三倍体で海のない当地の食文化を担うものだったそうです。見た目は鮭に似ていますね。
加熱をしても硬くならなず、子どもでも食べやすい魚です。骨も少なく、美味しくいただきました。

 
 今日で9月もちょうど折り返しです。今週末は4連休もありあっという間に9月が終わってしまう気がしますね。今よりも涼しくなる日が早く近づきますように。

【メンチカツ(9月14日)】

【9月14日(月曜日)】


今日の磯和えには『あおさ』を使っています。似たものに『青のり』がありますがこの2つの違いを知っていますか?
『あおさ』はヒトエグサという海藻からできたものです。香り高い風味がありますが加熱すると風味が飛びやすいため、今回のように和え物などの料理などに適しています。
『青のり』はアオサという海藻からできています。あおさ同様香り高いです。食感はやや固めで加熱しても風味が飛びにくいため、磯辺揚げなど加熱料理に適しています。
一般的に安価で手にはいるあおさの方がなじみがあるかもしれませんね。
今日の磯和えはあおさをふんだんに使っていますので香りも楽しんでみて下さい。

【ハンバーグおろしソース(9月11日)

【9月11日(金曜日)】



  今日のハンバーグのおろしソースには大根おろしが使われています。
お肉料理を食べるとき、大根おろしは消化を助けてくれる働きがあります。
また、炭水化物、脂質、タンパク質の消化酵素をもっているという優れものです。
大根は、加熱してもよく食べられる野菜ですが、大根おろしにするときには、大根の先端部分を使用すると辛味があまりなく美味しく食べることができます。

 金曜日は疲れもたまり、怪我や事故が起こりやすいです。みなさん、帰り道には十分気をつけてくださいね。

【冷やし豆乳担々麺(9月10日)】

【9月10日(木曜日)】


 担々麺は中国四川が発祥で、天秤棒で担いで売り歩いたことから『担々麺』と言うそうです。中国ではスープが入らず、麺とタレ、肉そぼろなどを混ぜて食べる「汁無し」の麺料理で、「軽食」として食べられていました。
日本では故陳建民氏の手によってスープを入れた「汁あり」になり、一杯で満足出来る量の「食事」になったという歴史があります。
 給食ではスープを冷やし、豆乳を入れて口当たりがまろやかになるようにしました。

【栗ごはん(9月9日)】

【9月9日(水曜日)】


今日は秋をさきどり『栗ごはん』です。
栗そのものを食べる機会は減ってきているように感じています。

栗はカリウムや食物繊維、ビタミンCなどが多く含まれています。
加熱すると壊れやすいビタミンCですが栗はでんぷんに包まれているため壊れにくく摂取できます。ちなみにじゃがいもも同じです。

栗は歴史が古く、縄文時代から食べられています。
戦国時代には保存がきくので武士の食料として大変重宝されたそうです。

今日のご飯の栗は栗の味を感じられるよう大きめの栗にしました。
少し早いですが秋の味覚を楽しんでみてください。

【エビピラフ(9月8日)】

【9月8日(火曜日)】



 あさりの選び方で重要になるのは殻の形をよく見ることだそうです。横幅が広く、殻の厚みが薄いものは沖合で取れたのもが多く、身が柔らかで上品な旨味を持っているそうです。逆に横幅が狭く、厚みがあって丸っこいものは、比較的岸に近い場所で取ったもので、歯ごたえがしっかりしていているそうです。
 給食のアサリはどちらなのか楽しみですね。

 まだまだ暑い日が続き、8月の疲れもでてくる頃です。3食しっかりと食べて体力と免疫力を高めましょう。
 

【ハムカツ(9月7日)】

【9月7日(月曜日)】


今日はボリューム満点のハムカツとシャキシャキ野菜の塩昆布ソテー、
煮汁をたっぷり含んだナス煮、デザートは愛知県西尾市の抹茶を使った抹茶プリンです。

抹茶の茶葉は日光を遮って栽培します。
そうすることで旨み成分のテアニンが増え、渋みが少なく甘みと旨みをたっぷり含んだ風味になります。リラックス効果や風邪予防などに効果があります。

お抹茶を飲む機会はなかなかないかもしれませんが煎茶にもリラックス効果があるので仕事や勉強中などホッと一息つきたいときに飲むのもいいかもしれませんね。

【ドライカレー(9月4日)】

【9月4日(金曜日)】


ドライカレーとキーマカレーの違い、知っていますか?
ドライカレーは日本で生まれたカレーです。
汁気が少なく、細かく刻んだ具のカレーをご飯の上にかけて食べます。
またカレーピラフなどご飯と一緒に炒めた物も当てはまるそうです。

