英語部会
全国大会参加報告(第10回HPDU2021)
今年も昨年と同様、コロナウイルスの影響を鑑み、各選手の家庭で行われるオンラインディベート大会となりました。
★予選(4戦)結果
宇都宮女子高校 2勝2敗 1058.5 ポイント 25位
佐野高校 2勝2敗 1055.0 ポイント 26位
★結果
準優勝 渋谷教育学園渋谷高等学校(東京)
★Motion (対戦した論題)
R1:THBT the age of digital information (e.g. social media, online news, etc.) hasdone more harm than good in protecting democracy.
R2:Given the technology, THW erase society's memory and evidence of the criminalpast of former convicts after their release from prison.
R3:THP a world without lying.
R4:THBT, assuming Personal Protective Equipment is sufficiently available, medicalworkers during a pandemic should have the right to opt out of service.
QF:THBT spouses of political figures should not be recognized as public figures.
SF:Instead of leaving the decision up to the producing company, THW legallyrequire that Self-Driving Cars produced by companies always choose to maximizethe number of lives saved, even if it leads to the death of the passengers.
GF:THBT hacking is a legitimate way of protest against multinational corporations.
★大会を終えて
今回は、残念ながら栃木県から入賞チームを出すことはできなかった。年々高校生のディベート力は向上し、一昔前では考えられない英語発信力であるが、首都圏の学校との差がどんどん離れている感は否めない。
大学生に指導を受けたり、積極的にネット上で集まって練習をし、切磋琢磨をしている。コロナ禍でZoomソフトを用いたオンライン上での英語ディベート練習することはもはや当たり前となった中で、栃木県としても各学校間の連絡を取り合い、顧問同士もお互いその指導を高めながら一致団結して協力して行かなければならないと感じた。
生徒の力はまだまだ伸びるので、今後頑張っていきたいと思う。
全国大会参加報告(第4回PDA中学生2021)
★大会について
参加校 19校 20チーム (1チームがswingチーム)
この大会の主催者であるPDA(パーラメンタリーディベート人材育成協会)は、文部科学省助成事業の一環として、グローバルに活躍する人財育成の一手法として、即興型英語ディベートを推進しており、形式は授業での取り組み成果を発揮できるよう授業導入可能なフォーマットで大会が行われています。
1チーム3名~4名で構成され、スピーチ時間は、3分(リプライは2分)と高校生・大学生の大会と比べると比較的短めに設定されています。試合形式はNA(ノースアメリカンスタイル)を採用しています。
ジャッジは即興型英語ディベートの経験および教育的配慮がある社会人、大学生・院生、教員が行います。
★予選(3戦)結果
宇都宮東高校附属中学校 2勝1敗
1試合目 品川女子 勝ち
2試合目 栄光 負け
3試合目 湘南白百合 勝ち
★Motion (対戦した論題)
R1 Japan should abolish zoos.
R2 Hosting the Tokyo Olympics in the summer of 2021 will do more good than harm.
R3 Children should choose foster parent over biological parents who cannot provide adequate food, clothing and shelter.
GF Online learning should be introduced in junior high schools, and students should go to school only three days a week.
★結果
宇都宮東高校附属中学校 5位入賞
POI賞
★大会を終えて
今回のPDAの大会は、今年で4回目を迎え、年々レベルアップしており、生徒の英語の4技能の進歩はすばらしいと感じた。全国的にも中学生から英語で積極的にコミュニケーションを取る態度が育成され、大変望ましいことだと感じる。
その中で、栃木県の中学校が全国レベルに入賞でき、良い結果を出すことができたのは、やはり、栃木県高文連英語部のおかげである。先輩の築き上げてきた伝統をモデルとし、さらに先輩方以上の成果を残すようがんばってほしい。
2020 英語ディベート冬季大会
参加校数12校、参加生徒は総勢約128名
参加チーム数は、Asian 部門 20チーム、PDA部門 22チーム 合計42チーム!!!
