校長室便り

校長室便り

【高校】本校の「オンライン国際交流」が文科省HPで紹介されました!

文科省では、全国で行われている高等学校のオンライン国際交流事例を収集し、文科省ホームページで紹介していますが、特に特徴的な事例として、全部で9件の一つとして、本校の取組が紹介されています。本校の取組は、文科省からも高く評価されています。


https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/koukousei/20210331-mxt_kouhou02-3.pdf

【中学】入学式後の新入生へのオリエンテーション

4月7日(水)、入学式終了後、新入生は旭城ホールで、新中2生による「School  Events」(学校行事)の説明会が行われました。

4月からの学校行事をスライドを使って、中学2年生が、なんと英語でプレゼンしました。新入生にとって、やさしい英語とはいっても、いきなり英語で、というのは、かなりチャレンジングだったと思いますが、写真と雰囲気で何となく分かったようです。(それも凄いですね)





また、プレゼン終了後に、質問コーナーがありましたが、10人くらいから手が上がりました。
例えば、
「どうしたら友達ができますか?」(いい質問ですね!)
「思い出に残っている行事は何ですか?」
「大変だったことは何ですか?」
など、素晴らしい質問です。
説明した中学2年生たちは、質問ぜめにあっていました。
さすがは附属中生ですね。前向きでやる気を感じました。

身近な風景 ~トウキョウサンショウウオ観察会

4月4日(日)、トウキョウサンショウウオ観察会(生息状況調査)を実施しました。
この観察会は、2005年から毎年、4月の第一日曜日に行っています。
今年は、佐野高校10名、とちぎカエル探検隊2名、宇都宮大学1名が参加してくれました。

この観察会(生息状況調査)は、小中高生を対象に、地元の希少な生物であるトウキョウサンショウウオとその生息環境について知ってもらうことと、その年の産卵数をみんなで数えることで生息状況を調査することを目的としています。近年は、佐野高校の科学部の研究とタイアップして行っています。


こんなシーンも見られました(幼生同士の共食いです!)

トウキョウサンショウウオは、栃木県ではレッドデータブックで「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されています。栃木県では、県南地域(佐野市と栃木市)が最大の生息地ですが、近年、様々な要因から急速に減少しつつあります。そこで、生息状況を正確に把握し、保護対策を講じることを科学部とともに進めています。

本種の保護対策として、2年前から科学部によって人工の産卵場を整備しました。
この日は、実際にどこにどれだけ産んでいるかを調査し、卵のうがある場所に、目印として割り箸をたてました。この土地の所有者は、佐野高校のOBということで、とても協力していただいています。

このような雨水が集まってできた水路にも産卵が見られます。


これまでの最高の148卵のうを1時間の調査で確認しました。これだけの卵のうを発見するのは、熱意と根気がいる作業です。科学部の精鋭たちの力は凄いです。一人では、一日かかっても、ここまではとうていできないでしょう。

かなり達成感のある調査です。もちろん、卵のう数を確認した後は、もとあった場所に戻します。これだけの卵のう数から、どれだけの幼生が成長して上陸できるのか、その割合を把握し、それを高めることが保護活動に繋がります。この土地の所有者も、自由に研究に使ってくださいと協力していただいています。


近年は、人の手が加わらなくなった休耕田は荒地化し、産卵に適した環境が急減しています。荒地を探索し、卵のうを発見した時は、かなり嬉しくなります。
しかし、はたしてここで成長して成体になれるのか、と考えると、不安が大きいです。何しろ、水が干上がってしまったら、両生類は生きていけませんから。


この日は、散り始めた桜の花びらが川の水面に浮かび、花びらの滝が見られました。






在来種のカントウタンポポの大群落が花盛りでした。(アマガエルがどこにいるかわかりますか?)
今日は、お陰様で充実した調査ができました。

身近な風景 ~秋山川河川敷の桜並木

3月30日(火)、秋山川の河川敷の桜は、今満開です。

桜並木のある遊歩道は、まさに桜のトンネルです。カメラを持った人たちが大勢訪れていました。



菜の花も満開です。



たくさんのモンシロチョウが飛び交っていました。


本校の前庭の桜も満開に近づいています。

3階の化学準備室から見たクスノキと桜


駐車場わきの桜


正門わきの桜

【中学】女子バレー部の清掃活動

3月30日(火)、今日は附属中「女子バレー部」恒例の清掃活動がありました。学期末や年度末には、毎回、校庭や職員室、廊下などの清掃活動をやってくれています。
玄関前や職員室前の廊下などが、とても綺麗になりました。ありがとうございました。