キーマカレーはインドが発祥で「キーマ」は「ひき肉」という意味です。
ただしインドでは宗教上の理由で豚や牛ではなく鶏や羊などのひき肉を使うことが多いそうです。
スパイスが多く使われ、ご飯やチャパティ(薄焼きのパン)と一緒に食べるのが主流です。

【カジキマグロにんにく黒こしょう焼(9月3日)】

【9月3日(木曜日)】

 カジキマグロの主な栄養素のレチノールは、脂溶性ビタミンであるビタミンAの一種で動物性食品に含まれます。成長を促進し、さらにのどや鼻などの粘膜に作用し細菌から体を守るなど多くの働きがあります
 体内に入ってきた細菌やウイルスとたたかうためには免疫力をつけることも大切です。
 睡眠時間はしっかりと確保されていますか?身体を休めるのに一番の方法は寝ることです。規則正しい生活習慣の第一歩として早寝、早起きから始めてみましょう。

【豚丼(9月2日)】

【9月2日(水曜日)】


今日は豚丼、紅しょうが付きです!
からしの香りが絶妙なからし和え、ホクホクのかぼちゃフライに
デザートはガリガリ君です。

かぼちゃには日本かぼちゃ(東洋かぼちゃ)と西洋かぼちゃがあります。
戦前までは日本かぼちゃが主流でしたが、戦後は食生活の洋風化によって需要が増え、今では約9割の西洋かぼちゃが流通しています。
スーパーなどでよく見るかぼちゃは西洋かぼちゃなんですね。
日本かぼちゃは黒っぽい皮に表面が凹凸がはっきりしていて、ねっとりとした味わいだそうです。薄味の煮物にするのがおいしいそうです。
機会があれば一度食べてみたいですね。

【麻婆豆腐(9月1日)】

【9月1日(火曜日)】



 韓国では誕生日にわかめスープを食べるという習慣があるのを知っていますか?どうしてそのような習慣ができたのかというと、産後の母胎に必要な栄養素をワカメが補ってくれる、母乳がたくさんでて赤ちゃんの健康にも繋がる、理由は様々だそうです。またワカメは昔の韓国で貴重な食材だったのでわかめスープはご馳走という意味もあるとのこと。国によって文化の違いがあり食べ物は時に大きな意味をもつことがあります。行事やお祝いなどに食べる物の意味を知ると食事の時間が豊かなものになりますね。

 今日から9月がスタートしました。昼間と夜の寒暖差がでてくる季節にもなります。規則正しい生活リズムで体調を整えていきましょう。

【ササミカツ(8月31日)】

【8月31日(月曜日)】


今日から2学期の授業が始まりました!
久し振りの授業は集中できたでしょうか。

今日の献立はビタミン豊富、野菜たっぷりメニューです。
カレー炒めはカレーの風味が食欲をそそり
煮物や具がたっぷりの味噌汁はやさしい味わいです。
ササミカツはタンパク質が豊富で疲労回復にも効果があります。

しっかり食べて、暑い日にも負けない身体を作りましょう!

カレーピラフ【8月28日】

【8月28日(金曜日)】



今日から2学期が始まりました。
夏休みはいかがお過ごしでしたか?

今日の献立はスパイシーなカレーピラフに
厚めに切ったハムが挟まったピカタ。
デザートはさっぱりしたアセロラゼリーです。

8月に入り暑さが続いています。
コロナはまだまだ終息しそうにありません。
食堂では引き続き、手洗い指導を行います。

体調・健康管理、しっかり行っていきましょう。

【鶏の唐揚げ(8月5日)】

【8月5日(水曜日)】


今日は主菜は唐揚げの2種盛りです。定番のしょうゆ味と胡椒が効いたさっぱりレモン味です。
モロヘイヤは『緑黄色の王様』と呼ばれるくらい栄養価の高い野菜のひとつです。
ビタミンや鉄分、ヨウ素などを多く含んでいます。
ビタミンAやEは油と、鉄分はタンパク質やビタミンCと相性が良く、吸収を高めてくれます。なので今日の唐揚げ(油とタンパク質)やオレンジ(ビタミンC)と一緒に食べるのはとても良いです。(※都合によりグレープフルーツ→オレンジに変更)
また、モロヘイヤのネバネバは胃壁や粘膜を保護する働きがあります。