昨年はコロナ禍で中止を余儀なくされた本大会でしたが、今年はZoomによる開催を認めて頂き、また先生方のオンラインでの指導力、大会運営力も練習会を通じて高まり、さらには多くの大学生ジャッジの方々がヘルプに駆けつけて頂きまして、開催することができました。
実際に、参加生徒数も年々増え、両部門合わせて42チームとなり、嬉しい限りです。
2部門の試合形式はいつも通り以下のようになっています。
(economic recession, covid-19 etc.)
R5 THBT centralization to Tokyo does more harm than good.
HPDUの全国大会は来週に近づいています。この大会を生かし、栃木県代表として、全国でも良い結果が出ることを期待しております。3校の生徒さん、がんばってください!
第4回 冬季英語ディベート練習会 オンライン開催
参加校数 10校
Asian チーム 14チーム PDAチーム 16チーム 合計30チーム
使用したモーションは以下になります。
R2 THW introduce coercive measures to induce vaccination against Covid-19 (e.g. reducing welfare payments for those that don’t comply or not allowing unvaccinated children to attend school.)
R2 THW make parents take paternity leave.
R3 THW punish parents whose child committed a crime.
当初1日を予定していましたが、コロナ禍の中ということもあり、予定を半日にして行いました。これで、今年度の行事は冬季大会を残すのみとなります。
これまで栃木県では冬季は4回、全体練習会を行いました。皆さん、この練習会を通じて学んだことを生かして、3/13日(土)の冬季大会(オンライン開催)はがんばってください!
全国大会参加報告(第3回日本中学生HPDU2021)
2月14日(日)に「第3回日本中学生パーラメンタリーディベート大会」がオンラインで開催され、本県からは、宇都宮東高校附属中学校から2チームが参加して参りました。首都圏を中心に強豪校がひしめく中、同校Aチームがベスト8に入賞しましたので、今回はその大会参加報告をさせて頂きます。
★大会について
参加校 19校 34チーム (1校につき2チームまで参加可能)
このHPDU(日本パーラメンタリーディベート連盟)主催の中学生大会は、なんと!首都圏の高校生が中心となって運営されており、ジャッジも高校生が中心となって中学生を指導する、まさに画期的な大会です。(ジャッジも表彰されます)
1チーム3名で構成され、スピーチ時間は、4分(リプライは3分)と高校生・大学生の大会と比べると比較的短めに設定されています。試合形式はNA(ノースアメリカンスタイル)を採用しています。
また、高校でディベートを勉強している生徒が後輩にアドバイスする様は大変勉強になり、相乗効果があり、非常にためになる大会です。もちろん、高校生がジャッジとしての参加もOKですので、英語の勉強(4技能の向上)に興味ある生徒は、ぜひぜひ参加してみましょう!
★予選Aチーム(4戦)結果
宇都宮東高校附属中学校 3勝1敗
1試合目 栄光 負け
2試合目 三田 勝ち
3試合目 ECC 勝ち
4試合目 聖光 勝ち
★Motion (対戦した論題)
R1 THW allow performance-enhancing drugs in professional sporting events.
R2 THP a world in which there are no restrictions on student's appearances in schools. *uniforms are an exception.
R3 THW ban Valentine's Day in schools.
R4 THBT online learning is better than offline learning.
