小南通信

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「多様性」から人権について考えました

 本日11月14日、5・6限の時間をつかって人権教育講演会を行いました。

 講師に進藤夏葉様をお招きし、「はじめて学ぶ多様な性~LGBTQ+を切り口に多様性を考える~」というテーマで、誰もが安心して過ごせる学校、社会、日常をつくるには今の自分に何ができるかを目的として講話をいただきました。

 「差別や偏見をしていないと思っていても、実は無意識で相手を傷つけている可能性があると知っていますか?」「障がいがある=【弱者】と思っていませんか?」「障がいというものは、【個人】ではなく実は【社会】・【私たち】が作っているもの」などの言葉から、生徒たちは普段の何気ない言動がどのように映るのか、またそれがどのような背景で生まれたものなのかなどについて、はっと気づいたような顔をしていました。ひらめき生徒たちはこれからのために覚えておきたい学び・気づきをメモを取りながら話を聞いていました。ノート・レポート鉛筆

 誰か「だけ」が生きやすい社会では、状況・環境次第で自分が生きずらくなっていくかもしれない。そんな社会を変えるためには、「無意識」に生じる加害性を自覚し、困っている人の「バリア」に気づき、それを意識する必要があります。

 今日の講演が、生徒たちにとって「誰もが安心して過ごせる社会・日常」を作るために自分に何ができるかを考えるいい機会になってくれたことでしょう。

講師説明 

質問をしたりメモを取る生徒 生徒謝辞