建築システム科 定員:男女40名
工業技術のスペシャリストを育てます。
●建築技術コース:建設業界に必要な幅広い学習をします。
●生産システムコース:製造現場に必要な機械・電気の専門分野を学習します。
 
  

建築システム科日誌

花丸 家具製作実習(子供用の椅子製作)【建築技術コース3年生】

 令和7年5月28日(水)、建築技術コース3年生を対象に、家具製作実習を行いました。

 実習では、手工具である鑿(のみ)やのこぎり、かんなを使って、子供用の椅子の製作に取り組んでいます。

 生徒たちは、これまで1・2年生で学んできた木材加工の基礎技術を活かしながら、丁寧に部材を加工し、組み立て作業を進めています。

 一人ひとりが完成を楽しみにしながら真剣に取り組んでおり、木工技術の理解を深めるとともに、ものづくりの達成感を実感できる貴重な実習となっています。

    

 

    

花丸 BIM実習を実施【建築技術コース3年】

 令和7年5月28日(水)、建築技術コース3年生を対象に、BIM(Building Information Modeling) 実習を実施しました。

 BIMとは、建物の設計から施工、管理までの情報を3Dモデルで一元化して扱う建築の最新技術です。今回の実習では、専用ソフトを用いて木造住宅の基本モデルを作成し、立体的な設計や寸法の確認、建材情報の取り扱いなどを学びました。

 生徒たちは、2次元の図面では得られない空間的な理解を深めながら、実践的なスキルを身につけることができました。今後の設計課題や進路選択にもつながる貴重な学習となりました。

    

花丸 デザイン実習(レッド&ブルーチェアの模型製作)【建築技術コース2年生】

 建築技術コース2年生を対象に、デザイン実習として「レッド&ブルーチェア」の模型製作に取り組 みました。

 この実習では、近代建築の巨匠ヘリット・リートフェルトがデザインした名作椅子「レッド&ブルーチェア」を題材に、建築とデザインの関係性を学びました。

 生徒たちは、スチレンボードを材料に、図面をもとに正確な寸法で部品を切り出し、丁寧に組み立てを行いました。

 色の配置や構造バランスにも注意を払いながら作業することで、造形力やデザイン感覚を深めることができました。 建築の枠を越えて、デザインの魅力に触れる有意義な実習となりました。

    

 

    

花丸 建方実習(小屋組)実施【建築技術コース3年生】

 令和7年5月21日(木)、建築技術コース3年生を対象に、木造建築の小屋組に関する建方実習を行いました。 小屋組とは、屋根を支えるための骨組み構造を指します。

 実習では施工図をもとに、母屋・棟木・隅木・垂木など、さまざまな構造材の役割を理解しながら組み立て作業を行いました。

 生徒たちは、実際に木材を扱いながら構造の仕組みや接合方法を学び、図面と現場の関係性についても深く理解することができました。

 今後の技術習得や技能検定に向け、大変有意義な実習となりました。

    

 

    

 

    

花丸 CAD実習を実施【建築技術コース2年生】

 令和7年5月8日(木)、建築技術コース2年生を対象に、JW-CADを使用したCAD実習を行いました。

 この実習では、木造住宅の平面図や立面図の作図に取り組み、CADの基本操作や製図の基礎知識を学びました。

 生徒たちは、寸法の入力や線の引き方、図面の配置などに注意を払いながら、集中して作業に取り組んでいました。

 今回の実習で学んだ内容は、今後の設計課題や建築製図の応用に活かされていきます。建築の基礎を着実に身につける貴重な機会となりました。

    

花丸 建築製図 自由設計(エスキス)【建築技術コース3年】

 令和7年5月12日(月)、建築技術コース3年生は建築製図の授業において、木造2階建て専用住宅の自由設計に取り組みました。

 この日は、設計の第一段階である「エスキス(基本構想)」を作成しました。生徒たちは、与えられた設計条件をもとに、クライアントの立場になって家族構成や生活動線を想像しながら、自分なりの住宅プランを練り上げました。

 実践的な課題を通して、設計の面白さや難しさを実感する貴重な授業となりました。

    

 

    

音楽 手づくりスピーカーが奏でる喜びの音 ~音で感じた「ものづくりの力」~

 本校の特色ある専門教育のひとつ、生産システムコースでは「電子回路とものづくり」を融合させた実践的な実習を行っています。
 このたび、3年生が取り組んだスピーカー製作実習が無事全員完成を迎えました!はんだ付けや部品の組み立て、音響の構造に至るまで、自分の手で仕上げたスピーカーから、お気に入りの音楽を流す瞬間――「音が出た!」「すごい!自分で作ったんだ…」と、教室には驚きと感動の声が響きわたり、生徒たちの表情には達成感と笑顔があふれていました。スマートフォンと自作スピーカーがつながり、音楽というカタチで「ものづくりの成果」を実感する、まさに感動のひとときとなりました。
 こうした実習を通じて、生徒たちは技術力だけでなく、創造力や課題解決力、そして自信を育んでいます。今後も本校では、実社会で役立つ実践的な教育を通じて、生徒の「つくる力」と「考える力」を伸ばしてまいります。

花丸 はじめての建築製図【建築技術コース2年生】

 令和7年5月9日(金)建築技術コース2年生を対象に、「建築製図」を行いました。

 この授業では、建築図面に必要な基本的な文字の書き方を練習しました。

 文字の大きさや形、配置のバランスなどに注意しながら、製図に適した丁寧な文字を書く力を養いました。

 今後の平面図や立面図の作図において、正確で見やすい図面を描くための基礎力を身につける第一歩となりました。

 生徒たちは集中して取り組み、設計への意識も高まっている様子でした。

    

花丸 建築模型実習を実施【建築技術コース2年】 

 令和7年5月8日(木)、建築システム科建築技術コース2年生を対象に、建築模型実習を行いました。

 今回の実習では、生徒たちがCADで作成した図面をもとに、スチレンボードに図面を貼り付け、木造平屋建ての建築模型を製作しました。部材の切り出しや接着作業を通じて、設計図と実際の建物の関係性や立体構成への理解を深めることができました。

 建築設計の基礎を実感しながら学べる貴重な実習となりました。

    

花丸 令和7年5月1日(木) 建方実習(木造軸組)実施

 令和7年5月1日(木)、建築システム科では建築施工実習の一環として、木造軸組の建方実習を行いました。

 実習では、床に描かれたマス目を基礎に見立てて、土台・大引き・根太・火打ち土台を正確に配置し、レーザーレベルを使用して垂直を確認しながら柱を建て、仮筋交いで固定する作業を行いました。

 生徒たちは実際の建方作業を通して、木造軸組工法の基本構造と施工手順を体験的に理解することができました。今後の実習や技能検定に向けて、貴重な経験となる一日でした。