校長室便り

校長室便り

【中高】「愉快なクリスマスコンサート」 in こどもの国

12月25日(日)今日はクリスマスです。佐野市こどもの国で「愉快なクリスマスコンサート2022」が開催されました。会場は入れ替え制でしたが、立ち見も出るほど、大勢のお客さんが来てくれました。

 

本校の吹奏楽部は、アンコールを含めて、5曲演奏しました。

<まず、演奏を聞いてみたい方はこちら↓>

1曲目:Xmas Swingin’ コレクション(約9分)

    https://youtu.be/tfif5t97xTk

2曲目:A列車で行こう(約2分30秒)

    https://youtu.be/zgGRAiwPH_Y

3曲目:そりすべり(約3分)

    https://youtu.be/xKj-69iEv78

4曲目:嵐「愛を叫べ」(約3分)

    https://youtu.be/_9eD2u4Pwaw

5曲目:「スーパーカリフラ……」(約4分)

    https://youtu.be/9AJdqNHY7nc

 

<当日の生徒の様子を見たい方はこちら↓>

当日は朝8時集合です。出席確認後、打楽器を搬入し、他の楽器は邪魔にならない場所で練習しました。

(写真は中村先生の撮影です)

 「愉快なクリスマスコンサート」は10時スタートですので、お客さんはまだ誰も来ていません。

 

*10時くらいから、全員そろってチューニングが始まりました。

 

*11時から、本校の演奏が始まりました。

司会のお話で場が和んでいきました。

1曲ごとに大きな拍手をいただきました。

お客さんもクリスマスコンサートを楽しんでくださいました。

アンコール曲も終わり、皆さん満足してお帰りになりました。

今日は聞きに来ていただき、ありがとうございました。

部員の皆さん、お疲れ様でした。

そして、メリークリスマス!

 

【高1】宇都宮大学 iPU 修了式

12月24日(土)15時~、宇都宮大学「峰が丘講堂」で、令和4年度宇都宮大学グローバルサイエンスキャンパス(iPU)の修了式が行われました。全国各地の高校から参加した受講生41名の総代として、本校1年生の戸室葵さんが、「修了生謝辞」を述べました。

宇都宮大学の学長に「修了生謝辞」を述べる戸室葵さん

 

修了式の会場となった宇都宮大学峰キャンパスにある「峰が丘講堂」です。この建物は、文化庁から登録有形文化財に指定されている由緒ある建造物で、様々なテレビドラマや映画の収録にも使われています。

2階席から見ると、こんな感じです。

修了式に先立ち、受講生一人一人による「1分間スピーチ」が行われました。

戸室さんは、スピーチの中で、この講座を通して、20名以上の大学の先生方の研究を知ることが出来たことと、研究の計画を立てる力を身に付けることが出来たことなどを伝えていました。

 

受講生全員(41名)による「1分間スピーチ」の後、15時から「修了式」が行われました。

宇都宮大学の学長が、宇都宮大学のスクールカラーである青いラインの入った正装で、式辞を述べられました。宇都宮大学が、この修了式をいかに重視しているかが、伝わってきます。修了生も、同じ青色の布のようなものを首からかけています。

学長式辞に続いて、県教委から来賓祝辞があり、最後は「修了生謝辞」がありました。「修了生謝辞」は41名の代表ですので、高校の卒業式でいえば「答辞」にあたります。誰がやるのかなと思っていたら、なんと、本校の戸室葵さんが、指名されました。本当にびっくりしたサプライズでした。急いで写真が撮れる位置に移動しました。

約2000字に及ぶ立派な内容でした。7月の開講式から今日の修了式までの期間で、何を学び、何を身に付け、自分がどう変わったかをわかりやすく伝えることで、関係された方々に心からの謝辞を伝えていました。式典終了後の担当者のお話によると、戸室さんが作った原稿には、戸室さんの思いが詰まっており、一切手を加える必要はなかった、ということでした。

戸室さんは、本日で「基盤コース」を修了し、明日からは「才能育成コース」に進級します。才能育成コースでは、宇都宮大学の研究室に配属され、大学や大学院レベルの研究を開始します。科学史に残るような研究を期待しています。応援しています。

 

【高2】「佐野の民話」を世界に広めるプロジェクト

12月22日(木)、高校2年1組の渡邊春樹君と2組の山口美礼さんが取り組んでいる「佐野の民話を世界に広める」プロジェクトの打ち合わせで、佐野ユネスコ協会会長の熊倉勝様と井川克彦様が来校されました。

左手前が熊倉会長です。担当の川俣先生も同席されました。

 

渡邊君と山口さんは、課題研究として、佐野ユネスコ協会が作成した「佐野の民話」を英訳し、外国の方にも知ってもらうプロジェクトを昨年度から取り組んでいます。二人は、たくさんの民話の中から、親しみやすい20編をセレクトし、SGクラブの仲間たちと協力して、英訳作業を進めています。こうしてできる英訳本を佐野ユネスコ協会が発行してくれることになりました。