清掃活動が終わると、練習が始まります。


せっかくですので、部長の永田さんに来年度に向けた抱負を聞いてみました。
目標は何ですか?
→「県大会に出場することです。
県大会に出場するには、どうすればいいんですか?
→「佐野市の大会で2位以内になれるよう頑張ります。

*新人大会では3位までいったそうですので、ぜひ、県大会出場という目標を達成してください! 応援しています。

身近な風景 ~校庭の桜

3月28日(日)、東京都などでは桜は満開を迎えていますが、本校の校庭の桜は、まだ八分咲き程度です。一本の桜の樹でも、下の方の枝では満開に近いのですが、上の方の枝ではまだ、六七部咲きという傾向があります。正門わきの桜は、特にその差が大きいです。入学式まで、なんとか持つような気がします。

正門わきの桜(かなりの老木で、折れそうな枝は切っています。)



正門わきの桜の下の方の枝です。


同じく上の方の枝です。まだまだつぼみがあります。


駐車場わきの桜です。同じような傾向があります。こちらも老木です。


グランドの北側の桜です。やはり上の方の枝は、咲いている数が少ないです。

【ボート部】全国高校選抜ボート大会③

3月28日(日)大会3日目、昨日、予選を突破した本校の女子「舵つきクォドルプル」の順位決定戦が行われました。

順位決定戦には6校が参加し、7位から12位の順位を決定します。

目標は、8位以内の入賞です。(今年度、本校は「女子ダブルスカル」で全国大会8位入賞を成し遂げました。先輩に続く入賞が大きな目標ということです。)


レースに向けて、気合を入れています。


スタート地点に向かって、艇を進めます。

9時50分 発艇(スタート)しました。

1000mを漕ぎ切ります。
スタートで出遅れたようですが、中盤以降、力を発揮しました。

結果は5着で、全体の順位は全国11位となり、8位入賞はなりませんでした。


戦いは終わりました。お疲れさまでした!

10時30分 これから帰途につきます。


*選手からのコメントが届きました。
コックス 岡部華林
「今回の順位決定戦では惜しくも5位となり、目標としていた8位入賞を達成することはできませんでした。しかし、この大会で全国の舞台で戦う他のクルーの強さを実感し、インターハイに向けてさらに強くなれるよう、クルー一丸となって、頑張っていこうという気持ちになりました。今回、私たちが全国選抜という舞台で戦うことが出来たのは、先生方、部員、多くの方々の応援があってこそだと思います。本当にありがとうございました。」

ストローク 松浦はるか
「準決では入賞という目標を達成できず、悔しかったですが、多くの課題を見つけられて良かったです。応援ありがとうございました。」

3番 船渡川優衣
「あまり良いスタートを切ることが出来ず、最下位からのスタートでした。初めは焦りましたが、中盤で落ち着きを取り戻し、ラストスパートで1クルーを抜かすことが出来ました。全国11位という結果を残すことができ、とても嬉しいです。サポート、応援ありがとうございました。」

2番 生熊里彩
「今日のレースは、完全に満足のいく漕ぎができなくて、反省点や課題点が沢山見つかりました。しかし、全国のトップレベルのクルーと一緒にレースが出来たことや艇を並べられたことは、とても誇らしく、非常に有意義な大会を経験できたと思います。今回応援していただき、本当にありがとうございました。インターハイでは必ず、全国に佐野高校の名を轟かせるので、これからも応援よろしくお願いします。」

バウ 藤倉望妃
「今日は満足のいく漕ぎとはいえませんでしたが、多くの方の応援のおかげで最後まで諦めずに力を出し切ることが出来ました。支えてくださった皆様、本当にありがとうございます。」



*次につながる実りのある大会だったのではないかと思います。
予選を勝ち抜き、選抜での同種目参加23校中、全国11位という順位をいただけたことは、それだけでも大きな成果です。自信を持って、次の目標に向かって頑張ってください。お疲れ様でした。

【ボート部】全国高校選抜ボート大会②

3月27日(土)、2日目。
今日は、予選です。女子「舵手つきクォドルプル」は全国から選抜された23校が参加しています。大会は無観客で行われています。

(結果)予選を勝ち抜き、明日の順位決定戦に進出しました!

