校長室の窓から

校長室の窓から

獨協医科大学学外実習の受入

本校では、毎年獨協医科大学の医学部及び看護学部生の学外実習(1日)を受け入れています。

今年も3日間にわたり、18名の学生さんが小学部や中学部で児童生徒たちと一緒に過ごしました。

最初は緊張していた学生さんたちでしたが、児童生徒たちと触れ合う中で徐々に笑顔が見られ、積極的に児童生徒たちと関わっていました。本校の児童生徒の療育には医療機関との連携が欠かせません。学生さんにはこの実習を機会に障害への理解を深め、障害ある方に寄り添い、適切な支援を考えていける医療従事者を目指してほしいと思います。

給食配膳ボランティア

 本校には食堂がありますが、児童生徒全員が入ることができないため、小学部の高学年以降は、教室までワゴンで給食を運び、教員や生徒が配膳を行っています。そのため、今年度より「給食配膳ボランティア」の募集を始めました。

 ボランティアさんに給食の配膳を手伝っていただくことで、教員が児童生徒の支援・指導に当たる時間が確保され、より安全な給食の提供ができるようになるとともに、児童生徒にとっては、様々な人とのやりとりや関わりを通して、コミュニケーションや社会性の向上につながると考えます。

 昨日、地域の方が「給食配膳ボランティア第一号」として配膳を手伝ってくださいました。お陰でスムーズに配膳が行われ、普段よりも早めに給食を食べ始めることができました。

 引き続き「給食配膳ボランティア」を募集していますので、関心のある方はぜひ本校にお問い合わせください。

「チーム国特」②

本校の給食は、児童生徒の実態に応じて刻み食や一口大食、ペースト食等も提供しています。本日の給食のおかずはアジフライでした。刻み食の給食を見ると、刻んだアジフライが魚に整形されていました。児童生徒たちに「魚」を意識しておいしく食べてほしいという調理員さんの優しい思いが込められていてとても嬉しくなりました。児童生徒たちの健やかな成長を願う調理員さんたちは、大切な「チーム国特」の一員です。いつもありがとうございます。

 

本校の良さ

先日、高等部農業班によるじゃがいもの収穫体験が小学部生を招待して行われました。

時間になると、高等部生が小学部生を昇降口まで迎えに来て、畑まで手を繋いで連れて行ってくれました。高等部生は小学部生がじゃがいもを掘り出しやすいように、土をよけてあげたり、「ここのじゃがいも掘ってごらん」と優しく話しかけてあげたりしていました。小学部生はとても大きなじゃがいもに大喜び。そしてその姿を見た高等部生も笑顔になっていました。小学部から高等部まである本校の良さが十分に生かされた優しさあふれる授業でした。今後も合同授業の取組を積極的に行ってまいりたいと思います。収穫したじゃがいもは給食に出る予定です。

 

県民の日

6月15日の栃木県民の日に合わせて、本日の給食は「県民の日献立」でした。

米、牛乳、豚肉、にら、かんぴょう、キャベツ、きゅうり、たまご、とちあいかなど、栃木県産の食材がたくさん使われました。本校では毎日、栄養教諭が「きょうのはいぜん」として行事食の意味や食材について分かりやすく提示し、児童生徒たちの食や健康への関心を高める取組を行っています。献立をとおして、栃木県や栃木県産の食材への理解を深めてほしいと思います。