★結果
宇都宮東高校附属中学校 (宇東Aチーム) ベスト8入賞
(2位~8位は、全チーム3勝だが、スピーカーポイントで差がつき、宇東Aは8位)
★大会を終えて
今回のHPDUの大会は、今年で3回目を迎え、年々レベルアップしており、生徒の英語の4技能の進歩はすばらしいと感じた。首都圏の学校の活躍が凄まじい中で、栃木県の中学校が全国レベルに入賞でき、良い結果を出すことができたのは、やはり、栃木県高文連英語部のおかげである。先輩の築き上げてきた伝統をモデルとし、さらに先輩方以上の成果を残すようがんばってほしい。
2020 第10回HPDU杯 栃木県大会 & 冬季第3回練習会
大会参加校数 7校 (練習会参加校数 +3校)合計 10校
大会参加チーム数 14チーム(練習会参加 Asian 8, PDA 16チーム)合計 38チーム
生徒数102名
この第10回HPDU杯栃木県大会は、3月に行われるHPDU杯の予選会に位置付けられ、栃木県には2校の出場枠が与えられています。
試合形式は即興型で、春季大会のAsian部門と同じ形式であり、
対戦組み合わせと論題発表→20分の準備時間→実際のディベートと進んでいきます。
今年は、チーフジャッジにいつもお世話になっている得永一樹さん(東大ディベート部出身)を迎え、栃木のOBOGを始め総勢13名の大学生がジャッジやタブ・コミのヘルプに駆けつけてくれました。
本当に感謝しております。皆さんのご協力のおかげで栃木県の大会は運営されております。今後とも、よろしくお願いします。
大学生の方々には、論題解説だけでなく、ディベートの勉強の仕方も含め、丁寧に解説して頂きました。
さて、成績は以下の通りです。
チーム別
優勝 佐野B、準優勝 宇高A、3位 宇女B、4位 宇高B、5位 佐野A
学校別
優勝 佐野、準優勝 宇高、3位 宇女、4位 作新、5位 宇東、6位 大高、7位 大女
以上、学校別では、優勝した佐野と準優勝した宇高の2校が全国大会への出場権を得ることができました。おめでとうございます!
Motion(対戦した論題)
R1 THW allow students to choose their teachers.
R2 THW provide welfare in the form of basic goods and sevices rather than cash payments.
R3 THW allow public servants to strike.
R4 THW prohibit art which glorifies suicide.
入賞校、個人賞をとった生徒の皆さん、おめでとうございます。全国大会での活躍を期待しています!!!
また、PDAのコースは、いつも通りの練習会を行いました。対戦した論題は以下の通りです。
R1 THW welcome more immigrants.
R2 THW ban zoo.
R3 THW allow public servants to strike.
R4 THW introduce fat tax.
R5 THW legalize child labor in developing countries.
前回のD1に続き、練習会・大会がオンライン開催できるようになったのは、栃木県にとって大きな財産となりました。運営側としては、引き続き、効率良く運営できるようにしていきたいと思います。
さて、次回は、まだ未定ですので、今後の連絡をお待ちください。
今後もコロナに負けず、みんなで協力し合って頑張りましょう!
2020 冬季英語ディベート合同練習会第2回
1月11日(月)オンラインで、第2回冬季英語ディベート合同練習会が行われました。
生徒の皆さん、大変お疲れ様でした。
最初、たくさんの大学生がヘルプ(ジャッジ)に来ていただきまして、Asian、PDAの両コースとも、貴重なお言葉を頂きました。
過去においてチームジャパンとして日本代表として世界大会に参加した生徒からも、ディベートの勉強の仕方を含め、様々なことを教わることができ、有意義な時間を生徒は過ごせたと思います。
その後、Asianコースは3試合、PDAコースは4試合を行いました。使用したモーションは以下になります。
Asian
R1 THW introduce grade retention system in compulsory education.
R2 THBT developed countries should not require developing countries to adhere to any environmental restrictions.
R3 THW monitor ex-prisoners with GPS.
PDA
R1 THW force companies to place more women in senior positions.