8時 艇の調整(レギング)を開始します。





念入りにレギングしています。


選手の確認?でしょうか。

10時20分 艇に乗り込み岸を蹴りだしました。
通常は前日に公開練習があるのですが、21日の大雨でブイが流されてしまったため、ぶっつけ本番で試合となりました。天竜ボート場で漕ぎだすのは、これが初めてです。






10時48分 女子「舵手つきクォドルプル」1組がスタートしました。

1組は、1佐野高、2熊本学園大学付属(熊本)、3桐蔭(和歌山)、4松山東(愛媛)、5岡谷南(長野)という強豪そろいの5クルーです。
1位と2位は、翌日の準決勝に進出し、3位~5位は敗者復活戦に回ります。


佐高は一番手前のレーンで、グリーンのユニホームが目印です。スタート直後は4位、という感じです。


ここでも4位です。


だいぶ詰めてきました。3位と4位がほぼ並んでいます。


ここで、佐高が3位に躍り出ました。


最後は2位にも迫る勢いでゴールしました。
https://youtu.be/DINCw-hJTIE
予選3着、素晴らしいレースでした。

なお、大雨の影響で日程が変更になったため、昨日のオンライン会議で、決勝、順位決定のルールが変更となり、3位まで、明日の順位決定戦に出場できることになりました。
つまり、本校のチームは予選を勝ち抜けて、順位決定戦に出場できることになりました。おめでとうございます!

戻ってきました!

13時 やっと一息つき、選手のコメントが届きました。

コックス 岡部華林
「全国大会という大きな舞台に、はじめはとても緊張していましたが、レース直前は声を掛け合い、いつも通りの明るい雰囲気でレースを迎えることができました。力強いクルーの姿を見て、改めてコックスとしてのやりがいを感じました。明日のレースはクルーのために全力で戦いたいと思います。」

ストローク 松浦はるか
「今日のレースは終始冷静に漕ぐことができ、ベストタイムが出せたので達成感がありました。明日は一つでも上の順位を狙って頑張ります。」

三番 船渡川優衣
「1組目を3位で通過し、明日の順位決定戦への出場権を獲得しました。試合では前半に他の艇に離されそうになりましたが、得意の後半で巻き返すことができました。今までの練習の成果を出すことが出来てよかったです。明日の順位決定戦では、今日以上にクルー全員で息を合わせて少しでも良い結果が残せるように頑張ります。
コロナ禍で学校行事など多くが中止になり大変な世の中ですが、私たちボート部がよい結果を残して多くの方々を勇気づけられるように頑張ります。明日の応援もよろしくお願いします。」

二番 生熊里彩
「目標通り、予選通過できて、まずほっとしています。明日は全力を出し尽くして精一杯楽しんで漕ごうと思います。」

バウ 藤倉望妃
「急なクルー変更で、あまり練習できなかった中で、先輩と先生にたくさんご指導いただき、今日、予選を勝ち抜けて、とても嬉しいです。明日はさらに良い結果が出せるよう頑張ります。」


明日の順位決定戦で乗る艇のレギングをしています。

*充実したレースが出来て良かったですね。明日も応援しています。

【ボート部】全国高校選抜ボート大会①

3月26日(金)、静岡県浜松市「天竜ボート場」に無事到着し、受付、荷降ろしなどを行いました。


*戸田先生から、写真が届きました。

天竜川の周囲の桜は、満開のようです。






*18時からオンラインの会議があり、その後、ミーティングを行い、士気を高め合いました!

*明日は、いよいよ予選です。頑張ってください。