英訳に当たっては、ノア外語学院 の代表取締役でもある井川様のご協力をいただき、一部の英訳作品のネイティブチェックを行いました。20編の英訳は生徒6名で分担して行っていますが、英訳して終わり、ではなく、できたものをみんなで読み合わせし、意味が伝わるか、表現を吟味する必要がある、というアドバイスをいただきました。

また、英訳本を読んでもらいたい読者として、どのような人たちを想定するのか、もし、子ども達だとしたら、そうとう噛み砕いた、やさしくわかりやすい表現でないと伝わらない、というご意見もいただきました。

3月いっぱいまでに、そうした作業を行うことが出来れば、6月くらいには出版できるのではないか、という見通しも熊倉様からお示しいただきました。

生徒たちは、やるべきことが明確になりました、と来校されたお二人に感謝の気持ちを伝えていました。

とても有意義な打合せが出来ていたと思いました。

「佐野の民話」を世界に広げるため、頑張って下さい。応援しています。

(左から)ノア外語学院の井川様、佐野ユネスコ協会の熊倉様、渡邉君、山口さん

【中高】クリスマスコンサート& 打楽器三重奏

12月22日(木)今日は終業式でした。放課後12:30から、中高の吹奏楽部による恒例の「クリスマスコンサート」が行われました。

部員や顧問の小林先生も、サンタやトナカイのコスチュームで雰囲気を盛り上げました。

 

部員のMCによってコンサートが進行しました。

A列車で行こうhttps://youtu.be/KIkqsFGfnyw

そりすべりhttps://youtu.be/q8rBPNF4SV

https://youtu.be/1rwScadkzjE

アンコールhttps://youtu.be/gPjcIgWGq7g

 

最後にサプライズとして「打楽器三重奏」の演奏が披露されました。

「打楽器三重奏」は、県南地区アンサンブルコンテストで「金賞」を獲得し、12月26日(月)に「栃木県総合文化センター」で行われる県大会に出場します。クリスマスコンサート終了後、リーダーの小松原さんの曲目紹介の後、県大会で演奏する曲が披露されました。とても素晴らしい演奏でした!

https://youtu.be/ZWzfrH41Yn0

【高2】「コミュニティナース交流会 in 佐野市こどもの国」実施報告

12月19日(月)昼休み、17日(土)に「佐野市こどもの国」で「コミュニティナースって知ってる?実際に相談してみよう!」と題する企画を実施した高校2年生4名が、報告に来てくれました。

荻野莉佳さん(2-3)、五十嵐沙月さん(2-3)、松村唯愛さん(2-4)、堀野悠香さん(2-4)

 

コミュニティナースって知ってる?」という企画のタイトルですが、確かに「知りませんでした」。ナースは看護師のことかな、という程度でした。

4人はもともと、地域医療に興味を持っていて、課題研究として「健康づくり」をテーマに研究を始めました。いろいろ調べていくうちに、コミュニティナースのことを知ったそうです。

ナース(看護師)は通常、医療に携わっていますが、医療だけでなく、悩みを持った患者さんや高齢者の話を聞いたり、一緒に何かをすることなどのコミュニケーションを図ることで、患者さんや高齢者の不安が無くなったり、気持ちが楽になり、健康につながる効果があるそうです。

小さなお子さんを抱えたお母さんも、子育ての悩みを持っていることから、今回はコミュニティナースの方と佐高生のコラボにより、「佐野市こどもの国」に子供と一緒に来ているお母さんが、コミュニティナースの方と相談できるよう、子どもの面倒を見たりすることでサポートしました。

子ども達とは、折り紙でクリスマスツリーの飾りつけを行いました。緑色のツリーには、まだ、飾りはついていませんね。

ずいぶんたくさん作っていますね。

子ども達は、皆、集中して折り紙を楽しんでいます。

完成したものをツリーに貼っていきます。

その間に、お母さんたちは、コミュニティナースの方と、子育てに関する相談をしています。

コミュニティナースを始めたのは、実際の看護師さんでしたが、この活動で必要なのは、看護師の資格ではなく、誰かと一緒に楽しんでつながること、だそうです。また、相談にのる対象は、患者さんや高齢者に限らず、悩みや不安を抱えている人ならば、誰でもかまわないそうです。

コミュニティナースは「町のおせっかい屋さん」のような存在なのだそうです。

4人は、この日、11時頃から準備し、16時頃まで、子どもたちと遊んだり、話し相手になっていました。おそらく、小さな子供たちにとっても、高校生のお姉さんと遊んだり、話せたりしたことは、とても楽しかったり、集中できたりする体験だったのではないかと思います。4人の高校生も、子ども達にとってのコミュニティナースだったのではないでしょうか。

私自身も、正確なところは、まだ十分理解できていませんが、このような視点から、心と体の健康づくりに貢献できることを4人から教えてもらいました。

課題研究がどのような内容になるのか、とても楽しみにしています。

当日の最後に、本校生4人とコミュニティナースの方たちと一緒に撮ったワンショットです。

クリスマスツリーは、色とりどりの折り紙の飾りで一杯ですね。4人の頑張りが伝わってきました。

【高3】「音楽Ⅱ」選択者による「宝島」(動画配信)