今回は、ジャッジシステムにコンピュータ入力にし、Zoomでディベートを行ってから各ジャッジが入力して集計する方法を導入してみました。
生徒の方は、両部門とも戦った後にモーション解説を通して一生懸命学ぼうとしています。そして、徐々にレベルを高め、他校との交流を通じて力をアップしているようでした。勝ち負けにこだわらず、もっと良いアーギュメントを作るために!とみんな頑張っています。
全国大会参加報告 (第15回 HEnDA高校生英語ディベート全国大会)
12月26日(土)~27日(日)に「第15回全国高校生英語ディベート大会」がオンラインで開催され、本県からは、宇都宮高校・宇都宮女子高校・佐野高校の3校が参加してきたので、ご報告致します。
★予選(6戦)結果
宇都宮高校 10位 84304907ポイント
宇都宮女子高校 11位 84304205ポイント
佐野高校 5位 94504609ポイント
佐野高校の生徒の皆さん(オンライン上で熱戦が行われています)
★大会を終えて
今回は、全国大会のレベルは年ごとに上がっている中で、佐野高校の活躍が本当に素晴らしかった。県大会を3位で通過した時から徐々に力をつけ、予選6試合においては見事に堂々たる5位。
惜しくも決勝トーナメントには行けなかったが、本当に素晴らしい成績を収めた。やはり、多くの練習会やセミナーを経て、栃木全体で力を高めていった結果に他ならない。
栃木県全体としての活躍も見逃してはならない。
宇高・宇女も全国大会上位の常連校。どちらも10位, 11位と健闘した。 全国にチーム栃木を轟かすことになったことは言うまでも無い。
(参加したチームの都道府県全体の成績では、おそらく堂々の全国トップであろう)
このような成績を収めることができたのは、本県の英語部会を陰ながら応援してくださっている方々のご尽力に他ならない。この場をお借りして御礼申し上げたいと思います。それにしても、3校ともよくがんばりました!
全国大会参加報告 (第6回 PDA高校生即興型英語ディベート全国大会)
今大会は、文部科学省後援、一般社団法人パーラメンタリーディベート人材育成協会(PDA)主催による、高校生のための即興型英語ディベート大会で、今年度で6回目を迎えます。全国より66校がオンラインで集結し、日頃の授業や部活動で培った、英語の実践的コミュニケーション能力を競い合いました。
なお、栃木県においても、春季と冬季に2回、同じPDA形式で県大会を開いております。
★結果
3位 神大附属高等学校 (兵庫)
佐野高校(栃木)
富山国際(富山)
POI賞 作新高校より1名
(Breaking Judges(教員) 宇都宮東高校、作新学院高等学校より1名ずつ)
★Motion (論題)
予選1:Wearing a mask should be mandatory.
予選4:Class-size reduction in elementary schools does more good than harm.
準々決勝: Tuition fees for university STEM departments should be free.
準決勝:Prevention of COVID19 should be prioritized over boosting economy
in developing countries.
決勝:Japan should introduce a basic income.
栃木県全体としては首都圏だけでなく、全国的に生徒の発信力がどんどんレベルアップしている中で、参加した4校とも、「授業導入賞」を受賞することができた。これは、普段の授業でディベート活動を行っている学校の授業報告を基に評価されるもので、日頃の成果が認められ、良い結果となった。
今後新たに導入される「論理・表現」の授業においては、スピーチやプレゼン、ディベートによる発信力強化が望まれる。ぜひ、このような大会を通じて授業力をさらに磨いていきたい。
生徒の皆さん・顧問の先生方、大変お疲れ様でした。
また、来年、がんばりましょう!
令和2年度 冬季即興英語ディベート練習会第1回
(宇高、宇東、宇女、大女、矢東、栃女、佐野、宇短附、作新)
この練習会は、来年の3/13(土)宇都宮女子高校で開催される栃木県英語ディベート冬季大会に向けての練習会です。また、第3回の練習会では、HPDU連盟杯の栃木県予選会も開催されます。皆さんが楽しみにしていた、パーラの季節到来!ですね。
その後、簡易的な講義(ルールやロール確認、アーギュメントの作り方の確認)をして、2部門(Asian部門、PDA部門)に分かれて、モデルディベートをジャッジ練習。(ディベートした論題は、AsianがTHW ban tobacco. PDAがTHW ban violent video games. 大学生と宇東の皆さん、ご協力ありがとうございます!)
ここで午前終了。
午後には2~3試合練習を行っていきました。
ディベートした論題(Motion)は以下の通りです。
THW legalize the trade of organs for profit.
久しぶりにパーラメンタリーディベートをした生徒や、まだパーラを始めたばかりの初心者の生徒も多いのですが、それぞれ生徒は切磋琢磨しながら英語力を高めているようでした。
さて、次回は、来年の1月11日(月)オンラインで第2回の冬季練習会が行われます。