今日で1学期は終わりです。休み中も病気や夏バテしないよう栄養のある物を食べて
2学期、元気な姿で学校に来て下さいね。

【ウインナーピラフ(8月4日)】



【8月4日(火曜日)】

 


今日のチーズコロッケにも含まれるチーズには少量でも効率よく栄養を摂ることができるメリットがあります。
また、チーズの栄養は牛乳の10倍にもなるといわれています。加熱しても、そのままでも手軽に食べることができるチーズは重宝したいですね。

そしてデザートにアイスクリームがでました。暑い日が続く中での冷たいアイスクリームはとても嬉しいです。朝アイスにはリラックス効果やイライラを抑える効果もあるという研究結果もあるそうです。食べ過ぎには注意が必要ですが、冷たいものを食べたり暑さと上手に付き合っていきたいですね。

【さばおかか煮(8月3日)】

【8月3日(月曜日)】


今日のシークワーサーゼリーはサッパリしていて食べやすいです。
シークワーサーは収穫時期によって用途が変わります。
8.9月の今の時期は酢の物用。10月~12月中旬頃はジュース用。
12月下旬から2月は生食用になるそうです。
今日は『スポーツ大会』ですね。シークワーサーは疲労回復に良いクエン酸が含まれています。
8月に入り、梅雨も明け、暑くなってきました。
熱中症に十分気を付けて、こまめに水分補給をとりましょう。

夜は夜空を見てみてください。
今夜は満月だそうです。
キレイな月が見られるといいですね。

【夏野菜カレー(7月31日)】

【7月31日(金曜日)】


野菜は旬の時期に一番栄養があり、その時期に身体に必要な栄養素がいっぱい詰まっています。
夏野菜に含まれている水分やカリウムは汗で不足しがちな水分を補給し、熱のこもった身体を中から冷やしてくれます。
また彩りがはっきりしている野菜が多く食欲を刺激し様々なビタミンが身体の調子を整えてくれます。

今日は旬の夏野菜をたっぷり使ったカレーです。
かぼちゃ、なす、ピーマン、パプリカなどが入っています。
夏野菜は他にもきゅうりやトマトなどあります。

旬のものはそのときに食べるのが一番おいしいです。
なので積極的に季節の食べ物を食べるよう心がけると良いでしょう。

【鶏ホイル(7月30日)】

【7月30日(木曜日)】


 スイカは野菜?果物?よく耳にするこの疑問。甘いから果物?畑でとれるから野菜
実はどちらでもあるというのが正解で、育て方野菜寄り栄養学の観点や市場での取り扱いは果物だそうです。


 また、
癌にも効くといわれているスイカには、抗酸化作用を持つリコピンが多く含まれています。予防や治療に効果が期待されていて、その詳しい仕組みについては現在も研究が続けられているそうです。


 そしてスイカを食べるときに気になるのは、なんといってもですよね。種をとりやすくスイカを切り分けたいそんなときは、黒い縦じま部分に包丁を入れて切ると、種が縦じまに集中しているので切り口に並んで取り除くのも簡単になるそうです。ぜひ試してみたいですね☆

【スタミナ豚丼(7月29日)】

【7月29日(水曜日)】


スタミナ豚丼は豚肉と豚バラ肉を使い、もやし、にんじん、にんにくの芽を特製のタレで焼き、ご飯にのせました。
にんにくの芽にはカロテンや食物繊維の他にアリシンが含まれています。
アリシンにはビタミンB1の吸収を助け、疲労回復などに効果があります。
なのでビタミンB1を多く含む豚肉と一緒に食べるとより効果的です。

豚丼が食べ始められたのは明治時代、北海道の帯広です。
当時一生懸命働いている農家や開拓者のためにスタミナのつく料理を食べさせたいという思いからできたそうです。

夏の暑さに負けないように今からスタミナをつけておきましょう。

【青椒肉絲(7月28日)】


【7月28日(火曜日)】

アロエヨーグルトのアロエに含まれている成分には腸内の水分量を増やし、蠕動運動を活発にして腸内の余分なものを押し出してくれる便秘解消の効果があります。

腸は第二の脳といわれ、脳からの指令がなくても独立して活動できる唯一の器官でもあります。
幸せホルモンとしても知られているセロトニン(神経伝達物質)も実は脳内には2%、腸内には90%も存在するといわれています。
リラックス、安心感、幸福感などをもたらせてくれるセロトニンをたくさん増やすためには腸内を健康に維持することが大切です。

毎日の食事は健康に大きく関わっていることを改めて感じますね。