12月19日(月)6限目、3年生文Ⅱの「音楽Ⅱ」選択者9名による「宝島」の発表会がありました。9名の中には吹奏楽経験者もいましたが、初めての人もいました。9月から週3時間の練習のみで、ここまで仕上げてきました。吹奏楽部の演奏とは比較できませんが、9名の演奏には、純粋に音楽を楽しむことの喜びが感じられました。

https://youtu.be/1p196jZUs6k

演奏前の最後の練習です。

いよいよ演奏が始まります。

本番の演奏は一発勝負でしたが、うまくまとまりました。ソロパートもたくさんありましたが、気持ちよさそうに吹き切りました。音楽を楽しんでいることがストレートに伝わってくる演奏でした。

演奏後、全員から感想を聞きました。共通していたのは、本当にやれるか不安だったけれども、ここまでできて楽しかった。という達成感や満足感が感じられました。そんな素晴らしいステージに招待してくれて嬉しかったです。

【高2】さようなら!彩さん(2週間の体験入学)

12月16日(金)。今日で石澤彩さんの2週間の体験入学は終了です。朝の職員打合せの前に、石澤さんから、お礼の挨拶がありました。佐野高校で「一生の友達」がたくさんできたことを嬉しそうに話してくれました。

 

 

とても心のこもった日本語の挨拶に、先生方からも大きな拍手が送られました。

2年3組のクラスメートとは、清掃終了後、屋上で記念撮影を行いました。

女子生徒が手に持っているのは、彩さんからの手紙です。昨日の夜遅くまで、一人一人に、びっしりと日本語でメッセージを書いてくれました。たった2週間でしたが、クラスの垣根を超えて、多くの生徒たちと仲良くなっていました。「海外からの体験入学」を受け入れるのは、本校としても初めてのケースでしたが、やってよかったと心から思いました。

女子生徒とジャンプ!

男子生徒ともジャンプ!

ちょっと切ないお別れでした。

この後、ご家族と彩さんとで、校長室に挨拶に来てくださいました。

石澤ファミリーとの記念撮影です。

 

いつもやさしく親切な、担任の清水先生

親身になって面倒を見てくれた川俣先生

学年主任としてやさしく見守ってくれた大宮先生

*今度は、オーストラリアの高校生とオンラインで交流することを約束してお別れしました。

同じ高校2年生として、大学進学目指して頑張ろう、と生徒たちとも誓い合っていました。また、遊びに来てくださいね。

【卒業生】アメリカの大学へ進学(報告)

12月15日(木)放課後、この春卒業した後藤秋浜君が、アメリカの大学への進学が決まったことを報告に来てくれました。Wichita  State University   Aerospace Engineering  ウィチタ大学(宇宙工学科)に来年の1月に進学します。

高校生の時、木村先生に英語を鍛えてもらったそうです。

高校を卒業してからは、留学のサポートをするエージェント(東京)で、特に英語の勉強(英文で600字のエッセイを作成)などを進めてきました。その結果、アメリカの4つの大学(いずれも宇宙工学を学べる大学)に合格しました。おめでとうございます。進学するウィチタ大学は、宇宙工学が盛んなカンザス州にあります。

来年1月11日(日)に日本を出発し、17日から授業が始まるそうです。将来は、NASAなど、宇宙工学に関する施設で働きたいそうです。頑張ってください。応援しています。

【高2】佐野市長との「新春対談」収録

12月14日(水)午後、高校2年2組青木藍花さんが、佐野市長、佐野商工会議所会頭との「新春対談」の収録に、高校生代表として参加しました。青木さんは、新装「佐野サービスエリア」のスタンプのデザイン作成に協力したことが縁で、佐野市長から招待されました。

収録直後の様子

 

対談終了後、佐野市長のイスに座らせていただきました。

 

また、12月15日(木)の17時からは、広島県の地元紙「中国新聞」のオンラインインタビューを受けました。

青木さんは「第7回 2022年度ひろしまジュニア国際フォーラム」に参加し、様々な活動を行っています。本校の中学3年生や高校2年生が、広島や長崎に修学旅行に行く事前学習として、「平和に関するワークショップ」を開催したり、平和新聞を廊下に掲示したりしています。

渡り廊下での「平和を知ろうコーナー」展示

そのような活動をしていることを、中国新聞(広島県)の記者が注目し、紹介していただけることになったそうです。1月9日に発行する「成人の日」特集の紙面で紹介されるそうです。

選択4教室で、中国新聞の記者から、オンラインインタビューを受けました。

 

*青木さんは、今年度、様々なことにチャレンジしました。一つ一つは地道な活動ですが、いろいろな方から評価されることで、大きな自信にもなっているようです。今後も、ますます頑張ってください。応援しています。